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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1.  “それ”がいる森 《ネタバレ》 
評判が悪すぎたので、全然期待せずに、退屈しのぎにB級パニック映画感覚で観ることができたからか、うまくチューニングがあって、わりと楽しめました。ストーリーはありがちだし、怪異のCGとかちゃちい部分もあったんだけど、それなりに真面目に作ってあるとゆーか、例えば、警察がちゃんと現場検証したり、子供の連続誘拐で町全体がちょっとしたパニックになり、町長とか記者会見したり、ホラーじゃ、こーゆうのんて人が沢山出て面倒なのでわりとカットしがちだけど、この映画ではちゃんと描いてて、パニック感は感じました。怪異への調査パートもしっかりあって、対抗手段もあって、怪異ってか宇宙人の構造も僕的には好きです。見た目リトルグレーだけど、口がガバって開いて、子供が入ると、プルプル震えて分裂しちゃうとか、ヘンテコすぎて怖いやん。ガンツに出てくる宇宙人みたいやん。たまにスーッと移動する動きも不気味でえーやん。警察が全滅しちゃって、学校の校庭に宇宙人が何体か現れる絵ズラもよかったなー。こーゆう映画ではだいたい助かっちゃうモブの子供たちが、みんないなくなったままエンディングってのには、ちょっと驚いたわ。いや、助からんのかーい!でもそれがジュブナイル映画よりにならなくていい、です。ただ、邪魔だったのは相葉くんの家庭の事情。最終的に関係なくなるし。ちょっと特殊やん。子供が引っ越してくる設定にしたかったなら、もーちょいよくある感じにできひんかったかなーって。まー、でも、僕的には悪くなかったです。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-02-19 20:31:08)
2.  ソー:ラブ&サンダー 《ネタバレ》 
相変わらずのデタラメなかるーいノリは健在のソー映画。ジェーンがソーになっちゃうとか、ゼウスとか他神話の神が多数登場とか、何でもありでぶっ壊れとんなー。でも嫌いじゃないです。そんなこんなで、まー、ポカーンと楽しめたかなって感じだったんだけど、オチにやられました。娘が生き返って、ソーが育てて、2人で宇宙平和って、この、なんか縁があってできた関係性で、これからもやっていきますってノリ、好きです。ジェーンが安易に生き残らないってのも良かったです。最後にやられた映画でした。
[インターネット(吹替)] 10点(2023-05-24 10:20:31)
3.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
説明セリフなし、時間軸がいったりきたりのクライム映画。後半のクズの兄弟たちがドンドン追い詰められていく様は、なんか観ていて、ものすごくよくわかる。いや、犯罪は犯したことはなんいやけど、ほら、誰でにもあるやん。わー、どーしよう、どーしようって、めちゃめちゃ焦ること。あの感覚、よく出てる。例えば、友達に借りたなんかが、破損したりしてさー、それが買いなおすことができないものだったりしてさ、そんな時に、携帯落としたりしてさ、どーしよう、どーしようって焦るやつ。もちろん、この映画では、そんなことじゃないんだけど。ただ、物語自体、正直、僕は面白く感じなかった。短絡的な犯行や家族感の薄っぺらさは現代的ではありそーなんだけど、それを深く感情移入して映画の世界に没入できるリアルさはあまり感じなかった。これは僕が幼稚だからかもしれないんやけど、よーわからん世界をただ冷静に観てるだけやったです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-11-28 17:42:46)(良:1票)
4.  その日のまえに 《ネタバレ》 
大林監督の作品は人によっては全くノレなかったりするほど、クセが凄すぎます。普通の映画文法は完全無視。リアリティー?なにそれ?状態とでもいいましょうか、とにかく、ヤバい。ナンチャンの演技っぷりに輪をかけて、セリフとか、僕は普通ならもう見てらんないんだけど、なぜか、映画に引き込まれていく自分がいて、気がつきゃ、涙ポロリ。突然始まる喫茶店での攻防戦、あまりのキテレツさに思わずゾクッとしてしまう「出発進行」の青年。なんの前触れもなく割り込んでくる昔の浜辺での奇抜なドラマ。次は何が飛び出すのか全く予想できないのです。でも後半はしっかり、こちらの心を動かしてきます。永作の表現で、ナンチャンのヘンテコさも、なんだか受け入れられて、鑑賞後の感覚は独特でした。悲しいんだけど、どこか心が安らぐような、そんな感じ。ここ立て続けに大林作品を3本観ましたが、どれもこれも死に関して描いてて、なんか色々考えちゃいました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-13 21:52:41)
5.  その街のこども 劇場版 《ネタバレ》 
二人の男女が神戸の街を歩き続けるだけの展開なのに、全く退屈じゃないどころか、涙がポロポロ。自然でリアルな会話にこんなに惹きつけられるなんて。それが実際に起こった出来事や場所と融合して、自分もそこにいるような感覚にさせてくれる。だからドンドン映画の中に引き込まれていく感じでした。今じゃ、日本のどこにでも大地震がいつきてもおかしくない状況で、次は自分の番かもとゆう覚悟と不安の中で、日々の暮らしを平凡に続けている毎日ですが、そんな中で僕たちは人のちょっとしたふれあいや少しの優しさに、なんとなくの心の安定をとりつつ生きていて、でもそれってとても重要なことなんだと映画を鑑賞後感じました。最初は嫌な二人だったけど、最後はこの二人に暖かい人間味を感じれた所も良かったです。
[DVD(邦画)] 10点(2016-11-05 00:49:59)
6.  ソーシャル・ネットワーク
フェイスブックはそれなりにお世話になってます。別にとりたてて好きだとか、使いやすくてクールだとかはありません。ハサミとかと同じ感情です。あるから使うみたいな。びっくりしたのは映画の中のザッカーバーグが、めちゃ嫌な奴で描かれてたこと。最後の態度でも全然好きにはなれません。映画は時系列が複雑で、メインのザッカーバーグが嫌な奴で、てゆーか、各登場人物それぞれに距離感をもって公平に描かれているので、なんか誰にも好感がもてない作りになっていて、それでも最後まで集中して見せる不思議な映画でした。ただ僕的には観終っても、あー、嫌な話だったとしか、心に残らなかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-10-21 09:36:58)(良:1票)
7.  そして父になる 《ネタバレ》 
夫婦で観ました。僕らには小さな息子が1人いるので、もう感情移入度はハンパなかったです。嫁も僕も涙ポロポロ状態でした。クライマックスで、あることに気づき福山雅治演ずる主人公が、唇をふるわせるほど心にカウンターパンチをくらう場面があるのですが、あそこの主人公の気持ちが、もう、直に伝わってきて、ヤバいです。あと子供たちの立ち振る舞いや表情が自然すぎて、それゆえに、子供たちが映るたびに涙です。鑑賞後はもちろん、家族とは、親とは、なんかをテーマに夫婦で会話がはずみました。色々な考え方があると思います。それを考えるいいきっかけになる映画でした。
[ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-09-28 01:27:45)
8.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 
前編がおもしろすぎて、すぐに観た後編。結局、ミステリーそのものは大したことでなく、意外な展開を見せる裁判劇も想定内。大いに期待した観客のほとんどが、前編より評価が下がると思います。でも、ごめんなさい、僕は非常に面白かった。これは、ある意味、成長の青春映画なんだと思います。二人の生徒の死により、みんなが傷ついた中、唯一、みんなが少しだけ、癒されるとしたら、この裁判をやり遂げた事に大いに意味があり、この映画で描かれた物語は、子供たちが抱える、なんだかモヤモヤした潜在意識に隠されたどーしようもない問題を、少しだけでもなんとかできる、一つの方法論じゃないかと思うのです。それは裁判をするとゆう行為そのものではなく、問題に立ち向かってどのように決着をつけるのか自由な発想で試行錯誤して、やりとげる、しかも、真面目に。そこに惹かれてちゃって、観たあとにもなんかさわやかな気分になれるとゆーか。昨今のどこかひねた少年ばっかを描いた映画とは一味違う純粋な視点もなんだか新鮮でよかった。もちろん、なんであの少年は自殺したのかとか、それで解決になるのかとか色々疑問もあるんですけど、この際、細かいことはどーでもいいってゆか、なんだか子供たちががんばって一つの事を成し遂げたんだから、これはこれでいいのだと自分の中で納得しちゃって、大変、満足です。でも前編の方がどっちか言えば好きですね。
[DVD(邦画)] 10点(2015-10-21 18:50:45)
9.  ソロモンの偽証 前篇・事件
中学生が自分たちだけで裁判を開くってお話を聞いて、わー、どうせ荒唐無稽でしょーもなさそーって思い観たのですが、すんません、めっちゃ面白かったです。時間を気にしてたのは、最初の数分だけで、あとは、どっぷり映画にはまらせていただいて、退屈感なんて全く感じず、気がつきゃ、後編へって、そら見るでしょ後編。こんなにも後編への期待感いっぱいの気分なんて久しぶりだなー。中学生が裁判、確かに、荒唐無稽なんだけど、なんでしょうかねー。全然、嘘っぽく感じなかったんです。物語のもっていきかたがうまくて、物語自体も実に面白く、さらに登場人物たちもかなり魅力的で、役者の演技もあるんでしょうけど、特に主役の女の子がかなりいい。後半、戦う威力を見せていくんだけど、それで、さらにかっちょよく、ドンドン魅力が増す感じです。もちろん弁護人役のキャラも、死んじゃった女の子も、その友達も、不気味であったり、純粋であったり、不思議な清潔感だったり、それぞれの役に応じて、固有の魅力をもっていて、目が離せません。リアルさも、物語を面白く見せる程度に微妙にブレンドされていて、それでいて、いったい本当は何があったのか、観てるこっちもすごく知りたくなるミステリー要素もフレーバーとしてうまく効いていて、正直、この映画にしびれました。正確に言うと、謎が知りたくなるほど不気味さを感じつつ、登場キャラの妨害に対抗する様にしびれてちょっと泣けたってところでしょうか?後半、いったい、どーなるのか、当然、すぐに近いうちに観まーす
[DVD(邦画)] 10点(2015-10-21 03:35:00)
10.  そこのみにて光輝く 《ネタバレ》 
お話自体は大したことじゃない、出だしも特に大したことじゃない展開、なのに冒頭20分で、もう、僕はこの映画の世界にどっぶり惹きつけられました。それは、多分、そのリアルさから伝わってくる確かなキャラの存在感のせいだと思います。どの登場人物も、本当に存在するとしか思えない、それでいて、ずっと見ていたくなる魅力にあふれていて、特に主役の達夫、千夏、拓児の3人にはひきつけらます。達夫の受身体質なんだけど骨太で、やさぐれているんだけど、心にはちゃんとしたバランス感覚があるとこや、千夏の体から湧き出るエロさと時折見せる少女みたいにはにかむ笑顔の清らかさ、拓児のやんちゃでガサツなんだけど人懐っこっく犬みたいなかわいさ、これに僕はやられました。達夫と拓児2人でいるとこなんか、特に何もなくても、全然、飽きずに見ていられます。あと、中島の地方にいそうな町の顔役のおっさんぶりも素晴らしく、それでいて競輪に夢中になってる拓児を見つめる目の狂気さときたら、あーた、めちゃ怖いです。何気ない日常の風景にもリアルさは溢れていて、それとともにどこからか漂ってくる不穏な空気感、悲惨な中のつかまのキラキラ輝く幸福感も、この映画を退屈にしない要素でした。リアルさの中にある光と闇のバランスもちょうどいいです。特に僕が印象に残ったシーンは、家族になろうとする主役の3人が乾杯するシーン。達夫と千夏のようやく闇を抜けれる希望が溢れだそうとしている表情と、それを交互に見て、はしゃぐ拓児に、もうこの先は、この3人の幸せホームドラマにしてくれと、マジで思いました。ただこの映画、全体的に、地味で辛気臭い感じもするんで、ダメな人はいると思います。
[DVD(邦画)] 7点(2015-07-03 18:44:21)
11.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 
淡々とした奴隷の日々に、観てるこっちもしんどくなって、映画の体感時間を長く感じました。退屈というより、苦痛。ただ、最後の家族に再び出会えるところで、なんだか涙がこぼれて。そして、この時代の南部の奴隷制度の中にも、一定のルールがあり、一定の雰囲気があったんだなーと。木に吊るされているのに、その周りで何事もないように行き交う人々の異常さ、あのシーンは特に印象に残りました。時代の空気感で、それが当たり前だと思う者に、時代が変わっても普遍的なものがあると説くブラピも印象的でした。これを観ていると、なんだか日本の北朝鮮の拉致被害者のことも考えてしまいます。彼ら彼女らも、人生の長い時間、家族と引き離され、そして今でもそれが続いていると思うと、やるせない気持ちになってきます。
[DVD(字幕)] 5点(2015-06-02 20:09:08)
12.  ソウ5
エグさはあいかわらず。特に振り子、エグイ。ノコギリ、エグイ。ただ、前作同様、シリーズ通して観なきゃ、なんのこっちゃ?ってなる。しかも、ウル覚えじゃ、ダメ。全部、一挙に観なきゃ。さらに、登場人物の顔をしっかり覚えなきゃ、混乱する。個人的には今回のストーリーはなんだか前作以上にイマイチやった。無理やり続編作ってる気がした。漫画で無理やり連載続けて、ダラダラ続いてる感じだった。一応、いつもの殺人ゲームがあるけど、そちらもエグイだけで、スリルもなく、別に観なくてもよかったかなってほどの満足度。次があるみたいなので、次は評価を観て、観るかどーか決めます。そろそろ、このシリーズ、脱落しそう~。
[DVD(字幕)] 3点(2009-05-01 03:53:25)
13.  それは外宇宙からやって来た 《ネタバレ》 
日本未公開です。邦題は有名なやつで登録しました。宇宙から宇宙船が地球につらいくし一つ目の宇宙人が登場。この冒頭は結構ワクワクさせてくれたけど、その後の展開がほぼ人間ドラマで、しかもなんだか退屈。インパクトある一つ目宇宙人も登場は一瞬のみ。結構、よくできてると思うのにな~。残念。後はほとんど人間に化けているので、ほぼ出てきません。それに、宇宙人の目的も地球侵略じゃなくて、ただ、宇宙船の修理をしたいだけ。怖くもなんともない。そのやり方も地球人を人質として監禁し、その姿を借りて街に侵入し電気部品をとりにいくとゆう、まわりくどいやり方。いや、現実的かもしれんけど。SF映画としてはなんだか物足りない。それを良しとしない一部の人たちとの衝突を避けるために、がんばる主人公って、いいたいことはわかるんだけど、誰にも理解してもらえず右往左往してる主人公って部分が多く、やっぱり退屈。宇宙人に3点かな。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-02-02 19:52:15)(笑:2票)
14.  続・恐竜の島
始まって、いきなり、もう前作の恐竜の島に捜索隊が乗り込んでるところからなのでテンポがいい。しかも、その後、すぐに翼竜と飛行機の空中戦ともえる展開。ただ、翼竜が飛行機の真横にいるのに銃がまったくあたんないって、どんだけ銃へたくそやねん。って感じは、楽しいから、まっいーか。で、その後は、お約束により、原始人スタイルのおねーちゃん登場。登場する恐竜も、恐竜とゆーより、モンスター。鎧武者も登場しちゃって、有史以前の恐竜世界に人間が迷い込むってのを期待すると、イメージが全然違うが、コナンなんかのファンタジー異世界に迷い込んだと思えば楽しめます。怪獣の首だけが飛び出す通路とか、髑髏のお城とか、ほんまコナン・ザ・グレートっぽい。怪獣も一部等身大で作ってあったりで、なんだか、臨場感あります。所々、ノホホンとしてるし、一応緊迫したシーンもあるけど、ノリは明るい冒険活劇て感じで、退屈せずに観れました。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-15 21:22:19)
15.  双頭の殺人鬼
古いモノクロ映画だが、意外とおもしろかった。舞台は日本。役者は主人公がアメリカ人。アメリカ人の配役が他にも主要な役でいるが、日本人の役者もいる。だもんで基本は英語。でもちゃんと日本語も出てくる。アメリカ人の監督さんが撮ったにしてはさすが日米合作とゆーか、いわゆる日本馬鹿描写はあまりない(ハラキリとかちょっとあるけど気にならん程度)。ちゃんと日本で出来事が起こってる感があった。内容はマッドサイエンティストにより主人公が怪物になるとゆーもの。マッドサイエンティストの奥さんが最初に怪物化されているのだが、これが、目の位置がずれたかなりグロテスクな顔立ち。しかも、知能も低下している。これがなんだかせつなかった。愛する奥さんを怪物にしてしまった狂った博士と、もう自分が何者かもわからない奥さんが牢に入れられうー、うーと鳴く姿の対面が気持ちわるさの中にせつなさがあり、なんともいえない悲壮感。主人公の怪物化もすごく、最初は変に粗暴になり自分の妻をないがしろにし、やがて自分も理解できぬまま殺人をおかしていき、そしてなんと肩に目ができる。これがすごく不気味だ。肩に目があるねんで。不気味すぎる。その後、タイトル通り、肩から別の顔があらわれ、双頭になる。ってゆーても期待はしないでね。所詮モノクロ時代の映画なんで見ようによっては肩におもちゃ屋で売ってる馬の顔のかぶりものあるやん、あれをつけてるだけにも見えるから。でもモノクロ効果もあってかそれでも雰囲気にひたれば十分不気味だ。だから昔の映画とは思えないくらいよく出来た特撮だったと俺は言ってしまおう。なんだか肩の顔の口元もあうあう動いてたよーにも見えたし。ストーリーが一昔前のよくある古臭さで、全然新鮮じゃないが、マッドサイエンティスト怪奇映画としては十分に浸れると思う。てゆーかストーリーがかなり単純明快で変にこってないので逆に納得できるリアリティー感がある。時間も短くさらっと見れるので、そこもよかった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-06 00:24:07)
16.  ソドムの市(1975)
高尚な映画なのかもしれません。すごい映画かもしれません。しかし俺にとってはウンコの映画。ウンコの市。あまりにもウンコのインパクトがでかすぎて、他が全てかすんでしまった。途中、ウンコって言葉がいっぱい出てくる。ウンコがどーたらこーたらとか。変なオバハンがウンコの話をいっぱいする。当然、言葉だけじゃなく、ウンコも見せます。まー、作り物かもしれんけど。でも映画で初めて画面をまともに観る事ができなかった。指の隙間から、はたまた目を細めてよーやく観れたけど。性器にモザイクするより、ウンコにモザイクかけてくれ。ウンコを食べる口にモザイクかけてくれ。ウンコのついた口のまわりや、ウンコが入っている口の中にモザイクかけてくれ。頼む。ってゆーか、ウンコのくだりはウンコだけにさらっと流して欲しかった。映画の4分の1ほどしめる糞尿地獄はウンコ嫌いには本当に地獄の時間を費やす事になる。その覚悟でどーぞ。
[ビデオ(字幕)] 0点(2008-10-27 17:04:39)(笑:1票)
17.  ゾンビーノ
ゾンビとダンスしたり、ゾンビがたばこ吸ったり、そんな映画、俺はあまり観たことない。しかもちゃんとそれなりに予算をかけてゾンビ世界観を作ってる所がバカバカしくもおもしろい。内容は昔のアメリカのホームドラマみたい。だから、そんなにすごく盛り上がるわけじゃない。最後までほぼノンビリムード。しかも、人が死んだり、殺しあったり、ゾンビに襲われたりしてるのにホノボノムードは最後までくずさない。ある意味、人が死ぬとゆう概念を超えた世界観に、なんだか、死そのものもバカバカしくなってくる。親しい人が死んでも、ゾンビになっても誰も絶望しないし、みんな幸せそーなのだ。見方を変えれば、てゆーか普通の感覚なら、当然みんな異常なのだが、この世界ではそれが普通。だからストーリー的に悲惨でも観てるこっちは、怖くもなけりゃ、悲しくもない。それどころかむしろソンビにちょっとキュンとしてしまう。そんなショーン・オブ・ザ・デッドはまた違った感じの全体的にノホホンとしたブラックで馬鹿なホームゾンビコメディー映画観たい人はどーぞ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 00:29:13)(良:3票)
18.  ソウ4
みなさんが評価してられる通り、この映画は絶対に前作の予習が必要。てゆーか、1~3を連続で観て、すぐにこれを観るぐらいの予習が必要。少なくとも前作は絶対に観てなきゃダメ。しかも、この作品にはスタローン似の役者が3人くらい登場するので、よく観ておかないと、こいつはどのスタローンだったっけ?ってなってしまう。俺なんてボーッと観てたので、途中、完璧にオイテケボリ。最後までボーッってなってしまった。ただ、いつか1~4連続で観て、ソウの謎に挑戦したいな~って気持ちはあるので、そのへんは、なんだか浦沢直樹の漫画っぽいかも。全作品の謎やら登場人物がリンクしてて、それが複雑に絡み合ってて。まー、そゆう気持になるくらい、やっぱりこのシリーズには俺にとって魅力があるんかな。でなきゃ、ここまで付き合わないし。でも、こんな風なリンクで広がっていく世界なら、いくらでも謎は後から作れる。全てを明確にしない作品の作り方もあるやろーけど。まさか一作目からこんなにも複雑に世界が広がるとは、夢にも思ってなかったわ。あの頃がなつかし~。評価はよーわからんかったので5点くらいだけど、全てを通して観たなら変わるかも。ちなみに今回もエグさ、仕掛けの酷さは健在だけど3よりはだいぶトーンダウン。なんだか人が味わう恐怖感の表現が薄れてただエグイだけの印象。謎はイマイチ。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-13 20:55:22)(笑:1票) (良:1票)
19.  ゾンビ・ドッグ 《ネタバレ》 
まさかこんな変な映画が登録されてるとは!?どーもぽこた様。この映画は題名からくる予想をはるかに裏切り脚本家マッドと死より蘇った犬ラッキーとの生活を通してマッドが連続殺人鬼になるまでを描いたいわば殺人鬼の日記みたいな映画です。つねにマッドの目線で描かれいてしかも彼は頭の中でくだらない独り言を色々しゃべります。売れない駄目脚本家でアイデアに煮詰まり全然本が書けません。というより、あまりにもだらしなすぎて、目先の欲望に勝てずにダラダラした生活を続けてしまっている駄目人間。部屋が笑ってしまうほど空き缶だらけ。空き缶だらけの風呂につかってる姿は呆れるを通り越して観てるこっちがかなり憂鬱になってきます。そんな彼の前にテレパシーでしゃべる犬ラッキーが現れますがゾンビドッグって名前から想像するよーなオドロオドロした姿じゃなくてかわいー普通の犬。ダンディーな感じでマットに話しかけてきますがアフレコ感バリバリ。ちょうど某携帯のCMの犬っぽい感じです。あれよりもっとしゃべっているよーに見えません。これが妙にホノボノしてる感じで、映画のストーリーは主人公の狂気的妄想でそれがさらに現実化していって、しかも映像表現はかなりグロくてえげつなくてハードなんですけどこのホノボノ感のおかげでなぜかコミカルで観てて安心してしうまう。変な映画です。演出、演技、映像クオリティーはパッケージのショボイ絵から伝わってくるよーな駄目駄目Z級映画ってほどではなくて普通に鑑賞できるクオリティー。でも、内容が内容なんで観る人によっては、Z級なみのうんざり度はありますけどね。おもしろいって感じではないんですけど、ブラックな笑いと日常のホノボノさに色どられた淡々とした狂気はうんざりしながらも引き込まれるパワーがあると思います。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-02 00:38:06)
20.  ゾディアック(2007)
この監督さんは、観客を映画の世界に取り込むのがうまいと勝手に思ってます。セブンの時は絶望的な気持ちにさせてくれたし、ゲームの時は映画のリアルさそっちのけに観客を疑心暗鬼のゲームの世界へとひきづりこみ、ファイトクラブでもパニックルームでも映画の主人公へと観客の心情を近づけてくれる。この映画にもそれを感じた。それはつまりゾディアックとゆう謎にみちた実に魅力的な犯罪にとりこまれ、それにより途方もない徒労感を味わう事と、それでもなお必死に追ってしまうマニアックな心情の二つ。観客の多くは味わうんじゃないやろか。もうゾディアックなんてどーでもえーやん。しんどいわって。ゾディアックを追った多くの人が味わう気持ちと同じ心情になれる。そして何かにはまって食べることも忘れるほど集中した事がある人なら、漫画家がそれでもなお謎に迫ろーとマニアックにはまる気持ちを理解して、最後の謎ときに結構ワクワクついていけるんじゃないやろか。俺はこれ大しておもしろいとは思わなかったとゆうのが正直な感想ですが、つまりもうゾディアックなんてどーでもえーわって感じでしたが、それすら監督のコントロールかもしれませんね。何年もの間、人々が味わった感覚を 2時間半ほどの映画に凝縮したのかも。
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 04:18:18)(良:2票)
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