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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 346
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

増山江威子さんのご冥福をお祈りいたします。

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1.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
第二作目は「MGM」という会社の功績にスポットを当てた構成になっているのでアステア&ケリーのダンスを挟みつつも、なんとなく散漫になっちゃったかな、という気がしないでもない。(スペンサー・トレイシーやキャサリン・ヘップバーン「アダム氏とマダム」マルクス兄弟「オペラは踊る」まで使われているもんな)それでも使用されているミュージカル・シーンは目を見張り特に「I Like Myself」(「いつも上天気」ジャン・レノ=レオンが見てたあの映画。DVD化切に希望)」などはアクロバティックなケリーのダンスの集大成である気がする。(だから「ブリガトーン」のダンスはなんとなくアステアと比べてしまい、物足りないんだよなぁ。ま向き不向きの問題なんだけど)
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-29 23:38:37)
2.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
MGMミュージカル・アンソロジー第一作目のこの映画のポイントは誰がなんと言っても「スター」これに尽きる。アステアはある意味別格なのだがやっぱりこの映画会社を支えていたのはケリーとジュディだったのだなぁ、と胸が熱くなる(特にジュディの「愛しいクラーク・ゲイブルさま」は本当に嬉しい)テイラーやシナトラはここではおまけ。やっぱり特筆すべきはエスター・ウイリアムス(水中ダンスのあの絢爛さを見よ!)とかミッキー・ルーニー(ジュディとのお約束「音楽をやるんだ!」カッティングの連続には笑ってしまう)を見て幸せに浸ろう。DVDは私の宝物。でなぜこの映画が9点か、といえばそれはラスト、なぜ「巴里のアメリカ人」なぞを持ってくるんじゃ~!これこそ本当に「ザッツ・エンタテインメント(from バンド・ワゴン)」だろうが! 
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-29 23:22:53)(良:2票)
3.  砂漠の流れ者 《ネタバレ》 
ステラ・スティーブンスはこの映画が撮影された当初、腹を括ってヌードになったにも拘らずそれを汲み取ってくれない、現場ではただ撮影を進めていたペキンパーに対して不満があったそうな。ところが時が経ち改めて映画を見ると「本当に自分のきれいな体に敬意を持ち、スクリーンの上で『聖女』として扱ってくれた」として最大限の感謝を持っているという話を本で読んだ。(アリ・マッグロウ、イセラ・ヴェガと並ぶペキンパー3大聖女と私は名付けたい)この映画を包むのは大いなる「優しさ」と西部劇の持っていた「大らかさ」。だからこそ自動車に引かれて死んでしまう男の最後ですら尊厳さの漂う不思議な映画になったのではないでしょうか。ペキンパー映画の純粋なエッセンス。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-27 11:15:42)(良:2票)
4.  叫びとささやき 《ネタバレ》 
ベルイマンの映画の中でも結構わかりやすいのでは、と思いましたが内容はずしんと胸に来る話です。肉体関係を拒絶し、精神的な潤いを求めて苦悩する長女。逆に体の触れ合いに溺れ不倫に走る三女。死を目前にして孤独な状況から逃れたくて今は亡き母親の愛情を求めている次女。そんな苦しみを抱える彼女らに対して神様は沈黙をし応えてくれない。寂しさを埋めあえる姉妹たちであるはずなのに次女が発作を起こしたその瞬間、触れ合いすらも拒絶し直視できない現実。必死に看病をしていた女中の大きな胸につつまれて息を引き取るその姿は聖母マリアの宗教画を想像させ、神の奇跡の存在を感じてしまいました。ところが死後見つかった彼女の日記には過去に長女・三女と一緒にブランコに乗ったという形だけの繋がりを「最高に素晴しい瞬間」と記しているだけで女中への賛辞、感謝などこれっぽっちもなかった、という事実。「女性の魂の奥底はこんな色なのではないか」ということでフェイドイン・アウトに赤色を使用した、というベルイマンの説明ですが女性にも限らず、人間の奥底に潜むどろりとした思いと性質をこれでもか、と見せ付けられへこみました。キリスト教徒では私もありませんのでこのくらいしか理解できませんでしたが、女優の演技も含めて一見の価値ありかと。でも御覚悟を!
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-18 03:32:19)(良:1票)
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