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なんのかんのさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  ヴィーナス(2006) 《ネタバレ》 
じいさんが悪女に振り回され溺れていくっていう『嘆きの天使』型の話ではないの。じいさんはかなり意識的に戯れていて、人間の「愚かという徳」を味わい尽くそうとしているよう。娘をモデルに斡旋してそのデッサンの場を盗み見ようとし、見つかってしまうと美術館に連れていって「ね、女性の裸体というものは美の極致ということに昔からなっているんだよ」なんてスマして言ってる。前立腺の手術して「不可能」と決定されると、さらに積極的になるってのも人間の「愚か」の味わいで、「老いの生への執着の凄み」よりも、どこか「ちゃっかりしている」という余裕が感じられた。そこらへんがいいけど、でもまあそれだけ。とうとう娘に介護もさせちゃって、天晴れな老後を全うする。有名老優を柱にした映画って時々あるが、どうも役柄を越えた「あの人は今こうなった」的なドキュメントとしての面白味が先だってしまい、作品としてはあんまり…、ということが多いですな。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-17 12:12:32)
62.  美しすぎて
設定は面白そうなんだがなあ。美人で完璧な妻がいるにもかかわらず、ブスの秘書に一目惚れしてしまう男、っての。冒頭、ほとんどのカットが移動撮影で、これもなんか面白いかなあ、って思ったの。でも、フランス映画特有の洒落っけっていうか、きっとあっちの人に言わせると“これがエスプリってやつでね”となるんだろうが、なんかまどろっこしい展開になるのね、異邦人の私には。けっきょくこの設定も気取ってみせたいためのダシだったのかなあ、とか思った。意識の流れ的なものが、どうも味わいとはなってくれず、ただいじくってるって感じなんです。素直にツーッと語れんのかね、フランス人て人種は。
[映画館(字幕)] 5点(2008-01-20 12:27:43)
63.  宇宙大戦争
私にとって千田是也はまず「東宝特撮映画にちょっとだけ出てくる博士の人」って存在だったので、のちに偉い演劇人と知って驚かされたものだった。そしたらこれでは「ちょっとだけ」じゃなく「ずっと」出てる。変なピッタリした水泳帽みたいな宇宙服(?)姿で、同じ格好の池部良とともに、出ずっぱり。しかもこの映画、当時の右寄りの空気が若干感じられ、外交交渉の出来ない敵に対しては先制攻撃あるのみという勇ましい話で、どんな役でも平気でやってしまう左翼演劇人のふところの深さを感じた。一番驚いたのは、59年の映画で、設定が65年という近未来なの。で日本のロケットが月に行っちゃうんだ。東京オリンピック後の未来は、もうなんでも可能なバラ色に見えてたのかな。宇宙人対策の国際会議が当然のように日本で開かれていて、日本人が地球防衛を仕切っている。そういう6年後の未来を描くことが可能なほど、日本が成長期だったってことか。あ、映画は私にはつまんなかった。とにかく都市が破壊されるとこが好きなもんで、これ、ほとんどの舞台が月面なんだもん。破壊光線が砕くのは岩とショボい円盤ばかり(しかも山が変にとんがっている)、冷却光線で地球が攻撃されるのは、冒頭で予告のように特急が転覆された後は、終わりのほうでちょびっとだけ。怪電波で操られる隊員ってところに一応ドラマ的なサスペンスは用意されていた。池部良が亡くなったとき、追悼記念で彼が金田一耕助をやった中川信夫の『吸血蛾』って珍品どっかでやってくんないかなあ、と思ってたのだがかなわず、そのかわりに、彼の出演映画としてはまあ珍品と言えるだろう、これを観た。どっちも安西郷子と共演してんの(写真家秋山庄太郎によると「映画フィルムよりもグラビア写真に傑作が多い不思議な女優」で、この二年後に三橋達也と結婚して引退)。
[DVD(邦画)] 4点(2011-01-25 09:55:43)
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