1. 戦火の勇気
《ネタバレ》 ○「羅生門」をモチーフにしたなかなかの良作。それぞれの証言による展開、メグ・ライアンの証言ごとの演技の違いなど見所もある。○設定上、ナットにも負い目を感じるエピソードが必要なのはわかるが、メインストリーとはあまりにも繋がりがなさすぎる。そこが残念。○他ではあまり見かけないが、ルー・ダイアモンド・フィリップスの自信と迷いの両方を秘めた演技はなかなか印象的であった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:33:56) |
2. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 ○正直言って下らない映画。○話は散漫としているし、結局何が言いたいのかさっぱり。○エドワード・ノートンが青年役というのは新鮮で、オープニングから歌い出したのはかなりの衝撃かつ貴重。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-23 17:25:46) |
3. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 青春モノの王道。ちょっとした映像的遊びが安っぽくも見えたが、総じて面白いと感じた作品。感動という感動もないが、楽しく観られる。オープニングのクレジットを観て浅野忠信を探していたが、今とは全然違うのでびっくり。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 13:44:08) |
4. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノのアカデミー賞受賞には納得。ダンスシーンや車の運転シーンなど印象的なシーンも多い。ラストの演説もびしばし決まり気持ちよかったが、その後のスタンディングオーベーションは何だ?いくら生徒たちの言いたいことを代弁したとしても全員が立ち上がって、拍手をするかな。そこだけがもの凄く引っ掛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-07 23:38:31) |
5. セブン・イヤーズ・イン・チベット
《ネタバレ》 重たいテーマで、しかも実話なのに、かなり印象が薄い退屈な作品に仕上がってしまった。こういうテーマを取り上げるのは良いと思うが、中途半端な英語がどうもしっくり来ず、内容も盛り上がりに欠け、起伏のない作品になっている。監督の腕次第でもっと深い作品になったと思うと残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-29 14:56:07) |
6. セブン
《ネタバレ》 ○映画とはラスト良ければ全て良しではない、そんなメッセージとも取れるこの上ない残酷なエンディング。それに全力で立ち向かった製作者たちに拍手を送りたい。○ブラッド・ピットは脇が一番だと思うが、主演ならこういう役もありかと思う。モーガン・フリーマンとのセットは合いそうにないが、案外合っている。ケヴィン・スペイシーは他の代表作でもそうだが、変人役がよく似合う。○前後半での映像的対比は気持ちいいくらいに決まっている。○後で知ったことだが、カイル・クーパーの担当したあのクレジットが元祖とは貴重な作品である。作風に見事にマッチしている。 [DVD(字幕)] 10点(2006-08-29 21:18:31) |