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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1865
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1.  月影の下で 《ネタバレ》 
彼女は9年ごとにやって来る――。1988年、フィラデルフィア。その日、原因不明の謎の現象により何の関係もなさそうな3人の人間が命を落とす。被害者は皆、目や鼻から大量の血を流し、しかも脳が完全に溶けてしまっていた。彼らに共通するのは、首の後ろに付けられた三つの小さな傷跡。妊娠中の妻と暮らす刑事志望の警察官トーマスは、すぐさま現場へと向かう。容疑者として緊急手配されたのは、青いパーカーを着た黒人の若い女性。地下鉄の駅で犯人らしき人物を発見したトーマスは、激しい追跡劇の結果、逮捕寸前まで彼女を追い詰める。だが、彼女は「娘の誕生おめでとう。私はあなたを知っている」と言う謎の言葉を遺し、電車に撥ねられ即死してしまう――。1997年、無事に刑事となったトーマス。9年前の未解決事件など忘れ、不幸にも亡くなってしまった妻が遺してくれた9歳の一人娘とともに平凡ながらも充実した日々を過ごしていた。そんな折、信じられないようなことが起こる。なんと9年前と同じ手口の殺人がまた実行されたのだ。あろうことか、9年前に死んだ青いパーカーの女が以前とそっくり同じ姿で彼の前に現れるのだった…。果たして彼女の正体とは?9年ごとに現れる謎の女を巡って、何十年もの長きにわたって人生を翻弄されるある一人の男を描いたSFサスペンス。冒頭からかなりミステリアスな展開を見せるそんな本作、これがなかなかスタイリッシュなタイムワープSFの佳品に仕上がっておりました。主人公と謎の女が最初に出会った時、彼女は主人公が知りえない情報を告げ、命を落とします。その9年後にまたその謎の女が現れた時、その情報の謎がここで判明するのです。そう、彼女は未来から未知の目的を果たすために、9年ごとに過去へと遡っていることがここで明らかとなるのです。そして、2006年。すっかり身を持ち崩し警察も辞めてしまったトーマスはやはり彼女と再会します。お互いの未来に何が起こるのかを分かっている(でもその内容はお互い知らない)二人の息詰まるような駆け引き、これはなかなか見事なアイデアだと言っていいんじゃないでしょうか。例えるなら、クリストファー・ノーランと『12モンキーズ』の絶妙な融合。僕は最後まで興味深く観ることが出来ました。そして迎える2015年、すっかり落ちぶれ今やホームレスとなった主人公が辿り着く衝撃の真相。残念だったのは、この肝心の真相がいまいち腑に落ちなかったことですね。まあ分かるんですけど、もう少し納得できる説得力と言うものが欲しかった。それでもこのアイデアが秀逸であることは確かだし、それを最大限活用した演出も最後までキレが良くて大変グッド。なかなか見応えのあるタイム・パラドックス・ミステリーの秀作でありました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-22 00:31:29)
2.  追憶の森 《ネタバレ》 
ここはただの森じゃない。この場所は、君たちのいう〝煉獄〟だ――。ほとんど荷物も持たず、着の身着のままで日本へとやってきたアメリカ人科学者、アーサー。目的は、観光でも仕事でもない。その真の目的とは、世界有数の自殺の名所である青木ヶ原樹海へと趣き、自らの人生に終止符を打つこと。コートのポケットに睡眠薬を忍ばせ、タクシーで目的地へと辿り着いたアーサーは立ち入り禁止の看板を無視して森へと足を踏み入れる。携帯もコンパスも役に立たない深い森の中でたった一人、彼は死に場所を求めて彷徨い続けるのだった。だが、アーサーはそこで偶然通りかかった一人の日本人男性と出会う。全身泥だらけ、生気のない顔で森を歩く彼の両手には何本ものためらい傷が走っていた。そう、タクミと名乗る彼もまた死の誘惑に囚われた一人だったのだ。死にきれずもう一度家族の元へと帰りたいと願うタクミと、妻との満たされない夫婦生活に深く心を傷つけられたアーサー。生への微かな希望を捨てきれず後戻りしようともがく2人だったが、〝森〟はそんな彼らを容易に解放しようとはしなかった…。鬱蒼と茂る富士の樹海を舞台に、マシュー・マコノヒーと渡辺謙という二大演技派俳優がほぼ二人芝居で挑んだのは、そんな哀切な空気漂うヒューマン・ドラマだ。監督は、優秀なドラマを幾つもものにしてきた一方、時にびっくりするようなつまらない作品を撮ることでも有名なガス・ヴァン・サント。二人の男がただ森を彷徨い続ける映画と聞いて、僕の脳裏に真っ先に浮かんだのは知る人ぞ知る伝説的クソ映画として名高い同監督作品『ジェリー』。あちらは主演のマッド・デイモンがただひたすら砂漠を彷徨い歩くだけの映像を延々見せ続けるという苦痛以外の何物でもない作品であったが、こちらは最後までちゃんとしたドラマとして作られておりひとまず安心した。と、そういう前提で観始めたのが功を奏したのか、そんなに悪くないというのが僕の率直な感想だ。確かに脚本がいまいち練られていないという欠点が大きく目立つ作品ではあるのだが(自殺の動機となった妻とのエピソードが類型的、黄色と冬の伏線が効果的に使われていない、最後の10分に漂うあからさまな蛇足感等々)、見どころは富士の樹海が放つその冷酷なまでの神秘性だろう。死や自殺を必ずしも否定せず、むしろ自然の摂理の一部として慈悲をもって見つめている。一神教にはない、日本的アミニズムの神々しさが――完全ではないにせよ――画面の中に捉えられていた。その点は評価されてしかるべきだろう。主演俳優2人の存在感も際立っていた。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-03 00:25:27)(良:1票)
3.  月に囚われた男 《ネタバレ》 
「皆さん、これまで地球環境を汚し続けてきたエネルギー問題を我が社は画期的な手法で改善することに成功しました。人類を救うエネルギーは、なんと空に浮かぶ月の裏側にあったのです。太陽エネルギーを多量に含む石を月の裏側から採掘することで、地球のエネルギー消費の約7割をまかなうことが出来るようになったのです。月の力は私たちの未来を創造する」――ルナ産業。  近未来。月の裏側に建造された採掘施設でたった独り、黙々と仕事をこなしてきた作業員サム。3年という契約期間の満了を2週間後に控えた彼の唯一の心の慰めは、人工知能を搭載したロボット・ガーティとの何気ない会話と、地球に残してきた愛する家族からのビデオレターだった。「もうすぐ地球に帰って愛娘にキスできる……」と浮き足立つサム。そんな折、彼は採掘場で致命的な事故を起こしてしまう。瀕死の状態で基地へと連れ戻されたサムだったが、そこで自分と瓜二つのもう一人のサムと出会ってしまうのだった……。いったい彼は誰なのか?そしてこの施設に隠された恐るべき真実とは?舞台はこの採掘施設のみ、主演俳優もほぼこのサムの一人二役のみ(あ、人工知能の声役のK・スペイシーも忘れちゃいけません!)という、そんな明らかな低予算映画なのだけど、センス溢れる映像と音楽、緻密に考えられた脚本の力で最後まで小気味良く見せるSF映画の佳品へと仕上がっておりました。いやー、良いですね、この圧倒的な孤独感。こういう広大な宇宙の中でずっと独りぼっちという寂寥感溢れるSF作品、もろ自分の好みなんですけど!あの人工知能のガーティ、今までのSF映画の常識なら後半で主人公を追い詰めていくんだろうけど、最後は意外にも男気(ロボット気?笑)を見せるトコなんか気持ちよく騙されました。2人のサムが辿ることになるそれぞれの運命もなかなか切なかったしね。まあ、後で思い返してみればアイデア的にはそんなに新しいものはなかったし、設定にも突っ込みどころ(こんな凄い技術があるなら人を常駐したりせず、全部オートメーションにしたら良かったやん!とか、サムが最初に手を怪我するきっかけになったあの不気味なおねーちゃんは結局誰やったねん!とかッ笑)はあったけど、普通に面白かった。うん、ちょっぴりおまけして7点あげちゃおう!
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-23 11:13:29)
4.  2ガンズ 《ネタバレ》 
メキシコの凶悪な麻薬王パピとヤバい取引を続けているワルの二人組み、ボビーとスティグにはお互いに隠している裏の顔があった。ボビーは麻薬取締局の潜入捜査官、スティグはアメリカ軍の特命を担う兵士だったのだ。パピを牢屋へとぶち込むため、彼の裏金を隠してある銀行を襲うことに決めた2人だったが、様々な組織や人間たちの思惑から事態は意外な方向に。凶悪なギャングたち、麻薬取締局、アメリカ軍、果てはCIAまでが乗り出してきてお互いに騙し騙されの賑やかな展開が続くアクション・エンタメ作品。デンゼル・ワシントン&マーク・ウォールバーグという2大人気俳優が競演した、オーソドックスなバディものと思いきや、途中で敵同士になったり、やっぱり相棒に戻って敵と戦ったりと、そんなテンポ良く進む娯楽に徹したストーリー展開は確かに好感が持てるのだけど、ちょっと僕の好みではなかったですね、これ。なんだか全体的に無難で作りが優等生に過ぎて、心に残るものがいまいち乏しかったです。ロドリゲスまでとは言わないけれど、ラテンのノリが支配するメキシコが舞台なんだし、もうちょっと無茶苦茶で馬鹿やってくれても良かったと思うんだけどな~。アクの強いデンゼルと何処かお間抜けなマークの飄々とした相棒っぷりはなかなか楽しかったけど、明日には速攻で忘れてしまいそうな作品でありました。でもまあ、これは好みの問題。ビールと枝豆片手に暇潰しに観る分にはぼちぼち楽しめると思いまーす。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-03 19:43:13)
5.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
この監督の強烈に下品で猥雑でそれでも最高にエネルギッシュていう無尽蔵のパワーは認めるのだけど、個人的にどうも僕には合わない。ちょっとあまりにも下品すぎるんだよねー。主人公が最後に言い放つ「いいか、生きるってのはな、痛いんだよ!」というセリフが笑えるか笑えないか(あるいは拍手できるか)が、この監督の評価の分かれ目だと思う。残念ながら、僕には笑うことも拍手することも出来ず、ただ失笑するのみだった。それでも、でんでんの怪演とも言える存在感と疾走するスピーディーな小気味良い展開は見応え充分。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-20 18:13:34)
6.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 
確かに映像は素晴らしいけれど、それだけな映画。べつに映画に娯楽性だけを求めているわけではないけれど、それでもこの分かる人にだけ分かればいいというある種独り善がりな作風は好きではない。この監督は確かに美しい映像を撮らせたら天下一品だけれども(特に水中の映像は白眉)、なんだかキリスト教の啓蒙映像にしか思えなかった。キャストが豪華なだけに残念。
[DVD(字幕)] 5点(2012-06-21 11:30:29)
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