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1.  スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ 《ネタバレ》 
政治を扱った映画はよくわからないところが必ずあるんですが、この作品はシンプルな上にいい具合にサスペンスフルでもあり、最後まで混乱することもなく面白く観ました。 ジョージ・クルーニーはこういうテーマを扱っても変に通ぶったとこも感じないし、オリヴァー・ストーンみたいにならないのが好感持てます。スティーヴンの解雇の経緯やモリスのスキャンダル内容、結構こういうのが現実なのかもね。  内容が手堅ければキャストも手堅い。フィリップ・シーモア・ホフマンはわりと抑えた演技なんですが、お腹はどうしようが抑えきれないという、すごい腹してるわぁ。 選挙事務所の雑用係みたいな女の子役ぽくない女優だなあと思ったら。。。なるほどだからああいうタイプなのね、あの女優さんてマリリン・マンソンとすったもんだあった人じゃないですかね。うん、手堅いですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-02 00:52:58)
2.  ステップ 《ネタバレ》 
山田孝之が好きなんで、どんなシングルファーザー振りなのか気になって鑑賞。 2歳になるかどうかって娘をベビーカーに乗せて初めて保育園に行くところはたまらないんですよね、胸が痛むというか。 そこまではよかったし、期待したんです。 でもその後、父も娘も優等生で物わかり良過ぎでリアリティを感じませんでした。 スムーズにいきすぎです。淡々とシンプルに描きすぎじゃないですかね、かなり物足りないです。 山田孝之のキャラも物足りなかったです、アタフタ走り回るとこがあってもいいんじゃないかと。  単純に「嘘はいけません」と言い放つ担任の先生の存在はなんだ?この小学生並みというかガチガチの頭というか、思考も感受性もおかしいんじゃないかとさえ思う教師はいったいなんのためにいるのか、実際こんな教師がいるんですかね。学校の先生をこのようなキャラにするってどういうことなのか、結果もなく疑問を感じました。 死別と離別で事情は大きく違いますが、いきなり家事、育児、仕事に奮闘するお父さん、そして父と子どもとの絆を描いた映画といったら やっぱり「クレイマー、クレイマー」だよね、などと思ってしまいました。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-08 17:14:44)
3.  スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー 《ネタバレ》 
ヴィンセント・ドノフリオの監督デビュー作なんだそうです。 鑑賞後に映画情報をいろいろ見てたら、「マグニフィセント・セブン」の撮影中にドノフリオが本作の企画に触れ、俳優たちに出演の打診をしてたとか、本作では特にディカプリオに見えてしまうデイン・デハーンはイーサン・ホークの推薦だったとか記載されていたものもありました。 ドノフリオといったら「フルメタル・ジャケット」のあの訓練兵ですよね、表情の変わりようとその怖さは今も記憶にしっかり残っています。  西部劇で原題が「The Kid」とくれば当然ビリー・ザ・キッドだろうと。 確かにキッドも出て来るし、実在した人物は何人か出てきます、その中に架空の姉弟がいるのです。追われる姉弟にキッドやパット・ギャレットが絡み、「The Kid」のキッドは弟の事だったのかと思わされる内容でした。  実在の人物に関してはわりと史実に沿っているそうです、でもビリー・ザ・キッドやパット・ギャレットを絡ませたことでどうだったのかと言われれば「うーん、どうなんだろう」と答えてしまいそうです。 地味だなとは思いますが、面白くないかどうかといわれたら、それなりに楽しめるかな。 姉役のレイラ・ジョージはドノフリオの実の娘なんだそうです、母親はグレタ・スカッキだとか。そして夫は御年61歳のショーン・ペンですと!!まだ29歳、うちの娘と同い年、私なら大反対だわ。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-09-01 15:46:01)
4.  ストックホルム・ケース 《ネタバレ》 
ストックホルム症候群の意味は知ってますけど、語源となった事件のことは知らなかった。 パトリシア・ハーストの事件はかなり前から知ってるけど。  なんか私コレ好きです、面白いです。 70年代っていう雰囲気も関係するのかもしれませんが、犯人も警察もとてもじゃないけどキレがあって垢抜けてるとは言い難い、でも交渉する時の会話がいい、ニシンの焼き方のとこもいい。なんだかフっと笑えちゃうところがいくつかあるんです。 そしてなんといってもラースのキャラが抜群だと思う。演じるイーサン・ホークが最高です、ハマってます。ほんっとにいい俳優だなぁ、大好きです。マーク・ストロング、ノオミ・ラパスもいい味出てます。 人質の生死をそれで確かめるって?なぜかいちばん非情に感じたとこです。それだけ犯人寄りになっちゃってるという違和感があったってことかな。 映画の中でのラースとグンナーのキャラは大いに脚色されてるだろうなとは思いますが、モデルとなった二人は存命中なんですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-06 17:38:14)
5.  スキャンダル(2019) 《ネタバレ》 
からだにぴったりフィットしたミニ丈ワンピースにブロンドとコテコテしたメイク。ニュース番組なのに知的には見えないと思うんですけどね。 4~5年前でしょ?アメリカ人は未だにこういうのが好きなんだとちょっとびっくりした(笑) ていうかこれがロジャー・エイルズの好みなのね。 映画としては、これだけの女優がいながらやけに地味だなと。 感心したのは特殊メイクとジョン・リスゴーのエロじじぃ振りでした。 サクサクと話は進んでいくので退屈はしないんですが、巨大メディアのスキャンダルを描いている割には淡々とクール過ぎちゃって、こちらはさら~と眺めているという感じ。セクハラの被害者たちが、加害者である権力者を失脚させたのに爽快、満足という快感がなぜか得られないのでした。 メーガンのアシスタントの?ちょっとアン・ハサウェイタイプの女優さんとグレッチェンの娘役の子がかわいかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-23 13:35:10)
6.  ストックホルム・ペンシルベニア 《ネタバレ》 
主演がシアーシャ・ローナンだから観てみた。 4歳で誘拐されて4歳までの記憶がない?まずこの設定にちょっと無理があるんじゃないか? 「三つ子の魂百まで」って言うくらいですから、4歳っていったら両親のことはしっかり認識してますし、知らないおじさんに連れ去られたら、死ぬほど泣きわめくと思いますが。なーんにもおぼえてない、記憶が全く蘇らないっていうのが不自然よ。 私は3~4歳の頃の記憶は断片的ではあるけどいろいろありますよ、保育園が嫌で毎朝泣いてたとか、人形に牛乳を飲ませようとして派手にぶちゃけたとか。そしてその記憶には必ず母親の存在がセットになってるもの。  このように矛盾を感じるところはあるんですが、話の方は17年ぶりに帰ってきた娘に対する両親の在り方について問題提起してるかんじでして、ストックホルム症候群は関係ないと思います。 もともと夫婦関係はそこまで良好、問題なしではないようでして、後半はお母さんがおかしくなって暴走してしまうんですね。  誘拐されてどんだけ大騒動になったか、両親や世間の犯人への感情、そして娘本人への影響の大きさ怖さなど、いわゆる現実というものを、しっかり娘に言えよ、教えろよとイライラした。両親にとっては娘は4歳のままの記憶だったわけだから、ブランクをどう消化するかは並大抵じゃないとは思いますけど、しかしながらやることがいちいちマズイんじゃないかと思えてならなかったです。 ラストもすっきりせず”まさか娘も?!”といういやな予感を残し後味が悪い。 映画としてはテーマなりにもうちょっと華とか色があってもいいんじゃないかと思いました。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-06-13 19:14:43)
7.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 
随分前になりますが、ウィノナ・ライダー主演の「若草物語」を観ているので本作は過去と現在が行ったり来たりするんですが、きちんと把握できました。 特筆したいのはローリーを演じたティモシー・シャラメですよ、なんといっても。ジョーに告白するシーンがもう最高なんです。 シャラメのローリーはいつもなんだか緩いんです、それがこの時初めて一途なおもいが溢れる。ここ凄いんですよ、素晴らしいシーンでした。 四姉妹は明るく元気でみんな可愛らしい、こんなに威勢が良くて力強いシアーシャ・ローナンを始めて観ました。 そしてベスのことはわかっているのにそれでも泣けてしまった。 脇を固めるベテラン俳優たちと勢いのある若手俳優たちとの相性も良かったと思います。なんといってもテンポがよく快活で少しもだらけることがなくハッピーエンドへ。ダッシュウッドさん絡みのエピソードはユーモアもあってよかったと思います。 心和む清らかな映画ですね。 映画館からの帰り道、本作とウィノナ主演の方と続けて観てみたいなぁと思ったり。あっちの四姉妹のキャスティングも素晴らしく、ローリーはクリスチャン・ベールですよ、今じゃちょと想像もつかないけど。ティモシー・シャラメの20年後も楽しみです。だけど私それまで生きていられるかしらね。
[映画館(字幕)] 9点(2020-07-20 23:28:04)(良:1票)
8.  スノーマン 雪闇の殺人鬼 《ネタバレ》 
「スノー・ロワイヤル」に続き、また雪まみれの映画を観ました。 とにかくキャストにスタッフ、そして舞台は北欧ノルウェーでサスペンス。 原作はシリーズ物らしいし、否が応でも期待は高まる。しかし・・・ う~~ん、非常に残念過ぎる映画でした。素晴らしいのはノルウェーの雪景色です。 ひとことでいうと中途半端の極みといいますか、とにかく時系列、キャラ設定、人間関係、事件の背景、犯人の存在と動機・・・何もかもにぶつ切り感があって、どう繋げればいいのか、どう納得しとけばいいのか観てるこっちが困るという具合なんですよ。 結局レベッカ・ファーガソンはどうなったのよ、彼女は執念の捜査をしてたんだからラストになんかあってもいいのでは? そしてJ・K・シモンズなんですが何のためにいるのかわかんないくらいです。主人公アル中刑事のファスベンダーの元妻役シャルロット・ゲンズブールが被害者女性よりも何よりもいちばんうざったい女と感じてしまうんですよね。 俳優たちは素晴らしいんですよ、個性的で旬な俳優を一度に観られるとこはいいんです。けれどヴァル・キルマーにだけはショックを禁じ得ない。そのかわり思いがけずジェームズ・ダーシーが!! 彼はTVシリーズの「ポワロ」「ミス・マープル」でわりとクセのある役どころで出てまして、非常にセクシーでずっと密かに注目しているのです。恐るべし英国俳優「アナザー・カントリー」から美形が途切れない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-04-01 15:16:41)
9.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 
こっちはリメイクでオリジナルも同じ監督なんですね、「特捜部Q」シリーズも監督してるのね。 北欧出身の監督として期待できる人なのかな? またしても最強お父さんのリーアム・ニーソン、今回はCIAだとか特殊な訓練を受けたわけでは無そうなんですが強いわ強いわ。 息子を理不尽に殺され復讐の鬼と化すお父さん、しかし徐々にコメディとなる。あんまり無い展開で目新しいですね。 とにかく雪雪雪、雪しかない風景と全面ガラス張りの家、なんか可笑しい。 どこといって不満があるわけではないのですが、ローラ・ダーンがエキセントリックに絡んでくるのかと思ったらそれは全くなくて少々肩透かしです。 しかししぶといというか逞しい女優ですなあ、ローラ・ダーンといえばデヴィッド・リンチの映画に立て続けに出ていた頃を思い出す。「ブルー・ベルベット」で見せた泣き顔はデニス・ホッパーの変態ぶりも霞むんじゃないかとさえ思えるインパクトだった。知らない間に消えた女優になってもおかしくないと思ってたのに年を取るごとにあっちにもこっちにも引っ張りだこの売れっ子になりオスカー受賞となった、凄い。ブルース・ダーンを父に、魔女顔のダイアン・ラッドを母に持つのはダテじゃなかった。娘のローラも魔女顔と言える。 オリジナルも是非観たいです、ステラン・スカルスガルドだもの期待できそう。 オリジナルの邦題がすでに笑えてしまう。こっちは「ロワイヤル」ていうのがよくないと思う。何がロワイヤルなんだろ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-28 15:10:35)(良:1票)
10.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
フランシス・マクドーマンドは時々とんでもない映画に出るんですよね。 この役は彼女にしかできないんじゃないかとまで思います。 オープニングからグイグイ惹きこまれ「これはイケる」と確信しました。  怒りの連鎖を描いている本作なんですが、母親ミルドレットは娘と口論した時に売り言葉に買い言葉で言い放ったこと、そして本当にそうなり最悪の結果になってしまったことに持っていきどころのない後悔と無念さに苛まれていてそれも怒りへといっているように感じます、自分への怒りですかね。でも犯人への怒りとか憎悪っていうのはなぜかあんまり感じなかったです。 ここがよくある復讐ものとは違うんです。  そして警察署長の自殺と遺書から一気に様相が変わっていく、ここでもうまったく予想外の展開で いったいどういう結末なのかと目が離せない、そしてそのラストもまったく予想外でエンドロールが始まってもしばし動けなかったです。まず脚本が優れているんだと思いました  登場人物たちはそれぞれしっかり人となりが描かれていて、みんな良くも悪くもないという人々。 オレンジジュースに飲みやすいようにちゃんとストローを添えて置いておく、 あの心遣いがいちばんホッとするうれしいシーンでした。 完璧、これは秀作です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2019-01-12 21:33:12)
11.  スペル 《ネタバレ》 
はい、本当に久しぶりにこの手の映画を観ました。 呪いを解く方法が出てきたとこからかなり前に観たスティーブン・キングの「痩せゆく男」が フワーっと思い出されました、クリスティンも昔は太ってたらしいしね。  なんていうか、仔猫ちゃん・・・とばっちりもいいとこじゃん、いちばんの被害者です、かわいそうに 最初は逆恨みも甚だしい気持ち悪いばあさんなんだけれども、仔猫ちゃんの件からどっちもどっちみたいに思えまして、 「情けは人のためならず」「人を呪わば穴二つ」なんてことわざも浮かんだのでした。 呪いのボタンを渡された相手がこともあろうに婚約者・・・仔猫ちゃんの呪いですな、安らかに、合掌。。。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-10 15:01:05)
12.  スリーピング ビューティー/禁断の悦び
も~~まったくの期待外れ、だから何が言いたいのかしたいのか、何を訴えているのか、そういうところが全く描かれてません、それどころか人物描写すら満足にできてないです。コレ映画ですか?ド素人が撮ったとしか思えません。 絵的な美しさにだけこだわってる感じ、しかしカメラワークが単調で退屈です、奥行きを感じない映像といいますかね。 川端康成に影響受けたらしい題材はいいのに残念すぎる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2013-07-06 22:59:02)
13.  すべて彼女のために 《ネタバレ》 
ひかりTVでコレが観られるとわかりまして、さっそく。 最初、マイケル・ケインが出てきたかと思いました、奥さん役の女優さんはかなりきれいですね、きれいだけどよく似た感じの女優と見分けがつかないタイプだと感じたんですが、これは単に私が年をとったせいでしょうか・・・ 奥さんの描き方、ここがリメイク版と決定的に違うところだと思います。 オリジナルのこっちはなんの疑いもなく奥さん、リザは冤罪・無実だと伝わるのです。 そして脱獄を計画してまで取り戻したいという夫、ジュリアンの心情もストレートに伝わります、脱獄がいいか悪いかを問題にするのは野暮ですね。 リメイクはハリウッド映画なので娯楽性に拘るのはわかるし、そういう見せ方をさせれば他国はかないません、しかし調子にのったかどうかは知りませんが余計なモノをくっつけてそれが鼻についたのでありました。 心情を伝える、人間を見せるという点ではオリジナルの方が濃密です、ジュリアンの両親、弟、特にお父さん。これが今生最後と予感し、息子をガシっとハグするシーンはやられました。そしてなんといっても幼い息子の健気さ可愛らしさね。 本当に久しぶりに渋いフランス映画を観ました。当然、リメイク版より点数は上です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-17 13:10:51)
14.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
真相はどうなんだ?を最後までひっぱるところや雰囲気が「告発の時」と同じですね。ハリソン・フォードの「逃亡者」とよく似たシーンがありました。  巧妙なワナや仕掛けがあるわけでもない、行きずりのずさんな殺人事件にも関わらず、ずさんな捜査で冤罪のうえ、大学の先生というド素人の脱獄、逃亡は成功しちゃうし、あの頼りにならない弁護士。つまり一般市民を守る立場の方々の無能さを見せたかったわけね。 ポール・ハギスらしいプロット、演出で最後まで緊張感があり、引きずり込まれて一気に見入ってしまいます。 しかしですね、何と言ったらよいのかわかりませんが、なんかこう抵抗を感じるといいますか、最初から最後まで腑に落ちないものを感じました。 まずあの奥さんなんですが、「やったのか、やってないのか」という疑惑をこっちに持たせようとしているのがミエミエなんですな。 最初に出てきた時、奥さんというより愛人かと思ったもの。あえて善人顔ではない悪女顔の女優にしているのよ。 完成度は高いし8点以上の作品だと思うけど、あちこちにこなれた感が漂い、それが確信的といった感じで鼻につくんですよ、ココが私にとって大きなマイナスでした。 素直に良かった~と感動できませんでした。 ラッセル・クロウの苦悩と強い意志を感じる表情は良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 01:16:00)
15.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
オスカー受賞映画でイギリス映画だけどインドでクイズ番組で・・・これくらいの知識で、どうしてこうなったのか繋がりがよくわからないし、予測し辛い映画という感じ。 実体験から得た知識が幸運にもクイズの答えを考える必要なく知っていたわけで、なぜ知りえたかを観せるというアイデアと構成は新しいといっていいと思います。 けれどただそれだけという感じ。これって皮肉も入っているのかな? 躍動感のある映像は素晴らしいし、兄弟の性質の違いをくっきり描いているところがいいわね。 観終わって、深く感動、感慨にふける作品ではなかったです。ラストのダンスシーンで感動させようと思って制作したんじゃないというのもわかったし。「痛快な映画」と言った方があってるかな。 しかしですね、あの汚物と不潔感に私は拒否反応、そして上手に歌ったことがアダとなった男の子にはショックが大きすぎました、あのシーンはとっさに目をそらしたわよ。ダニー・ボイル、いくらなんでもやりすぎだし、あそこだけは許せない。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-03 11:34:13)
16.  スリー・リバーズ
昨夜遅くにたまたま観ました。ブルース主演の本作があったことを初めて知りました。 こんなダメダメハリウッド映画は久しぶりに観ました、まったく情けない映画です。 「ダイ・ハード」でブレイクしてから「パルプフィクション」まで、なんか迷走していたかのようなブルース、これはそんなころの作品なのですね。 誰が犯人でもおかしくないような警官一族、トム・サイズモアは完全にあて馬だったのね。マイケル・マドセンみたいな、いるだけで怖いという悪人顔だ。 意表をついたつもりのいきなりの犯人登場シーンも、はぁ?あんたが「犯人です」って出てこられても困るんだけどと思いっきりシラケてしまった。 とにかく最低の脚本なんだと思うけど、これで映画つくっちゃうんだからやっぱりハリウッドってすごいわね。ラズベリー賞を意識してつくったとか?
[CS・衛星(字幕)] 1点(2010-04-21 13:05:43)
17.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
いつもタイミングが合わず途中からとか途中までしか観てなかったけど今回きっちり観られました。デ・パルマにしては「よっ!デ・パルマ!!」と感じる部分が薄い作品ですね。 この手の映画を観ると最近よく思うんですけど、ギャングも一般社会も基本は変わらないですね。 勢いにのって強引に力づくで登りつめ、そしてほんのちょっとのほころびから一気に堕ちてゆく、あの死にざまが象徴してる。 富は得ても権力と信用は得られない、だから確かな人脈もない。どんな世界でも最後はその人の人柄なんだなぁ。ただ、子どもを巻き添えにできないというあの描写は意外だったですね、あの展開は必要だったのかどうか、なんだかそれまでの流れというかスタイルが崩れた気がしました。 そして観終わった後、なぜかジェイク・ラモッタを思い出したり。 かっこよさはなく品性のかけらもない、下品な人ばっかり出てくる映画です。でも映画としてはアツくて良い映画だと思う。「カリートの道」を観る前にこっちを観るべきでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-10 11:30:33)(良:1票)
18.  スウェプト・アウェイ
たぶん40代前半~半ばのころのマドンナだと思うけど、なんだか老けっぷりを顕著に感じたのは私だけでしょうか、しかし凄い筋肉です。 未見ですが、かなり前に「流されて」というのがあって、これはそのリメイクなんですね?前半はどことなくコミカルでした。 どうなんでしょう、オリジナルが公開された当時より「今」のほうがより多くの男性から支持されるんじゃないかなんて思ってしまいました。あの女王様マドンナだし。「イン・ベッド・ウィズ・マドンナ」のその女王様ぶりからは想像もできないですね、タコやら洗濯物を鷲掴みにしてバンバンやってるところは感動すらしました、やっぱりマドンナは只者じゃないですw こういう話嫌いじゃないです、むしろ好き。ただ私、大自然相手のサバイバルは大の苦手なので、できれば無人島じゃなく都会の片隅の密室なんていうほうが感情移入できたかも。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-25 00:27:08)
19.  砂と霧の家
冒頭、保安官役でお気に入りのロン・エルダードが出てきた時に「こりゃただの親切なおまわりさんで終るはずない、絶対絡んでくる」と予想してそのまま鑑賞することにしました。 この映画のキーワードは「家」と「執着」でしょうか。母も兄も出て新しい道を選んだのに対しキャシーがあそこまで家に執着するのは家が大事なのではない、子どもを産むことを拒絶された上に去っていった夫、ひとりぼっちになった彼女にとって父の遺した「家」はたったひとつの拠り所、自分の存在を証明する唯一のものだからじゃないかな。けれど大佐の奥さんの暖かい心に触れ家はどうでもよくなる。母国を追われアメリカに亡命したイランの元大佐はアメリカではなんの効力もないにも関らず大佐という肩書き、身分を捨て切れず執着している。保安官は「自分の家と家族」はあっても心が満たされずにいる。 ひとつのことに執着し続けたキャシーと大佐、強引に前に進もうとした保安官。相手の事情、心情を考慮せず信じず、自分を押し通すことが最悪の結果を招いたということでしょう。皆性悪の悪人ではない、特に大佐の息子に罪はない、これが悲しいですね。この三者を結びつけたのが行政ミス、大佐が亡命するに至った理由も国の都合なのでしょうか。アメリカだからの話じゃないですね、ただ、そこに銃があるかないか、警官がすぐに発砲するかしないかの違いです。  現実的な社会を背景にして人間の業を描き、問題提起しているモノというのは国や民族文化が違ってもあらゆることに共通、通じることだと思う、この映画は「対岸の火事」じゃないですね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-04-27 12:59:24)
20.  ステイ
ラストまできて「ああ、そういうことだったのか・・・たぶん」という感じで観終わりました。そのラストまでが、なんかありそうだっていうだけで興味とか惹きこまれるモノはなかったです。でも映像はなかなかのもので、かなり凝ってますね。最初、ヨーロッパが舞台かと思ったほどアメリカぽくなかったです。雰囲気や色彩は好みですし、雨のシーンや衣装に音楽もいいですね。センス良いと思います。ぼーっと眺めてビジュアルに酔うのにはもってこいの作品でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-03 22:27:20)
0120.94%
1201.56%
2362.81%
3453.51%
4796.17%
515712.26%
623718.50%
731624.67%
821716.94%
91058.20%
10574.45%

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