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1.  先生、私の隣に座っていただけませんか? 《ネタバレ》 
これはなかなかの掘り出しものでした。序盤からどこかずれている夫婦のコミュニケーション、あの原稿を見てしまってからの夫の狼狽ぶり。その後は、コメディとしてもホラーとしても楽しめるし、虚実入り交じったサスペンスとしても面白く、平凡な素材でもまだまだ面白くできる、ということを実感できました。不倫ものだけどジメッとした「三角関係」に持って行かなかったのは、柄本佑さんのダメ男ぶりに加えて、カラっとした奈緒さんの好演が大きい(ただ、若干物語的に都合が良すぎるようにも見えてしまうけど)。ラストの復讐劇ですが、俊夫はただ単に佐和子に「捨てられた」のではなく、「救われた」のだと思っています。少なくとも佐和子と千佳の2人にとっては、俊夫は「才能あふれる漫画家」だったわけで、やっと「筆」を再び取る決意を導いたのは、間違いなく佐和子です(→そこで、はじめてこのタイトルの意味がわかる構造もすごい)。だから、これは夫の「自立」の物語でもあり、その結果、妻もまた「自立」への道を歩んだラストだろうと思います。車の免許は、妻の自立を象徴する要素だし、だからラスト、私は、妻は1人だったという解釈です。「新谷先生」は最初から最後まで虚構のなかの存在であり、あの人のよさそうな青年は本当にただの教習所教官だったのでしょう。夫婦それぞれが「成長」した先に「別れ」があるという、たいへんよくできた夫婦もの映画であったと思います。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-27 10:01:00)
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