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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  最前線物語 《ネタバレ》 
長い版があるとは知らず、2時間弱のバージョンで見ました。  戦場の悲惨さを熱くならず、クールに描いたところがよい。エピソードの連続なので、時にホッとしたり笑えたりするところがあるのもいいです。「生き残った者が勝ち」というのは、戦争のみならず人生そのものに当てはまることで、そういう点でも評価したいです。4人の若者はそれほど個性的に描かれていたわけではありませんが、現実的にはこんなものかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-20 10:54:16)
2.  細雪(1983) 《ネタバレ》 
これも久々に劇場で鑑賞しましたが、とにかくすばらしいのひと言。映像面はもちろんですが、科白回しが絶妙。古式ゆかしい大阪言葉から生まれるリズムが、とても心地よい。ああいう言葉から日本独特の七五調が生まれたのかと、勝手に納得しました。市川作品では、2人の人物が言い争うとき、その2人を素早く切りかえすという演出がしばしば見られますが、本作ではそういう場面はありません。そういった激しさは似つかわしくない言葉なのです。そんなやまとことばの美しさを堪能できました。 物語的には、昭和十三年という激動の時代に、旧家4姉妹の変遷をうまく重ね合わせています。姉妹4人とも好演ですが、特に雪子役の吉永小百合。雪子というのは何を考えているのかよくわからない人だったのですが、物語を通し最後に至って、人の心を思いやれて、なおかつ頭がいいという人物像が浮かび上がってきます。彼女のお見合いが話を進めているようなところもありますし、実質主人公でしょう。とらえどころがなさそうで実は奥が深いという雪子を、吉永小百合がみごとに演じきっていました。 そして、最後に幸子がつぶやく「いろいろあったけど、結局なんも変わってへんな」という科白。もちろん、あれだけいろいろあったのだから、何も変わらないわけがありません。でも変わってほしくないという人の哀しさがにじみ出てしました。しかし案外、人間というのは本質的なところでは変わらないのではないかという期待も含ませているように思われます。いずれにせよ、すばらしいドラマを締める印象的な科白でした。 今回見直して、こういう映画の魅力を味わえる日本人に生まれてよかったとつくづく思います。ふだんはそんなことはまったく考えたりしないのですが。そんな映画を製作してくださった皆さまと、再び鑑賞する機会を与えてくれた「午前十時の映画祭」に感謝を。
[映画館(邦画)] 10点(2014-04-29 11:30:35)
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