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1.  チェチェンへ アレクサンドラの旅
装甲車内で静かに銃を構えるガリーナ・ヴィシネフスカヤ。 マーケットで、値段を聞く彼女を無言で睨む青年。  そのような、寡黙さの中にさりげない凄味を秘めた眼のショットの数々があって シンプルな物語にすんなり収まらない引っ掛かりを残していく。  一方では、駐屯地の宿舎で彼女に振舞われるそば粥やサラダに添えられた 花瓶の花もまた、映画に慎ましく美しい印象を付与する。  乾いた昼間シーンから一転、夜間シーンの湿った幻想性がソクーロフらしい。
[DVD(字幕)] 7点(2015-06-16 00:11:00)
2.  地球が静止する日
平和的異星人との会談を徹底して拒否するアメリカ大統領は一貫して画面から排除される。この点、、オリジナル『地球の静止する日』(1951)の忠実な踏襲である。ロバート・ワイズ版の中では、異星人がリンカーン像を見上げ褒め讃える一場面などもあり、これが原爆認可と切り離せない映画公開当時の大統領トルーマンに対する逆説的非難であることは一目瞭然だ。その意味では旧作のほうがより直接的な政権批判を主眼とした政治風刺映画ということが出来よう。無論、本作における大統領個人の不在や軍の好戦姿勢、現実としてのアメリカ覇権主義描写もそれに倣ったものだが、リメイク版が志向するのは旧作が「物語」や「啓蒙的メッセージ」といった非映画的要素に重きを置く都合から各シークエンス間で省略した、より即物的な「アクション」部分である。具体的には、地球人の発砲により負傷したキアヌ・リーブスの治療の生々しい模様。隔離ブロックからの脱出経緯。二者が黒板に数式を黙々と書き込み合う動作等であり、特に前半部分は旧作に即した物語展開の為、その相違点は明確に際立っている。説明を極力排した活劇重視による画面主導の語り口が非常に潔い。宇宙人の翻意は、無表情で、(明快な)論理でないからこそ世界の豊かな多義性というものが映画に取り込まれている。●また、序盤で示されるタイムリミットの意外性に始まり、中盤のジェニファー・コネリーを上空から拉致する強引さ。彼女が墓地に再登場する唐突さ、戦闘機登場の突発性など、展開の目まぐるしさも良い。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-21 23:11:37)
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