1. 素晴らしき哉、人生!(1946)
素直にいうと、最後のほうで泣いてしまった。またいい映画にめぐり合うことができた。天使が降りてくるまで、ありふれた男の不運な話が続く。人は良いがつけ込まれ、やや身勝手で人生を悲観するダメな父親。それが、最後のチャプターではどうだ。見違えるほど人生に意義を見出し、生きていることに歓喜する姿が涙を誘う。どんでん返しというか、終局へ向っての満足度は「いま、会いにゆきます」に匹敵する。やっぱり、人生って、素晴らしい! [DVD(字幕)] 8点(2005-03-31 20:31:14) |