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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  ザ・シークレット・サービス
なにも老齢のイーストウッドに無理やりラブストーリーを付けなくてもいいのに。 折角のサスペンスに水を差す結果に。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2017-10-26 18:53:51)
2.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 
四面楚歌でもよく知られる項羽と虞美人を描いた京劇を軸に、とてもよく練られた中国映画の大作。3時間近い長尺で、前半は少しダルいのだが、文化大革命からの終盤は物語に引き込まれる。因果応報、諸行無常、人間の弱さ、人生の悲哀がたっぷりと詰まっている。  親に捨てられ京劇の養成所に女形として育てられ、心も女になっていき、兄弟子の石頭を愛してしまう小豆。石頭が小楼、小豆が蝶衣の名でスターに登りつめたものの、蝶衣のほうは醜悪なパトロンに目を付けられて慰みものに。一個人ではどうにも抗えない運命に流されてしまう悲哀を感じる。 小楼と付き合う女郎の菊仙に、激しい嫉妬をぶつける蝶衣。完全に男1女2の三角関係だ。でも、体が男の蝶衣は、役の上での覇王と別姫で男女の関係を味わうしかない。体は男で心は女というギャップが蝶衣を常に苦しめる。  日中戦争、文化大革命と時代にも翻弄される。日本軍はまた例のごとく粗暴で極悪人としてしか描かれていないのだろうと思ったが、それよりも中国軍のほうが鑑賞態度が悪くて一座と騒動になる一幕も。蝶衣が目をかけた捨て子の小四が、新体制の共産思想にかぶれて反旗を翻したのも印象的だった。  蝶衣が小四に追い出される形で覇王別姫の役を奪われ、しかも小楼がそれを容認するという裏切り行為。小楼は少年時代に兄弟子として蝶衣の罰を引き受けたくらいなのに、あの頃の姿はいつの間にかなくなっていた。それどころか、文化大革命で処刑されそうになって、命惜しさに蝶衣と菊仙を売る姿は見苦しいことこの上ない。絶望した菊仙が首を吊ったのも十分共感できる。  蝶衣に取って代わって別姫役を得た小四が、新たな権力に突き落とされるのも皮肉がきいている。蝶衣が虞美人として自害したのもラストにふさわしい。 終盤は畳みかけるような展開で、思わず見入ってしまった。重厚な人間ドラマを見せてもらって満足。
[DVD(吹替)] 8点(2016-10-12 22:27:03)
3.  ザ・ペーパー
スクープをめぐって戦場のような紙面づくりの現場。 新聞社の舞台裏が興味深い。 ロン・ハワード監督の職人技で計算しつくした構成と演出。 登場人物が多いのに無駄なくすべてを収集させる緻密な脚本は三谷幸喜を思わせるが、それよりもスピード感がある。 ただ、そのことが長所でもあり短所でもあるような。 息もつかせぬ展開で実に良くできていると感心するけれど、全体的にゴチャゴチャと密度が濃すぎて忙しない印象。
[DVD(吹替)] 6点(2014-09-21 20:57:14)
4.  さまよう魂たち
ホラーとコメディは同居するには相性がよくないと実感。 これはその典型で、コミカルな要素が緊張感を削いでいる。 アクション、ラブストーリーの要素もあって欲張りすぎたようで、散漫で中途半端な印象になってしまった。
[DVD(吹替)] 3点(2014-08-05 21:50:51)
5.  ザ・エージェント 《ネタバレ》 
会社をクビになって陥ったどん底から奮闘するエージェント。 それと並行して、シングルマザーとのラブストーリー。 結論から言えば、トム・クルーズらしく予想通りの大円団。 まとまってはいるが、特に新鮮味もない。
[ビデオ(吹替)] 5点(2014-04-21 18:37:07)
6.  39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 
心神喪失での無罪判決には腑に落ちないことが多いので、このテーマは興味深い。 完全犯罪を狙ったというよりも刑法第39条への問題提起。 対立する立場である鑑定医の香深を共犯者と呼んだことに主人公の真意が表れていた。  ただ、愛する幼い妹を惨殺された工藤の犯行は共感できるけど、その恋人は理解できない。 いくら工藤を愛していても、見ず知らずの男と夫婦になってまで犯行に協力するなんてありえない。 工藤がマンションに侵入したら畑田が妻を殺していたというのもあまりに都合がよすぎる。 ストーリーに無理のあるところを幾つか感じたが、緊張感が漂っていて見応えはあった。
[DVD(邦画)] 6点(2013-08-07 23:29:01)(良:1票)
7.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
英国の凄腕諜報部員と戦闘は専門外の化学者がテロに立ち向かうハメに。 反目しながら次第に相手を認め、苦難を乗り越えて目的を果たして最後は友情が芽生えるという王道パターン。 定番すぎる物足りなさは少し感じるが、迫力満点のカーアクションやサスペンス性に引き込まれる。
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-17 21:02:18)
8.  鮫肌男と桃尻女
原作がマンガだけにそれぞれのキャラがとても個性的。 何種類もあるという大村崑のホーロー看板の話をする岸田一徳がいい味を出していた。 アクの強い作品で好き嫌いが分かれるだろうが、全編悪ノリしたアウトロー物語って感じ。 タランティーノは好きだけど、これはその粗悪品みたい。 特に笑わそうとしてる部分がほとんど合わなかった。 笑えないギャグ混じりのシーンをタラタラと見せられてると厳しい。 山田のキャラも狙いすぎてて引く。 冒頭とそれにつながる銀行強盗のシーンはよかったんだけど。
[ビデオ(邦画)] 1点(2013-06-27 22:06:05)
9.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
孤児院を飛び出して広い外の世界を体験したかったホーマーの心情は共感できる。 シャーリーズ・セロンの美貌が印象的。 こんな人妻がそばにいたら気持ちが持ってかれるのもわかるが、出征している旦那が気の毒すぎる。 美しい人妻との恋に溺れて院長の呼びかけにも戻らなかったホーマーに、院長の落胆はいかばかりだったろう。 さまざまな事件は起きるが特別な悪人がいるわけではなく、それぞれのルールで精一杯に生きている。 サンダーハウス(林檎園)の小屋に住んでもいない者が押し付けたルールなど受け入れられない。 そんな黒人たちからは、ルールは自分たちで決めるという強い意思が伝わってくる。 もっとも、この作品に登場する人たちのマイルールは、時にずいぶん自分勝手なものもあるのだけど。 直面した現実にそぐわない法律を破って中絶手術をするホーマーには、明らかな心の変化が見られる。 孤児院に戻って院長の役目を果たす姿には、孤児院を飛び出す前とは違って曇りがない。 温かく育ててくれた院長や孤児院のありがたさは、外の世界に出なければ実感できなかったのかもしれない。 決して派手ではなく静かだけれど、いい映画だ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2013-01-17 22:00:15)
10.  催眠 《ネタバレ》 
催眠と多重人格って、それで何でも説明できてしまうから、夢オチと同じで飛び道具のようなもの。 辻褄合わせにもってこいなので、よっぽどうまく使わないとずるい印象を与えてしまう。 ところが、この飛び道具を2つ使ったのに、ストーリーがめちゃくちゃで辻褄の合わないことだらけ。 刑事(宇津井健)が拳銃で死ぬ場面などは噴飯もの。 金属音を聞くまいと劇場の外に逃げ出そうとするが、なぜ先に耳を押さえない? それに河童のエピソードが自殺するような理由なのか? だいたい催眠でどういう暗示を与えるにしても、誰でも自殺に追いやられるというのが説得力がない。 極めつけは、由香が宇宙人だか化け物だかに変化したシーン。 心理サスペンスと思っていたのに、突然オカルト的なホラー展開になった。 怖いというよりも、口があんぐり。 緑の猿の正体が人間の心だといわれても、話が完全に破綻しているのでわけがわからない。 菅野美穂の熱演だけがむなしく光る結果となった。
[地上波(邦画)] 2点(2013-01-07 00:32:23)
11.  櫻の園(1990)
とても静かな映画で、ストーリーの起伏が少ない。 ガールズトークを延々聞かされるのもきつい。 一昔前の女子校のリアルな雰囲気が繊細に描かれているが、それを見せられて何?って感じもする。 ありがちな事件だけに普遍性があり、特に女子校出身者はノスタルジーに駆り立てられるかも。 ただ、自分には静かすぎて少し退屈だった。 それでも、ラストはなんとなく切なくなってしまうのが不思議。 その年代にしかない瑞々しい何かが、この映画には描かれているのだろう。 生徒たちが自然体で映っていて、中でもつみきみほが抜群の存在感を発揮している。
[地上波(邦画)] 4点(2013-01-03 00:36:01)
12.  ザ・中学教師 《ネタバレ》 
原作は別冊宝島の「ザ・中学教師」シリーズ。 そのシリーズは幾つか読んだことがあるが、リアルな現場の声が聞けてなかなか面白い。 映画も、よくある学園ものではなく、リアルな分、地味な感じ。  長塚京三演じる中学教師は、生徒がこんな先生がいたらいいなと願うような熱血先生でも面白い先生でもない。 金八先生やGTOの鬼塚先生とは、まったく異なる教師像。 生徒とは距離を保ち、真面目に淡々とした姿勢で向き合う。 それが教師としてのプロ意識。 教師という役に徹し、生徒に対しても生徒という役を要求する。 あくまで、役の上での関係性だ。 だから、マラソン大会が成功しても、この教師と生徒に人としての交流は生まれない。 教師が笑顔もなく拍手でたたえても、生徒はシラケて黙っている。  こんな面白みのない教師を軸に、ストーリーを展開されてもねぇ…。 映画に求めるのはリアリティではなく、エンターテイメントだから。 リアルなら、生徒にいい顔ばかりする安っぽい女教師(藤田朋子)より信頼できるけど。 でも、慕うことにはならないだろうな。  スケッチ的な描き方で、一本芯になるものがない。 いじめ、シンナー、家出、無関心、不登校、ナイフによる教師への傷害…。 さまざまな問題が提示されるが、エピソードがあまりリンクしておらず、散漫な印象を受ける。 映画である必要が感じられず、原作を読んだほうがよっぽどいい。
[ビデオ(邦画)] 2点(2012-12-10 00:18:39)
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