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1.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 
あの『オールド・ボーイ』に続く復讐三部作の完結作として、否が応でも期待を集めた本作。単品として見れば上出来かもしれませんが、アレの後だと思うとなんだか微妙な評価です。これから何が起こるの!?って前半の見せ方は面白いのだけど、肝心の復讐シーンがしょぼい。回りくどいわりに所々運任せな復讐劇。というか、贖罪劇。一人の女が壊れゆく様は淫靡ではあるけれど、前作の足元が崩れていくような衝撃とは無縁。でも、この順番しかないんですよね。やっぱり微妙。 ムショでいきなり神の愛に目覚め、あかの他人に腎臓まであげちゃう"親切なクムジャさん"。その親切は全て、復讐のための伏線だった…のだろうか?彼女は当初、ただ赦されることだけを望んでいたのかも。彼女の中でいつごろから贖罪が復讐になりかわったのか?贖罪に囚われ正気を失った彼女は、菩薩の皮を被った般若ではなく般若の面をつけた菩薩となり、子を失った親たちに報復の機会を与える。でも最も純粋にペク先生を殺したかったのは彼女だ。にもかかわらずその機会を他人に譲ってしまう"親切なクムジャさん"。だからといって赦されることなどないとは知らずに。 真っ白いケーキを作りながら彼女はいったい何を思ったのか。真っ白に生きるなんて、どだい人の身には無理なこと。でもそれを娘に願う彼女は、やっぱり親切な女かもしれない。 
[DVD(字幕)] 4点(2008-10-05 21:56:20)
2.  四月の雪 《ネタバレ》 
皮肉な出会いから始まった2人の恋は、想いの高まりとは裏腹になかなか前に進むことができない。復讐のようにも、慰みのようにもみえるこの想いは、本当に愛なのか?愛だとしても、また儚く消えてしまうかもしれない。傷ついたから惹かれあったのに、傷ついたから戸惑ってしまう2人。「もっと前に出会っていたら」と彼は言うけど、もっと前に出会っていたら、彼らが愛し合うことはなかったでしょう。彼の部屋で、義父の突然の訪問にバスルームへ隠されてしまう彼女。本人たちがどう思っていようと2人の関係は結局不倫でしかないと、つくづく思い知らされてしまった笑顔が痛々しい。 …と頭ではわかるものの、心には何故か響いてこない。不倫の恋だから、という訳ではないだろうし、なんでだろう?一夫一婦制の闇が覗くからでしょうか? むしろ感情移入してしまったのは、事故を起こしたインスの妻。 不倫相手であったソヨンの夫が亡くなったことを知り嘆く彼女も、やはり真剣に恋をしていたのでしょう。思わぬ形で明らかになった不倫の想いを、言い出せなかったのはインスの"優しさ"のせいかも。意識不明の彼女に「死ねばよかったのに」と呟いたあの激しさを、インスは妻に隠しとおしていたんじゃないでしょうか。  これまでのホ・ジノ作品というと、『八月のクリスマス』にしろ『春の日は過ぎ行く』にしろ、男性の視点で物語が進行していましたが、今回はソン・イェジン演じるソヨンに重点が置かれている感じ。それに応えるソン・イェジンの演技も確かなもので、愛情と欲望の間で立ちすくむソヨンを、静かに熱く演じきっています。 それにしても、かつてホ・ジノ作品が全国公開されるなどど、いったい誰が想像し得ただろう。しかも連日大入りの大ヒットなんて…。ヨン様ってそんなに素敵?
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 21:49:35)
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