1. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 ホラー映画だと思って、スリルだけを楽しむなら良いけれど、お話の展開は説得力ゼロ。いちばんいけないのはラストで、お母さんたちの家族がまるで無傷で、建物も何ともなってないところ。廃墟の小さな小屋をしつこく何度も探索された後だけに、納得のいかなさは頂点に達した。異星人が人間の生き血をすすって、病原菌におかされるっていうのも、そりゃあそうだろうと思うし。異星どころか、異国に行くんだって、生水は飲まないとかそのくらいのことは考えるのに、あれだけの技術力を持った異星人が、それで死んじゃうなんて、ひどすぎる。そんなんなら、あの女の子が叫びだすと、機械に異常が起こって、次々と破壊されていくとか、トムが追いつめられると急に白く光り出してスーパーサイヤ人に変身して、すべてをやっつけてしまうとか、そういう展開の方がまだ納得するというもの。大阪の人はやっぱりそんなふうにやっつけたのかな。 [地上波(字幕)] 5点(2011-02-18 22:00:11) |
2. ウェディング・クラッシャーズ
前半テンポよく進むが、後半まとめきれず、無理に落とした感じはあるが、それでもとても楽しかった。 [地上波(字幕)] 8点(2009-12-28 00:01:29) |
3. UDON
皆さん厳しい評価ですが、僕はそこそこ楽しく見られました。あのうどんブームを、映画にするならこのくらいのストーリーにしかならないのでは。実際に麺通団の「恐るべきさぬきうどん」を読み、高速を飛ばしてうどんを食べに行った者としては、そのブームを振り返る楽しさはあった。個人的にはそれ以外の部分は余計といえば余計だが、それでも一般の映画として成り立たせるためにはあのくらいのストーリーのつけたしは必要だったのかなと思ってました。でもここでの評価からすると、あれじゃあ一般の映画として成り立ってなかったということかなぁ。それならもっと低予算で、少数のうどんマニアだけが喜ぶような内容にしたほうがよかったのかもしれませんね。 [地上波(邦画)] 6点(2008-05-25 01:34:27) |
4. ウェルカム!ヘヴン
ビクトリアってアタメの女の子だったんですねぇ。彼女の出演作リストを見ていて知りました。 あんまり歌が上手なんで、本職は歌手なのかって思っちゃったくらい。セクシーな歌とダンスと、天使のときのまじめな妻役とのギャップが楽しいです。そういう意味ではやっぱりすごい女優さんなんだなぁ。 ペネロペの映画は結構見てるんですが、この男前な演技もいいですねぇ。彼女の演技力を再認識しました。 この監督、女性の魅力を引き出すのが本当に上手ですねぇ。ストーリーや演出は確信犯的にB級スタイルでありながら、うまくずらしてくるのがいいなぁ。 ちなみにロラが夫のボクシングをやめさせようとしているのは、単に、それまでの悪行をカバーするに十分な善行を積む前に死んでもらったら困るからだと思いますよ。その善行の一つのポイントが「母親に謝罪すること」って言うのは確かに、お母さんが偉いラテンの国ならではという感じはしますね。ラテンの女性は働き者ですよー。スペインの街をあるいていると、昼間からバルでのんびりだべってるのは男ばっかりですしねぇ。 [地上波(字幕)] 8点(2007-06-15 22:30:02) |
5. ウィンター・ゲスト
評価が2というのを見て愕然としました。親子競演なんですが、実に味わい深く仕上がっています。映像と音楽の美しさも絶品。ミニ・シアター系の佳品をお探しの人にお奨めです。 8点(2003-08-18 13:15:18) |