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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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101.  スピル/最終汚染
すでに原作を読んだ後で映画を見る場合、「ああ、そうそう!」と記憶がよみがえる場合もあれば、「何だか原作とイメージが違うなあ」と違和感を覚える場合もあります、が、ごく稀に、観ているうちに原作がドンドン頭から消えていってしまうケースがあります。つまり本作です。創元ノヴェルズから出てる原作本を読んだのは、確かにかなり前ではあるのですが、それでも映画を観る前にはそれなりに内容憶えていたハズ、なのに映画が終わった時にゃ、もう頭ン中真っ白。なんだこりゃ? ま、原作がメチャクチャおもろいかと言われれば、答えに窮するのですが、それでも、病原菌に感染した人の症状に関するエグイ描写、殺し屋の追跡など、それなりに読みごたえはあります。しかしこれらは、映画においては見事に削ぎ落とされてまーす。感染症状の描写に目を引くものはまったく無いし、災厄に巻き込まれたはずの主人公たちの姿も、どう見てもピクニックに来たカップル、実にノンビリしてます。何よりイタイのは、原作を盛り上げるのに重要な役を果たしていた殺し屋が、映画ではまるで活躍しない!クライマックスではせめて活躍するかと思いきや、銃撃戦の何とシケてることか。さてさて、私は原作と映画の違いに腹を立てている訳ではありません。いやむしろしんみりしてしまった面が。脚本は原作者レス・スタンディフォード自身のようですが、もし彼が自由に脚本化させてもらえたとしたら、自ら心血注いだ小説の魅力をこのようにすべて切り捨ててしまう訳がない。自分の小説の魅力は自分が一番よく知ってるハズ。とにかく製作費の予算枠内で、というプロデューサーの意向に沿って、泣く泣く書き上げられた脚本なのではないでしょうか。そう思って観れば何となく映画全体が原作者の涙で湿っているように見えてくるではないか・・・私もサラリーマン、お互いつらいよねえ(泣)。と一定の理解を示しつつコメントを終わろうと思ったが、最後に一言、映画のラストで唐突に社会派サスペンス風にしちゃったのはあまりに強引、失敗の上塗りではないかと思いマス。
3点(2004-04-24 22:13:56)
102.  酔拳2
誰もやらないような無茶を映画でやってみせながら、スターへと成長していったジャッキー、それはボクらの少年時代、ボクら自身が成長していった時期と重なる(ボクらはブルース・リーのブームに「遅れて」しまったんだね)。従って、やはり昔の作品の方にこそ独特の感慨を持つのは避けられないんだけど。初期の肉体アクション映画から、やがて現代を舞台としてカーアクション等を交えた大掛かりなアクション映画と発展したジャッキー映画。そこでまた、原点の歴史モノの肉体アクションに舞い戻った本作への意気込み、それは、想像を超えるものでした。コレはスゴイです。肉弾戦としてはもう、究極と呼んでいいんではないでしょうか。個人的な思い入れとかなんとかいったもの、すべてを凌駕してしまう、強烈なエネルギーを持ったこの映画、本当にシビレました。
9点(2004-04-05 17:20:46)
103.  スパイ・ゲーム(2001)
CIAをまさに引退しようとしている初老の男、演じるはレッドフォード・・・これがレッドフォード? そもそも、「初老である事」と「レッドフォードである事」は相容れないもの、彼は歳くっちゃいかんのだ。ってまあそれは無茶というもんだけど。さてこの映画。ブラピが中国にとっ捕まって、24時間以内に何とかせにゃ、死刑になっちまう、ってな設定なのに、大半はレッドフォードが延々と思い出話にふけり続けるだけ、という妙な内容。トニー・スコットも、さすがにこれは緊張感無さ過ぎるということだけは気づいたらしい。何とか盛り上げようと、もう映像テク満載にしております。これは結論から言うと、完全に裏目に出てると思います。本来、もっと静かに語られるべき映画じゃないんですか? 無意味なカット割りを始め、別段目新しくもないテクニックを際限なく連ねており、まあ確かにここまで徹底的に映像をいじるのはゴクロウサンなこっちゃ、とは思いますが・・・少々しつこいし、なんか映画全体がウソ臭くなっちゃったのよね。お陰で緊張感をさらに希薄なものにしてしまってます。この映画はせめて、もっとじっくり、ジワジワ盛り上げながら描かれるべきだったハズなのに。もしかして、トニー・スコットという人は、我慢の足りないヒトなのではないかと思ってしまいました。ゴメンね。
5点(2004-04-03 22:35:32)
104.  スペース・サタン
とりあえずこの場を借りて叫んでおこう。「マトリックスとかイグジステンズとか、斬新な映像だとかもてはやされてるけどなあ、あの人体にプラグ付けて機械と接続する発想はコレのパクリなんだよっ!」もう一度。「パクリだよパクリっ!」ああ、すっとした。心持ち寂しいけど。でも実は、もしかしてコレも何かのパクリだったりしてな。えへへ。そうそう、ロボット「ヘクター」君が、カーク・ダグラスにチェスで負けて逆上するあたり、アレは絶対、乱歩の「鉄人Q」のパクリだな。さすがは乱歩先生。そんな妄想はさておき、ヘクター君、人間の脳(何人前?)をCPUとして使用する(あるいはメモリかな?)優れもの、顔がメチャ小さくスタイルばっちし。ファラ・フォーセットの目に入ったゴミを取ってあげるなど、なかなか器用でもある(このシーン、同じくドーネン作品の『アラベスク』での目の検査シーンのスタイリッシュさを思い浮かべ・・・ないなあ。残念ながら)。で、後半はヘクター君との死闘が描かれる訳ですが、グダグダな終わり方以外は大変良い(←じゃあダメなんじゃないか?)。う~む、ハーヴェイ・カイテルは何者だったのだろう。こりゃ深いぞ。多分。ってな訳で何と7点です。多分また怒られるな(はっはっは)。好きなもんはしょうがない。ところで原題は「サターン3」なんであって、「サターン」と「サタン」はなーんにも関係ありませーん。詳しくは洋泉社「トンデモ超常現象99の真相」あたりをお読みください。それでは。
7点(2004-02-14 02:11:25)
105.  素晴らしき放浪者
コレが噂の一人部屋というヤツですか、ハイハイ、お邪魔しますヨ。 まず冒頭の象徴的なパントマイム、エド・ウッドの原点を見た気が(←気のせいだろう)。このパントマイムを受け、レスタンゴア氏の静かな自宅での浮気場面へと続く(いい感じにエロそうな親父だ)。次に屋外へと舞台を移すと、これまたいい感じにイヌと戯れる浮浪者の姿。この屋外での情景、バックに流れ続ける喧噪から、細かい足音まで取り入れ、雰囲気をよく伝えております。さて、件の浮浪者が入水自殺を図ったところをエロ親父が救出し、さらに自宅に住まわせたところから、騒動が巻き起こる、その様子をユーモアたっぷりに映画は描いていきます。上流階級の家庭に紛れ込んで自由奔放に行動し、その価値感を揺るがす浮浪者の姿、それはフランス版カスパー・ハウザーとでも言ったところでしょうか。しかし激しい「対立」として描かれるのではなく、両者が混じり合うおかしさを素朴に、おおらかに描いているのが魅力。本作品中、もっとも印象的なシーンはやはり、結婚式の場面、美しく青きドナウを演奏する楽団を川面から捉えたカメラが、スーっと引いていくと、そこに主人公たちの乗ったボートが入り込んでくる場面ですかね。しかもこのボート、見るからに不安定そうで、嫌な予感が! 予感は適中、水から現れた浮浪者は水の中へと帰っていく・・・結局、何事もなかったかのように元の鞘におさまってしまう、この肯定感がいいですね。
8点(2003-12-28 11:24:17)(良:1票)
106.  スズメバチ
ハイそうですね、これはカーペンターの『要塞警察』です。ラストの方なんか、そのまんまやんけ!と言いたくなるけど、ま、いいじゃないですか。カーペンター氏だって当時お金があったらこの位ド派手にやりたかったんだよきっと、だから代わりにやってあげましたよ、と言わんばかり。アメリカ人よ、フランス人に任せといていいのか? 最初の方、やたら断片的な描写で、うーん、これから何が起るんだろワクワクするなあ、という期待も殆ど萎えかけた頃、ようやく展開が見えてくる(この辺も要塞警察っぽいなあ)。わ。こんな面白い映画だったのか、と、後はもう釘付け。無数の敵に包囲され、孤立無援の攻防戦、これはもはやパニック映画の領域。何かに火をつけるなりなんなり、SOSを発信する努力をもう少ししてもよさそうだけど、あまりしないのはナゼ?でも気にしない気にしない。クライマックスの怒涛の攻撃には、もう観ててアドレナリン全開。やったね有難う。最近アメリカ人はこういうのあんまり作ってくれないんだ。この喜びを一言で表すと「いっそ9点でいかがでしょう」
9点(2003-11-30 15:42:49)(良:1票)
107.  スパイ・ライク・アス
チェビー・チェイスとダン・エイクロイドの顔を見ただけで、もううれしくなってきます。が、このテのドタバタコメディ、どれだけ笑えたかで印象が大きく左右されてしまいます。私はもうひとつ笑えなかったかな、と。しかし、手術のシーンは、こりゃ大ケッサクでしたな。
6点(2003-11-24 12:05:11)
108.  スーパー・マグナム
う~~~ん。と唸りたくもなるスーパーマンダムな作品。もともとエゲツないシリーズではあるのですが、こりゃアンタちょっとやりすぎ。これまでは一応、理不尽な暴力に立ち向かうポール・カージーの孤独な姿が、曲がりなりにも見所だったのですが、ここ3作目に至って、もう何もかもが理不尽で、ついていけませーん。アメリカってこんなに怖い国だったのー?まさかね。「Death Wishシリーズの邦題を製作年度順に述べよ」この問いが適性検査で出題されたら、仮に知っていても正解してはいけない。
5点(2003-11-08 01:37:45)
109.  スパイダーマン(2002)
ビルの谷間をスパイダーマンと共にカメラがビュンビュン飛んでいくシーンが最大のハイライト。劇場のスクリーンで観たらちょっと涙が出そうになった。それってもろすぎるぞ。とにかく無類の爽快感を味わえる映画です。ところで途中、トビー・マグワイアの髪の分け目が左右逆になるシーンがあります。アレレ、フイルムの裏表を間違えたんでないの?と思って会社でその話したら「いやそもそもこの映画はチョンボだらけで有名なんですよ」とのこと。げっまだまだツッコミ所はゴマンとあったのか、いつか見直してみます・・・。
8点(2003-11-02 11:37:45)
110.  素晴らしき日曜日
戦後を舞台に、とある何でも無い貧乏カップルの、ややツイてない休日を描きます。クライマックス、何と映画の中から観客に語りかけてくる!これがいわゆるバーチャルレアリテーとかいうやつですかいな。コレばかりは正直、どうかと思いましたけどね。幸せって、世の中に転がってるもんじゃなくて、自分の中に見つけるもの、例えば、音楽会に行けなくても自分の中で音楽が鳴り響いていたら、それも一つの幸せなんだなあ、ということで、色々身につまされるものがあります。ああ今の私って、幸せと言えるのかなあ。
7点(2003-10-19 00:04:09)(良:1票)
111.  スーパーノヴァ(2000)
もー支離滅裂で、不幸にして監督が次々交代したとか何とか言い訳しないと、成立不可能な映画(大体その監督降板劇からして、何となく胡散臭いなあ)。「なんじゃこりゃ」指数では、『イベント・ホライゾン』の方が数段マシです。悔しかったら続編作ってみろっての(←ナゼか喧嘩腰)。
3点(2003-10-12 11:00:23)
112.  スウィートホーム(1989)
特殊メイクをディック・スミスに依頼したとか、伊丹十三ロボットをせっかく作ったけど動きが悪いから惜しげもなくボツにしたとか、そういうメイキングにまつわる話が頻繁に紹介されましたが、いざ観てみると、全部言い訳みたいに聞こえちゃう。大体、話のキッカケからしてヒネリも何もなくしょうも無さ過ぎ、設定が悪いとさっぱり怖くない。だがしか~し。怒涛のように押し寄せる海外ホラーを、人ごとのように観てた当時の我々に、「日本人もこういうの作れるんだよ、作っていいんだよ」という、思いもよらない事を教えてくれた記念すべき映画、そのチャレンジ精神には拍手を送りましょう。
5点(2003-10-11 00:32:06)
113.  スリーピー・ホロウ
昔のSF映画に対しての『マーズ・アタック!』程ではありませんが、こちらもかつての怪奇映画を彷佛とさせます(J・ホエールの『フランケンシュタイン』!)。しかしそんな事気にしなくとも、たまらなく面白いです! 騎士はホントに首が無いし、人の首をホントに切っちゃうしで、特撮の大変丁寧な仕上がりに好感が持てます。ホラーながらミステリーの味わいもあり、と言って無理矢理な腰砕けの展開になることもなく、観終わって大満足でした。確か首無し騎士の役って冒頭のクレジットには出て無かったんでしたっけ、コノ人がコノ役やってるとは露知らず、登場した時にはビックリしました。
9点(2003-10-04 22:53:17)
114.  スピーシーズ2
内容的には『スピーシーズ』の続編ですが、作らずもがなの続編をわざわざ作っちゃった点では、『ザ・フライ2』あたりの精神を引き継いでます。もし『スペースバンパイア』に続編が出来て、続編ではマチルダ・メイが人間になついてたら、やっぱりイヤだよね。というわけで本作は、設定の段階ですでに低空飛行が約束されていたのではないかと思われマス。
4点(2003-09-20 23:09:30)
115.  スピーシーズ/種の起源
むむ。結局宇宙から信号を送ってきた宇宙人は何がしたかったんだ?えらく回りくどいなあ。ヘンストリッジ演じるエイリアン、男性観客へのサービスのつもりか何か知りませんが、要するに逆ナンしてるだけなので、人類が危機にさらされているようなスリルがどうにも希薄です。たまに触覚みたいなの出すのがまた逆にショボいし。と思ってたら、最後に変身した姿が余りにもナイス! 『悪魔の受胎』すら思わせるダサさがいい感じで、すっかり興奮してしまい、映画の印象が数倍アップしてしまいました。
7点(2003-09-20 22:51:40)(笑:1票)
116.  スモール・ソルジャーズ
『グレムリン2』よりはこちらの方が余程『グレムリン』の正統な後継という感じの映画、悪く言えば二番煎じですが、こちらは可愛気もヘッタクレもないフィギュアが暴れる映画。一般性が乏しくなった分、悪趣味度がパワーアップしてます。ヒーロー物のオモチャで遊ぶためには、ヤラレ役の悪者オモチャも必要というナントモ残酷なる現実を逆手にとって、正邪逆転させてるのが大変ヨロシイ。
7点(2003-09-20 20:45:22)
117.  スティーヴン・キング/痩せゆく男
すごい!本当に痩せていてるみたいで、リアル!しかもそれだけ! こういうのって短編としてオムニバス映画にこっそり紛れ込んでると、印象に残るかもしれませんが、一人立ちする程のもんでは・・・。スティーヴン・キングがドラッグストア店主の役で何となく嬉しそうに出演。さすがに『日本沈没』に出てた小松左京ほどの喜色満面ではないね。
5点(2003-09-15 14:35:46)
118.  スパイ・ハード
いや~笑ったね~。自分が何を観たら笑うのか、だんだんわからんようになってきましたよ。パロディがセコくて、イヤミな気もしますけどね(大体パロディなんてものは本来、相手を試すようなイヤミなものなのかも)。結局大笑いしちゃったもんでしょうがない。主題歌がスバラシイので、何でもいいから誰か賞をやっとくれ。
7点(2003-08-31 01:03:54)
119.  スクリーマーズ
もうちょっと特撮を頑張って、リアルなコダワリ映像で描ききっていたら、結構スゴイ作品になってたかも知れません。やっぱり安っぽい印象が。殺人ロボットに、正体のわかっているタイプと、わかっていないタイプがある、という設定が魅力的。でその真相はというと、若干ダマされたような気がしないでもないんですけどね。まあユニークで面白いです。
7点(2003-08-30 23:15:57)
120.  推定無罪
嫌な薄暗いようなモヤモヤした感じで、どういう風に話が落ち着くのかと思ってたら、このラストなもんで、なかなか衝撃的。意外なオチに、「真実味の乏しい場当たり的ドンデン返し」タイプと、「それまで信じて疑わなかった物が一気に突き崩される恐怖」タイプがあるとしたら、本作は後者の方と言えるのでは?ジョン・ウィリアムスの音楽がかなりカッコいいですね。雰囲気作りに一役も二役も貢献。
7点(2003-08-17 11:34:49)
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