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1.  TENET テネット 《ネタバレ》 
全く万人向けではないし、一度ではまず理解できないが、凝っていてよく出来ている作品。とりあえず初めて見るときは ・順行が赤、逆行が青でカラーリングされている ・マスクをしているのが逆行(この理由はあとでわかる) ・逆行ではBGMが逆再生 あたりを分かっていると見やすいかも。基本的には前半1時間30分強が順行ストーリー、そこから折り返して1時間弱が逆行。順行がいささか長すぎて面白味に欠けるシーンが多いのが難点。物理っぽい説明もちょこちょこ入っているが、わりとSFストーリー都合になっている部分もあるので「この世界はそういう設定なのね」程度に聞き流しておいていい。    【以下猛烈にネタバレ】 ■回転ドアに時間順行から入ると時間逆行になって出てくる。これを外から見ると同一人物が2人回転ドアにそれぞれの入り口から入って消えたように見える(あるいは逆の場合、無から同一人物が2人出てきたように見える)。この辺は素粒子物理の粒子と反粒子の対生成・対消滅をモチーフにしているのだろう。これを使うと、同一の時間に同一人物が2人以上(順行と逆行で)存在できるようになる。これが大前提の舞台設定。  ■繰り返し出てくる「起きたことは仕方がない」「無知こそが武器」というセリフ、これは「すでに生じた(と知っている)ことは変えられない、それは必ず起きないといけない」という世界のルールを示しているのだろう。そのため、カーチェイスで主人公は最終的にアルゴリズムが奪われるような行動をしなければいけなかった(なぜならそれが起きたことを知っているから)し、ニールは最後に地下に死にに行かなければいけなかった(なぜならニールが死ぬことはすでに知っているから)。逆に言えば「知らなければ変えられる余地がある」ということなのだろう。  ■同一人物が2人以上出るのは、オスロ空港とカーチェイスの2回で、ここは確かになかなかよく出来ていると思った。特に撮影は大変だっただろう。ここだけでも何回か見返すと作りの精巧さを感じられると思う(しかし逆に作りが精巧なのはここだけという気もする)  ■しかしそのうえで、映像のインパクトという点でいうと、「インセプション」の方が大分上という印象である。飛行機が突っ込むシーンも金がかかっている割には地味だし、逆走カーチェイスは面白いがその手前のトラック3台+はしご車のシーンはあまりインパクトがない。ラストは人を多く送り込みすぎてごちゃごちゃしてしまい、舞台設定も廃墟で絵的に映えなくなってしまった印象。送り込むのを5人+5人の少数精鋭という設定にした方がよかった気がする。  ■ストーリーについても、設定そのものは壮大なものでなくてもいい(インセプションだって「ライバル企業を追い落とす」というしょうもないものだし)のだが、最後にキャサリンが我慢できなくてセイターを撃ち殺してしまうとかはちょっとしょうもなさすぎる。もう少し緊張感を高めたまま話を進められただろうにと思う。  ■生きてない設定、変な設定もある。逆行中に自分と会うと消滅という設定はどこで効いていたか分からない。あと「熱いと寒くなる」はそもそも物理的にも無理(分子運動を逆再生してもエネルギー=温度は変化しない)だし、これが生きてるのがカーチェイス後のガソリン燃焼だけだからこれはなくしてよかっただろう。逆行中の人が順行中の人や物を攻撃した際(あるいはその逆)の影響の出方、傷が出来たり壊れたりする時間の方向、がシーンによって一貫していないように見える。ここは重要なのでもう少し一貫するように考えてほしかった。  ■アイデアは秀逸だが、脚本の詰めも映像的な魅力ももっと高められたと思う。次回作に期待。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-28 21:55:58)(良:1票)
2.  テロ,ライブ 《ネタバレ》 
テロリストが爆破予告をラジオ局生放送に電話してきて実際に爆破、というあたりはありそうな展開だが、視聴率や左遷されたキャスターの復帰を目論んでそのままテロリストとの対話を生放送、というのはなかなかひねっている。そして単純なサスペンスかと思いきや、後半の展開は予想の斜め上を行っている。ほとんど放送室だけというワンシチュエーションものだが全く間延びしないのはさすが。  ■長官が死ぬ辺りから平穏な終わり方は無理そうだという予感がする。視聴率のために人質を死なせるほうがよいという局長の命令はいかにもな感じだが、結果から見るとそれでよかったというあたりが非常に皮肉。そして最終的には多数の人命が失われたうえで、主人公自身がスイッチを入れてしまうのは、前半の人命をなるべく守ろうとする姿勢とは不整合な気もするが、その辺りも含めて「上層部の不誠実さと自己保身」に対する憤りがこの90分で犯人にも主人公にも充満したということなのだろうか。  ■しかし、上に使い捨てられるのも、抵抗において殺される(橋の上の人質や警察官)のも結局下っ端(長官だけは際どいが、主人公も犯人から見たら「上」のポストであることを考えると、上に上がってもさらに上から使い捨てられるリスクはいつでもあるということだろうか)で、局長や大統領といった上の身分の人間は安心して保身に走れるという構図がまざまざと見せつけられる。そういう徹頭徹尾の「下っ端の努力の無駄さ」をこの映画は暴き出している。  ■展開は強引なところもかなり多い。犯人が名前を挙げていながら彼が死んでいることを全然警察が突き止められなかったり、川に飛び込めば助かるくらいの高さの橋の上で助けを待ってたり。犯人の最後の方の行動も不可解だし、ビルが寄りかかるのとかはコメディかと思った。そういう粗さはあるものの、全体としては勢いをもって最後まで見せてくれる作品だとは思った。
[DVD(字幕)] 9点(2015-06-03 11:52:57)
3.  デビルゾーン 《ネタバレ》 
Youtubeにて原語鑑賞。一つ一つは20分ごとと短く、また内容も非常にオーソドックスなので、ホラー慣れしている人にとっては物足りないかもしれないけど、冗長にならずにテンポよく進むので見ていて快適。  ■一話目:これだけがほぼ唯一現実で起きそうな話。全編嫌な雰囲気は漂っているが、ラストはあっけない。ハッピーエンド的だったのも意外。  ■二話目:流れ的に大体オチは予想できたが、これだけはホラー色は弱い。しかし冷静に考えると唯一の完全バッドエンドではあるのだが。  ■三話目:展開はほぼ「激突!」、しかし地中から飛び出してくる車というのはさすがに予想を上回ってビビった。これで信仰取り戻すのかよとも思ったけど。  ■四話目:「ジョーズ」「トレマーズ」の系統。お化けネズミが出てくるわりには、子供返すとあっけなく退散して、あれは一体何だったんだろうとは思わなくもない(そもそもなんで最初にあの家にいたし)  ■全体的に教訓めいているのも特徴的か。「煙草はやめろ」「ゲームしすぎるな」「信仰を持て」「動物は大事に」ホラーでこういうのも珍しいような
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2013-03-21 01:11:12)
4.  テイク・シェルター 《ネタバレ》 
夫が繰り返し見る悪夢や幻覚から破滅の予兆を感じ取り、周りなど無関心にシェルター作りに奔走する。一方の妻と耳に障害を持つ娘は、精神を病んでしまった夫とどう接していくか・・・  ■この映画は、夫の幻覚がただ精神疾患なのかそれとも予知夢なのか、は実はほとんどどうでもいいのであろう。ここでの主題は、夫も妻もともに「家族のため」を思って最善と思う行動をとっており、しかしそれぞれの信じる世界の違いゆえに全然噛み合わない、という状況をどう乗り越えるか、というところ。  ■妻は本当に献身的で、夫に家計ギリギリのところの金を勝手に使われようと、好き勝手して会社をクビになろうと、必死に夫を支えてくれる。夫の方も家族のことは考えて入るのだが、それにしては家族に話さずにいすぎであろう。  ■しかしラスト、夫の方が正しいことを暗示させて終わる。あそこでいう「分かったわ」は「あなたの予知が正しい」ということではなく(なら嵐の段階で終わっている)、「あなたがどういうことを恐れ、そのために必死で行動していたかが分かった」ということであろう。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-14 00:34:56)(良:3票)
5.  ディア・ドクター 《ネタバレ》 
「その嘘は、罪ですか。」が内容を言い表している。過疎地の無医村における偽医者、その嘘を皆で真実にしつつ、土壇場になったら手のひらを返す村人たち。偽物であり、自分とは関わりのないことだと言い張りつつも、全否定はせずにどこかでその意義を皆が認めている。そうしたギリギリの難しい問題をこの映画ではまさに投げかける。  ■なぜ釣瓶が偽医者になろうと思ったか。当人は「撃たれたから返し、を繰り返していただけ」と瑛太に語り、香川照之はわざと倒れそうになって警官が手を差し伸べたところに「なぜあなたは手を差し伸べたのか。自分を愛しているからではないですよね。それと同じだ」という。最初の動機は楽な金もうけも多少はあったのかもしれないが、来てみると全く違ったのであろう。そこは最終的には観る者に投げられたままだ。  ■八千代薫、井川遥母子の関係は非常にうまい。全体として皆素晴らしい中でこの二人の演技は際立っている。井川が泣くのをこらえるシーンは名演。
[DVD(邦画)] 9点(2012-05-05 00:49:14)
6.  ディープエンド・オブ・オーシャン 《ネタバレ》 
■家族、そして親子のつながりとは何か。本作はそういったことを問いかけてくる。  ■母と兄はそれぞれ自分の過失で弟がいなくなってしまう。それぞれ自分を責めつつ、周りのことが見えなくなってしまう。母は周りに過剰に当たり散らす。「子供のために尽くす」ことは必要でも「子供を生きがいにする」にしてはいけない。ここら辺、ドライな(そして母を責めている)父と対比的だ。  ■そして突然息子が帰ってくる。息子は今までいた家の方が居心地がいい。当然だ。いきなり「あなたのお父さんは実はお父さんではないんですよ」などといわれて知らない家に放り込まれたら誰だって耐えられない。両親は「息子がいること」の方を目的化してしまい、まさに「子供を生きがいに」してしまう。兄は虐げられ、妹は存在すら隠される状況である。  ■しかしそれがまずいと気づいた母は息子を元の家に帰す決断を下す。しかし、弟から兄に歩み寄る。やっぱり一緒にいたいし、血の通う者同士の思いもあるのだろう。「消えちまえ」とよく言われていたことからも、元の家での生活も苦しかったことが思い起こされる。  ■しかし、兄弟の仲は回復したが、父母がこれで上手くいっていたのかはよくわからない。いまだに父は「子供を生きがいに」してしまっているかもしれない。「息子が帰ってきた」だけだとそうも捉えられる。だから安易に「ハッピーエンド」とは言い切れない。  ■そして、誘拐犯のセシルも意外と重要なのではないか。生まれた子供が死に、自分も体調を崩す。再婚だと言っていたから、夫との仲も破綻したのだろう。そんな中、子供に恵まれた母ベスを見たらどう思うか。きっとセシルはセシルで、子供を連れてくることで自分の「空白」を埋めようとしたのだろう。しかしその空白は「よそから持ってきたもの」では埋まらなかった。傷は深まるばかり。だから結局「死んだら楽になる」と自ら死を選んでしまったのだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-27 01:15:05)
7.  ディア・ハンター 《ネタバレ》 
■前半のパーティーシーンが長い長い。一転してベトナムは戦闘云々はほとんどなく、いきなり牢獄からスタートするようなもの。せめて2時間半以内でまとめてほしかったなぁ。  ■ただ、米兵の非道性を描いてない、云々は、だってこの映画で描きたかったのそれじゃないでしょ、と思う。この映画は戦場へ行くことでいかに人間が壊れるか、であって、ベトナム戦争批判ではない。ぶっちゃけ何戦争でもかまわなかったと思う。  ■ロシアンルーレットはえぐいが、ロシアンルーレットが賭けとしてビジネスになってしまう方が個人的にはもっとえぐいと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-25 10:38:20)
8.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 
非常にシンプル。ただ逃げるだけ。わざわざドキドキさせるためにギリギリのタイミングで看守がやってきたりはしない。掘るのも壁じゃなくてドアだからあんまり掘ってる気がしない。道具作りの時間ばかり。  けど100分吸い込まれる不思議。  やっぱり「穴」と同じでリアリティがあるからだろう。「穴」の方がエンターテイメントを出している分面白さは上だが、こっちの方が現実度は高い。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-17 00:16:26)(良:1票)
9.  デュエリスト 《ネタバレ》 
ま、間違えた(汗汗汗)。リドリー・スコットの方と間違えた・・・・・・  こっちはただただ映像美なだけでした。ストーリーゼロ。たはぁ。。。
[DVD(字幕)] 1点(2009-04-26 23:35:42)
10.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
さすがに落ちは読めました。しかし、まさかタイトルまでが伏線になっているとは・・・ ストーリーは秀逸です。かなり巧妙ですね。  なんか説明しちゃうとよくないので、細かいことは言いません。見てください。  あ、ビデオパッケージ、ストーリー書きすぎです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-20 23:36:43)(良:1票)
11.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
予想していたよりも、前半がかなりアクション系だったのには驚いた。 展開とかはかなりありきたりの流れと言ってしまえばそうだが、ツボをきちんと押さえていて、観ていて面白い。 後半は結構訴えるものがある気がした。崩壊シーンとかは体震えていたし。 最後にどうでもいいのだが、ときどき聞くセリフ「人がゴミのようだ」がここから来ているのも知りました。
[地上波(邦画)] 9点(2007-06-17 17:54:42)
12.  天国と地獄 《ネタバレ》 
これは10点つけるしかない。 最初の重役との会議から一転して誘拐が発生。身代金を払ったら会社を追い出されると分かっているのでその間での苦悩。そして身代金の受け渡し。ここまでが前半戦。 そして今度は子供が帰ってきたので警察が執念の捜査。ホームズやコロンボみたいに誰か一人が天才的に解決するのではなく、みんなが足で稼ぐ。そうした地道さがたまらない。あの有名なピンクの煙、そして犯人のめぼしをつけてからの徹底した追い込み。そしてあのラスト。犯人の絶叫、シャッターが下りて終わる映画。 サスペンスとしても人間ドラマとしても楽しめる一品。
[DVD(邦画)] 10点(2007-01-05 11:55:03)(良:1票)
13.  ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 
ジョーズより怖い、とか宣伝しててもなぁ~。まあ最後まで意外性は強くてよかったよ。でも何てかな~。何かイマイチなんだよ。
[地上波(吹替)] 7点(2006-12-27 18:42:38)
14.  DENGEKI/電撃 《ネタバレ》 
「いま、殴りにいきます」がVOWに載ってた。セガールが弱い、珍しい映画。
[地上波(吹替)] 5点(2006-12-26 22:17:13)
15.  デイライト 《ネタバレ》 
ストーリーは破綻しまくりだが、随所に見せ場があるのでほどほどには楽しめる作。
[地上波(吹替)] 7点(2006-12-25 23:03:04)
16.  ディーバ 《ネタバレ》 
サスペンスとしてみてもアクションとしてみてもロマンスとしてみても中途半端。映像美と音楽だけでは評価できないので。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-19 10:24:48)
17.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
大統領候補の話は最後ほんのちょっとだけなんですね。なんか単発の話をくっつけていった感じで、面白い設定をいかしきれてない感じがする。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-18 18:12:31)
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