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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1504
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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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1.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
映画を観る時はなるべくネタバレを回避し見るのは予告編程度に留めてますが、MCU関係は特にそこら中でバラされるからイヤですね。ましてや日本は公開遅かったですしネット記事のタイトルも怖くてスルーしてたので疲れました。コレで心置きなく読めますわ。 予告であの高笑いとともに飛んで転がってくるパンプキンボム、あの触手型金属アームが伸びてきてドヤ顔で現れ挨拶するドクター・オクトパス、そして「全ての運命が集結する」と出てましたので「コレは大集合あるな」とは思ってましたが、本当に出てきた時は(マスクをしてますが)口開けてポカーンとしてしまいました。相変わらず合間合間に挟むギャグや小ネタが上手く3人ピーターのやり取りはニヤニヤものでしたね。それぞれのシリーズのヴィラン救済をしつつ、それぞれのスパイダーマン=ピーター・パーカー救済の物語にもなっていて、落ちていくMJをキャッチしたアンドリューには感涙モノでしたし、グリーンゴブリンをフルボッコにしたトムがトドメとばかりに振り下ろしたグラインダーを止めに入るトビーにもシビれました。オリジナルで演じていたウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスが続投したのも大きかったのですが、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版を追ってきた人は特に満足できる内容だった気がします。おそよ20年間に渡ったスパイダーマン・シリーズの集大成としてよくぞ補完してくれたと思いました。 事の発端は子供じみた発想だったモノの、ほぼ全てを失ったトムは「大いなる力には大いなる責任が伴う」ことを理解し大きな成長を遂げた感がありました。逆にやらかし属性だった社長を次ぐストレンジはやらかしの後始末に苦労しそうですね。盲目の弁護士の彼も今後どうやって現れるのか気になります。マルチバースは嫌な予感しかしませんでしたがスパイダーマンの世界は素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 9点(2022-01-09 23:09:27)
2.  スパイラル:ソウ オールリセット 《ネタバレ》 
ソウ風味のなにかを観せられた感じ。刑事モノの定番であるバディで動いてたし、その場をなんとかやり過ごしても結局は死ぬしかないようなジグソウを思わせるだけのゲームもどき。決まった結末へ向かっているだけだしセブンっぽいですね。 悪徳警官を告発したため孤立している主人公ジークの新人バディのウィリアム。ジークの父親で元署長が刑事への志望動機と語ったり、その親父が独自の調査をしているらしく単独で建物に入っていったまま音信不通に。そして、署内でウィリアムがジークの携帯を借りたトコでピンときましたが、彼の入れ墨の入った皮膚が届き、向かった現場では皮膚が剥がされて殺されていたトコで「あー、コイツに確定だな」と思いました。 まあ役者も展開もそれなりで悪くはないのですが『ソウ』と言われると疑問符しかつきませんね。最後にはあの音楽とともに種明かしがフラッシュバックされますが、私的な復讐なだけで不正警官やそれを知りつつ見逃した警官への生存できる詐欺のゲーム風の死刑(私刑)執行だし、犯人はバレバレでカタルシスも無いしでテンション下がったままでした。社会風刺風だし『ソウ』を名乗らなかったらそこそこイケた気がします。
[映画館(字幕)] 4点(2021-09-16 22:49:07)
3.  スケアリーストーリーズ 怖い本 《ネタバレ》 
原作未読。幽霊屋敷で見つけた本を持ち帰るとひとりでに物語が書き綴られ、主人公として名を刻まれた者は現実として恐ろしい結末を迎えてしまう、というお話。児童文学が原作でレイティングGだけあってグロはいっさいなく、それほど怖くもないので苦手な人や子供でも安心して観るコトが出来ると思います。逆に慣れている人にはいろいろと物足りない気がしますね。原作は短編集で独立していたお話をピックアップし、ひとつのストーリーにまとめたそうですが、いじめっ子の案山子の話は振りもあるので良いのですが、他は「なぜこの子にこの化け物なんだろ?」的な疑問が浮かぶし落ちもイマイチな感じでした。怪奇ファンで作家志望の内向的なメガネっ子主人公ステラ役ゾーイ・コレッティはキュートで雰囲気があるので今後ブレイクするような気がしないでもないですね。
[映画館(字幕)] 5点(2020-02-29 00:49:55)
4.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
SWは小説など読んでおらず映画EP1-8およびローグ・ワンとハン・ソロしか観ていません。 オープニングロールでいきなり『パルパティーン復活』と出て吹きましたが、世界中から叩かれたEP8の敗戦処理というか軌道修正に躍起な感じでしたね。ただ、それが良く出来ているでワケでもなく、EP8じゃライトセーバーを投げ捨てたルークが「武器には敬意を払え」とか、ローズ「ここに残れと言われた」とか、パルパティーン「見よ、このざまを」とか笑いましたけど常に「いやいやいや」という突っ込み状態でした。場面転換も荒いしやたら矢継ぎ早にアッチ行ったりコッチ行ったりしてるし絵面しか考えてないので落ち着きがなく見づらかったです。レイとカイロは異常にフォースが強力になっていて輸送船を引っ張り合いパワー合戦した挙句にレイがフォース・ライトニングを出して爆発炎上させるトコなんかドン引きでしたね。それが後々判明するパルパティーンの血筋という伏線にしろやりすぎ感は否めなかったです。そこで「チューイを殺してしまった!」と大騒ぎしてたらすぐ次のシーンで相手の母艦に連れてこられてるチューイが出てくるし、禁じられているシスの古代文字を解読するため改造(いままでの記憶メモリを初期化)するC-3POも浪花節風でしたがR2-D2が難なく復元してるし、あげるとキリがないくらい脚本も構成も編集も変だった印象。治癒能力まで見せるなど相変わらずフォースは何でもできちゃう万能な存在で神さまレベルだし、やたらと目立つ配置のポリコレ含めてもうちょっとさじ加減を考えて欲しかった。スカイウォーカーの夜明けでしたが血筋絶えちゃったので落日だったな。エンドロールのメドレーは感慨深かった。 まあこれで修正できたと思えないし次がどうなるんだか。船頭をしっかりしないとスター・ウォーズという大看板を手に入れてもどうなるかわからないですよディズニーって感じな三部作でしたね。
[映画館(字幕)] 3点(2019-12-20 21:28:28)(良:2票)
5.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
『ドクターストレンジ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界の分岐を説明しておき、今作の予告編で「あの戦いで扉が開いた」「別の次元から来た」と紹介されるベック(ミステリオ)。「マルチバース(多元宇宙)の世界につなげちゃうんだな」と普通に思っていたら、ミステリオは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の冒頭でBARFというバーチャル・リアリティの技術で空間に映像を投影するホログラフィを扱っていた人物で、エレメンタルズという怪物から何から全てがトニーに煮え湯を飲まされた連中によるフェイクだったのは本当にやられたと思いました。ミステリオの戦闘は「ストレンジっぽくて派手だけど効いてなさそう」とは思いましたがまさかドローンによるイリュージョニストとは考えませんでしたね。リアリティ・ストーン級の幻影使いで世界を謀ろうとしていたとは良い意味で裏切られました。親愛なる隣人でネクスト・アイアンマンと呼ばれる重責に悩む多感な高校生であるピーターには格的にも話の都合上でもこれ以上ないちょうどいい相手だったと思います。そのミステリオを倒すためジェット機内のトニーのラボで新しいスーツを作るピーターとそれを優しい顔で見守るハッピーはグッと来たな。AC/DCの『Back In Black』が流れたのも良かった。MCUへのオマージュもたくさんあり合間に入るユーモアのセンスもスパイダーマンらしく可愛げがあり微笑ましく楽しかったです。スパイダーセンスも復活しトニーの意思を受け継ぐ男として丁寧に描いてハッピーエンド。と、思いきやあのラスト。彼の苦難の旅は始まったばかりなんだなと思わされました。MCUどこまで行くのか。
[映画館(字幕)] 7点(2019-07-05 01:45:55)(良:1票)
6.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
娘を殺された母親が捜査の進展がない警察に対し抗議の広告看板を出し八つ当たりすることから様々なコトが生じていく物語。クライム・サスペンスと宣伝してますがブラック・コメディに近いですね。主役ミルドレッドのフランシス・マクドーマンドは女イーストウッドといった雰囲気を醸し出しなかなか強烈なキャラを演じてたな。その怒りの矛先である警察の署長ウィロビーを演じたウディ・ハレルソン、その部下で問題児のディクソンのサム・ロックウェルも単純ではない複雑なキャラクターを演じ切ったと思います。「怒りは怒りを帰す」と元旦那の頭の弱そうな若い恋人の言葉で冷水ぶっかけられたかのように冷静になったミルドレッドでしたが、観ていて「短気は損気」という諺が頭に浮かびましたね。怒りが怒りを呼び大きな諍いを起こしてしまう。その連鎖を止めるにはどうすべきなんだろうなあ、と。恩は倍返し恨みは三倍返しとしている私には到底及ばない境地ですわ。観客に問いかけるような最後にもなっていたので色々な解釈も出来そうですね。スッキリはしませんが見応えありました。
[映画館(字幕)] 7点(2018-02-09 22:26:27)(良:2票)
7.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
ずっと「我がディズニーはいろんな団体に気を使ってますよー」ってのが見え隠れしてるくせに、アクバー提督の扱いなど長く観ているファンには全く気を使わないというのが酷かったな。その場面じゃ真後ろでの爆発に巻き込まれて宇宙空間へ放り出されても五体満足なレイアが生身で遊泳して生還してるし「なんだそれ」という場面が次から次へと出てきて全くノレなかった。遠隔でテレパシー交流してるわその対象の相手も見えるわ、ルークは分身の術まで使うわ(ちょっとカッコ良かったけどw)で、もはやフォースは何でもありですね。そのルークを見て(分身とは知らないが)「別の入口から来たはずだ!」で本当に道があったのはルークに導いて貰ったってことにしときますけど脚本から演出から雑すぎだな。新キャラのローズも整備士のくせに戦闘機乗りが苦戦する旧型ポンコツ戦闘機を難なく操りフィンの特攻を阻止し両者無事というリュウ・ホセイも真っ青な操縦術を見せてたしご都合主義を超えた何かを観た気がします。だからディズニーは駄目なんだと言われないよう次の三部作の締めはキッチリお願いしたいモンですね。
[映画館(字幕)] 4点(2017-12-15 23:10:26)
8.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
MCUと提携してリブート1発目の単独映画ですがそつなくまとめてきたなという印象。すでにスパイダーマンになっているため十分に尺があり、甘酸っぱい青春時代をおくっている高校生活やアベンジャーズに入りたくてウズウズしている描写など丁寧に作られています。主演のトム・ホランドは歴代でも一番若いですがとても初々しく青春スーパーヒーロー映画といった作りで悪くないですね。 今回はスターク社長によるスーツを着こんでのお話。途中でおデブで気の良い親友ネッドにスーツを解析してもらいロックを解除して完全ハイテク化が進みますが、最初は面白かったもののあまりにもスーツとAI頼みでアイアンマン化してしまい生身の能力が希薄だったのはどうかと思いましたが、それも没収されお手製スーツに身を包みバァルチャーに向かっていく展開はとても燃えますね。そのバァルチャー役がバットマンとバードマンを演じたマイケル・キートンだったのも色々とフリが効いてて良かったし犯罪者でありながら人格者で家族思いの父親にはピッタリだった。まあヴィランとしては悪の塊でもなく小物でしたけどね。その娘リズはパッとしないヒロインだなと思ってたら案の定当て馬で、コッチの方が全然魅力的だなと思ってた不思議系の子が最後にMJと判明したトコと終盤にペッパーが出てきたトコは「おおっ!」とテンションが上がりました。バランス良くネタを散りばめてあって上手く出来てたと思いますね。 まあ相手にもよりますがスパイダーマンにAIは必要ないと思うので軽口を叩いて目まぐるしく動き回り相手を翻弄するいつものスパイダーマンでいて欲しい気がする。そこら辺はスパイダーセンスがまだ発揮できずにいるヒーローの道を歩みはじめた発展途上の未熟な少年ヒーローってことなんだろうな。その道を辿ってきてピーターを諭す先輩ヒーローのトニーは父ちゃんにしか見えなかった。導いてやって欲しい。
[映画館(字幕)] 7点(2017-08-15 21:28:18)(良:1票)
9.  スプリット 《ネタバレ》 
23人の人格を持つ男vs女子高生3人組。23人の人格といいつつ、出てくるのは見た目とギャップのある女性や子供など数人のみだし監禁場所や内容も特に驚きはなかったかな。人格の主導権争いもふーんってだけでベタだしね。人格が変わる事により肉体構造も変わり女子高生がえじきになった辺りで「あー、シャマランには珍しくホラーになっちゃうのか」と思ったらさらにその上をいくラストでそこはビックリだった。途中で「アンブレイカブル」の音楽を使ってたから違和感を感じたけどダンが出てくるとはねぇ。アメコミ映画が大流行りだからシャマランもヒーロー物をやりたくなったとしか思えなかったな。今回はダンに対抗できるビーストという怪物誕生物語で盛大な前フリ映画でしたね。まぁぶっちゃけあのラストシーンは丸々カットで、性的虐待を受けてたケイシーが多重人格者ケビンの表に出た人格ビーストもろともオッサンの記憶も払拭したラストにした方が筋が通った気がしますが、こういう流れにしたいなら続編は早々にやって欲しいトコですけどね。再来年は遠いな。
[映画館(字幕)] 5点(2017-05-30 21:42:52)
10.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
悪役を集めた部隊という事で悪ノリアゲアゲ大暴れ系なのかと思っていたら、気の良い田舎ヤンキーが「よっしゃ!やったろ!」って感じで和気あいあいと他校地区へ遠征してる感じ。ジョーカーとハーレイ・クインはキャラが立っててバックボーンの説明なんかもちょうどよかったけど、他にも家族愛だの恋愛話だの仲間なんかも盛り込んで真面目な作りでクドかった。せっかく悪党大集合という企画なんだから、いい加減に不真面目に面倒くさそうに世界を救う話でいいのにね。こういうのじゃ普通のヒーロー映画と変わらないわ。ハーレイ・クインのポップな見た目と陽気でサイコなキャラがあったのでそれなりに観るコトが出来たけど、他のキャラは見た目の割に行動がショボいので魅力も薄くもったいないチームだった。魔女のエンチャントレスなんか面白そうなキャラだったのであの扱いは特に残念。あと新旧楽曲を使いまくってるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の二番煎じにしか見えないから程々でいいのにな。「バットマンvsスーパーマン」までの陰気な雰囲気をポップにしようとしたけど失敗って感じ。DCは明るそうな話を作らせても暗いね。
[映画館(字幕)] 4点(2016-09-15 01:48:12)(良:1票)
11.  スノーホワイト 氷の王国 《ネタバレ》 
そもそも前作は続編を作るほどのモノだったかな?と思いましたけどなんで作ったんだろう。前作の主役スノーホワイト(クリステン・スチュワート)が揉めて出ないって時点で企画も止めりゃいいのに。「予算取っちゃったから使ってください」って苦肉の策だったのかな。 セロンは魔女そのものって貫禄があったしエミリー・ブラントは歪んだ母性と氷になり切れない儚い雰囲気があり両者女王っぷりがハマってはいた。クリス・ヘムズワースはソーのイメージが強すぎて誰にも負けなそうなオーラがあるけど今回は適度に弱くて女優陣に翻弄された感があったな。まあキャストは豪華だったけど全体的にアッチ行ったりコッチ行ったり中途半端な出来だし既視感を覚えるシーンが多々ある。ドワーフ役の男女4人がいい味を出してたのが救いでもあるけど「ホビット」を思い浮かべた人も多いだろうな。古典の童話で普遍的なテーマの愛を描きつつ、現代でウケそうなアクションやラブストーリーを入れるにはセンスが大事だなと思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2016-05-29 01:07:42)(良:1票)
12.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
20世紀フォックスのファンファーレが無くて寂しいものの、「遠い昔。遥か彼方の銀河系で…」からのタイトルロゴとあのテーマ曲で完全にテンションだだ上がりで出来上がっちゃったかな。旧シリーズのキャストの登場やお約束も盛りだくさんで絶妙に配置されているので中盤辺りまではニヤニヤしっぱなしでしたね。女性主人公で不安に思えたレイは芯の強さも華もありそれだけの大役を務める器のデカさを感じたし、フィンは狂言回し的で存在感を発揮していて悪くない。まあ村人を殺せなかったのにちょっと前まで仲間だった連中を躊躇なく殺してるのは気になりましたが、バックボーンを含めた今後の展開が大いに気になる二人でした。BB-8はR2-D2並に愛嬌があって可愛いかったな。 ただ、予告で微妙感丸出しだったカイロ・レンはダース・ベイダーを崇拝する中二病の子供にしか見えず微妙だった。ことあるごとに癇癪を起し周囲に当たり散らすなど小物臭が酷かったうえ、最後にはフォースでも剣術でも体術でも腕力でも素人に完敗。マスクも中身もカッコ悪くて華がないし新シリーズの敵としては力量不足。ソロの息子という重要な立ち位置ながらキャラが立ってなくて残念。もう一人の新キャラのキャプテン・ファズマもショッパイし初日公開のメモリアルパンフの表紙を飾ったのは何故なんだろうと考えてしまいました。印象に残る敵がいなかったですね。また、シリーズの印象的なフレーズは流れるものの、今回は盛り上がりに欠ける曲ばかりでジョン・ウィリアムズどうした?と思ったな。毎回グッとくる曲があったんだけどどうしちゃったんだろう。 中盤まではかなり楽しかったんですが、終盤はそういった面も多く目立ってしまった上に色々と盛り込み過ぎてて駆け足で場面転換もかなり乱暴に見えた。レイがルークに会うところもカメラワークが変な上に長いしSWらしくなかったな。ソロの退場はかなりショックでしたが、いたらいたで周囲を食いまくる強烈な存在感なので仕方ないのかも?とも思いますが、インディ・ジョーンズとソロは死なないと思ってるのでひょっこり復活することを願います。チューイも願ってることでしょう。まあ謎も多いシリーズ開幕戦でしたが次が早く観たいですね。
[映画館(字幕)] 7点(2015-12-19 19:24:23)(良:2票)
13.  300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 《ネタバレ》 
スパルタの豪快かつ豪胆な勇猛果敢なる300人の男たちを描いた300(スリーハンドレッド)。スタイリッシュな映像美で容赦の無いえげつない描写も美しくありました。その続編となる今作ですが、神話の世界のような異形な異教徒を思わせたペルシア軍はクセルクセス王は相変わらずイイ味を出してますが、すっかり毒気を抜かれたかのように並の人たちの集まりになっていて拍子抜け。それを補うためか、妖艶で冷酷かつ優れた戦闘能力を持った女傑アルテミシアが出てきますが、彼女はキャラも立っていて良かったですね。 今回の主役デミストクレスは前作のレオニダスがあまりにも凄かったため、大きく割りを食ってしまった感がありますが、いかんせんスケールダウンした人にしか見えない。男気の塊でグイグイ周りを引っ張ってくれるカリスマ性を併せ持ったレオニダスの後任には荷が重かった。脇を固める人たちも、また父子ネタをやってるし、キャラが薄く印象に残らずイマイチだったかな。荘厳な音楽とビジュアルは前作を継承してて良い感じでしたし、ほぼ同時軸での物語で悪くはなかったんですけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2014-06-21 22:16:46)
14.  推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 
エドガー・アラン・ポーは多少読んで知ってる程度。思いのほかグロいシーンがあるので苦手な方は注意が必要。19世紀半ばの街並みなどの情景が作品の陰気な雰囲気に合ってますね。実際のポーの最後と結びつけた終わりにしてますがファンには納得できる最後なのかな?と思いました。犯人に対するあのオチはカタルシスを感じた、フィールズはなかなかカッコ良かったな。ポーを演じたキューザックは生え際が後退してきたので、フランシスコ・ザビエルに瓜二つでした。彼の映画化があれば是非キューザックで。
[映画館(字幕)] 5点(2012-10-31 22:53:41)
15.  スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》 
ームの映像の方が凄いかも?と思わせる程度のCGでフルCG映画とは思い切りましたね。 せっかく特徴づけしたキャラ達もあのスーツを着てると誰が誰だか判りにくく、前フリのネタも回収しないままあっさりと無駄に戦死。やっとマローダーが出たと思ったら、ほぼ瞬殺レベルで萎えました。カッコつけたセリフやシーンを入れて印象づけたいんだろうけど、突っ込みどころ満載になってしまっているのは残念。色々と制約もあったんでしょうけど脚本はもうちょっと練って欲しかった。お約束シーンだけ力が入ってましたかね。
[映画館(字幕)] 3点(2012-08-14 21:41:56)
16.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 
大多数の女性の願望でもあろう、『永遠の若さと美貌』を渇望する魔女役のセロンは妖艶でハマりすぎてましたね。若さを吸い上げて美顔状態にしろ、邪悪度アップした顔つきにしろ、魔法が抜け老化した顔にしろ、様になってるのは流石でした。クリステン・スチュワートのスノーホワイトも悪くはないですが、陰気で華やかさに欠けるし存在感が薄い。セロンとは完全に格が違いましたね。新解釈と位置づけて戦う白雪姫になっていますが、いっその事、魔女が主役で勝っちゃうのもアリだったんじゃないの?と思います。 『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが作品が変わっても斧を持っていてウケましたが、この人はほんと頼もしさが溢れてるしイケメンですねぇ。道中で無駄死に扱いされたら嫌だなぁと思いつつ観てましたが、悪くない扱いで安心しました。 世界観もビジュアルも好みの部類なので退屈はしませんでした。
[映画館(字幕)] 6点(2012-06-18 22:06:04)
17.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
映画作りに熱中している少年グループは適材適所というかキャラが揃っていて、それぞれが「あ~いたいた、こんな奴」って見た目と性格をしてて微笑ましかったです。ただ作品としては中途半端にしか感じなかった。エイリアンは何年も閉じ込められ実験されて鬱憤が溜まっていたんだろうけど、人を襲って殺したり、さらって食べちゃってるような同情の余地なしな生物。主人公の少年はそんなエイリアンと心を通わせたのか笑顔で見送り、4か月前に事故で亡くした母親の形見をすんなり手放してしまうあたりのベタベタな演出は鼻についたな。『ET』+『スタンド・バイ・ミー』的なモノを狙ったんだろうけど、ほとんどの演出に唐突感があるので感動も感情移入するところもなく見事に肩透かし。スリーマイル島、先生の最後の言葉、事故現場に残されたフィルムケースだのと伏線も全くスルーしてるし、派手な爆破やVFXがなければ70年代の作品といわれても分らないかもしれない、深く考えたら負けのお気楽映画でした。前半の事故までの流れは良かったんだけどなぁ。 タイトルはコダックの8mmカメラ用のフィルム規格だそうで、それを使って色々と撮っていた人には感慨深かったのかもしれませんね。
[映画館(字幕)] 3点(2011-06-27 22:05:34)
18.  スプライス 《ネタバレ》 
ビジュアルとか面白そうな雰囲気はあり異形の生物ドレンはキモ可愛い。でもすべてが予想通りに展開するというか至って平凡な作品。人間と動物の遺伝子を組み合わせ新生命体を製造(創造)するという神の領域へ踏み込んだ内容ながら科学者夫婦のマッドぶりも無いため倫理(道徳)感に訴えるモノも無い。人間の本能というか欲望だけ。母親に蔑ろにされて育ったエルサも自らのDNAを使ったドレンに同じような事をし、そのドレンも夫婦相手に色々と仕出かすという。考えてみるとエルサのDNA(血筋)がおかしいってコトじゃないのかね? まぁ異形の生物と人間のある意味「ぶつかり合い」が見ものかな。「ソッチ系」の倫理(道徳)感を思うと本国で大コケだったのも分からないでもない。フリークスが好きな人向け。
[映画館(字幕)] 5点(2011-01-21 01:01:27)
19.  スペル 《ネタバレ》 
ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07)(良:2票)
20.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 
平和になった世の中、ショーとしての戦争をするために作られたキルドレ。子供のまま成長することなく、戦死しても直ぐに生まれ変わるクローンであり繰り返しの人生を送っている。それを繰り返し何人も見ている水素や周りの大人は何を思っているんだろうか? そのキルドレである函南優一は自分の存在意義を感じ取り、何かを変えようと勝ち目の無い敵軍エースであり大人のティーチャーに戦いを挑み戦死。勝てない存在に挑んで散った優一を見て、無感情を装いながらも鬱積した感情を持っていた水素は真っ直ぐ生きる糧を得たわけだ。 終わりの無い繰り返しの物語。今の時代の無気力に生きている若者への「抗って生きてみろ」というメッセージ。それとも絶対的な強さを誇る駿に挑む自らを描いたか。 「やる前から負けること考える馬鹿がいるかよ」by猪木。今の世は打算を働かせてから動く人が多いからなんとも言えませんが、「当って砕けろ」の精神が好きだな。砕けてもなんかしら見えるんじゃないかと。 作画は悪くないけどCGとキャラデザがイマイチ。川井憲次の音楽は相変わらず素晴らしいわ。
[映画館(邦画)] 8点(2008-08-07 01:02:10)
060.40%
1412.73%
2614.06%
31268.38%
415810.51%
525016.62%
626617.69%
729419.55%
819913.23%
9734.85%
10301.99%

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