Menu
 > レビュワー
 > かんたーた さんの口コミ一覧
かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  白と黒のナイフ 《ネタバレ》 
う~ん、皆さんの評価は高いようですが僕はそれほど面白いと思いませんでした。↓の方が仰っているように最近の洗練されたサイコスリラーを見慣れてしまっているせいか、チト物足りない印象を受けました。大体主人公は過去に自分が関わった事件で罪の意識を引きずっていて、だからこそそれを彷彿とさせるような嫌疑を掛けられた男の無実を証明することによって思いを断ち切れたハズなのに、最後の最後になって「やっぱり犯人でした!」というのはいくら何でも救われ無さすぎじゃ?こうなるとクラズニーの行いが本当に悪いものだったのかどうかも分からなくなってくるし…。それがこの作品のミソなのかもしれませんが、僕個人としてはどうもイマイチしっくりと来ませんでした。ただタイプライターの“t”の文字を打つシーンではやはり鳥肌が立った。グレン・クローズはこんな異常な男に命を狙われたからこそ、後に自分自身が恐ろしいストーカーに変貌しちゃったのかな?と思いました(笑)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-18 15:22:25)
2.  四月 《ネタバレ》 
グルジアの巨匠オタール・イオセリアーニの脅威のデビュー作!…はっきり言ってこれは傑作だと思います。俳優の台詞を一切排除し、字幕もオープニングのタイトルとクレジットだけに抑えた、まさにムルナウの「最後の人」をそのまま地で行ったような作品。“音と映像が一体になってこそ、そこに初めて映画が生まれる”という監督の信条通り、サイレントのような静謐さとトーキーにある力強さを合わせ持っています。後半、主人公二人が移り込んだ無機質なアパートに次々と持ち込まれる家具類の数々、物質主義の批判とも取れるこれらの品々を見ていると、まるで無声映画に割り込んできた音声<トーキー>のようにも思えます。そして驚くべきことにこの無駄な家具が増えていくに連れて、何と主人公たちも無駄な言葉を発するようになる!モンタージュやスローモーションなど古典的な技法を用いつつ、撮影法も一見シンプルに見えて実はかなり工夫されているように感じました。実際かなり実験的な作品ではありますが、恐ろしく完成度が高く、もしかしたら彼(イオセリアーニ)の最高傑作かもしれません。兎に角僕のつまらないレビューなんかよりも早く本編を観て下さいというのが正直な本音です。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-03 17:57:21)(良:1票)
3.  死者の書
「した、した、した。かの人の眠りは覚めていった…」という岸田今日子の語りで始まる本作は、日本が誇る人形アニメの巨匠・川本喜八郎監督の最新作。原作は日本文学史に燦然と輝く折口信夫の名作「死者の書」とのことですが、僕は全く読んだことも無ければ今の今まで知らなかったのでストーリーについては語れません。ですが美術に関しては間違いなく今までの作品の中で最高峰!郎女の人形の持つ気高さと高潔さ、そして死者と化した大津皇子の恐ろしくも輝くばかりの精彩を放つ美しさ。これぞまさに川本美学の真骨頂!個人的には「鬼」や「道成寺」のように良い意味でもっと“暴れて”欲しかった気もしますが…。何はともあれ完成して良かった、師匠のトルンカも草葉の陰から見守っていることでしょう。それからひとこまサポーターの皆様も本当にお疲れ様でした。
[映画館(字幕)] 8点(2006-02-21 16:16:09)
4.  ジャイアント・ピーチ 《ネタバレ》 
実写以外のパートは面白かったです。ピクサーの『バグズ・ライフ』と同じように(こっちの方が先だけどネ)それぞれ昆虫のキャラクターに個性があり、愛嬌もある。特にあのクモさんの動きの妖しさと言ったらもう、堪りませんでした。それから僕も普段物事を何でもかんでも悪い方向に考えてしまうので、「見方を変えれば良い」という言葉には感銘を受けました。何気に『ナイトメア~』のジャック船長(笑)が特別出演しているのも嬉しいです。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2005-12-04 17:12:50)
5.  少女の髪どめ 《ネタバレ》 
こういうのを無償の愛って言うんでしょうね。最初は鳩に小石を投げ付けていた主人公が、純真な少女との出会いからやがては純粋な心へと入れ替わっていく。それだけに最後まで主人公に対してお礼一言言わない少女の仕打ちがちょっと酷いようにも思えるけど、本編終了後には"バラン"という名前の意味を知ることが出来て良かったです。この手の映画では本家「シベールの日曜日」よりも嫌らしさが無くて好きかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-29 20:47:58)
6.  シンデレラマン
普通に良い物語です。名誉の為でなく権力の為でなく、ただ愛する家族を助ける為だけに闘い続けた男の実話。中でも主人公が昔の仕事仲間の所へ募金を求めに行くシーンは泣けました。「これだからハリウッドのハッピーエンドは…」とか難癖付けるのが馬鹿らしくなってくる。いつしか自分もボクシングの観客の一人になり、客席からジム・ブラドックを応援している姿に気付く。観終った後、無性に何かをやり遂げたくなる映画。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 21:53:29)(良:1票)
7.  邪魔者は殺せ 《ネタバレ》 
なかなか重厚な作りで良かったです。それから衛星放送で観た後すぐにレビューを書いておけば良かったと思えるほど、皆様と内容が被ってしまうのですがこれ以上被らない内にとっとと書いておきます(笑)。そんな訳で皆様の仰られる通り本作は「第三の男」同様、影に拘った演出とモノクロームの映像が実によく物語にマッチしています。結局は全部あの間抜けな主人公が悪いんだけど、様々な人に助けられ(いじくられ)ながら半死半生で生き延びていく姿は面白かったです。また他の仲間も警官に射殺されたり捕らえられたりしながらも、最後まであらん限りの抵抗をするシーンはスリリングで尚且つ哀愁を誘いました。余談ですが、鳥好きのシェルという男は見ていて個人的に「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムを思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-19 23:46:09)(良:1票)
8.  ジーリ
まさかエド・ウッドの『プラン9・フロム・アウター・スペース』に匹敵する映画が現れるとは…、というのは冗談で確かに酷い映画でした。これを撮っている時の監督マーティン・ブレストの心境は一体どんなものだったんだろうとか、終始演技をしていたベン・アフレックは途中で「あれ?俺って一体何してるんだろう」とか自問しなかったのかな?と思ってしまいます。とは言え、後半のヒューマンな展開には見事にやられてしまいました。油断しすぎて腹部に強烈な一撃を食らった気分です。そういえばガイ・リッチーの『スウェプト・アウェイ』もそこまで酷い映画に思えなかったしなぁ…、何だか自分の鑑賞眼が不安になってきた(もともとそんなもの持ち合わせていない)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-13 23:26:20)
9.  シービスケット 《ネタバレ》 
いや~、久しぶりに観ていて心が震えました。確かに前半部分はかったるい、その余りのかったるさに思わず「これじゃオスカーを貰えなかったのも当然だな」等と偉そうなことを考えてしまいましたが、観終った後には「せめて撮影賞ぐらいはあげたかった…」とこう思いました。いくら後半が面白くても前半がつまらなければ意味がない、という定説は明らかに間違っていますね。映画は最後まで観なくちゃ分からない。特に最終レースとウォーアドミラルとの対決シーンには胸が打ち震えました。それから人間の傲慢さが嫌いという批評も見かけたけど、少なくとも僕はそう感じませんでした。それどころかこの映画は最後の台詞からも分かるように、寧ろ馬の方を優先させているような気がします。シービスケットと共に暴れていたところを見出された騎手のレッド・ポーラッド、最後に二人仲良く足を怪我しているところからも、この一人と一頭は最初から運命で結ばれていたのかなと思いました。ところで今のハリウッドは30年代ブームなのか今度はボクシングをテーマにした『シンデレラマン』が公開されますが、監督のロン・ハワードとはどうも反りが合わないのですが、こちらも同じように前評価が高いので観てみようと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-10 00:56:31)
10.  ショック集団 《ネタバレ》 
凡そ物語の展開が予測できてしまいますが、精神病院という所の怖さをここまで徹底的に描いた映画は初めてではないでしょうか。特に色情症患者の女たちは怖すぎです!まるでゾンビですやん…。その他にも黒人のKKKの男が強烈な印象を残します。時折挿入されるカラー映像も実に不気味、しかも何故か日本が。果たして主人公はあんな簡単に頭がおかしくなってしまうものなのかと思いながらも、「喋れない」「名前を思い出せない」というモノローグで外見と内面の狂気をよく表しています。最後はあの廊下に一緒に立たされている気分になる、全く恐ろしい映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-11 12:52:13)(良:1票)
11.  シベリア超特急2
あれ~?前作よりもずっと映画らしくなっているじゃん、と思っていたのも束の間、奴が現れた途端に何もかもがぶち壊しになる。まさしく究極の映画クラッシャー。とにかく物語全編に漂う腰砕け感が半端じゃない。「やめたー」って、こっちが観るのやめたくなってくるよ!(とか言いながらもどうしてもpart3が観たくなってしまったぞ、どうしてくれるんだ!水野晴郎)
[地上波(字幕)] 5点(2005-08-11 12:03:01)(笑:2票)
12.  シベリア超特急
確かに戦争がこの映画を作らせたのだとしたら、それは悲劇ですね。
[地上波(字幕)] 3点(2005-08-03 20:39:27)(笑:4票) (良:1票)
13.  少林寺三十六房
こ、これは凄い!ここまで面白いカンフー映画は初めて観ました。て言うか「筋肉番付」とかって思いっきりこれのパクリですやん。カンフー映画にありがちな安っぽいラブストーリーも無く、全く潔くて良い。欲を言えば三十五房端折らずに全部見たかったかな、三時間ノーカット完全版とかでも良いので(やめとけ)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-22 16:49:15)
14.  少林寺 《ネタバレ》 
初めは間違って少林寺案内の番組でも観ているのかと思ったけど、いざ映画が始まってみるとこれが兎に角凄い!人間の肉体の動きを極限にまで駆使した少林寺の技は、もはや芸術の域にまで達していると言っても過言ではないんじゃないでしょうか?中国人が自らを誇りとしている自国の拳法に対する敬意も感じさせます。ただ最後のバトルが「もういい加減にしろ!」というくらいしつこかったのと、僧侶たちが余りにも簡単に戒律を破りすぎていて「本当にそれで良いんかい」と思ってしまったので-1点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-22 16:43:55)
15.  白い花びら 《ネタバレ》 
これは20世紀最後のサイレントどころか、世界中で最も美しいサイレント映画。いや、「街の灯」があったか。しかもカティ・オウティネンがめちゃくちゃ可愛い!何でって言うくらい、"白い花びら"とは彼女のことか。「マッチ工場の少女」とは雲泥の差。サカリ・クオスマネンも最後はしっかりとゴミ捨て場で死んでいるところがユニーク、自殺者は是非ともこれを見習って欲しい(不謹慎)。それにしても"ユハ"という名前はフィンランドではよくある名前なのでしょうか?とても美しい名前だと思いました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-13 18:29:29)
16.  幸せになるためのイタリア語講座 《ネタバレ》 
これだからデンマーク映画は嫌いなんだよォ…、幸せになれるどころかどんどん陰鬱な気分になっていく。でもイタリア語という一つの語学を通じて他の人たちと交友を深めていくというのは、同じく外国語を勉強している自分にとっては共感できるところもありました(独学だけど)。ラブストーリーの部分も全く嫌味臭さがなく、結ばれて素直に良かったねと思えるのは最近では稀なタイプです。ただ路上で事に及ぶな!というのと、とりあえず邪魔な親を殺しておけば良いというもんじゃないだろ、ということで減点対象。何だかんだ言って最後は幸せになれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-13 18:12:53)
17.  下妻物語
ずばり土屋アンナだけが良い!深田恭子は完全に食われています。彼女が画面に出ている時とそうでない時では、作品の面白さのレベルが極端に変わるぐらい素晴らしかったです。そんな訳で土屋アンナに6点、後は監督の奇抜な映像センスに1点。尚、このレビューは御意見無様!なんちって。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-23 22:12:52)
18.  シェフと素顔と、おいしい時間 《ネタバレ》 
最初の内はお互いピリピリした関係に観ていてこちらもフラストレーションが溜まったけど、後半のメイクを落として素顔になってからは正に心が解凍されたかのようで良かったです。しかしジュリエット・ビノシュの全てを分かり切ったような女のキャラクターには暫しイラ付かされたり。それからジャン・レノはいい加減あの携帯の着信音を変えてくれ!(笑)最後に、どうでも良いけどこの監督さんって女性の方だったのね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-13 18:39:29)
19.  驟雨 《ネタバレ》 
原節子が結婚について哲学している…。「晩のおかずは何だい?」「晩は未定です」これが夫婦の会話かい!まるで他人の家庭を除いているような余所余所しさがありますが(実際そうなんですが)、ある意味ではこの上なく平和的で安心感があります。胃袋を切り落とすとかいう話が始まってからは、こちらも胃を締め付けられる思いでしたが。それから「これだから日曜日は嫌いだ」という佐野周二の台詞には思わず納得してしまいます。自分も何故か日曜は切なくて遣る瀬無くて、一週間の内で一番嫌いです。人生は惰性的ですが、そんな中にも転がり込んで来る風船がある…。明日よ明日の風を吹け!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-06-04 12:40:49)(良:2票)
20.  地獄の天使(1930) 《ネタバレ》 
何だかやけに淡々としているな~と思いながら観ていたのですが、フェードアウトとフェードインばかりだし。飛行船や戦闘機など、実写ならではの本物に拘った(ですよね?)映像は迫力満点です。それからドイツ人がちゃんとドイツ語を喋っているところにも妙に感心してしまったり。機体の重量を落とすために要らない物を投げ捨てるシーンでは、不謹慎ながらも何かのギャグか?と思ってしまいました。その上カミカゼと、この映画やっていることが凄いです。ストーリーも小難しいこと一切無しのストレートで、主人公たちが敵の武器庫めがけて爆弾を投下するシーンでは「地獄の黙示録」のナパーム放出を彷彿とさせました。特に後半、「アビエイター」の撮影シーンさながらの上空で繰り広げられる大空中戦は圧巻!ここまで凄い映像はそうそうお目に掛かれるものではありません。音楽が全く無いというのも「未知への飛行」みたいでユニーク。ただドイツ人の友人という設定は個人的にあまり意味がなかったように思われるのですが…。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-04 12:16:03)
000.00%
100.00%
210.17%
320.34%
461.01%
5203.37%
67512.63%
718731.48%
823339.23%
96210.44%
1081.35%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS