Menu
 > レビュワー
 > シネマブルク さんの口コミ一覧
シネマブルクさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 377
性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  仕掛人・藤枝梅安 《ネタバレ》 
原作・池波正太郎の代表作をリブート。 何故また?とまず思ってしまったんですが、、 ごめんなさい。過去一面白い出来栄えでした!  緒方拳や渡辺謙といった名優が演じてきた藤枝梅安。 いや〜、なかなか豊悦梅安もいい!!  そして池波作品と言えば、話中に出てくる数々の料理。 梅安と彦次郎の掛け合いも雰囲気出て、これが実に美味しいに撮っている。  音楽と撮影も非常に素晴らしい。静と動、明と暗、 そして役者のクローズアップになった際の瞳の写し方、巧みです!  時代劇はちょっと...と、食わず嫌いの方も、騙されたと思って一度観て下さい。 時代劇の見方や常識が変わります。オススメ!!
[映画館(邦画)] 9点(2023-02-10 11:18:07)(良:1票)
2.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
幼少の頃、ワクワクして憧れて観ていたウルトラマン。 正義の味方が怪獣を倒し地球を守る。 そこに理由なんてものは考えなかったなぁ。  今作は、ハリウッド的に例えるならウルトラマン・ビギニング。 子供から大人に、或いは視聴者から製作する側になった視点から、同様に育った世代に向けて、 そして、昔の作品にオマージュを込めて庵野さんが描きたかった物語を書いたように思えます。  机上の論理でデスク業務が中心となる流れは、現代の日本政治の揶揄でしょうか。 国益重視も大事ですが、抜本的な問題を見抜き解決の糸口を見つけなければ過去の過ちを繰り返すだけ、 今のウクライナ情勢とシンクロする部分もありますね。  今時の平成、令和ウルトラマンで育った世代にはこのウルトラマンがどう写ったのか興味深い点も ありますが、まぁ無粋な話は抜きに私は純粋に楽しめました。
[映画館(邦画)] 8点(2022-05-22 20:30:14)(良:1票)
3.  死刑にいたる病 《ネタバレ》 
【少しネタバレあり】 キャスト皆んなが、しっかり役に合っていたからか、 白石監督らしい演出が冴えた濃密なサスペンススリラーを楽しめました。 余計な詮索はせずに鑑賞していたのですが、終盤まで影が薄い存在だった彼女まで... と驚きました。ほんとにこういうサイコパスが居そうに思えるリアリティを 醸し出してた阿部サダヲがとても怖かったです。
[映画館(邦画)] 7点(2022-05-12 19:01:08)
4.  新感染半島 ファイナル・ステージ
ごくフツーのゾンビアクション映画になってしまったw 前作は、列車という閉ざされた空間を生かし、感染が広がる予兆に加え、父と娘、そして仲間との絆 もしっかり描かれ、バランス良く構成された見応えのある作品だった。 今回はとってつけたような理由付け、どうも主人公には感情移入し辛いし、 廃墟となった街並みも韓国らしいは皆無。夜のシーンが多く派手なアクションやCGで誤魔化されて感は 否めません。カーチェイスもリアリティに欠ける。。 バッタバッタとゾンビを薙ぎ倒すゲーム思い出しました(笑
[映画館(字幕)] 4点(2021-01-09 13:48:44)
5.  屍人荘の殺人
久しぶりにつまらない邦画を観たなって印象。  劇中の雰囲気も役者の演技も統一感がないし、ミステリーなのに緊迫感が全くない。 それらは意図してなのかは分からないけど、監督の力量不足は否めない。 昨今の邦画産業は作家性の薄いものばっかで、ほんとつまらなくなったなぁ。。
[DVD(邦画)] 2点(2020-08-30 12:47:28)
6.  ジョン・ウィック:パラベラム 《ネタバレ》 
多彩なアクション満載で期待通り面白かった。 本にナイフに馬、使えるものは何でも使うジョン。 カサブランカでのソフィア嬢の愛犬2匹とのコンビネーションも凄かった。 裏稼業の方々が公共の場で、もうやり過ぎってくらいメチャクチャ派手にドンパチ殺し合いってのは違和感あるけど、そういう余計なツッコミは野暮だし、傷も痛々しいジョンが弱りながらも次々と倒していく怒涛の展開、純粋に楽しめました。  一作目は、愛犬の復讐。二作目は、自宅を破壊された復讐、裏稼業の世界観と掟、聖誓にまつわる戦いだった。 そして本作は、掟を破ったジョンが世界中の暗殺者、組織から狙われるというのが本筋。だけども、過去2作に比べて、ジョンがどうしたいのかって目的がちょっと曖昧でボヤけてしまってるかな。妻の記憶を忘れないために生きたいと、一度は引退し、裏切った組織へ指を詰めてまで戻るのに、命の代償としたウィンストン殺害命令を土壇場で無視する始末。利己中ウィンストンの策略なのかどうか謎のままだけど、多分生かす前提でジョンを撃ったんだろうね。とまぁジョンの姿勢が二転三転するも次回作はキングと共闘?主席連合への逆襲か!? 楽しみに待ってます!
[映画館(字幕)] 8点(2019-10-05 20:09:47)
7.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 
スタント指導出身の監督さんらしく、魅せるアクションに力を注ぎ、 そして殺し屋の掟、その世界観のディテールにもとことんこだわった快作! 「マトリックス」シリーズ以降、ヒット作に恵まれなかったキアヌでしたが、 本作で見事復活の兆しを見せはじめましたね。  妻の形であるワンちゃんを殺され、一度は足を洗った裏稼業の世界に舞い戻ってきたジョン。 伝説の殺し屋のわりには、そこまで無敵?とは思えない銃さばきや格闘術。 そもそも強盗に車を盗まれる時点でアウトだし、ワンちゃんと一緒に殺されてもおかしくなかった。 また、敵のアジトに乗り込む際や機関銃一丁で単身正面から突っ込みなど決して頭が良いとは言えない。 むしろ単細胞か?いやぁ殺し屋は頭がキレてないとやってけないでしょーに。 しかしながら、それはしゃーないかね。 復讐が物語の本筋であるものの、冒頭述べた通り、魅せるアクション、裏の世界観を披露することが大前提のため、 野暮ったいツッコミはこの際無しでいきましょう。  とはいえ、生前の妻の動画をみる湿っぽい終盤シーンをオープニングにもってくるんじゃなく、 ここはやはり、殺し屋稼業から足を洗うために行った最後の仕事を持ってくるべきじゃなかったかな。 それこそ、現役バリバリの凄腕を見せて、バッサバッサを苦戦することなくやり遂げる伝説の殺し屋らしい姿を 最初にみせるべき。その際に旧知の仲である殺し屋(ウィレム・デフォー)との関係性を示しておけば、 物語中盤の裏切りかと思わせるミスリードやジョンを救うシーンがもっと活きたはず。 演出面や脚本でもう少し捻りがあれば、我々観客を冒頭からもっともっと 映画の世界へのめり込ませることができたと思うと惜しい。 ただし、尺も丁度よくテンポもよい、キャラは個性的でライティングやカメラワークも良い。 エンタテイメントとしては充分次第点といえます。 続編に期待します。
[映画館(字幕)] 8点(2015-11-09 07:52:41)
8.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
話題作というだけで衝動的に鑑賞してきました。 原作の漫画はチラッと読んだことがある程度ですが、大まかな概要は把握しておりました。 観終わった感想を単刀直入に申し上げるなら、「非常に残念な仕上り」と言わざるを得ない。  これは単に、製作費の問題や監督の力量の無さだけに留まらず、根本的な部分で言えば、脚本が失敗している。 映画の良し悪しは、脚本で決まるというくらい大事なもの。ダメな脚本でも莫大な資金、監督の手腕、センスで良い映画はできるけども、監督は明らかな人選ミスでしょう。これが第2の失敗。 挙げればキリがないためこれ以上は申し上げません。  昨今の邦画界は、テレビドラマや漫画・アニメの映画化ばかり。 確かに、作品の知名度もメディア露出も良い上、他媒体とのコラボもあったりと、劇場以外での収益の見込みが立て易いのも確か。  しかしながら、これだけは言わせて頂きたい。 お金目的以外に実写化させる意味・意図がないのならば、少なくとも私はこれならアニメでも充分じゃんって感じました。 (ハッキリ言って頑張ってはいるけどCGレベルは低い。予算の問題もあると思うけど、この出来栄えでGOしてしまうあたり、作品に対する愛情は感じられない)細かい演出ひとつとってもベタ過ぎてプロ監督なのか疑うレベル。 本当に、これなら、、アニメで充分である!  決してつまらなくはない。上映時間も短いのが幸いして、チープで滑稽な演出・シーンをダラダラと見ずに済む。 ただ、これに満足しちゃったら日本の映画界に未来はない。
[映画館(邦画)] 4点(2015-08-04 09:53:11)
9.  白ゆき姫殺人事件
原作者・湊かなえさんの著書はどれも読みやすく好きな作家のひとりです。 過去映像化されたもので「告白」は出色の出来栄えだったので、製作発表された時期から非常に楽しみにしておりました。 で、観終わった感想ですが、良くも悪くも原作に忠実。 キャスティングは無難で良かったと思うが、構成・演出が、原作を読んでいる時のイメージングの範疇を越えることはなく、常套手段の羅生門方式然り、意外性がなくありきたりだったのが残念です。 ただ、やはり活字と違うのは、映像によるミスリードを楽しめる、惹きこまれるという意味では、この分野の映像化は向いてると思うので今後に期待。 最後に、綾野剛さんって若い頃の浅野忠信さんに雰囲気や喋り方似てませんか?(笑 
[映画館(邦画)] 6点(2014-04-15 09:27:43)
10.  シャーク・ナイト
とてもじょ~ずにまとめられたパニックムービーだと思いますが、今更製作されるほどの特筆すべき点は皆無。スピルバーグの「ジョーズ」の足元にも及ばん。四半世紀以上経っても進歩のないジャンルですね。
[DVD(字幕)] 3点(2013-02-02 22:41:47)
11.  ジョン・カーター
実に無難な作りで印象に残らない。よく言えばごく普通のSFファンタジー。悪く言えばキリない。特に、主人公を始め登場人物に魅力がないのは致命的。有名な原作が下地となっているから余計な説明を省いたといえばそれまでだが、展開が唐突過ぎ、且つ杓子定規なので感動も驚きも少なく、もっさり平たい印象を受ける。予告編を観た時は期待に胸を躍らせたものだが正直残念でならない。巨額の製作費が投じられたのは分かるが、それならそれでリドリー・スコットあたりに監督登板をお願いしたかった。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-01-02 23:07:43)
12.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 
人を小馬鹿にしたテキトー邦題だと思ったが、原題『ORGY OF THE DEAD』を直訳すると 「死者の底抜け騒ぎ」。ニュアンス的に変わりはないようです。 事実、物語という物語もなくタイトルそのまんまですしね。 これがどういうことかというと、たったこれだけのために90分という上映時間を用意しているんです。ちょっと話は脱線しますが、この映画のネタってなんだと思いますか? いやね、レビューを投稿する手前、ネタバレ有無のチェック欄がありますよね。どっちにつける迷ったんですがね、そもそもネタがあったのか無かったのかすら甚だ疑問ですよね。 というのも、最初のドライブのシーンはともかく、それ以降は死人たちが次々と踊り狂うというだけで、上映時間の9割近く(約80分)も費やしているんですよね。なんという無駄。 なんとも末恐ろしいことだろう。 映画の冒頭で、眠そうなクリズウェルが「これから話す物語は、気を失うほどに恐ろしい」と語るが、観客の身に降りかかる惨事という意味では、全くおっしゃるとおりでございます。 延々と続く裸踊りばかり見せられる苦行。まさに拷問。でもちょっぴり愉快でもある。 けれども、これを恐怖映画と言わずして何というか。 唯一のネタを挙げるのなら、眠れぬ夜に最適です。死霊が襲ってくるというより睡魔が襲ってきます。さらに言うなら、この映画の存在が「奇蹟」という他ない。 
[DVD(字幕)] 0点(2012-05-27 03:09:50)(良:2票)
13.  十三人の刺客(2010)
三池監督らしさが前面に出たエンタテイメント時代劇。 「スキヤキウエスタンジャンゴ」が変化球なら今作品は直球勝負といえる。 とにかく役者全員濃い!殺陣もお見事!大掛かりなセットも素晴らしい! SMAPの稲垣吾郎演じるヤツもほんと憎らしいほどハマっている。「愚かな道を選べ」とか素でセリフがシンクロしちゃう程天晴れな演技。彼の俳優歴でも屈指の出来栄えではなかろうか?そんなヤツだから故?窮地に陥る姿を観て観たくなるのも勧善懲悪の観客席心理をうまくついている。まだか、まだかと引っ張って、「みなごろし」を取り出して掲げる瞬間、そして「斬って斬って斬りまくれ!」の怒号から開戦する瞬間はゾクゾクするほど興奮しま した。ときおりエグいシーンもあるし、観終わった跡に余韻はあまりのこらないですが、久しぶりに楽しめる時代劇大作だと思います。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-05 23:40:00)
14.  ジョナ・ヘックス
主人公もストーリーもかなり地味な印象。 死人と会話ができるという能力も微妙な扱いだったし、そもそも日本じゃあまり馴染みのないアメコミなだけに、もっと派手さが必要だったのでは。 ゴスロリ風な衣装がGood!セクシーで妖艶なミーガン・フォックスが最大の見所でもある。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-24 21:34:13)
15.  少林寺三十六房
初めて観た当時は自分が小学生の頃です。 カンフー映画全盛期でもあったんですが、中でもこの作品は別格でした。数々の苦難を乗り越えて立派な僧侶へとなるリー・チャーフィーに憧れ、本気で少林寺入門を考えちゃったほど(笑)ジャッキー・チェンやジェット・リーもいいけど演技以上の本当の技のキレは随一だったように思う。自分の中ではブルース・リーに並ぶ名優です。 あ、レビューになってませんね^^;
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-12 21:15:58)
16.  ジャーロ 《ネタバレ》 
レビュー1番乗り光栄です! イタリアンホラーの帝王ダリオ・アルジェント映画にオスカー俳優エイドリアン・ブロディが主演したことにまず驚き。よく出演快諾しましたな、ブロディさん。キャリアに傷つくかもしれんぞwと思っていたらギャラの未払い問題起きたりと何かとお騒がせした作品。 ゴシップネタはさておき、アルジェントの新作といえば近年では「サスペリア・テルザ」観たので正直今作も期待と不安半分で鑑賞。 う~ん、悪くないけど物足りない、消化不良という感じ。 冒頭のタクシーPOVや街並みのカット割、タイトルをもじった黄色を基調とした極彩色の画面、BGMの選曲や挿入タイミングなど相変わらずのアルジェント節は拝めるものの明らかに近年パワーダウンしてきている感は否めない。 矛盾や破綻などといった言葉はこの監督には通用しないわけで、ハナから求めてない。 ヒッチコックばりの緊張感や異常な殺人手口の見せ方が十八番のはずなのに中途半端なんだよね。今更何を恐れてるのさ?監督?てな具合。犯人と刑事の一人二役を演じたブロディに配慮でもしたのか? あ、1点だけどうも解せないのが、あんなブサイクな犯人でも子供の頃はめっちゃ可愛かったという点。うーん、ブサイクで苛められるなまだしも病気で苛められた過去というのはいかがなものか。無理矢理「彼は黄色・・・」と言わせたいためだったか??
[DVD(字幕)] 3点(2011-06-01 09:30:44)
17.  女優霊(1996) 《ネタバレ》 
昔ビデオで観て以来、トラウマになっていた 作品。 念願のDVD化に際し久しぶりに鑑賞。 今でこそ「リング」や「呪怨」に代表されるような Jホラー的演出に観なれてしまった感はあるけど 当時としてはその斬新さに度肝を抜かれたものだ。 女の子の落下死も衝撃だったけど、マネージャーのおばさんが スタジオを訪れ「あなたたちいったい何の映画をとってるの?」といった シーンも鳥肌のたつおぞましさだった。 日本のホラーではBest3にはいる恐さです。
[DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 21:34:09)(良:1票)
18.  処刑人II 《ネタバレ》 
1作目に比べパワーダウンしたのは否めない。 当時めっちゃカッコよかった主演の2人しかり、 ウィレム・デフォーの替わりの女捜査官しかり。 一言で言うなら凄みが伝わってこない。 作品も出演者も物語もただ年老いただけ。 演出や作風も変わらずやってる事は同じで 焼き直し程度の出来。進化がない。 これならもっと昔に公開してもよかったんじゃないかな?   
[DVD(字幕)] 4点(2010-10-23 20:55:44)
19.  ジョニー・マッド・ドッグ 《ネタバレ》 
一言で表すなら“すごく恐ろしい作品”。 今も世界のどこかで紛争や内戦は続いている。大人たちのエゴで戦争の道具として利用される少年たち。対立民族というだけで女・子供、年寄りまで畏敬なく殺される。正直見ていて胸クソが悪くなると同時に一瞬にして人生を奪われる恐ろしさを感じてしまう。 しかしながら、平和な日本で生まれ育った私としては、素直に観れないのだ。 よくリアリティという言葉が使われるが、それは本当に体験した者のみが語れる言葉であると思う。この作品は単なる群雄割拠の戦争ものではない。傍観者でしかない私には、この作品から命の尊さというものを改めて知ってほしいという願いが切実と伝わってきた。
[映画館(字幕)] 8点(2010-05-17 11:23:18)(良:1票)
20.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
この映画の本質、面白さは2度観から。 他のレビュアーの方もおっしゃっておりますが、日本サイドがこの映画の敷居を高くしてますね。 “ラスト○○分絶対騙される”とか“このオチは絶対ばらさないで下さい”などいう煽り文句はもう結構(笑)。観る側は「絶対謎を解いてやる」と力み、映画会社によって敷かれたレールの上で観てしまう事になる。これは非常に勿体無い。鑑賞の仕方は自由でなくてはならないのに、この宣伝手法自体が余分な先入観をもたせてしまい逆効果だと思わざるを得ない。 とここまでは初見の感想ですが、ネタばれした上で2回目をみたらこの映画の面白さが スルメイカのような味わい深さになりました。 自分は何者なのか、常に自分と向き合うテディの苦悩を丹念に描いたドラマがこの 映画の本質であり魅力だと感じました。見る側の要求によってしっかりと応えてくれる作品。そこにはスコセッシ監督の重厚感ある演出が活きて見えた。 ラストのメッセージにはその全てが込められているといっても過言ではないのでは。
[映画館(吹替)] 8点(2010-04-10 10:28:24)
010.27%
182.12%
2153.98%
3307.96%
44612.20%
56116.18%
66116.18%
75614.85%
85915.65%
9215.57%
10195.04%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS