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1.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
生活感溢れる、脂まみれの台所を覗いているような感覚こそが 韓国映画の持ち味だと思います。  この映画に関してもまさにそう。 ギトギトに脂ぎっていて、下手に触れたら手が脂まみれになりそう。 手を洗ってもしばらくは脂臭さが抜けないような、不快感さえ感じて しまいそうな映画です。  この感覚は、黒澤映画の「天国と地獄」で感じたものと同じです。 しっかりと「人」と「時代」が描けているからこそこのように感じるのでしょう。  この監督の映画を観ていると、名監督独特のリズムを感じる絵造りや、 脚本、演出が感じられ、緩急自在に映画全体を監督が支配していることが 感じられます。  それに加え、やはり俳優陣の名演技。 俳優が俳優として見事な仕事をしています。 特に主演のソン・ガンホ。牧歌的なおじさんという見た目ながら、 演技の鬼とでもいうべき熱演から目を離す事が出来ませんでした。  この韓国映画独自の持ち味は貴重。 見ておくべき映画のひとつです。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-02-10 22:49:27)
2.  猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 《ネタバレ》 
聖戦記(グレート・ウォー)という壮大な物語を 想起させるタイトルに偽りあり、という映画でした。  実際の舞台はほぼ猿の収容所のみ。 人間に捕まったシーザーが受難し・・・というお話なのですが。  初代猿の惑星から約50年。 人間の想像力と表現力はCGの進化と反比例して 退化してしまったのか? と皮肉りたくなるような映画。  特に最後のデウス・エクスマキナっぷりは もはやコントにしか見えず。  ここ数年数々の起源物が公開されましたが、 この映画も例に漏れず駄作としか言えないものでした。
[映画館(字幕)] 4点(2017-10-23 15:39:43)
3.  百日紅 ~Miss HOKUSAI~
淡々と、楽しくも切ない日々を描く日常系アニメというジャンルだと思います。 とはいえ、ワンクールの連続アニメの構成を映画として持ち込んでしまったのは失敗。ぶつ切りのエピソードの羅列となってしまい、物語に大きな柱が存在しないので、え、これで終わり?と何とも拍子抜け。このストーリー展開であれば、物語の折々で触れられていた父の影から脱却。自分なりの絵の模索、自立、嫁入り、出戻りと結局ダメ人間の父を捨てきれない娘としての葛藤が柱となり得るとも思うのですが。  さらに、この音楽。なんでこんな音楽にしてしまったのかが解らない。普段は淡々と静かな音楽なのに、突然現代風のギターが鳴り始めても興ざめなばかり。いくら印象的なシーンだけに使われているとは言え、唐突感でいらっとしてしまいました。  雰囲気は良いので、もう少し構成と音楽に気を遣って欲しかったです。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-01-04 20:49:29)
4.  ザ・ウォーカー 《ネタバレ》 
起承結で出来ているような映画でした。オチを最初に思いつき、そこから物語をくみ上げていって、転の部分をどこかに置き忘れてしまったような物足りなさ。ヒロインを救うために本を渡したことで、自分が運ぶべきは本という物ではなく、本の謳う精神性であることに気付き、30年来の放浪から解放される-悟りを開いて目的の地へ誘われれるという転の部分をあまりにもおざなりに描いてしまったために腰砕け。最後のオチはしてやられましたが、映画全体としてはこの点数が良いところです。
[インターネット(字幕)] 5点(2015-05-16 00:08:56)
5.  砂漠でサーモン・フィッシング 《ネタバレ》 
地質調査と言いつつ、地面の土をちょいと眺めて良い土だ、と呟く程度で済ませる。この映画を端的に表しているシーンだと思います。あくまで主人公たちの恋愛がらみのエピソードがメイン。巨大プロジェクトはドラマチックな効果を生むための添え物に過ぎません。そのような構成のせいで恋愛もプロジェクトもすっかすかで中身が薄っぺらいものに。テレビでやっていたらちょっと見てみる程度がお似合いな映画です。
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-15 20:05:49)
6.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 
覇王別姫という芝居を、人生で体現してしまった役者の物語でした。それが悲劇なのか、それとも蝶衣の望みが叶ったと観るかは難しい問題。女形になることを頑なに拒み続ける少年時代の蝶衣。有力者の前で覇王別姫を演じるにあたって、石頭によってキセルを口に咥えさせられて強引に女形であることを受け入れさせられる。あれは処女喪失の暗喩で、あの瞬間から蝶衣は女になってしまったのでしょう。そこから始まる愛憎入り交じった大河ドラマは見応えのあるものでした。
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-12 14:42:19)
7.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》 
猿側メインの話でした。過度に人間に肩入れしようとするシーザー。ナンバー2のコパはその肩入れが歯がゆく、猿側に被害者が出るという事件を経てとうとうシーザーを武力で追い落とし群れのリーダーにおさまってしまう、というのが今回のお話。解りやすい悪役。正義の優等生。要所要所、解りやすいエピソードで話を転がす。終始優等生的な脚本で流れるように話が展開するので逆に違和感を感じてしまいました。口当たりが良すぎて印象が薄くなってしまった映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-02-18 16:42:01)
8.  鮫肌男と桃尻女 《ネタバレ》 
タランティーノのようなクライムアクションを撮りたかったんでしょうね。狙いは解りますが、いかせん制作者の力がついていかなかった惜しい映画。興味深いキャラクターや小ネタは面白いものがありますが、それが追いかけっこという大きな流れにほぼ絡まず、といった具合。脇道ばかりに力を入れて本筋はおざなりといった感じでしょうか。その辺が残念でした。しかし山田というキャラクターの特異さは特筆物でした。
[DVD(邦画)] 5点(2015-01-15 18:55:38)
9.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
全般的に雑な作りでした。特に物語のキーとなる薬についてのあれやこれやの酷さは目を覆いたくなるもの。あれだけ重要な薬にも関わらず、あっさり家に持ち帰り父親に投与する。その時点でも首を傾げるものですが、会社の威信のかかっている改良薬も無造作に家の冷蔵庫に保管しており、シーザーに奪われる。果てはその薬で猿たちに知性が目覚める。パンデミックの原因にも繋がる最重要な部分です。物語の背骨となるべき薬の処理を筆頭に、あまりに雑な展開、設定が多いため、最後の方では見ながらげんなりしていました。あまりにも有名で偉大なタイトルに繋げるためとはいえ、これではちょっと肩透かしです。
[地上波(吹替)] 4点(2014-10-17 20:51:28)
10.  ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 
どんな映画にも出てくるトラブルメーカー。私利私欲で突っ走ってコミュニティを危険に落とし込む人物。そんな厄介な人物をディカプリオが熱演しています。楽園と呼ばれるビーチ、そこには若者を主体としたコミュニティが形成され、面白おかしく暮らしていた。そこにやってきたディカプリオのせいでコミュニティが危険に陥れられ、最終的には大人(現地人)によって現実が突きつけられ、幻想の楽園は終わりを迎えるというお話。それにしてもラスト。ディカプリオがのたまう一節、お前がいうかという脱力感はもう何とも言えない胸くその悪いもの。
[映画館(字幕)] 3点(2014-09-24 00:36:15)
11.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
演劇の文法で作られた映画です。良く言えば見る側がお約束を承知しておくのが前提、悪く言えば演劇独特の押しつけがましい緩さが根底にあるので受け付けない人も多いと思います。お約束を前提にした無理のある展開や物語の薄っぺらさや笑いどころの強要がそれです。受付なさはコメディというジャンルのせいではありません。例に漏れず私も見ている内にどんどん冷めてきて最後はうすら寒くて見ているのがきつくなってしまいました。設定は面白いんですから、演劇の緩い文法で満足するのではなく、映画の文法でもっと詰めて作ったものがみたいと思いました。
[地上波(邦画)] 4点(2009-10-06 00:31:02)(良:1票)
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