1. ディア・ハンター
《ネタバレ》 始めの1時間がかったるいですが、中盤から見る者をぐいぐい惹きつけていく魅力があると思います。 主役はデ・ニーロじゃなくてもよかったかなと思うくらい印象が薄いです。 クリストファー・ウォーケンの病的な変化が痛々しかったです。 最後に彼の死を悼んで「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う遺族たちの姿は、ベトナム帰還兵に対して癒しを与えるもののように感じました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-14 02:15:01) |
2. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 40歳以上の映画ファンで本作知らないっていう人少ないですよね。 誰かが「死んだ主人公が蘇って、現世で活躍するって話し…」なんて、自分が観た映画紹介しようもんなら「それって『天国から来たチャンピオンでしょ?』」なんて言われてしまう会話、私は何度も聞いたことがあります。 今では古臭いアイデアですが、未だに売れない邦画なんかで、ネタ、パクッテますよね。 一番いいのは生まれ変わってからのラブロマンスです。 目と目を見つめあうだけで、お互いの気持ちがわかるなんて、こんなシチュエーションでなければ通用しないのではないでしょうか? 「大丈夫。何も怖がることはない」「あなたクォーターバックね?」…本作最高の名セリフだと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-20 15:11:30) |
3. テレフォン
ブロンソンの魅力ゼロ!といいたい作品です。 私は大のチャールズ・ブロンソンファンです。 もし貴方がチャールズ・ブロンソンについて知りたいのなら「狼よさらば」や「ウェスタン」をご覧になってください。 決してブロンソン初心者が観る作品ではないと思います。 監督のドン・シーゲルにも期待していてのですが、作品の内容自体見事に裏切られました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-08-20 00:50:55) |
4. デス・レース2000年
《ネタバレ》 テレビで「ロジャー・コーマン、プロデュース編」として放送されました。B級映画の帝王ロジャー・コーマンの映画としてはアイデア一発勝負!誰も想像できない作品です。人を轢き殺しながらポイントを稼ぎ、アメリカ大陸を横断するレース内容は、やはりアイデア先行で低予算のため、突っ込みどころ満載といった感じです。でも80分で終わる作品。お色気シーンもあるので、チビッ子たちやカルト映画マニアにはたまらないといったところでしょう。「ロッキー」で成功する前のスタローンも登場します。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-16 11:54:05) |
5. デュエリスト/決闘者
《ネタバレ》 このサイトが高評価だったので期待していたのですがハッキリ言って「つまらない」です。 ナポレオン全盛の時代、二人の騎士が15年間「名誉」というものだけを賭けて剣や銃を使って闘うのですが、毎回決着はつけず、中途半端に終わってしまうのです。 何故決着をつけないのか? 決着をつけないから負けた方は再び決闘を申し込むのであって…。 日本の武士道とは全く違う価値観に理解に苦しみました。 決闘の合間の人間ドラマも不完全燃焼です。内容がありません。 風景やキャラクターが「バリー・リンドン」に似ていますが、シナリオは二流です。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-04-23 21:08:41) |