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プロフィール
口コミ数 3640
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 20
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 19
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 20
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 24
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 30
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  十九歳の地図 ネタバレ 
ロケーションがとにかく素敵。 やたらに古びたアパート群。 1970年代当時であれだけ古いとなると、建てられたのは戦前か? いずれにせよ、現在では絶対に見ることのできない建物だ。 これらの建物やバラック街を舞台に撮影されているだけでも、ものすごい価値がある。  本間優二も新人らしからぬ存在感。 『狂った果実』でもそうだったけど、この人存在自体が青春の鬱屈そのものなんだよな。 社会の底辺でうごめき、何かをやらかしそうな危うさを存分に放っている。  最後、主人公が具体的にどうなるかの顛末を明確に描いてはいないが、そこに至るまでの過程、例えば新聞屋の様子とかが丁寧に描かれていてわたしは好き。  毎回階段ですれ違うジョギング野郎とか、立ち小便をするキチガイババアとかの描写も面白い。 汚いアパートで暮らし、階段でけつまづいて牛乳瓶を割ってこぼすマリアおばさんも強烈な個性。  (追記) かの有名な尾崎豊の「十七歳の地図」という曲は、本作の原作である中上健次の小説「十九歳の地図」からインスパイアされて生まれたらしい。
[インターネット(邦画)] 8点(2025-06-18 08:13:49)《新規》
2.  人類遺産 ネタバレ 
一切の説明やナレーションを排した構成は、ニコラウス・ゲイハルター監督のこだわりかと思うが、そのスタイルは本作に限って言えばあまり成功しているとは思えない。 むしろ字幕入りで、今映されているのはどこの国の何の施設なのか説明が欲しいところだ。 それでも最初の方は、次々に映される映像を興味深く見ていたが、途中から徐々に飽きてくる。 よく一瞬たりとも目を離せないとか表現されるけど、本作はそのまったく逆で少しばかり目を離しても支障を感じない。  これらの廃墟を探し出し、その場所に赴き、撮影許可を取って撮影を行う。 それはさぞかし大変な作業だったであろうことは想像に難くない。 しかしその苦労の割には、完成された作品は見ていてそこまでよろしくない。 作った苦労の割に楽しめない。 そういう意味ではもったいない作品かと思う。
[インターネット(字幕)] 5点(2025-06-11 21:15:27)
3.  ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地 ネタバレ 
英国映画協会(BFI)が選出した「史上最高の映画」で、市民ケーンや東京物語、そして七人の侍をおさえてベストワンに輝いた作品、ついに見ることができた。  主演は大好きな女優デルフィーヌ・セイリグ。 そう、ご存じ「去年マリエンバートで」の主演が印象的な絶世の美女だ。  そのデルフィーヌ・セイリグが中年になりおばちゃんになってから主演したのが本作。 静かなる狂気を描いた3時間超えの作品。  見たのは「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」という映画館で、渋谷の駅前という超一等地にありながらとても綺麗で新しい映画館だった。 (しかし客席はほぼ空席)  3時間超えだというのに途中休憩がなく、前半からミネラルウォーターをガブガブ飲んでいた影響で、わたしの膀胱は限界間近だった。  おっと、枕言葉が多過ぎて感想を書かずに終えるところだった。 見終えた後、膀胱の開放感と共に妙な後味が残った作品だ。 おそらくこれは唯一無二の後味。 デルフィーヌ・セイリグ演じる女性のすべてを見てしまったかの様な感触。 そらまあすごいよ、これは。 なんかじわじわ来るんだよ。  (追記) そもそもこの作品の題名をそらんじるまでに丸一日かかった。
[映画館(字幕)] 8点(2025-05-24 19:08:07)
4.  じゃじゃ馬馴らし(1929) ネタバレ 
なかなかエネルギッシュ。 男が夫として主導権を取ろうと画策するが、結局は妻の尻に敷かれて収まるところに収まるという話。 結局、男はこれが心地良いのだよ、永遠普遍の真理。
[インターネット(字幕)] 4点(2025-05-12 21:35:33)
5.  シーラ山の狼 ネタバレ 
まったく期待せずに見たが、意外としっかりできたストーリーだった。 ラストシーンこそ緊迫感があって、意外なところから弾が飛んできたし面白いのだが、そこにいたるまでの過程で退屈した。  シルヴァーナ・マンガーノの撮り方がとてもうまい。 さりげなく上半身がはだけるシーン、川辺で素足をばたつかせるシーン等は、彼女をとても魅力的に捉えており、それを見た野郎どもが色めき立つのも納得の出来栄え。
[インターネット(字幕)] 5点(2025-04-29 15:04:23)
6.  十字架の男 ネタバレ 
ロベルト・ロッセリーニ戦争映画三部作のトリを飾る作品。 従軍司祭が敵味方関係なく人々を導き救おうとする話だが、宗教的だし真面目過ぎるし戦闘シーンは単調だしで、非常につまらない。
[インターネット(字幕)] 2点(2025-04-23 21:53:16)
7.  白い船(1941) ネタバレ 
戦時中に政府から依頼されて撮った作品らしく、もちろんプロパガンダ映画なのだが、最後にはドラマ性をしっかり持ってきたところが凄い。 おそらくそれが評価され、後のロベルト・ロッセリーニの活躍につながっていったのだろう。
[インターネット(字幕)] 5点(2025-04-22 23:38:49)
8.  ジャグ:いのちのかけら ネタバレ 
アート系の映画っぽいので、これ系統の映画は見る人のセンスにマッチするかしないかで、大きく点数がブレそうな内容だ。 パキスタンの夜の街並みはまるで香港の様で、とても美しく妖しい魅力たっぷりなのだが、話の内容が意味が分からなすぎて眠気が酷かった。 この酷い眠気、つまり自分には合わなかったと思われる。
[インターネット(字幕)] 2点(2025-02-22 09:39:31)
9.  しまこと小豆島 ネタバレ 
小豆島、一度は行ってみたい。 オリーブや醤油、好きなものばかりだから。 本作はそんな小豆島が舞台。  しまこという女性が主人公。 しまこの母親は既に亡くなっていて、父親には再婚予定の女性がいる。 その再婚予定の女性としまこが、何故か二人で小豆島を訪れるという不自然な設定。  二人には最初距離があったが、小豆島を旅するうちに心を通わせる。 話自体は心温まるものであり、見ていて悪い気持ちはしない。 ただ、設定がいささか強引なので、話で見せるというより小豆島をアピールすることが目的の作品な感じがした。
[インターネット(邦画)] 6点(2025-02-19 20:17:10)
10.  シェルタリング・スカイ ネタバレ 
いまいち乗り切れない、煮え切らない内容の映画だった。 序盤はエキゾチックなロードムービーといった趣きでなかなかの味わいだったが、終盤に近づくにつれ「海外旅行には行きたくない」という気持ちにさせられる、非常にネガティブな内容だったように思う。
[インターネット(字幕)] 5点(2025-01-29 20:57:51)
11.  人生劇場(1936) ネタバレ 
現存するフィルムは再編集された短縮版で47分のものである。 日活多摩川撮影所の火事により、戦前の日活映画のフィルムが消失したが、その中にこの「人生劇場」のフィルムも含まれていたとの事。 その火事で戦前の山中貞雄や伊藤大輔、そして溝口健二らの作品も消失してしまったらしい。 大変、残念な話である。  さて本作だが短縮版とはいえ、いわゆる「フィルムの断片」とは異なり、ストーリー自体は理解することができる。 没落したヤクザの行く末やそこに生まれ育った男の人生を描いている。  ところで主人公は青成瓢吉という名前だが、弱々しい男に対する蔑称である「青成瓢箪」というのは、この作品が由来なのだろうか。 →調べたら「末成りの瓢箪(うらなりのひょうたん)」と混同していたようだ、お恥ずかしい。
[DVD(邦画)] 6点(2025-01-11 15:52:53)
12.  神秘の騎士 ネタバレ 
なかなか面白いストーリー展開ではあるのだが、最後のお屋敷での手紙を奪う顛末がどうも都合が良すぎる嫌いがある。 さすがのカサノバをもってしても無理がある展開が残念。  それに対しカサノバの弟が監禁されていたお屋敷の雰囲気が、まるでハマー・フィルムの映画に出てくるような不気味さがあって楽しめる。
[DVD(字幕)] 6点(2024-12-30 13:55:54)
13.  周遊する蒸気船 ネタバレ 
1930年代のコメディとしては圧倒的一番で面白かった。 これほど笑ったのは久しぶり!  新生モーゼとかいう預言者のオッサンが最高に面白い! 桟橋に立っていたところを投げ縄で川に引き込まれ、船に引き回しされる。 川の中にモロ沈んでるし、これ死んじゃうよー!って爆笑しながら見ていた。 しかもその後、船の薪をくべるのに参加してるのもウケるし、途中で薪がなくなって「ポカホンタス」とかいうラム酒を燃やすくだり、召使いの黒人が「危険すぎる!」と叫ぶ。 そりゃ危険だろよ!!と大爆笑。あぶねーよ、新生モーゼ! その陰で、アル中のオッサンが自分が飲む分を袋に隠して確保してるのも微笑ましい。 あと、蝋人形を燃やすのはかなりシュールな笑いだね。  特筆すべきはアン・シャーリーの時代を超越した可愛らしさ! 小柄な身体にあの爽やかな笑顔! 今の時代にも通用する可憐なルックスに驚き申した。 個人的にジョン・フォード監督の最高傑作に推したい。
[インターネット(字幕)] 9点(2024-12-30 10:40:40)
14.  人生はわれらのもの ネタバレ 
見る前の前提知識としてフランスにおける共産党とは何なのか、何と対立していて何と同胞なのか、ファシストとは何かについてくらいは知ってないと訳のわからないまま終わってしまうプロパガンダ映画である。 戦争や政治思想に関する歴史的映像を見たという感覚であり、面白いとかつらまないとかの尺度では測れない内容である。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-26 20:29:26)
15.  ジャン・ルノワールのトニ ネタバレ 
カミセン、トニセンではなく主人公はトニという人。 やたらに喧嘩は強いが、そこまでモテそうにも見えない。 だけど気骨溢れる人間味のある男だ。 愛した女性がカミセン、いやカミさん以外ってのが良くないね。 あのラストは自分を愛してくれたカミセン、いやカミさんを捨てた応報だろうね。 特に同情は出来ないね。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-11-20 20:20:12)
16.  白い馬(1952) ネタバレ 
湿地帯や干ばつした大地、地平線と水平線などロケーションが印象的。 白黒映画なので他の馬も白く見えるが、主演の白毛は髪の毛がロン毛なので見分けがつく。 この白毛は少年にしか心を許さない。 生きた馬と少年が主演なので、気味の悪い生きた赤い風船よりは本作の方が断然好み。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-11-09 15:08:20)(良:1票)
17.  写楽 ネタバレ 
とんぼが写楽になるまでの前半は溜め息が出るほどつまらなかったが、写楽になってからの後半は少しはマシになった。  衰えきったフランキー堺が印象に残る。 本当に今にも死んでしまいそうなほど病的で、声にも張りがない。 その他キャスティングはまったく魅力なし。  前半が1点、後半が5点、その平均をとって3点といったところか。
[インターネット(邦画)] 3点(2024-11-07 19:56:56)
18.  書見機 ネタバレ 
書見機とは何ぞやと思いながら見ていたら、なるほどそういう事かと理解した。 寺山修司の他の短編に比べると比較的見やすい内容ではあるが、本作には変態性、気色の悪さというものはないので、刺激が無く少々眠たくはなるかも。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-10-20 16:57:20)
19.  ジャンケン戦争 ネタバレ 
幾つかの不快ポイントはあったものの、終盤で展開される「半ケツ」で爆笑できたので良かったのかな。 しかしゲシュタポ側の膝や太ももにある黒い斑点はなんだ?クソ気持ち悪いぞ。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-10-20 16:08:30)
20.  女優ナナ(1926) ネタバレ 
3時間近いサイレント映画とあって、見るのにえらい気合いと体力を使った。 少しずつ見進めて、見終えるのに3日を要した。 話はかなり分かりやすくて、演出に対しての抵抗感はなかった。  抵抗を感じたのはナナの外見に対してだった。 目の色が薄くてそれがモノクロ映像で浮き上がり、まるで白目を剥いているように見える。 つまり気持ちが悪い。 サイレント映画の演出とはいえ、立ち振る舞いも大げさで、こちらのテンションは落ちる。 時代とはいえ、脇毛ボーボーも見ていて気持ちの良いものではない。  ナナに人生を狂わされた男たちの話だけに、このナナの外見の気持ち悪さは重大な問題だ。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-10-06 14:07:20)
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