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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

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1.  さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
評価が低いのが目につきますが、私はりんたろう監督を含む関係者達のこの作品に対する思い入れの強さを感じ好感です。とにかく私はメーテルが好きだ!いや、メーテルの声の池田昌子さんの声が好きといった方がいいかもしれません。(確か[エースをねらえ!]お蝶夫人もこの人)彼女の強さ、弱さが十分に表現されたドラマです。全体的にダイジェスト版と言われようが、荒廃した惑星であのメーテルからのメッセージ、再会、そして彼らを取り巻く人達の愛に触れ成長していく哲郎。そう、この哲郎に自分自身を投影させラストで青春の幻影であるメーテルとの痛い別離が私自身「あぁ、大人にならないといけないんだな」と思わせてくれます。物語のつなぎ目がおかしかったり、前作と同じような展開だったり、やっぱり二枚目の哲郎に違和感を覚えたり”?”なところはあるにしてもこの作品は素晴らしいです。崩れ行く鉄橋の上を疾走していく999、「ソイレント・グリーン」のオチような大アンドロメダの真実、母と子、父と息子の物語等感動シーンは数知れず。しかもラストではメアリー・アックレガー(誰?)の情感あふれるテーマをバックに涙を流すメーテルや過去の名場面が!999をリアルタイムで観ていた私としてはそれなりの思い入れがあり、この作品を観るとその時の感動や、メーテルにほのかな恋心と多少エロチックな妄想を抱いていた気恥ずかしさを思い出します。そういう私に「いつかは必ず別れが来るけど、君もそれを乗り越えないとね」とそっと肩を押してくれている気がします。劇中のBGMはどれも心の琴線に触れ物語にマッチしてます。ただラストの城達也のナレーションは盛り上がり過ぎて要らないと思いますね。「さらば、メーテル!!さらば、スリ~ナイン~っ!!」ってんな事言わなくても十分伝わってるのに。後ウェイトレスのメタルメナが折角999を救った自虐的行為が誰にも気づかれないと言うのは、彼女の霊も浮かばれません。
8点(2003-04-08 01:11:01)(良:1票)
2.  13ゴースト(2001) 《ネタバレ》 
恐いか?と言われると背筋が怖気立つような恐怖も無いし、オバケ屋敷的なビックリ度もない。びっくりしたのが意外と家族ドラマが盛り込まれていた事。出てくるオバケは痛々しいサディスティックな容貌で、血を見たい人は飛びつくのかな?でもあんな角張った住み心地の悪そうな家貰っても困るよなぁ。お手伝いさん、絶対早死にすると思ってましたが最後まで生き残りました。
5点(2003-04-03 06:23:16)
3.  サイレント・ランニング 《ネタバレ》 
確かにあのロボちゃん達(名前がついたのはドローン3号が死んでから)の生なましい動きに感涙しました。しかもラストでは一体のロボちゃんが草木に水を与えるシーンで、水をやるへこんだジョウロに古臭いイラストがあるんですがそれだけで悲しい、涙が出ます。なんだか不必要になったロボットを投影しているようで...ただ主人公が元々自然を守る為に意図的に土星へ向かったのに助けを請うのか、何故自然を作る事をあきらめ自殺してしまうのかが理解できない。決して中が良かったとは言えないが苦楽を共にした仲間たちを殺害してまでも守ったものが何だったのか明らかでないので置いてけぼりを食らいました。一緒に自殺(?)したロボットも故障したとはいうけど、どこが故障したのか、もう一体とはなんら変わらない。「故障した」というから故障したのでしょうが見てる方としては「そうなんだ。」と理解せざるを得ない。そしてここまでキャラクタを創り上げたロボット。そういう中で彼(ロボちゃん)を道連れに主人公が心中するのは身勝手でしか思えない。
6点(2003-03-08 22:08:15)
4.  さよならゲーム
いつ見ても皺くちゃ老け顔のスーザン・サランドンには女性的な魅力には乏しい。この作品ではもっと母性的で肉感的な女優さんを起用して欲しかったです。彼女の演技がどうこうと言うわけではないんですがね。ティム・ロビンスが意外と野性的でセクシーな演技してましたが、ラストのあっけない去り際には感動もへったくれも無し。でも素っ裸で投球するシーンは笑えました。余計なお世話かも知れませんが、最終的にフラれたスーザンと落ちぶれたケビンがくっつくのはお互い良くないよ。で、この作品主人公は一体誰なのよ。
5点(2003-02-25 04:18:51)
5.  サイン
あらら~...やっちゃった??まさかね、いやいやまさかと思っている内に終わっちゃいました。今もって不可解なミステリーサークルの謎をそのまんまで解釈してくれていいか悪いかは別として期待通りでした。ただ実際UFOや宇宙人説に信憑性が無いだけにそれを観客に説得させる何かが欠けているんですよね。劇場版川口博探検隊な感じと言えばいいのでしょうか。ニュース映像で「ホントにショッキングです!」と司会者の言葉の後にそのまんま”あれ”が映ったときは大爆笑、その後にホアキンの「Oh!!」ってセリフにも。キスチョコみたいなアルミホイル帽子をかぶったシーンは笑う所?UFOの中継シーンは笑う所?死ぬ前の妻が吐いた「振って!!」は笑う所?そしてその通り(運命どおり?)主人公の弟が思い出のバットで”あれ”を撃退するのは笑う所?ちなみにこれら全てのシーンを私は笑いました。だぶん、シャマラン監督って青年期にでもこういう作品を目をキラキラさせて見ていたのでしょう。そしてそれを純粋に映画にしたかったのでしょう。そこに家族の再生物語を取り入れたかったのでしょう。大げさなテーマソングで始まるオープニングとか見てるとそんな感じがしますよね。しかし妻が非業な死を遂げたにせよ、それで信仰を無くし牧師を辞めるとは余りに自分本位、志が弱すぎるのでは?しかもラストでは一連の運命を受け入れ牧師に戻る。目に見える奇跡を信仰と思うのは牧師の心理描写としては安直ではないか?シャマラン監督には遠藤周作の「沈黙」や「イエスの生涯」を読んで勉強して欲しいです。いい点を上げるとメル・ギブソンとホアキン・フェニックスが意外と兄弟としてしっくりしている所(リバー・フェニックスよりメル・ギブソンの方がよっぽど似てる!)カルキン少年の喘息の演技が上手い所(昔小児喘息を患った私なので)カーペットやカーテン、駐車場、上空からの町並みなど時折ミステリー・サークルの脅威を暗示している所。”あれ”が攻めてきたと言うことを家の中だけで表現している所。...です。
5点(2003-02-25 04:02:23)
6.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
家庭を愛す精神分析医のマイケル・ダクラス、理解のある貞淑な人妻のファムケ・ヤンセン。まずこの二人がどう考えても夫婦には見えず、現実味が無い。例えば元々不仲で事件をきっかけに「やっぱりこの人しかいない」と思わせるならばこの二人に説得力もあろうが...ストーリーも先が読めて陳腐。犯人たちには個性が無いし、物語のキーであるブリタニー・マーフィーも役が中途半端だし。しかも犯人から逃げたいという理由で何年も精神病院で演技しつづける程頭がいいという設定なら、もっと他に逃げおおせる方法もあろうが。ラストも白々しい解決だしね。物語に深みがない薄っぺらな作品。
4点(2003-02-13 00:38:04)
7.  サウンド・オブ・ミュージック
何度観ても色褪せない良さがここにあります。開放的で生き生きとしたマリアを演じるジュリー・アンドリュースに、厳格な性格から次第に彼女に影響されていくトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマー。子供達は長女と末っ子以外は少しインパクト薄いですが、音楽を通して成長していく様は見ていて気持ちがいいです。長女と後に彼女達の脅威になる青年との淡い恋、そして「SIXTEEN GOING SEVENTEEN」の楽曲が大好きです。心を歌で表現するというヘタすると気恥ずかしくなるミュージカルですが、この作品に関してはそういった鼻につくような事は全くありません。小さいときに母親に見せられその時は何のことやら判りませでしたが、成人して観ると新たな発見があり、やはりこの作品の良さに感動しました。
8点(2003-02-12 01:36:23)
8.  ザ・リング
映像や特殊効果は凝っているんですが、全体的には「リング」のおいしい所をかいつまんで大雑把な作品に仕上がってました。大きく違うのはサマラちゃんは少女で、貞子の様に霊的な存在ではなくモンスターとして描いている点。となれば当然顔見せOK。その顔も子役の演技不足を含めあどけなさの残る可愛い少女からは脱出できず、ラストで驚くはずのシーンも肩透かしを食らってしまう。別にオリジナルがいいというわけでも無いですが、心理的恐怖を狙うのならやはり日本版をもっと研究して欲しい。一体誰があのビデオを作ったのか?という問いかけをしておいて結局その回答は無く、霊感を持った息子は物語が進むにつれ協力なパワーを身につける都合の良さ。しかも半ばこの少年の導きで母親がサマラの怨念を開放したのに、最後には都合が悪くなると「何で助けたの!!」と理不尽な事セリフ。全くもって困ったちゃんである。馬が船から投身するシーンはすごかったですが、動物愛護協会から訴えられない事祈ります。
5点(2002-12-25 02:20:31)
9.  ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
「ゴースト・ワールド」のような独特の世界観が良かったです。しかも登場人物がへんちくりんでグウィネス・パルトロー、ダニー・グローバー、そしてビル・マーレーのなりきり振りはビックリです。笑えるところと笑えないところの境界線がいまいち良く判らなかった作品でしたが、その雰囲気には圧倒されましたね。ロイヤルが住む所を追い出されて絶縁状態の家族に「余命幾ばくも無いから最後に一緒に暮らしてくれ」と言って同居を始める。彼のいい加減さにあきれながらも憎めないキャラをジーン・ハックマンがおかしく演じています。ま、とにかく登場人物すべてが憎めないキャラクタでした。なんでもない小道具にしてもこだわりがあって監督自身のマニアックなところが伺えて、葬式でアディダスのジャージの黒バージョンを着せるところなんかも細かいですよね。
6点(2002-11-06 05:57:17)
10.  ザ・ショック
ダリオ・アルジェントと同じく独特のザラつき感と所々鮮やかな映像で楽しませてくれます。かつて棲んでいた屋敷に再婚した女性が越してきますが、この館には何かある…不可解な行動をする息子、次第に精神状態が不安定になっていく母親。そしてラストで明かされる秘密。不気味ですね。全編観ているこっちの神経を逆なでするような映像とストーリー展開にはグラグラ来ます。「ザ・ショック」と言う程ビックリな演出や展開はありませんでした。何が恐いって妙に甲高い子供の声が恐かったですね。あと、主役のお母さんは人妻にはどうしても見えない。かといって若い訳でもないんですがね・・・ま、演技の問題かな?
5点(2002-10-09 07:19:04)
11.  サイダーハウス・ルール
私にはイマイチ心の琴線には触れませんでした。友人を裏切り、中絶までしている彼女と肉体関係まで結んでしまった気持ち、その後彼女を諦められる彼の心情が理解できませんでした。あえて手を出さずにほろ苦い初恋として終わらせて欲しかった気がします。孤児院の住人達の人物描写は細かいし、子役達も堂々と演技をしているのは観ている側にも十分伝わってきましたが....
6点(2002-08-14 04:14:45)
12.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
人の心が読める超能力者とかっていう設定はよくあれど、その逆手を取った題材の勝利ですね。しかも主役のサトラレ第7号(安藤君ね)の思考を綺麗にし過ぎていないところ(フツーに人の印象を思ったり、エッチな事も考えたり)が良かったですね。祭りのシーンでは軍隊がいろんな人に変装してマニュアル通りに任務を遂行していくところとかも面白かったし、祖母の手術を病院内の人たち全員がその思考を聞いて一喜一憂しているのも面白かったです。そもそも八千草薫を起用した時点でもう泣かせ作戦成功ですよ。あの方、演技は抜群に上手いってわけじゃないんですが日本のやさしいお母さん的なビジュアルと独特の雰囲気を持ってるんですよね。夜桜で健一を負ぶって病院に運ぶシーンは、もう何度見ても涙腺が緩みますがあれだってあんな華奢な八千草さんが子供負ぶって必死で走ろうとしているところに観客が感動するんだと思うんですよ。ラストで強引に鈴木京香のナレーションでまとめようとしたのは納得いきませんが、桜の美しさに免じて許してあげましょう。主役にサトラレであることをバラして、その後の彼の苦悩とか成長物語を見たかった気もします。そのせいか意外と印象の薄い安藤君でした。後院長の回診で同僚の見解を突っ込むサトラレの声が院長に聞こえていないのは不思議に思えました。
7点(2002-07-30 01:17:44)
13.  殺人捜査
この物語、めちゃめちゃ難解です。ストーリーが難解というわけでは無く、主人公の人物描写がです。公安部長に昇進した主人公は愛人を殺害するんですが、どうもその後の行動がおかしいんですよね。わざと自分の証拠を残したり、警察に対して挑発したり。そしてこの愛人との関係がまた複雑。過去にあった殺害シーンを再現してカメラに収めたり、主人公が性的不能の為変りにお互いののしりあってエクスタシーを感じている。もうこの構図からしてあやしい。ただ次第にこの主人公がホントは何がしたいのか明らかになっていくんですがこれまでの過程が十分に生かされてました。気になったのはこの主人公とそれを取り巻く男たちの描き方。権力に翻弄されながらも快感を感じる男たち、ベットシーンでなぜか男がパンツを脱ぐシーンがどアップ、やたらと顔が近い男たち。直接的な表現は無いんですが、ホモっぽい世界観を感じてちょとむさ苦しかったです。しかしこの作品の重厚な描き方に脱帽です。
8点(2002-05-04 13:07:30)
14.  SADA 戯作・阿部定の生涯
阿部定事件を元に彼女の人生に重点をおいて描かれた作品。何故彼女が情夫を絞殺し、陰茎を切り取るような奇行に走ったのかという事よりも、彼女の波乱万丈な人生を重点に描いているので事件の核心には迫っていません。ただ終わり近くに警察に逮捕された当時の写真が映るシーンがあったのですが、彼女を含む全ての関係者が全員何故か笑っているモノで、これはある意味その辺の心霊写真よりも恐ろしかったです。強引極まりないテーマソングに、薄っぺらな展開にはイマイチこの作品の良さが解らなかったのですが、実話&大林監督と言う事を考えると仕方が無いのかもしれませんね。ハンセン病の岡田とのシーンは強調的に表現されていたのが印象的でした。でも大島渚監督の「愛のコリーダ」とは違い、様々なセックスシーンを滑稽に思えるように撮ってしまったりするあたり、この監督ってやっぱりこういう事にはあまり興味がないんでしょうね。キャストに関しては黒木瞳って綺麗かも知れませんがどうもセックスシンボルにはなりえず、嶋田久作は明らかに演技不足で不快に感じました。
4点(2002-01-27 20:02:24)
15.  サン・ピエールの生命
何故、ジュリエット・ビノシュがこうまでも囚人に思い入れするのかが不明なんですよね。好きになったと単純に思っていればそれもわかるんですが。ルコント監督の作品って大きく分けてテンポ良いドラマ(タンゴ)とじとっと重~いドラマ(仕立て屋の恋)に分かれると思うんですが、この作品は後者ですね。ジュリエット・ビノシュが囚人を逃がそうとするシーンは涙があふれました。
7点(2002-01-06 06:47:57)
16.  鮫肌男と桃尻女
のほほほ。これははまりますよ。キャラクタ一人一人がしっかりと立っているので思わずのめりこみます。これは独特の世界観でこだわりが感じられるので繰り返しみても色んな発見がありますよ。銀行強盗のシーンで「お金を下さい。」のテープには笑いました。浅野忠信って演技は上手くないけどこの作品ではいい味ですね。ヒロイン役の小日向しえも大健闘。
9点(2002-01-06 06:33:45)
17.  ザ・プレイヤー
冒頭の長回しシーン、スゴイのかもしれませんがこれは意味あるんでしょうか??
5点(2002-01-06 06:24:35)
18.  里見八犬伝(1983)
当時真田広之と薬師丸ひろ子って噂になりましたよね。絶対お似合いだったのにィ。とにかくJAC(ジャパンアクションクラブ)の集大成でしょうか。魅力たっぷりの豪華キャストにハラハラドキドキの展開。ラストでお互いが馬に乗って走って行くシーンなんてもう、少女マンガですよね。夏木マリの最期はあなおそろしや…
7点(2002-01-06 06:21:58)
19.  ザ・インターネット
マイペースな在宅のお仕事ってええなぁ~。
5点(2002-01-06 06:04:18)
20.  催眠
もう、特殊メイクがいかにも作り物見え見えなのに、それをこれ見よがしに見せつけられて胸クソ悪い!宇津井健が目玉焼きを切るシーンなんて「ぐちゃぐちゃ。」耳障りで仕方が無かったです。後半で知らず知らずのうちに催眠を掛けられ、金属音に恐れおののくくだりは観客すらも「もしかして...?」と思わせて良かったんで、3点獲得です。「赤いシリーズ」そのまんまの宇津井健の演技の進歩の無さには哀しくなりましたね。
3点(2002-01-06 06:01:30)
010.18%
140.72%
2152.68%
3274.83%
46611.81%
59216.46%
610719.14%
712021.47%
87613.60%
9417.33%
10101.79%

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