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コメント数 885
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1.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 
SFオタクのロードムービーは「ファンボーイズ」もあったね。 「未知との遭遇」はじめパロディ満載でおくる、宇宙人ポールとの友情をはぐくむ旅。 サイモン・ペッグとニック・フロストが一緒にいるとうれしくなるし、脚本も彼らの手によるもの。 監督は「アドベンチャーランドへようこそ」のグレッグ・モットーラ、この人はノスタルジー路線なのかな。 イギリス人の男2人組だとゲイにまちがえられるのは「SHERLOCK/シャーロック」と似てて、アメリカを訪れる彼ら自身もエイリアン。(SF映画の影響で「外国人」の表記はフォリナーの方が使われるようになりました) 肝心のポール君は見た目あーですが地球生活が長いからキャラはすっかりフランクなアメリカ人。 「外見はどうあれ中身は俺たちとかわらない」のがテーマなのと同時に、アメリカナイズへの揶揄も少しは入ってるのかと。 「僕らのミライに逆回転」につづいて悪役のシガーニー・ウィーバーは、エイリアン・クイーンへの「GET AWAY FROM HER,YOU BITCH!」を自分が言われるのってどんな気分かな~? (「E.T.」じゃなくて)「「マック」でSFにハマった」っていうのが、いかにもな感じです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-03 07:00:07)(良:1票)
2.  ウォレスとグルミット、危機一髪!
「ウォレスとグルミット」は、一番有名なシーン(オモチャの列車)と最高傑作がちがう作品なのが粒ぞろいの作品群のレベルの高さを物語りますが、完成度でいえばやっぱり「危機一髪」。 すべてにおいて充実し、「ペンギン」と2本そろう90年代はシリーズの黄金期。 ウォレスが恋する毛糸屋さんのウェンドレン(愛称はウェンディだね! ウォレスと同じ顔じゃん)には人にいえない秘密が。 ウォレスが国際救助隊のバージル気分で出動のシーンは音楽もバリー・グレイ風の凝りよう(庭のノームが「GO!」)、本性を現したターミネーター犬プレストンが牙をむくのもマジ怖く、極めて英国的な世界の中に自国の「サンダーバード」と米国的な「ジェームズ・キャメロン」が混在するおもしろさ。 グルミットの赤い飛行機(ニック・パークはジブリ好きだから「紅の豚」のオマージュ?)には合成も使い、窓ふきの泡みたいな形のないものもアニメートしちゃうのもすごいワザ、ひつじのショーンはスピンオフもできたかわいい人気者。 このシリーズが長く愛されるのは、ハンドメイドの素朴な温かみや、チーズを愛する発明家ウォレスと忠実でかしこい執事犬グルミットのペットをこえた絆、大人の中の子供を呼びさます遊び心と魅力がいっぱいだから。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2012-04-08 07:00:01)(良:1票)
3.  ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢<TVM>
元のスタイルに戻って本来の良さが出た(今のとこ)最新作。 邦題の「ベーカリー街」はホームズのベーカー街にひっかけ(ともにパン屋)、一段と犯罪ミステリータッチ。 ホレっぽいウォレスの恋愛沙汰は「危機一髪」と同じだけど、理知的なグルミットの恋にドキドキ。(ポッとホホ染めたりして…) フラフルスは初対面の時はコワくて足がプルプルしてんのに、相手が自分に気があると見るやパッと元気になるあたりが女のコ、「危機一髪」に続く「犬キャメロン」は彼女がリプリーになりきる「エイリアン2」。 ご主人のパイエラ嬢はヴィジュアルからしてひとクセありそうなんだけど、自分を愛しすぎた報いとはいえ悲劇的な結末、ウォレスの心の中でベイクライトガールのイメージが永遠なものとなる哀切な美しさはあっても、ヘヴィな内容がこのシリーズにマッチしてなかったみたいです。 技術では旧作より上を行っている部分(ふくらむパン、リアルな雨水など)もありますが、なんとなく全体としてピークを過ぎた感があるのは否めません。(それでも十分WELL-MADEなのはさすが!) ニック・パークはもう長編は作らないっていってたけどホントかな?
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-07 07:00:00)
4.  歌え!フィッシャーマン
ノルウェーの漁師さんたちの伝統ある合唱団は陽気に歌う。 吹雪の中でも仲間がいれば寒くない。 漁港や漁船、漁師の人は世界中どこでも似ている気がするのは不思議だね。 数学が得意でそっちをやりたかった人もいるのだけど、今は魚を捕り日々歌う生活で満足している。 満足していればどこで何をしていようと幸せ。 そろいの船員服で発表会にのぞむ彼らは誇らしげで笑顔がこぼれる。 ホノボノといい雰囲気で、少し眠くなったりもして。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-06 07:00:01)
5.  歌え!ロレッタ 愛のために
シシー・スペイセクはエイジレスで不思議な女優さん。 「キャリー」は26才、これは30才にして13才の幼な妻、ビヴァリー・ダンジェロとともに歌も聴かせる。 歌手ロレッタを生みだした夫トミー・リー・ジョーンズの粗野なようでいて抑制のきいた繊細な演技もよく、結婚早々父との約束を破り妻に手を上げてしまった時は「あ、やっちまった・・・」のがよくでていた。 山アリ谷アリの夫婦愛はベタな邦題とはウラハラに淡々としたシーンの積み重ねで画も美しく、冒頭のヤマの情景は味がある。 ツアーバスの正面に掲げられたCOALMINER(炭鉱夫)のプレートは早すぎる巣立ちを惜しんだ父への愛情と誇りが感じられて。 カントリー・ミュージックは得意ではないけれど、ロレッタ・リンの人生は実りあるもの。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-04 07:00:07)(良:1票)
6.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 
アレッサンドロ・バリッコの小説のうち映画になったのは2本。 これと「シルク」は、その幻想小説か散文詩のような雰囲気をよく伝えていると思う。 名も知らぬ少女への淡い恋は映画用に加えられたエピソードで、嵐の夜ホールを氷上のように優雅に滑るピアノ(「マジック・ワルツ」)や名うてのジャズピアニスト、ジェリー・ロール・モートンとの決闘とともに、ハイライトとして1900(原作ではノヴェチェント)の数奇な人生を彩る。 「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレによるイタリア映画だけれども、ティム・ロス主演の英語劇で客船ヴァージニアン号を舞台とし、モリコーネの美しい音楽も情緒過多でないことで無国籍的でもある。 意を決してのニューヨークでの下船が決行されずじまいだったのも、成功を尊ぶアメリカ的な物語ではない象徴、降りない理由も屁理屈っぽいようでいて彼にとっては真実。 彼を気遣うトランペッターの友情も、常人離れしたピアニストを現世につなぎとめるには至らない。 1900の存在そのものが一つの芸術のようだが、芸術とは必ずしも健全なものではなく、甘美なる滅びと隣り合わせでもある気がする。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-08 00:00:10)
7.  ヴィクトリア女王 世紀の愛 《ネタバレ》 
英国の若手エミリー・ブラント&ルパート・フレンドによるヴィクトリア女王の物語。 邦題が大仰なので、原題どおり「ヤング・ヴィクトリア」として見たら失望しないかも。 ヴィクトリア女王はドラマティックな人生を送ったエリザベス1世やアン・ブーリンよりは映画に取り上げられることは少ないですが、ヴィクトリア朝は産業革命が興り文化・芸術的にも大英帝国が繁栄した時代。 次期女王候補に対する謀略への抵抗と公私ともにパートナーとなる従弟アルバートとの関係を、比較的軽いタッチでまとめています。 母親が愛人と共謀して摂政政治を迫る公女時代、イギリスに対して影響力を持とうと目論むベルギー国王により送り込まれたアルバートの裏表のない心に惹かれ、彼と結婚する道を選ぶヴィクトリア。 人に操られる人形でなく意志をもつ女王となるべく毅然とした態度を貫く彼女をブラントが好演。 共同統治でも自分を軽視されたくない彼女と夫の間には諍いも起きますが、アルバートが身を挺して妻を守る場面もあり、政略や圧力ではなく愛し合って結ばれた2人の絆は揺るぎないもののようでした。 ラストがあっさりしているのは「末永く幸せに暮らしました」ではないからかもしれず、最愛の夫に先立たれた後の女王のもう一つの愛は、ジュディ・デンチの「クイーン・ヴィクトリア/至上の恋」で描かれています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-09 00:00:01)(良:1票)
8.  運動靴と赤い金魚
イランの少年が誰かのためにがんばるのは「友だちのうちはどこ?」が好きですが、あれの10年後に作られた、これもいい作品。 どちらも子供をシビアな環境において、あちらは詩的でこちらはリアリズム、女の子も出てくる。 女の子の方が「人並みに」って気持ちが強いと思うのですが、直してはいていた古い靴さえなくしてしまったザーラは、すてきな靴をはいてる友だちがうらやましくって家までついていったりする。 その子が新しいのを買ってもらって古いのを捨てちゃうとカッとなってしまい、「あたしのほしかったあの靴を、まだはけるのに捨てるなんて!」と思っているのが伝わる。 ザーラの心も細やかに描写されているので説得力があります。 お兄ちゃんの靴を溝に流してしまって必死で追っかけるのも貧しい人にとってものがどんなにだいじか見せる。 アリがすぐメソメソ泣かないともっといいのにと思いましたが不満はそれくらい。 最後はああ!と思うんだけどお父さんを見てまたああ! かわいい妹のうれしい顔を見たくて、お兄ちゃんが走る! 走る!
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-14 00:00:00)
9.  ウォーリー 《ネタバレ》 
観る前は、タレ目であわれっぽいデザインのウォーリーにもツリ目でツルツルのイブにも魅力を感じませんでしたが、動いてこそのキャラクター。(彼らの「目」もちゃんと考えられてる☆) 冒頭にある廃墟と化した地球の光景は圧倒的。 その中をちょこちょこ動き回ってお片づけ、危険を察知すると折りたたまれてヤドカリみたいにち~さくなるウォーリーは700年もひとりぼっち? 拾い集めた古ぼけた遺物とミュージカル・ビデオが宝物の彼が初めて会った女性ロボット・イブに心うばわれて。 まだ心がなくて冷たいイブだけど、終盤では彼らの立場が逆転するのがドラマティックです。 アレクシス艦の外界を知らない人間たちは「アイランド」的ですが全員コロコロ太っているのが特徴。 無機的な世界の中で一本のグリーンが本当に命ある美しいものに感じられ、スクラップ同然になりながら何とかそれを守ろうとするウォーリーの姿はやっぱりけなげ。 最後にピーター・ゲイブリエルの歌が流れたのにはびっくり、まさかピクサー作品で彼の声が聴けるとは、でした♪
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-09 00:00:03)(良:1票)
10.  海猫
これはやっぱりダメじゃないでしょうか? どこがというより全体、せっかく海が舞台なのに。(某ドラマで佐藤氏と美咲サンが上司と部下だったのはスゴイ変な気がしました)
[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-05-25 00:10:03)
11.  麗しのサブリナ
オードリーの「ローマの休日」の次の作品としてはまずまず?「パリの恋人」と同じイメチェンものですが、ピュアで真面目なイメージの若きオードリーはワイルダーの作りこんだ人工的な世界、恋愛ゲームのような雰囲気にはあまり合わない気がするのですが。(「昼下がりの情事」もね)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-23 06:43:44)
12.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
スピード感とは無縁だったクレイ・アニメーションに新しい地平を切り開いた作品☆★☆シリーズ最高傑作は次の「危機一髪!」だろうけれども、シリーズを代表する名場面となるとあのスペアレール連結シーンにとどめをさす。「チーズ・ホリデー」よりすっかりあかぬけ、お気楽なご主人さま思いのグルミットの忠犬・執事・親友ぶりがいじらしく、冤罪のタメがあるから最後スッキリ。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-08-15 02:50:15)
13.  Vフォー・ヴェンデッタ
うわ、好き!ちょっと文学寄りで気取ってますが、そこも魅力。何たって仮面モノだし。Vをエドモン・ダンテスになぞらえるあたり、作者はかなり古風なロマンチストじゃないかと。ナタリーも今まで美貌が表情を覆い隠してたきらいがあったけれど、マルガリータな頭もあいまって今回は凄みも哀しみもにじんでる。キスシーンは「KIKAIDER THE ANIMATION」でミツコさんが(ジローの時じゃなくて)キカイダーに接吻するのに似てますね。外見はどうでも中身にしたいっていうのが。サトラー議長のジョン・ハートは「1984」つながりですよね。それとS・レイとS・フライ、2人の英国人スティーブンがいい味。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-27 08:15:46)
14.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
すでに完成の域に達していた短編を長編化する際にかならず起こることが(W&Gであっても)起こっているのだけど、それを承知で作ったのでしょうし、このクォリティ、全然文句なんてナイです。けど美術が精巧でリッパになってて、片田舎の劇場でやってたモノをブロードウェイに持ってきたみたいな一抹の寂しさはアリ。これだけ見る分には全く問題ないけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-19 10:46:13)
15.  ヴァージン・スーサイズ
T・ラングレンの‘HELLO,IT'S ME’が流れる。しかも電話の場面で。マジカルな瞬間。アドレセントな乙女心の白い闇に迷い込んだ者は誰もが盲(めしい)となる。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 18:42:13)
16.  宇宙戦争(2005)
アカデミー賞技術部門3つとも「キング・コング」に持っていかれて残念。(音響ひとつくらい!)スピル先生は「マイノリティ・リポート」や「A.I.」のような気取った(?)SFだとどうも上手く料理できないみたいだけど、こうしたシンプルな見世物映画だと最高の手腕を発揮する。やはり本来の才能がこういうトコにあるのだろう。元々が宇宙人来襲の脅威がメインディッシュで人間ドラマは付け合せの野菜みたいなもの。子供の頃本で読み、大人になって53年版も見たけれどヴィジュアル面では満たされることはなかった。それが去年の夏ようやく!TRIPOD RISE AGAIN.
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-11 21:23:09)
17.  ウィンター・ゲスト
フィンランドの凍った海を連想させる真冬のスコットランドの景色は、初めて見るのに懐かしい気がした。凍てつく空気、飾り気ない会話、静かに流れる時間、雪を踏み歩く人々。面差しも良く似たエマとフィリダ母子のあいだに漂う情と緊張感。人生の青春期が夏なら冬は終焉の間近さを感じさせるが、再生の春もまた潜む。
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-07 20:18:10)
18.  ヴィドック
ジュネから離れたキャロ。キャロのいないジュネ。ともに片羽のない蝶のようで、金色に鈍く光る単調な探偵物を見ながら、濃い蜜月の作品ばかり思い出された。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-23 19:58:26)
19.  ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー
MOONLIGHTクッキーみたいな輪切りの黄色いチーズ、まる山のある月、壁紙と木と鉄でできたロケット、スキーにあこがれる四角いロボット。好きにならずにはいられないものがいっぱい。ウォレスやグルミットもまだボコボコして可愛い。とくに顔がなくとも喜怒哀楽あふれるコインロボの仕草にひかれます。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-01-16 20:53:25)
20.  ウォルター少年と、夏の休日 《ネタバレ》 
「ビッグ・フィッシュ」のカラフルなカーペットに対して、枯れた草原の風情のこの作品。今回は監督も務めるT・マッキャンリーズのテーマは「老兵は死なず」か?と思えるほど、父なき子、広漠たる風景、かつては武勇で鳴らした兵(つわもの)の構図は前作「アイアン・ジャイアント」にも通じる。心の儘に生きて老いた今、何かが足りなかった老兄弟と、母親に振り回され居場所のなかった少年。ハブの信念についての力のこもった言葉にはウォルターでなくても引き込まれるだろう。紙芝居のような昔話の映像もどこかのんびりとした温かみ。この風変わりな共同体を家族と呼ぶかどうかはどうでも。成長し漫画家となったウォルターの絵に刻まれた日々がすべてを語って。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-12 19:16:19)
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