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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  宣戦布告
一生懸命にストーリーをなぞっているという感じ。戦闘シーンを見せたい映画でないのなら中途半端に見せずにバッサリ切っちゃって事後のニュース映像とかで進ませればいいのに。反対にアクションで盛り上げたいのなら首相近辺の右往左往をいちいち画面に映し出さずアクションにしっかり時間と金をかければいい。結局のところ物語に出てくる人たちをいちいち映さなきゃならないという前提でもあるかのようなちんたらした作品になっている。お話の面白さを映画で見せたいという気持ちはわからんでもないけど、映画は映像と音によってお話の面白さ以外のものも作れるのだ。例えば恐怖感であったり緊張感であったり躍動感であったり・・・。そういったものがお話の面白さを補完してゆくことにもなり、お話とは違うところで映画が充実してゆくのだ。あと、国家の決断にしても指揮系統の混乱にしても戦闘における死にしてもいちいちドラマ仕立てというか、演出がくさい。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-10 14:27:32)
2.  せかいのおわり 《ネタバレ》 
中村麻美が男にふられて渋川清彦と長塚圭史が住んでるところに転がり込む。映画はここから始まるがどうやらこの展開は毎度のことらしい。ここ、わからせるのがさりげなくてよい。渋川はいっしょにいる女の子を放って中村をなだめる。これもまた毎度のことのようだ。長塚は事後処理をする。これもまた然り。そして三人の生活が始まる。そしてまた中村に男ができるとこの場所を出てゆく。このサイクルが三人の「せかい」の摂理なのだ。三人ともがこの「せかい」に安住しながらもこの「せかい」が自分たちにとっての理想郷だとは思っていない。だからそれぞれにこの「せかい」をおわりにしようとどこかで思っているのかもしれない。一人にとっての理想郷は一人にとってのみの理想郷でしかなく、それは「せかいのおわり」を意味するのだ。実際には何度目かの、映画の中では二度目の、中村が男にふられる場面がやってくる。中村はこの恋で「せかい」をおわらせようとしたがそれは成されなかった。渋川も「せかい」をおわらせようとするが「せかい」の心地良さを手放せない中村によって阻止される。「せかいのおわり」は免れたようにみえた。だがここに長塚がいなかった(出張で!)。「せかい」は崩壊してしまう。「せかい」を崩壊させて新たなる「世界」を作り出すとき、人はそれを大人への成長というのかもしれない。しかしどうやらこの三人、同じ「せかい」を再生させてゆくのかもしれない。それを人は「青春」なんて言うのかもしれない。堂々巡りの中に何かがあるのかもしれないという希望、いや、錯覚。居心地の良い場所から抜け出せない、大人になりきれない現代の大人の青春物語。傑作。
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-04 13:48:33)
3.  千年女優
回想と現実、そして回想の中の映画と現実が交錯、あるいは同居しながら展開してゆく構成が面白い。これが実写映画だったらどんなに驚いたか。この作品はたしかにビジュアル的には最先端なのだろうが、アニメーションであることの優位性を見出していない。この後に作られた『東京ゴッドファーザーズ』もどちらかというと実写映画っぽい描写にあふれていたのだが、あの映画には「突風」というアニメーションでしか作り得ないシーンが最も重要なところで登場している。今回はそういったアニメーションの優位性をあえて封印した実験作だったとしても、その挑戦する気持ち以外は評価しかねる。せっかく持っているスペシウム光線を封印して背負い投げで怪獣をやっつけたって面白くもなんともない。話は大きく飛んで、最後のセリフがクローズアップされる理由がイマイチわからんのだが、あそこで自分を肯定して終わるのはすごく真っ当だと思うのだが・・。不満を言うならそれを「セリフ」でやったってことだ。
[DVD(邦画)] 5点(2009-12-01 15:04:55)
4.  世界
貧しい農村から夢を持って北京にやってきたはずの登場人物たちは、世界に開放をアピールする中国とは裏腹に、誰もが閉じられた世界で生活に追われるだけの毎日を過ごす。そしてその生活に慣れてゆくことの怖さ。「世界」とはほど遠い「世界公園」という極めて閉じられた環境で各国の華やかな衣装を身に纏うダンサーと「世界公園」の警備主任のカップル。彼らはここに長くいすぎたために外国へ飛び立つ知り合いを見送ることしか出来ない。カメラがとらえる二人の長い沈黙が「どこにも行けない」「なにもできない」「なにも見えない」、そんな二人を浮かび上がらせる。北京オリンピックを控える中国において、しかしそのほとんどの人が生まれた地から出てゆくことなく一生を終えてしまう現実を若い男女の物語の中に露呈させる。携帯電話をかけたときに女の心情を表現するアニメーションは正直どうなんだろう?と思うものの、どおってことのないシーンの連なりがとても印象に残るいい映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-05 14:22:26)
5.  蝉しぐれ
ヨメさんが原作をラジオドラマで気に入って借りて見ました。監督を含めた製作者側の原作に対する愛はわからなくもないですが、その結果原作につらつらと綴られる出来事を並べただけというのではなんのための映画なのかわからない。だいたい、なんなんだ!あの嵐の夜の真上からのライトは!!なんのための松明よ!!どうしてゆらゆらと揺れるオレンジの光を当てないのかなぁ。たしかにストーリーの中には日本の美があるかもしれない。でも画面からは全く伝わらず、手抜きだけが目立った作品でした。
[DVD(邦画)] 2点(2006-08-29 10:36:53)
6.  セルラー
おもいっきりB級テイストなんだけどクリス・エヴァンス演じる軽くて軟派な男があたふたと奮闘する姿がこのB級テイストに妙に合ってる。電話をとっちゃった男の奮闘はとにかくスピーディでツッコミどころ満載にもかかわらずいちいちつっこんでる余裕を与えない(←誉めてます)。一方電話をかけた方はいまいち緊迫感に欠ける。かけられた方の受話器から聞こえる声とか悲鳴は軟派な兄ちゃんを駆りたてるのに十分な緊張を演出していたので、いっそのこと囚われのキム・ベイシンガーは極力映さずに進めたほうがより面白くなったような気がする。後から考えればいろいろと穴が見えてきますが、観てるとき楽しめればOKです。
[DVD(字幕)] 6点(2006-03-07 15:12:13)(良:1票)
7.  戦場のピアニスト
自分だけが逃れ、目の前で家族がガス室行きの列車に乗らされてゆくシーン、、 一番辛いシーンのように思うが、主人公に感情の波は襲ってこない。ただの一出来事として通りすぎてゆく。  整列させられ、となりの人間が気まぐれに選ばれ撃ち殺される、、 殺すドイツ兵も殺されるユダヤ人も無感情のまま殺し殺される。  このアンチ・ドラマチックな描写は、実際に収容所に入れられ、自身は運良く脱走できたものの残された母親は収容所にて死亡、、というおぞましい過去を持つポランスキー監督ならではなのかもしれない。 実際、感情を露わにする余地など無かったのかもしれない。  しかしこれがリアルなのかどうかは経験者しか知るよしはない。 経験者ポランスキーもリアルを追求したかどうかは怪しい。  なぜなら、たしかに死の恐怖に対してはアンチ・ドラマチックに描いているが、ライトを有効に使った絵画のような美しい映像は「これはあくまで映画という虚構の世界である」と宣言しているように感じる。  リアルに描こうとすればするほど嘘のリアルになる、という映画の持つ欠点を知っているがゆえ、あえて虚構の世界を強調したのかもしれない。 また、虚構の世界としてしかこの歴史的大事件を描けないということだと思う。  そうなってくると先に書いたアンチ・ドラマチックな死の恐怖だけが作品の中で浮いてくる。 経験者ゆえのアンバランスということなのかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-03 19:28:07)
8.  セッション9 《ネタバレ》 
登場人物たちが皆、廃墟となった精神病院自体が放つ狂気の世界へ徐々にとり込まれていくかのような様相を見せながら、誰が異常なのか、そして何が起こっているのかすら解からない展開はかなり面白い。実は何も起こっていないのでは、という可能性も持ちながら、カタチのないものへの恐怖を煽る演出も秀逸。でも終わってみれば元々精神がギブアップ寸前だったゴードンだけが狂気にとりつかれただけという結末。ゴードンの甥は単に暗所恐怖症なだけだったし。「弱い心に狂気が宿る」というオチはわかるので一線を越えてしまうのがゴードン一人というのはわかるんですが、他のメンバーも精神的にまいってるとか(観客にそうかもと思わせただけで実際はまいってない)それなりにこの建物の狂気にとりつかれないと、恐ろしい過去を持つこの閉鎖した病院というせっかくの設定が大きな意味を持たなくなってしまう。これだったらいっそのこと、病院という設定を変えてしまったほうが楽しめるんじゃないだろうか。
5点(2004-11-18 12:43:51)
9.  千と千尋の神隠し
テーマやメッセージが押し付けがましいという意見があるようですがそんなことはないでしょう。どちらかというとひかえめに感じるしそこが個人的には好印象を受けました。(「ナウシカ」や「もののけ」と比べても明らかにひかえめでは?)宮崎アニメファンの妻にいやいや付き合い混み合う映画館に足を運んだのだが、なかなかどうして、良かったです。神々の訪れる湯屋という世界観に感心!千尋の名前を千にというアイディアに感心!変身させられた湯婆婆の赤ちゃんのエンガチョに爆笑!絵の美しさにも納得!後半の展開には??な部分もありますが十分満足できました。
8点(2003-10-22 13:06:11)
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