1. サスペリアPART2
PART2ですが、制作年度は「サスペリア」より前という珍邦題です。当時はオカルトブームで、お蔵入りになっていた未公開作品がよく劇場で公開されたものでした。残念ながら劇場で見る機会を逸していたのですが、やっと見ることができました。展開のテンポが私の感性にちょっと合いませんでしたが、結構面白かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-06 17:02:34) |
2. サスペリア(1977)
見る価値があるか、と問われれば、イエス。傑作か、と問われれば、そうでもないところがあります。公開当時、見たかったのだけれど、ついに映画館に足を運べませんでした。リアルタイムで見れば、もっと高い評価だったろうに、と思いますが、いかにも中途半端なこの点数で。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-26 09:39:21) |
3. 殺人遊戯
とにかく作りが荒いです。ま、それを言っちゃ、おしまいってところもありますが。緊張感の乏しい銃撃戦や、しっかり見せきらないベッドシーンなど、不完全燃焼部分が多々あります。しかし、松田優作の魅力は出ているし、他の役者陣の顔ぶれを見るだけでも楽しいところがあります。目くじら立てず、DVDやビデオなら、鑑賞してもOKってところです。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-26 09:16:36) |
4. 砂漠の流れ者
《ネタバレ》 「砂漠の定住者」の物語でしたね。主人公が何を目指しているのかが私には最後まで不明でした。土地に根ざしたいのか、復讐を遂げたいのか、新天地を目指したいのか。そう思って見ていたら、仇敵はひょっこり現れるわ、自動車が現れるわ、さあこれからと言うときにあっさりと終わるわ、びっくり仰天の連続でした。ちょっとコミカルなタッチの異色ペキンパー映画です。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-05 00:25:50) |
5. ザ・ドライバー
ウオルター・ヒルが絶頂にある頃の傑作と思います。実に渋いです。好きな映画なのに、なぜか吹き替えでしか見たことがありません。いつかDVDでじっくり見ることにします。アジャーニは英会話の特訓を受け、この撮影に望んだそうです。 [地上波(吹替)] 9点(2007-08-16 21:18:07) |
6. ザ・カー
《ネタバレ》 謎の車が人を轢きまくる。理由・説明一切無しで誠に潔い作品。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-08-15 21:27:14)(笑:1票) |
7. サブウェイ・パニック
公開当時の評判は「予想外に面白い」というものでした。リアルタイムで観る機会を逸し、後にテレビでの鑑賞となりましたが、「予想以上に面白かった」です。ロバート・ショウは本当に良い役者ですね。原題はアメリカ映画らしくちょっと無味乾燥に思えます。いっぽう邦題は軽すぎるのだけれども当時のパニック映画ブームを反映していて、これはこれでよいかと今は思えます。犯罪映画、サスペンス映画がお好きな方に、とてもお薦めの作品です。 [地上波(吹替)] 8点(2007-05-20 23:10:39) |
8. 叫びとささやき
公開当時、映画評論家たちの評価は絶賛の嵐でした。わたしは名画座に足を運び、どんなものかと鑑賞しました。作品としての完成度は高いと思いましたが、どの登場人物にも感情移入できず、途方に暮れたのを覚えています。理解するには若すぎたかもしれません。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-06 22:06:22) |
9. 三銃士(1973)
活劇の面白さ満載。軽い感じで良し。 見るなら「三」「四」続けてね。 [映画館(字幕)] 5点(2007-02-16 22:00:41) |
10. さすらいの二人
ミケランジェロ・アントニオーニ、ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダーの異色の組み合わせです。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」とは異なり、マリア・シュナイダーが健康的な美を披露してくれます。ストーリーは大きな盛り上がりもなく、淡々と進み、観客を一気に突き放す結末へと向かいます。クライマックスの長回しの撮影方法が物理的に説明が付かず、今でも不思議です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-05 21:19:14) |
11. さすらいのカウボーイ
ピーター・フォンダが「イージー・ライダー」で稼いだ金をつぎ込んで作った秀作という評判でした。見る機会を逸していましたが、近年、ニュープリントの再映を見ることができてよかったです。ヴィルモス・ジグモンドの撮影が素晴らしいです。原題と邦題のギャップに当時の映画興行のあり方が感じられます。これをドンパチものの西部劇として宣伝したようですが、それはいかんでしょう。内容は実にしみじみとしていて、味わいの深い物静かな映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-03 20:53:53) |
12. サンダーボルト(1974)
《ネタバレ》 むかし試写会で、その後テレビで二度鑑賞しました。公開時の宣伝は、ギャングのドンパチもの扱いでした。これは看板に偽りありの誠にインチキ予告編で、キャノン砲で人を撃ちまくるのかと期待させておいて、そりゃないぜ、といった感じです。過剰な宣伝は作品評価を危うくするものです。しかし、見るたびに自分の中ではこの作品に対する評価が上がりました。観賞後にちょっとせつなさを感じさせる佳作ですね。 [試写会(字幕)] 7点(2006-12-30 20:55:19) |