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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  座頭市と用心棒 《ネタバレ》 
倒産寸前の大映を立て直すべく、勝新太郎と三船敏郎、若尾文子、嵐寛寿郎、寺田農、監督に岡本喜八など最高に豪華でアクの強い俳優陣を揃えた。 特に勝新太郎と三船敏郎のピリピリ具合が凄い。 実際に酒を飲んで撮影に参加、セリフも不明瞭で動きでだけで演技を押し通す。 役者として三船敏郎にブチ切れる勝新! 勝「何でこんな奴と一緒にやんなきゃなんねーんだよ。ふざけやがって・・・ブチ殺すぞ大根野郎」 三船「面白え。やれるもんならやってみやがれドめくら」 共に多くの修羅場を潜って来た者が出せる殺気に満ちた二人のやりとり。 視聴者はワクワク、制作陣は心臓バクバク。 流石に最盛期ほどのキレが無い三船だが、その存在感とユニークで油断ならないキャラは中々のもの。 勝新も機嫌を取りながら「いつか殺す。ぜってー殺す」と虎視眈々と隙を狙うような眼光がたまらない。 とにかくファン必見の映画。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-08 23:50:32)
2.  三里塚 辺田部落 《ネタバレ》 
小川紳介のドキュメンタリーは傑作が多いが、この「三理塚」シリーズの辺田部落も凄い。凄すぎる。 自分達の仲間や先祖が眠る共同墓地が他者に蹂躙されるのではないか、“奪われる”のではないかという恐怖、警官に逮捕され何をされるのか解らない恐怖、恐怖、恐怖。 権力に挑む農民たち、人間同士の魂のぶつけ合いを捉えてきた本シリーズだが、不当な弾圧や村を引っ張る若き青年団の逮捕、時期的にも厳しい冬場と次から次に問題が起こる畳み掛け振り。とても苦しい1年間を2時間強に収めた監督たちは凄い。 何せ人々の闘いを捉え続ける傍ら、小川プロも資金不足やフィルムのやりくりでどうにか撮影を続け作品を完成させていたのだから。 NPRという機械、それに1950年代頃から映画史の舞台裏を支える事になる「ナグラ」を揃える事で可能となる同時録音のシステム。撮影された70年代、「ナグラ」はまだまだ高価な機材だ。 人々が同時に語るシーンで、その威力は大いに発揮されている。 農民たちの執念を、小川プロも執念で応える。素晴らしいです。ドキュメンタリーってこんなにも血が通っているのかと感動しました。
[DVD(字幕)] 9点(2014-09-30 22:08:15)
3.  叫びとささやき 《ネタバレ》 
ベルイマンが「処女の泉」や「狼の時刻」といった作品で神を否定したり、性欲や精神的な病、他者との関わり等何処か尖った印象のある作品が多い中、この作品以降は人間に対する愛情や憎悪のようなものを突き詰めた傾向に移っていく。  ガンに侵され死期が迫る女性、そして彼女を中心に彼女が発病するまでの様々な出来事を回想していく。  三姉妹の愛と憎しみの連鎖が刻まれた作品。
[DVD(字幕)] 9点(2014-05-20 18:36:13)
4.  ざくろの色 《ネタバレ》 
音楽&伝記もので面白い映画を探している人に是非ともオススメな作品であり、加えてアンドレイ・タルコフスキー好きにはもっとオススメしたい作品。  タルコフスキーの盟友であるセルゲイ・パラジャーノフが送る不思議な音楽伝記映画。  アルメニア生まれの詩人サヤト・ノヴァの生涯を独特の映像世界で描いていく。 タルコフスキーのような映像の美しさ、狂気、幻想的な空間。 ノヴァの恋人からミューズや天使と複数の演技をこなすソフィコ・チアウレリの見事な演技。  普通、前衛的な映画はストーリーが無いので難解で取っ付き難い。 だが、この物語はノヴァの生涯に渡って繰り返される苦悩が強烈な映像によって綴られているのだ。 いかにノヴァが苦しみもがいているのかを、少しでも眼で感じられるように。 もしかしたら、言葉では現せないほどの苦悩とノヴァは戦ったのかも知れない。 物語で流される柘榴(ざくろ)の“鮮血”は、彼が血を振り絞るほどの苦悩を繰り返したという事なのだろうか。 「我が生と魂は苦悩の中にある・・・」のセリフと共に。  生涯に渡って渇き、潤いと安らぎを求めた詩人の数奇な物語。
[DVD(字幕)] 9点(2014-05-14 17:27:54)
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