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1.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
最後のクリプトン軍医の言葉にもあるように「戦争=狂気(madness)」というのがこの映画のテーマなんでしょうね。 捕虜収容所という極限状態では、なにかしら目的を持ってそれに突き進んでいないと精神的におかしくなってしまう…『大脱走』では脱走そのものが目的だったけど、脱走ががほぼ不可能なこの地では橋の建設がイギリス兵たちの心の拠り所になったわけで。 橋の建設自体は敵である日本兵に加担することになるにもかかわらず、ニコルソン中佐のもと捕虜たちは立派な橋を建設して、実際そのおかげで兵たちは正気を保って軍の規律も守られたし、敵である齋藤大佐とニコルソン中佐の間には橋を介して奇妙な友情さえ生まれてたと思うわ。 ただ…どれだけ独房に入れられても信念を曲げなかったニコルソン中佐なのに、みんなで困難を乗り越えて完成させた橋が爆破されるとなると正常な判断ができず、味方であるはずのイギリス兵の邪魔をして、敵であるはずの日本兵に爆弾の存在を知らせてしまう…。 強い精神力を持っていたはずのニコルソン中佐も、気づかないうちにこの橋(=捕虜たちのプライドの象徴)に依存してたんでしょうね…。 人間の精神は、戦争のような極度のストレスを耐えうるようにはできてない…まさに「戦争=狂気」なんだと思うわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-16 13:05:39)
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