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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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21.  スコア 《ネタバレ》 
ロバート・デ・ニーロ演じる主人公は凄腕の金庫破り、その手口は鮮やかなんだか何なんだかよくわからなくって、むしろクライマックスの「笏」を盗み出そうとする場面なんか、そこまでする必要が本当にあるのか?という込み入った手口。もちろん、それが面白い。緊張する場面ではBGMを使わず、効果音を響かせて緊張感を増し、いよいよ危機が迫るとBGMでスピードアップする。なかなか盛り上がりますな。デ・ニーロはまるでスポーツを楽しむかのように着々と金庫破りを進め、またその一方では恋人と結婚してジャズクラブ経営をしたいなどという、平凡だけど味のある願望を持っている面もある、要するに彼はいいヤツ。エドワード・ノートンはと言えば、障がい者になりすまし、イイ人過ぎる職場のオジサンをだます、要するに悪いヤツ、という訳ですな。そして好感の持てるヤツが、最後に笑う。わかりやすくてイイ話です。しかし、一番好感が持てないのは、やっぱりどうみても、カリスマですと顔に書いて登場しているけれど実際には何のオーラも出していない、あの爺さん、すなわちマーロン・ブランドなんですよねえ。まあ、彼の出演は、「ダブルゴッドファーザーの記念写真」という意外には何もないと思われるのですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-20 23:38:03)(良:2票)
22.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
友人からの2万5千ドル(だっけ?)の融資の知らせ(セリフ)よりも、目の前に積まれた小銭の山(映像)の方が感動的、という、判り易い例ですね。しかしまた、天使からの「翼をありがとう」という“言葉”もまた、強い感動を呼ぶ訳で、今まで人々を当たり前のように助けてきた主人公が、人々に助けられ、天使に助けられ、その天使もまた「主人公がこの世に生を受け、いま、活きていることにより」、翼を手に入れることができました、今この瞬間にも助け合い、報い報われ合いが行われているのです、という、実に気の利いたオチ。天使が手助けしたのは、人生の価値を気付かせることだけであり、それで充分であった、というのミソ。ただ、握手した手を、まるで汚いものを触ってしまったかのように主人公に拭われるバイキン扱いのポッター氏、哀れ。このヒトだけは、「主人公のいない世界」では相当潤っていたようですね。主人公がこの世に復活(?)して残念でしたね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-10 09:30:10)(良:1票)
23.  スイミング・プール
アングロサクソン熟女 vs ラテン娘、という恐るべき女優対決。ちぇっ何よこの小娘、調子こいてビーチクばっかし出してるんじゃないわよ、私だっていつもビーチク隠してる訳じゃないのよ、やる時はやるわよ。ってな感じ。ああ恐ろし。まあ、実はコレが、ミステリとしての本作に対して、一種のミスディレクションになっている訳ですが(なってないですかね?)。本作 一見したところ、オバチャン作家が奔放な小娘に振り回される、という物語、なもんで、あくまでC.ランプリングがL.サニエに対し、一方通行の視線を送っていたはず、それが時に、L・サニエ側からの視線となる時の、ゾクリとする感じ。まさに映画ならではのミステリ感覚で、最後までひきつけられました。もっとも、小説にしてしまったらあまり面白くなさそうなオハナシではありますが。
[地上波(字幕)] 8点(2010-05-09 08:49:48)
24.  スローターハウス5
主人公の人生が、バラバラの時系列で、あるシーンが次のシーンを呼ぶという形で、映画に紡がれていきます。冒頭に主人公が言う通り、時間旅行をしているのかも知れないし、老人の妄想の物語かも知れないし、戦時中の若者の見る白昼夢の物語かも知れない。あらゆる意味での多層性がここにはあり(ホントはどういう設定か、なんてわたしゃどうでもいいです)、バラバラのシチュエーションが、過度にバラバラになることなく、ある種の説得力を持って、かつ意外性も損なわず、実に心地よいテンポで映像として展開されていきます。そして物語の焦点は、第2次大戦で連合軍側が行った人類の大罪のひとつ、ドレスデン大空襲へと収束していきます。虚しさと滑稽さを同居させながら、「可能性」へと繋がっていく、見ごたえのある映画でした。ただ、音楽に関しては、バッハの多用がさすがにワザとらしくて、あまり好きになれない音楽の使い方ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2010-02-07 09:48:53)
25.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
『帝国の逆襲』もそうですけど、3部作の物語を始めなきゃいけない第1作、終わらせなきゃいけない第3作に挟まれ、第2作ってのは、自由度が高い。特に、「ファントム・メナス」の不評だった点もうまくフィードバックされており(=ジャー・ジャーの扱い方)、なかなか楽しめる作品になってます。都会の描写なんかも出てきて、「夜の未来都市」なんてのはSFの定番のシーンのような気もするのですが、スターウォーズでこれを目にすると、妙に新鮮。クライマックスにおける闘技場の場面の、その盛り上がりたるや、エピソード456を含めても、シリーズ屈指のもの。アミダラがんばれ~、とついついナタリー・ポートマンのみに入れ込んで観てしまうのでありました。
[映画館(字幕)] 8点(2008-11-24 11:20:29)
26.  スパイキッズ
「スパイとは何か」という点で根本的にマチガっている、楽しい楽しい作品。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-07 22:46:21)
27.  スリーパーズ
まあ、あまり物語にこだわりすぎると、「自業自得」とか「懲りないなあ」とかいうコメントに終始しちゃうのだけど、それにしてもこれはスゴイ。いわば司法制度への挑戦とも言うべき恐るべき内容。怒れる男が十二人もいるというアメリカで、一方ではこんな映画を作ってしまう(しかも実話と称して)、これもまたアメリカ。現代におけるファンタジーとは、夢と悪夢が、半々なんですかね。登場人物たちの、感情を表に出さない抑えた演技が、かえって映画そのものの「感情」を象徴的に浮き彫りにしています。そしてこのサスペンス。何がドキドキするって、頼りないオヤジ(ホフマン)に重要な役割を任せることほど、ドキドキすることはありませんって。 あと、ケビン・ベーコン登場のシーンの彼の顔が、実に不気味でコワイ。完全にあれは、爬虫類の顔。あ、元々か。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-15 10:13:16)
28.  スーパーマンII/冒険篇
冒頭の、エッフェル塔占拠の場面がグー。水爆が仕掛けられたエレベータが転落!しかもエレベータにはロイスがマヌケにもぶら下がっている! そこに間一髪到着するスーパーマン、無事ロイスを救出する。さらに爆発寸前のエレベータを持ち上げてエッフェル塔を上昇(ミニチュア撮影にも見えるが、役者をエレベータにぶら下げて撮影しているようにも見え、後者だったらこれまたマヌケでイイナ、と思う)。そのままエレベータを宇宙にまで持って行って、無事爆破させる。ただしそのために三悪人が復活してしまう、というのだけど……。爆破寸前のエレベータを宇宙に運ぶスーパーマンが、異常に素早い。こんなに速く飛べるわりには、フランス到着までエラく時間かかってたやんけ、と。まあ、そこがスーパーマンらしいところでもありますが、ねえ。三悪人がしょぼいド田舎で暴れまわったり、スーパーマンとロイスのどうでもいいいちゃいちゃシーンがあったり、スーパーマンが人間になったり、まあ、中盤はどうでもいいのですが、クライマックスは、期待通り、いや期待以上のハチャメチャ市街戦に発展、この点では、シリーズ屈指ともいえるスペクタクルになっている、ような、なっていないような。でも興奮した。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-03 09:08:51)(良:2票)
29.  スパルタンX
それまでのジャッキー映画って言うと、何だか時代がかった舞台設定で、タイトルも「○○モンキー/△△拳」みたいなアヤシイものが多かったのですが(嫌いじゃないけど)、この作品あたりで随分とイメチェン、現代のスペインを舞台にしたカンフー映画という設定がユニークでもあり、一気にジャッキーへの親近感が高まりました。ワタシにとっては記念碑的なジャッキー映画であります。カーアクションは正直言って腰砕けなのですが、格闘アクションは見ごたえ満点。まあ、今でこそ格闘技&プロレス大好きの私も、当時はまだ興味がなく、ベニー・ユキーデという人についても知らずに観てたのですが(今にして思えば、こりゃ紅白歌合戦の裏番組に持ってきても通用しそうなカード、かも?)、まさに「観ればわかる」この凄さ! スバラシイ! 格闘の中にドラマがありますな。何度観ても興奮します。ジャッキー頑張れ、ユキーデ頑張れ。さて、次は「ジャッキー・チェン vs 人食い大統領アミン」でも見てみたいところだナ。
8点(2005-01-22 00:25:02)
30.  スラップ・ショット
いやー笑った笑った。正直、映画の内容はややコマギレで、流れが少々悪いんですけどね。でもこのバカバカしさはやめられない! 弱小ホッケーチームが、怪しい3人組の加入とともに、ラフプレイを売りものにした人気チームへ生まれ変わり、快進撃ならぬ怪進撃。それだけ。はっはっは。ホッケーをなめとんのか。コメディとは思えぬ仮借なき流血、よくやるね~。最後くらいマトモになるかと思ったら最後までメチャクチャでした。それにしても『メジャーリーグ』って映画、本作からかなり影響されてるんじゃないですかね。ポンコツチームの怪進撃を描いている事自体もそうですが、本作のポール・ニューマンに当たる存在は、『メジャーリーグ』ではトム・ベレンジャー、ともにブッチ・キャシディを演じたソックリさんの関係。チャーリー・シーンが掛けてたビン底メガネは、本作の3兄弟が掛けてたモノ。そして女性オーナーの存在まで同じ。いやー、映画界における輪廻転生ってヤツですかね。しかもそれにとどまらず、最後に戦う相手チームの描写は『バトルランナー』に受け継がれてるし(?)、「不況」に始まって、アレに終わる流れは、紛れもなく97年イギリス製の某映画と同じ。まだまだありそうだ。おお、本作、実はヒジョーに重要な作品ではないのか!?
8点(2004-11-21 00:34:15)
31.  素晴らしき放浪者
コレが噂の一人部屋というヤツですか、ハイハイ、お邪魔しますヨ。 まず冒頭の象徴的なパントマイム、エド・ウッドの原点を見た気が(←気のせいだろう)。このパントマイムを受け、レスタンゴア氏の静かな自宅での浮気場面へと続く(いい感じにエロそうな親父だ)。次に屋外へと舞台を移すと、これまたいい感じにイヌと戯れる浮浪者の姿。この屋外での情景、バックに流れ続ける喧噪から、細かい足音まで取り入れ、雰囲気をよく伝えております。さて、件の浮浪者が入水自殺を図ったところをエロ親父が救出し、さらに自宅に住まわせたところから、騒動が巻き起こる、その様子をユーモアたっぷりに映画は描いていきます。上流階級の家庭に紛れ込んで自由奔放に行動し、その価値感を揺るがす浮浪者の姿、それはフランス版カスパー・ハウザーとでも言ったところでしょうか。しかし激しい「対立」として描かれるのではなく、両者が混じり合うおかしさを素朴に、おおらかに描いているのが魅力。本作品中、もっとも印象的なシーンはやはり、結婚式の場面、美しく青きドナウを演奏する楽団を川面から捉えたカメラが、スーっと引いていくと、そこに主人公たちの乗ったボートが入り込んでくる場面ですかね。しかもこのボート、見るからに不安定そうで、嫌な予感が! 予感は適中、水から現れた浮浪者は水の中へと帰っていく・・・結局、何事もなかったかのように元の鞘におさまってしまう、この肯定感がいいですね。
8点(2003-12-28 11:24:17)(良:1票)
32.  スパイダーマン(2002)
ビルの谷間をスパイダーマンと共にカメラがビュンビュン飛んでいくシーンが最大のハイライト。劇場のスクリーンで観たらちょっと涙が出そうになった。それってもろすぎるぞ。とにかく無類の爽快感を味わえる映画です。ところで途中、トビー・マグワイアの髪の分け目が左右逆になるシーンがあります。アレレ、フイルムの裏表を間違えたんでないの?と思って会社でその話したら「いやそもそもこの映画はチョンボだらけで有名なんですよ」とのこと。げっまだまだツッコミ所はゴマンとあったのか、いつか見直してみます・・・。
8点(2003-11-02 11:37:45)
33.  スパイダー パニック!
70年代のパニック物がとても好きなもんで、『アラクノフォビア』みたいな出来だったら苦言の一つも呈するところですが、この映画は、いやどうして、よく出来てます。軽いノリではありますが、質より量のCGで、なかなか豪快にクモが襲ってくれます。で、そこにふとパロディが挟まるのが何ともグ-。
8点(2003-06-28 20:44:55)
34.  ストリートファイター(1975)
ウォルター・ヒルって、80年代に入ると、サム・ペキンパー亡き後のバイオレンス映画の巨匠、みたいに祭り上げられかけてたように思うのですが、本当の持ち味はやはりこういう、こぢんまりしてるけど一本筋が通ってるような、要するに「ダサい」作品、なんでしょうねえ。 ジェームズ・コバーンを始めとする登場人物のオッサンたちはだいたい、いかにもギャングです、といった感じの、ツバのついた帽子を被ってて、一方のブロンソンはというと、いかにもチンピラです、といった感じのハンチングみたいなヤツを被ってる。安っぽくも逞しいアウトロー、といった面々。 そのブロンソンが、賭けで殴り合いの勝負をする。今だったら、総合格闘技なんてのも結構お馴染みになってきてるので、こんなアメプロ風の殴り合いはそれなりにウソ臭く見えてしまう部分もあるのですが、これもまあいわば、「殴ってます!」というのをストレートに伝える、殴り合いですね。不器用さ、武骨さ、ゴツゴツ感。 こんな映画、そのうち誰も見なくなるんじゃないか。だったら今、見るべきです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-12 16:36:52)
35.  進め!ジャガーズ 敵前上陸
ポップアートというものの定義が「そう呼ばなきゃ他に呼びようがないもの」だとしたら、この作品など、まさにその通りの作品です。 テキトーでメチャクチャで、なんか、楽しい。何の臆面も無く「続なんとかのガンマン」とか「なんとかピエロ」とかのパロディが展開され、果てはスポンサー企業の宣伝まで。自由過ぎる。 しかしそのデタラメさの背景には「戦争」というものが垣間見えて、戦争さえ終わればこんなにアホらしくてクダラないことだってできるんだ、という、条件付きの自由だったりもして。まだ、戦後、なんです。 そういえば、いつまで「戦後」が続くのか、などと言われてきたけど、気が付いたらあまりそういうことも言われなくなってきて。気が付いたらすでに「戦後」は終わってしまってた、ということなんだろうか。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-06 22:27:12)
36.  スワロウテイル
なんで、偽札作るのにホンモノのお札使ってるんだよう。 ってコレ、考えようによっては、バブル経済そのもの。お金がどんどん、大金に化けていく。 映画が製作された96年は、バブル崩壊の後。だけど、作品の中ではまだ「円」が憧れの的になっているという設定で、これだけでも充分、日本人には痛烈なものを感じさせる(感じさせた)わけですが、さらにまた、こうやって、子供たちが偽札という新たなバブルで一儲けを企んでいるという皮肉。 ただしそれは、実世界のバブルへの復讐のように思えたりもするけれど、とにかく。 こういう「思わせぶり」な映画は、正直、苦手な方なんですけれど、しかしここまで不思議な、しかしどこか懐かしさのようなものを感じさせる世界を作り上げられてしまうと、やはりこれはスゴいな、と思わされます。現代の日本の都会と、架空の世界との同居。しかし架空の世界と言っても、それはかつての日本、当時のアジア、なんとなく懐かしさのある世界。21世紀の今、それはどこにあるんでしょうか。 作中で描かれる少年少女の世界が、また懐かしさの一端を担っているようです。伊藤歩は美人になりました。この当時は見事にイモっぽいですねえ。だからこそ貴重で、だからこそ魅力的。これは、彼女の映画だと思う。 偽札というバブルに頼らない、その次の世界へ。というラスト。しかし実際の世界では、各国がお札刷り競争をやってるのだけど、、、
[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-06 21:39:17)
37.  スター・トレック/叛乱
103分という長さは、今のところスタトレ映画シリーズの中では最短ですかね? 短けれは短いほどいい、というつもりはないけれど、映画ってのは断腸の思いの編集で切り詰め切り捨て、その長さになってる訳だし、実際この作品も、いい意味でスリムにまとまった印象があります。 不老不死、かどうか知らんけどそれに近い惑星があって、少数の人たちが古風で平和な暮らしを営んでいる。その彼らに加えられた連邦の弾圧に対し、エンタープライズの面々がプチ叛乱を起こす、の巻。 のどかな自然の景色が、「守るべきもの」としてそこにある。いや、いいじゃないですか。 映画が新シリーズに入ってから、ピカード艦長のマッチョぶりみたいなものが見せ場の一つになっていて、他のクルーたちの存在感がデータ君以外、やや薄い感があるのですが、この作品では割と、彼らにまんべんなくスポットがあたっていて、幅を感じさせます。 ところで、おそらく登場人物全員が思っているだろうのになかなか誰も言い出さないこと、それは「このままこの惑星にピカードが住み続けたら、頭がフサフサになってしまうんじゃないか」ということだと思うんですが、私も心配です。そんなことになったら大惨事です。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-12 10:22:04)
38.  スター・トレックVI/未知の世界 《ネタバレ》 
メンバーもだんだんお年を召してこられて平均年齢も上がり気味、何だか、窓際族ばかり集められてさっぱり新入社員が入ってこない閑職部門みたいになってきた、このスタトレシリーズ。しかし決してそんなことはなくって(多分)、この第6作では、あのいぶし銀の重鎮、ヒカル・スールーがついに他の船の艦長に就任。それはそれはもう、本当に嬉しそうな。ちっとも似合ってないけど。 という訳でこの「いったん最終回」たる第6作は、お馴染みのメンバーの後日譚を緩~く描くオマケ企画、かと思いきや決してそんなことはなくって(しつこい)、いよいよクリンゴンとの対立関係に終止符が打たれるのか?という、スタトレファンにもクリンゴンファンにも見逃せない展開。 和平交渉の直後、エンタープライズ号からと思しきミサイルがクリンゴンの宇宙船を直撃。責任を問われたカーク船長は引っ捕らえられてしまう。この事件を仕組んだのは誰なのか、そして犯行はどのようにして行われたのか?という、SFミステリの様相を呈してきて、ちょっと新趣向。謎解きにあたるのは勿論、我らが名探偵スポック! ああ、見るからに頼りない! まあ、我々も本格推理などこの作品には求めてないので、何となく謎解きがあって、何となく流刑地でのカークの危機があって、それらが並行に進んでいくのが、見どころ。 ただ、W・シャトナーではさすがにアクションシーンが持たないので、やっぱりここは無理にでもエンタープライズに新入社員を入れて、若手をタッグパートナーとして欲しかった・・・なんて事を最終回である本作に望むのは無理筋ですかね。 で、まあ、何となく大団円となって、壮大なる物語(?)は幕を閉じ、最後の出演者のクレジットが流れると、本人直筆なのか、手書きのクレジットが出てきて。いよいよ終わりなんだなあ、と、やっぱり、感慨深いものはあります。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-29 12:33:47)
39.  ストリートファイター(1994)
格闘アクションという点では、もう少し危険さを感じさせるスタントを見たいところではあるんですが。 でも、なんか、ゲームのキャラ(だと思うがよく知らん)を何組かに分けて、適当に行動させ適当に登場させることで、結果的にはアクションにも視点にも変化が出ていて、コレ、悪くないと思うんですけどね~。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-04 13:19:19)
40.  スター・トレック2/カーンの逆襲
第2作にして早くも予算が大幅に削減されてしまったという、この作品。そう思って見ると一部、セットが若干安っぽく思えたりもするのですが、気のせいということにいたしましょう。そもそも第1作もどこにそんなにお金がかかったのかよくわからんし。 第1作には、ドック停泊中のエンタープライズ号に着艦するポッドがその前に周りをぐるっと回ってその威容を描き出す素晴らしいシーンがありましたが、本作でも短縮版とは言え同様のシーンが。ってコレ、どう見ても前作の映像の流用ですけどね。続くエンタープライズ号発艦シーンは、これも前作のラストシーンの流用っぽい。そりゃ安上がりなワケです。 さて、この第2作。テレビシリーズに何の関心もない私にはトンとわからんのですがどうやら、今回の敵は、宿命の強敵とも言うべきカーン。らしい。 と言うわけで、今回は割と単純に宇宙戦艦同士の戦い、みたいな素朴なオハナシになってます。けど、人間の耳から体内に侵入する気味の悪い寄生生物なんかも出てきたりして、小技も(というかむしろ小技の方が)効いてます。 ジェネシス計画の描写には、スケルトンのみならず、フルの3D-CGと呼べそうなCGも登場。コレ、『トロン』と同じ製作年ですよね。大したもんです。 とにもかくにも、エンタープライズ号の未知への旅は、まだまだ続くのでありました。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-13 09:47:16)(良:1票)
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