21. 絶体絶命2001<TVM>
正体のわかっている【激突!】といったところですかねぇしかし、そんな作品でもドイツが撮ればこんなに陰険になるんですかねぇ…って、それじゃあ明らかにドイツに対する偏見だけど、実際こういう類のドイツ映画は明らかに他よりもずば抜けてるような気がするんですよ。気のせい?でも、なかなか面白かったと言う事で7点。 7点(2003-12-08 03:50:23) |
22. セカンド・チャンス(1983)
天国も、やっぱり情勢はつらいんですかね。映画の内容よりも、時を止めたり進めたり戻したりして遊んでる方が面白かった。案外、神と悪魔の関係もこんな感じでアット・ホームだったりして。 6点(2003-12-06 02:52:15) |
23. 絶体×絶命
アンディ・ガルシア、マイケル・キートン共々キャラとしては魅力的なのだが、IQ150という割にはあまり切れキャラには見えなかった、というかむしろ、普通に考えてそんな人物に一警察官が太刀打ちできるとはとても思えず、イマイチ説得力に欠けた。それに、あそこまでして息子を助けたいというのは、親心を語る上では感動モノなんだろうが、傍から見ればただの自己中。てなわけで、作品全体に大きな不満が残ってしまった。 5点(2003-10-30 23:04:58) |
24. 戦争のはらわた
いやはや、なんともけったいな邦題を付けたもんだ。そこらに埋もれてるB級ホラーじゃあるまいし“はらわた”はないんでないかい?どうも日本の配給会社はこうした意味不明な邦題を付けたがる癖があるようだ。しかし、この映画に至っては、はらわたという聞いていてあまり気分のいいものではない言葉を使うことによって、戦争の内包する残虐性だの邪悪性だのを表現したかったのであろうし、戦争映画として、本作は正に完璧なまでの完成度を誇っている。“シンドラーのリスト”に代表される殆どの戦争映画で邪悪の象徴のように描かれているドイツ兵の視点から物語が語られる本作は、登場するドイツ兵はみな人間味に溢れ、どちらかが善でどちらかが悪といった描き方ではなく、“殺らなければ殺られる、だから生き残るために殺す”という、戦争本来が持っている不条理な条件を時には悲惨に、時には激しく描いている。冒頭、そしてエンディングで流れる“小さなハンス”も、一見すると場違いな音楽に聴こえるかも知れないが、無邪気さゆえの残虐性というのが痛いほどに伝わってくる。手軽に見れる戦争映画といえば、“プライベート・ライアン”などの作品になるだろうが、真の戦争を描いた作品といえば間違いなくこの作品であろう。 9点(2003-10-26 05:00:50) |