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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

評価順123
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1.  12人の優しい日本人
ちょっと、これめちゃ面白いじゃないの!シニカルな笑いたっぷりで可笑しかったです。日本にはない陪審員制度があると課程してその陪審員たちがある殺人事件の評決を討議します。始まってすぐに全員一致で「無罪」と決まったもののある一人の陪審員が「有罪」と言った事から審議はどんどん混乱していく。ほとんどが会議室での12人+数人での限られた密室劇だけに内容が凝縮された密度の来い演技合戦。三谷節らしい巧妙なセリフの言い回しや二転三転するおかしいながらもスリリングな展開から目が話せません。これがR・アルトマンとかだと色んな視点から凝ったカメラワークで構成するんですが、この監督はいかにも舞台を見ているかのような錯覚を作ってくれます。地味ですがね。いや~、いい映画観ました。
9点(2003-05-09 15:59:28)
2.  ジェイソンX 13日の金曜日
ジェイソン本人監修パロディ?って感じでしょうか。冒頭でB級ホラーな雰囲気を醸し出したのも束の間、どんどんとんでもない方向へ話が展開していき以降はコメディ路線まっしぐら。そして最後にはジェイソンが流れ☆になっちゃう(笑う)。ジェイソンの性格がよく反映され、殺されても生き返る設定は基本路線として、「ドラッグ(マリファナだったかな?)大好き~!」と言ってるおバカを文字通り袋叩きにしたり、最強チューンナップされたアンドロイドVSジェイソンという夢の競演があったり、結構内容は盛りだくさん。しかし飽きないと言うわけではなく内容がどうも薄っぺらいものを詰め込まれても、ランチバイキングじゃないんだから、満腹感はあっても気持ちの充実感は全く無い。そして余りにもふざけた内容で失笑、失笑の嵐。笑ったとしてもその後の「何だか、騙されてる?」感は否めない。10作品目という記念的作品をここまでコケにした思いっきりは評価大でしょう。でも4点。
4点(2003-04-15 03:08:05)
3.  死んでもいい(1992)
大竹しのぶってどちらかといえばこういうエロっぽいのってNGなんですよね。映画的ではなくててリアルというか、肉感的過ぎて近所のおばさん見てるようで気持ち悪いんですよね。演技は当然体当たりで、申し分ないんですが。永瀬にしてもマザコンっぽい愛しかたでちょっと気持ち悪いし。しかしながらこの作品を盛り上げているのは夫役の室田日出男この人!本来ならドスの効いたヤクザをやる所が至ってフツーのダンナを熱演してます。しかもお互い愛しているのに何故若い男に寝取られるのか全く判らず苦悩する演技が素晴らしかった。そして彼の存在が主演二人の「いつバレるか」の関係をヒヤヒヤさせてくれています。カーテンのように七色の布がヒラヒラするシーン、石井監督お決まりの雨のシーンやストップモーションなどやはり「はっ」とさせてくれます。
6点(2003-04-03 06:46:04)
4.  少年ケニヤ(1954)
「♪く~ち~移~しにメルヘン~く~だ~さい~」頑張れ、渡辺典子!口の中が何だか酸っぱくなるような絵でした...
4点(2003-04-03 06:35:21)
5.  シャイニング(1997)〈TVM〉
取り憑かれた少年のイってる顔が笑えました。う~ん、笑いと恐怖は紙一重って事はよくわかりました。(?)
4点(2003-04-03 06:29:29)
6.  食神
初めから終わりまでハイテンションなグルメムービーで笑えましたが、「小便団子」のというスープが飛び散る肉団子、腸にフンがついたラーメン等食欲減退させられます。個性というかアクが強すぎる登場人物たち。カレン・モクの扱い方もスゲーメイクで元の顔を忘れさせるくらい。全体的には漫画チックで「んな、アホな」と突っ込みたくなりますが確信犯的なので許せます。しかしどうも主観的要素が入りすぎて時々置いてけぼりを食らいます。エンドロールのNG集も笑えました。
6点(2003-03-04 01:07:04)
7.  呪怨2<OV>(2000)
う~ん、怖い事は怖いですが、なにぶん一作目と同様の展開なんで少し飽きちゃいますね。世界観を楽しむという意味では十分面白いと思います、前作の完全な続編なので。ラストの伽耶子フィーバーはちょっと...ドリフですよ、あれじゃ。ま、これは前作と二つで一つですね。
6点(2003-02-11 07:16:16)
8.  呪怨<OV>(2000)
とにかく画期的?な恐怖のアイデアが秀逸です。家に関わった人、その知り合い等ほんの少しでも関わった人間達は”伽耶子”(又は俊夫君)という女性の呪いに食い殺されてしまう。その恐怖連鎖が怖かったです。しかも登場する民家がいかにもそこいらにありそうな風貌で、一瞬女性の影が見えた日にゃ、背筋ゾクゾクです。生理的に気持ち悪い描写や、背筋の凍る心霊的な描写、「あ、あ、あ、あ、あ....」とうめく声などの音響効果も抜群です。始めのうちは「あれ、世にも奇妙な物語?」な感じですが、物語が進むにつれそれぞれのエピソードがリンクしている事に気づくと一種の快感があります。いや~、良く出来た作品です。
9点(2003-02-11 05:57:43)
9.  死と処女(おとめ)
内容的にはちょと判りにくいかも...でも捕らえられたベン・キングスレーのトイレに立ち会うときシガニー・ウィバーが彼のナニを振るシーンは妙なリアルがありました。
6点(2003-02-11 05:47:10)
10.  死国
夏川結衣、根岸季衣が好きなので観ました。ま、期待通りというか中途半端というか。幽霊役の栗山千晶は中々よかったですね。窓ガラスに一瞬映る少女の影や突然フワリと倒れる障子とかビクリとする描写はありましたが、ホラーではないですね。たぶん若くして死に切れない少女の悲しい思いを伝えたかったんでしょう。
4点(2003-02-11 05:42:56)
11.  呪怨 (2003)
この作品を見る前、ビデオ版の「呪怨」、「呪怨2」を見ておくべきでしょう。とにかくこのビデオ版「呪怨」はかなり怖いです。そしてある女性により怨念が新たな切り口で広がっていく恐怖の連鎖に圧倒されました。さて、それを踏まえてこの劇場版も新たなエピーソードが展開します。この世に怨念を残して死してしまった女性の呪いがあらゆる形で残虐的にそしてある種無差別的にその家に関わった人たちを陥れていく。「リング」のイメージがあるかも知れませんが、きっと「リング」より先にこちらの知名度が高ければ明らかにこっちの方が怖いです。家庭訪問に来た介護福祉士や教師、遊び半分で立ち寄った女子高生、不可解な事件を調査する刑事達等々呪われた家に関わった人々を呪い殺していきます。ある意味作り物なんだから何でもありな感じはしますが、怖いんだからいいでしょう。ビデオ版と展開は同じなので、ビデオを見た人は「学校の怖い話」とか「世にも奇妙な物語」を一度に見せられた感は否めないでしょう。だた一つ一つのエピソードは短いながらもラストに近づくにつれ恐怖が増していくのは確かです。夏には続編、ハリウッドでのリメイク化も決定しているそうなので話題作りには十分すぎる作品です。ちなみに観る前は「えっ?奥菜恵が主演?」と抵抗がありましたが顔面をヒクヒクさせたり、様々な絶叫顔を見せてくれたりと中々な恐怖演技でした。しかしラストの彼女(ヅラ)とゾンビ化した伽耶子ガールズはいただけない、笑ってしまいました。
7点(2003-02-11 04:04:47)
12.  修羅雪姫(2001)
まず映像的に日本映画には見られない風景的な美しさとか、ドライでスタイリッシュな演出が目を引きました。キャストそれぞれもしっかりと演技していて(配役上要らない人もいたけど)特に主役の釈由美子の演技には関心させられます。アクションのスタントはどう見てもバレバレだし、アップを多様することでカバーするつもりかそれも見づらい。しかしながら彼女の演技にはそれを「ぜ~んぶ、私がやりました!」と思わせる程演技に説得力がありました。オープニングも意気揚揚としてて「ああ、アクションが始まる」と思わせ、ワクワクさせられました。物語は「スケバン刑事」みたいな内容(オルゴールとか出てくるしね)でどうでも良い内容ですが、全体的には最後まで飽きずに見れました。それにしても嶋田久作って未だに悪役から脱することできないんですね…
6点(2003-02-04 03:58:14)
13.  ジェラシー(1980)
作り方がホント上手いですね。自殺しようとした女が救急車に運ばれそれを見守る男から始まるオープニングからパズルのように回想シーンとその過程を組み立てていき、中盤から登場する刑事役のハーベイ・カイテルの現場検証という構成。始めは少し戸惑いますが次第に快感にすら思えてくる。前半では奔放な女性に振り回されていた主人公を哀れな犠牲者に見せておいて、後半ではその正体と愛の儚さを少しずつ露にしていく。テレサ・ラッセルが懇願しながら吐く「愛してよ!!」のセリフにはズドーンと重いもののしかかりました。常に今を見つめこの瞬間を生きようとする女、先の事が気になり相手を分析し束縛する事で愛を認識する男。この二人が相容れる事は無く、そして悲しい結末を迎える事ができない。当然この二人が物語の核ですが、H・カイテルはどことなくA・ガーファンクルに対しホモセクシュアルな感情を抱いているようなシーンや二人の過去を楽しんでいるかのようなシーンが挿入され、直接的に関わっていなくても彼を含めた三角関係とも観れます。「白いドレスの女」のような計画的悪女と言うよりは「ベティー・ブルー」のような憎めない感情的悪女がこの作品でしょう。この監督お得意の”振り返りアップ”のカットはハッとさせられてすごく好きです。
8点(2002-12-04 04:12:30)
14.  白い刻印
淡々とした展開で盛り上がりに欠ける為少し眠くなりましたが、ジェームス・コバーンとニック・ノルディの親子が強烈です。父親の影に怯え、そこから抜け出す事の出来ない子供。父親のようになりたくは無いと思いながらも父親と同じ道を歩んでしまうニック・ノルディの完璧になりきれないヒーロー像。この辺のつくりがすごく上手いですよね。乱暴で身勝手な父親を演じたジェームス・コバーンは嫌悪感を抱いてしまうほどの熱演。その彼から心の鎖を断ち切れずもがくニック・ノルディ。警官と狩りの仕事の両立、分かれた妻と子供の関係、唯一の理解者であるウェイトレスとの新しい恋等何をやっても上手くいかず次第に精神を病んでいく主人公。中年男の心のダークサイドを見事に表現した作品。珍しくまともな弟役を演じたジェームズ・ウッズでしたが物語にはあまり必要がなかったかも。あれが既に死んでいる弟でニック・ノルディの妄想だったらもっと面白かったんじゃないかなぁ。例えば毎晩愚痴ってた電話も、弟にかけてるつもりが全く関係のない所にかけていて電話の向こうでは「いたずら電話はやめてよ!」って言われてても本人は気にせず話を続けて...な事だったら、ゾッとしますよ。子供が家から出て早々父親の態度に気を悪くして「おうちに帰りたい...」って毎回はくセリフには笑えました。
6点(2002-12-04 02:26:38)(良:1票)
15.  地獄の門
ストーリーはそっちのけで堂々とグロいシーンを見せつけられる作品。神父が自殺した事により地獄の門が開かれ生ける屍が徘徊するようになる。まるで手品師の如く口から内臓をボンボコ吐き出す、ドリルでクリクリと脳天を突き刺す、目からウルウルと血の涙が出る等見たくも無いビックリ残虐描写に腰砕け状態。ここまであからさまに監督がただ見せたいシーンをてんこ盛りにした作品なので逆にフッ切れで見れます。ただストーリーを理解するのは到底無理、登場人物に感情移入しようもんならすぐにおっ死んじゃって不幸のオンパレードなのでお気をつけあそばせ。
3点(2002-11-27 05:06:34)
16.  事件記者コルチャック/ナイト・ストーカー<TVM>
これぞXファイルシリーズの原点でしょう。しがない記者のコルチャックが不可解な事件に挑むテレビシリーズのパイロット版。ビデオ屋を探しまくってやっと見つけました!!内容は今でこそ良くある吸血鬼ものですが、かなり良く出来ています。必死で真実を伝えようとするコルチャックに、権力を盾にこれを阻止する市長や警察署長。物語云々よりもこの孤独なオヤジの戦いが素晴らしいです。ラストは空しく悲しい展開で、コルチャックと共に歯がゆい気持ちで一杯。しかも次がどうなるのか知りたい知りたい!怪しい物語の中でホッとさせてくれる恋人のゲイブの存在も魅力的でした。(めちゃ、かわいいんですよ!)テレビシリーズは中々ビデオ屋に置いていないんで、何とか見たいですね。パイロット版もう一本の「ナイト・ストラングラー」もお勧めなり。
8点(2002-11-06 06:12:17)
17.  地獄(1960)
地獄で繰り広げられる総天然色の阿鼻叫喚は今見ても怖いですし、全然おかしくは無いんですが、ドラマの展開がなぁ。シーン事にブチブチ切れてつながりが良く分からないし、主人公の四郎一人が困惑しててそれ以外は死ぬとき以外は意外とへーぜんとしている。何でか何でもかんでも知っている謎の男田村の存在も結局はただの人だったし、三ツ矢歌子が一人二役する意味もない。しかもラストでは「四郎さぁ~ん。」「お兄さぁぁ~ん」と今までの暗い気分を強引に昇華させるという脱力させられるエンディング。突っ込み所は多々あれど、それでもファーストシーンで見せるじっとりとした恐ろしさや、主人公に殺された遺族が川に毒を流して魚を殺すシーンなどは何回見てもぞっとします。
5点(2002-11-02 17:26:31)
18.  死霊の罠
宣伝文句は「日本初の本格的スプラッターホラー」だそうで…脚本が大好きな石井隆監督とあって観ました。予想を裏切った強引すぎる殺人シーンには突っ込まざるを得ませんが、宣伝文句だけあって結構グロいです。目を刃物で切りつけたり、死体をブラブラ~って見せつけたり、どっから引っ張ってきているのか分からないピアノ線(笑)で首をつったり。さすが石井隆の脚本だけあって、犯人の真相を主人公が「マザコン?!、多重人格?!」とあえてそれらしき原因をつきつけるのは上手いなと思いましたね(当然理由は別)。それにしても日本独特の因縁めいたドロドロした雰囲気は十分伝わってきましたが、もう一回は観ようと思いませんでした。
5点(2002-10-22 06:43:12)
19.  死霊伝説
スティーブン・キング原作。あの青白いドラキュラの顔は一度見たら忘れられません。中々のメイクでした。劇中所々でドキッとさせられましたが怖いといううほどではありませんでした。主人公の彼女がさらわれてからその後どうなったのかが何の解決もされないまま終わってしまったので後味が悪いです。十字架、聖水、木の杭が出てくる典型的なドラキュラ映画なのかな?
5点(2002-08-13 05:10:40)
20.  死刑台のエレベーター(1958)
この作品って主人公は”への字口女優”ことジャンヌ・モローですよね。このジャンヌ・モロー演じるカララ夫人を中心として、社長のカララを殺害しエレベーターに閉じ込められたジュリアン、そして花屋のヴェロニクとルイのカップルの犯罪劇、と同じ時間軸で三つの物語を一本にまとめたのが面白い。ただテンポが少し遅いのが退屈にさせてしまった原因でしょうか?それにしてもジュリアンはエレベーターに閉じ込められるわ、愛車をパクられるわ、いわれの無い殺人の嫌疑がかかるわで、ホント運が悪いッスよねぇ~。無邪気でルイに一途だが次第に犯罪に巻き込まれていく花屋のヴェロを演じたヨリ・ベルダンは可愛かったです。マイルス・デイビスのジャズには即興で作ったとは思えない名曲揃いで陶酔です。動かぬ証拠となってしまった思い出の写真が浮かび上がって、消えていくシーンはハッっとさせられました。
6点(2002-07-23 00:38:28)
010.18%
140.72%
2152.68%
3274.83%
46611.81%
59216.46%
610719.14%
712021.47%
87613.60%
9417.33%
10101.79%

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