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プロフィール
コメント数 542
性別 男性

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1.  西部は俺に任せろ 《ネタバレ》 
監督のアルフレッド・L・ワーカーという人は全く初めて聞く名前で、それどころかこのレビューを書いている現在も本サイトで人物登録すらされていないほどの無名な存在。おまけに「Three Hours to Kill」を「西部は俺に任せろ」って邦題をつけた奴は何ちゅうテキトーな仕事してんだと思い(ラングの「復讐は~」を意識したとしてもこれはいただけない)全く期待せずに臨みましたが、意外や意外予想に反してこれが面白かったです。 冒頭で、水辺で休んでいるところに馬に乗ってやって来た二人と顔を合わすシーン。主人公のジムが銃をやや手前に動かすほんのわずかな動作で、彼がどんな人物なのか大まかに想像できる(少なくとも慕われている人物ではない)と思うのですが、こういった細やかなアクションに意味を持たすことが出来る人はそれだけで無条件で好きになってしまい、最初の5分で早くも鑑賞前の予想を良い意味で裏切ってくれるという期待感を持つことができたと思います。 また、床屋の入り口に立った時の窓に映った人影の描写だったり、後半、町の酒場でジムを待っていた4人の背後で不自然に扉が開いてジムが現れるのかと思いきや、一旦扉が閉まってアレっと思っているとカウンターから頭が出てきて4人を睨みつける登場の仕方などのような面白い演出にも唸らされます。 一方で、上映時間がやや短めになっていたのがどういう意図なのかはわかりませんが、その4人との会話で保安官ベンに疑惑が向く流れになった場面がやや急ぎ足で分かり辛いところがあったのと、牧場を経営するマイルズとの取っ組み合いも会話がやや中途半端で終わってしまっていたところに若干の描写不足な印象を感じました。 しかし、何と言っても最後の幕の下ろし方が実に良く、保安官をしっかりと始末してそれまで着せられていた濡れ衣を拭い取り、牧場一家も元の生活に戻れてハッピーエンドですし、そして、最後にジムが格好良く町を去って行く後ろ姿で完結かなぁと思っていると、後ろから女が後を追いかけてくれるというこれまた素敵なラストに不覚にも感動してしまいました。 近づきつつある馬上の二人をロングで捉えたこの最後のワンショットを見て、この人の作品は是非他にも観ておかねばと心に誓ったのでした。
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-02 15:30:27)
2.  青春群像 《ネタバレ》 
自身、フェリーニ作品は過去6本観ているのですが、後の「崖」「甘い生活」への布石を見ることが出来たような気がします。(なので、これより先はその2作のネタバレあり!) ストーリーなんて、まさに「甘い~」のはしり。だらけた日常や途中で知り合った純粋な少年の存在など“まんま”と言っていいくらい。ただ一つ異なるのが、天使像を運ぶのを手伝わされたりして一番目立たなかった男が最後に旅立つシーンで終わる事。ここは「甘い~」とは違い、将来への希望を感じることができたような気がします。 また、最後の方で、ファウストが家に戻り子供を抱いた妻のもとに近づいていこうとした瞬間に父親のフルショットにパッと切り替わったそのワンカットで、父親の凄まじい怒りを感じたのですが、ここで自分は「崖」のラストがふと頭に浮かびました。 ところで、原題「I Vitelloni」は、フェリーニの生まれ故郷の俗語で「のらくら」の意だそうですが、Googleの自動翻訳にかけてみると、何故かゴッドファーザーと出ます(笑)。
[映画館(字幕)] 6点(2012-06-09 19:51:06)
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