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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  沈黙(1963)
「神の沈黙」三部作の最終作であるが、ここまでくると何が神の沈黙なのかさっぱり理解できない。もちろんこの作品が「神の沈黙」を描いていようがなかろうが映画の評価とは全く関係のないものなんだけど、この作品自体がいったい何を描きたかったのかがイマイチ掴めない。言語の通じない架空の国において姉はなんとか老給仕と身振り手振りで会話をする。姉は言葉の異なる者同士の架け橋役である翻訳者でもある。妹も言葉を使うことなくカフェのボーイと一夜を共にする。妹の息子は最初こそ老給仕の身振り手振りから逃げ出し、恐怖や疑念から意思疎通を拒むが、じきにいっしょに遊ぶまでになる。その一方で言葉は通じるのに全く意志の疎通が成されないのが姉と妹である。相手を理解せず、疑い、憎む。戦車が街にいきなり現れる終末感漂う世界観は姉妹のいざこざを「戦争」と結びつけているのか、反対に不安を煽る社会が姉妹を互いに反発させているということなのか。とにかくこの独特の終末ワールドだけはなかなかのインパクトを持っている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-16 12:54:38)
2.  懲役十八年
高度成長期の波の中で資本主義社会を大いに謳歌する小池朝雄に対し、「戦後」から逃れられない昔気質の安藤昇。任侠ものから実録ものへと移行する時代の波と妙にリンクしたりなんかして(安藤は実録ものの代表格ですけど)。実際、その後の実録ものを想起させるような動きの多いカメラワークは私の知るかぎりの(ちょっとしか知らないが)加藤泰らしからぬ演出。一方で、「復讐」を盛り上げるために「そこまでやっちゃあ、お終いよ」というところまで持っていくために存在する刑務所内のエピソードの面白さは思いっきり加藤泰だった。会話も楽しいし、それぞれのキャラクターも面白いし、キャラクターそれぞれの表情も実に豊か。そしてアクションの小気味よさ。この本筋ではない刑務所内のエピソードがやけに濃い。無駄と言われれば無駄。でも無駄な部分が面白いという変な映画。
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-27 14:29:50)
3.  痴人の愛(1967)
ひとつひとつの言葉に、そしてその言葉が発せられる表情に独特のインパクトのある増村演出がどうも苦手なのだが、この作品ではソレが最大限に出ていて、どうもノレない。しかしノレない私を強引に引っ張っていく力があることは確かで、その強引さは純愛よりも下品さが勝っている空気をも、ひたすら映画を面白くするものへと昇華させる。有無を言わせぬ身勝手奔放娘のあっけらかんとした明るさに、男は頭では拒否できても体が言うことを聞かない。それと同様に、映画は強引にインパクトとスピード感とあっけらかんとした下品さで私を惹きつけて離さない。ハッピーエンドの中に、人の性の哀しさと滑稽さがあれだけ表出できれば、つい天晴れなどとも言ってしまう。そんな作品。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-29 12:26:39)
4.  中国女
白い部屋に青い扉と赤い椅子というトリコロールカラーがまず目をひく。中でも社会主義の象徴として配した赤をポップアートで見せるゴダールはやっぱり凄い。とは言うものの実はこの作品、ずいぶん前に観た時は、途中で完全に寝てしまいました。ここ最近、ゴダール作品のレビューを続けているので、子供のアニメを借りるついでにこの作品も再度借りてみました。で、観たのですが、また寝ちゃいました(笑)。返却日前日に再チャレンジ。ウトウトしながらもなんとか最後まで鑑賞。なぜこんなに眠たくなるのか?映画を観ていて寝るなんてそうそう無いのになぜなんだ?私は相当、目はかたい方なのだが、、。ん?そういえば、高校生の時は授業中によく寝たなあ。この作品もよくよく考えたら、延々ことばの嵐でシチュエーションも授業風景そのもの。なるほどねぇ、と妙に納得する私でした。でも♪マオマオ!が頭から離れない!恐るべし、睡眠学習。
4点(2004-04-09 12:29:57)
5.  小さな兵隊 《ネタバレ》 
アルジェリア独立を阻止しようとする組織の諜報部員である主人公は、おもてだっては写真家としてジュネーブで活動する。本来は要人の写真を撮り情報収集をするのが彼の役目なのだが、二重スパイの嫌疑をかけられ要人暗殺を命令される。彼は写真のモデルの女に恋をし、命令を無視して彼女と逃げようとするが・・・・と書くといかにもハラハラドキドキのサスペンスドラマに聞こえるが、そこはフランス映画。ましてやゴダール。そんな娯楽サスペンスを造るわけがない。どうもゴダール監督はストーリーで観客を酔わせるということ、つまりドラマチックな展開で映画を観せるということを否定しているようだ。主人公の内なる声を淡々と映像に載せて、ひたすらリアルに、そしてその反面、詩的に作品を仕上げる。そして観客を楽しませるのではなく、観客に考えてもらう、あるいは感じてもらう。作風は暗く、メッセージも過去のものなので高い評価はしにくいですが、少なくとも後の政治色の強いゴダール作品と比べると”ドラマチック”であることは間違いありません。これくらいならまだなんとかついて行けます。
5点(2004-04-05 18:24:42)
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