1. 長江哀歌
いまや世界の「脅威」ともなった中国だが、そういうものは感じられずこの頃はまだそんなにパワーがなかったのかもしれない。ただし、現代でも都市と農村の格差というのは大きいわけで、こういう風景・風俗は残っているところもあるだろう。日本人の自分が見ても「この頃の中国はまあこんなもんだよね」という感想しかないのだが、本作は国際的に評価されたようで、それもある種の「オリエンタリズム」なのかなと思ったり。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-16 15:16:21) |
2. 小さな中国のお針子
中国版『マイフェアレディー』のような内容だが、文革の再教育プログラムがこんなにユルユルだとも思えず、ファンタジーとして見るべき作品なのかもしれない。とはいえ、古典的な展開ながらもしみじみとしていて味わい深く、心に刺さるものがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-03 14:18:43) |
3. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
証人保護プログラムの対象になっているのにこんだけ派手な活動するのもかなりの違和感があるが、テンポはいいし映像的にも楽しめるので娯楽作品としてはそれなりによくデキている。デミ・ムーアの悪役は中々よかった。 [地上波(吹替)] 5点(2022-10-05 10:43:22) |
4. 築城せよ!
一見バカげた設定・ストーリーのようにも思えるが、過疎化に悩む地方都市の問題や、封建主義と民主主義の対比、過去と現在の主従関係の違い等々、意味深で風刺も効いてる。カネをかければもっと面白い作品になったであろう。 [地上波(邦画)] 7点(2015-04-15 11:31:56) |
5. ちゃんと伝える
父子の葛藤・和解や、死に直面する人間の苦悩がもうちょっと表現されているのかと思ったが拍子抜け。AKIRAの演技がヘタクソなのか、奥田と親子に見えない。どっかから借りてきた家族のようで総じてリアリティーが欠如している。家族ってもっとギスギスしたり、ドロドロしたりいろいろ衝突するでしょうよ。 よかったのは、満島ひかりの女子高生姿と伊藤歩が可愛かった事ぐらい [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-04-15 09:54:35) |
6. チーム・バチスタの栄光
竹内がちょっとカワイイのと、阿部ちゃんがちょっとオモシロイという程度。吉川は善人過ぎて、ツマラナイ。ストーリーは安っぽいミステリーで面白くもなんともない。 [ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-09 20:50:33) |
7. 父親たちの星条旗
3人の性格とその後人生の展開がなんか見事なまでにリアルで面白かった。要は野心家でお調子者・実直で冷静・純粋で感情的の3者3様。これじゃあ友人関係は続かないだろうな。おそらくアイラに肩入れして見る人が多いと思うんだけど、こういう性格は結局は上手くいかないんだなと。一時はヒーローになっても、ヒーローで居られる時間なんて人生の僅かな時間だし、やはり人生は長いし現実は厳しいなと感じた。 硫黄島の映像は「手紙」で十分なのでポイントだけに省いて、あとは3人のその後の人生に焦点を当てて、どういう性格がどのように行動するとそのような人生が待っているのか?という事をもっと詳細に描いて欲しかった。夢がないけどね。 ところで私は米国債を買って、米インフレと為替レートを気にしてる。時代も変わったんだなと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-06-16 03:01:51) |
8. チェンジング・レーン
人生に「タラレバ」はないんだよ。 [DVD(吹替)] 6点(2007-01-14 03:21:23) |
9. チャーリーとチョコレート工場
ゴールドチケットというツールで次々と役者が揃い、人形が燃え盛って、デップ登場。さあ始まるぞ!と期待がイッキに高まり、ガキどもが次々抹殺されていくところまでは最高だった。デップ&バートンの本領発揮だ。ただし、仕舞いにかけて、イッキにシュリンクしてしまった。デップは情報漏洩により、金のなる木のレシピを守る為に、従業員を全員解雇し、工場を閉鎖する。そして少数民族や動物を奴隷化し工場再生、まさに貧乏人の敵である「搾取する資本家」として描かれている。一方、対極にある貧乏人のチャーリーは本当に「いい子」なのか?曲がりなりにも一緒にイベントに参加した他の子供達が次々抹殺されて、他の親子の安全も確認せずに、残った自分が優勝ですと言われて「やったー有難う!」となるだろうか?私はそこに自分さえよければいいという残酷さ・ズルサを感じる。(拾った金のネコババなんてカワイイもの。)真っ当な映画の主人公なら、「これでいいのだろうか?」という何らかの違和感やしっくりこないものがあってしかるべき。デップに向かって「お前そりゃーちゃうやろー?!他の親子はどうなったんだー?ちゃんと元に戻せよー」というのが子供の正義感というものでしょう?で、他の親子を元に戻さないデップイジメに走り、過去のトラウマを刺激して、デップを精神破綻に追い込んで、最後は工場を破壊して、他の親子を助け出す。助け出された親子は改心してめでたしめでたし。そういう貧乏人のいい子ちゃんがステレオタイプな資本家をやっつけて、勘違い親子を目覚めさせるというとってもわかりやすい勧善懲悪?なら10点。オチがあまりにも平凡というかありきたりな「家族がイチバン」で適当に終わったところに不満が残る。なんか説教くさいんだよね。消化不良だ。それでも8点はつけるよ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-31 00:55:29) |
10. チャドルと生きる
生まれる国や人種・性別は選べない。それを宿命として人生を歩むしかない。本国イランでの上映が禁止される問題作で、海外向けの作品のようだが、他国の文化を理解するのはやはり難しい。私にイスラム関係の予備知識がないのに加え、リレー形式で中心人物がどんどん変わっていく展開にはついていけない。各場面場面でメッセージがあるとは思うのだが、話がぶつ切りになってしまうので、イラン女性の不自由さがどうもストレートには伝わってこないし、わかりにくい。製作者の意図に政治的なものがあったのかどうかわからないが、1人の女性に焦点をあてた物語形式を通じて、メッセージを伝えた方がよかったのではないか?と個人的には思うが、1人の女優に政治的圧力がかかるリスクを避けたのだろうか? 5点(2004-04-20 15:52:22) |
11. チェルシーホテル
夫婦揃ってキャリアに傷がついちゃったなあ。 3点(2004-04-11 00:08:11) |
12. チャーリーズ・エンジェル(2000)
暇つぶし程度にはよいのでは?楽しめないこともないという程度の作品。 5点(2003-12-31 04:12:02) |