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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 542
性別 男性

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  泥棒成金 《ネタバレ》 
ストーリーは、繋がってはいるけども面白さという点においてはまずまずといった所でしょうか。 それよりも、フランセスを演じるグレース・ケリーの登場シーンに物申したい。 まず登場するまでが長く、だいぶ焦らされた後にやっと出てきたと思ったら母親のオマケのような人物設定に見えてしまっていることに失望させられてしまいました。 母親と一緒だから自然と必要以上に若々しさが前面に出てしまうだけでなく、主演女優らしく煌びやかに撮ろうとするカメラワークが見られることもないため、ここはちょっといただけないと思います。 しばらくして彼女が別れ際にキスをするシーンでようやく存在感が出てきた印象ですが、いきなりの唐突な行動にも辟易してしまい、やはり「裏窓」を観た事のある自分としてはここの一連の登場シーンはかなり微妙な所です。 また、男二人が市場の中を逃走しているとき、大量の花の中に飛び込んで花屋のおばちゃんにメチャクチャに怒られる場面がありますが、コメディなら良いシーンになりそうなところ、こういったシリアスな場面で見るとなると変な風に見えてしまうのは、やはり作り手のセンスの問題という気がします。 ビーチで懸垂をする怪しげな男も肩透かしに終わったし、花火とキスシーンのクロスもかえって興醒めな演出。最後も最後で、主犯が分かっても姿を現さないまま幕を下ろしてしまうシナリオも不備があると言えるでしょう。
[映画館(字幕)] 5点(2014-02-09 12:01:57)
2.  都会の牙(1950) 《ネタバレ》 
映画の後半辺りからストーリーが難しくなってきていて把握できない部分があったので本来ならばレビューは控えるところなのですが、どうしても書きたい事があったので書かせて頂くとすると、 休暇を取ってLAに行きホテルにチェックインした時のポワヮ~~~ンっていう音が物凄~く気になってしまい、その後で部屋に入ってからも2,3度聞こえてきたりして、あの音が鳴るたびに笑いを堪えながら観ていました。たぶん、何かの楽器の音だろうとは思うのですが、あの音は一体どのような意図で出したのだろうかと考えれば考えるほど気になってしまって夜も眠れないほどです。 それと、もう一つ気になったのが医者の無神経な態度。「お前は殺されたのだ」って、オイオイ・・・いくら重い病気でも少しは言い方ってもんがあるだろと思い、「お前は既に死んでいる」みたいな言い方をする医者がどこにいるんだとツッコミたくなってしまったりして、アメリカの医者って皆こんな言い方するんだろうかと疑問が出てきます。 看護婦がビグロウの背後でオロオロしながら書類を机に置いて行ったり、医者に病状を伝えられ売店の前に来ると待ち合わせでやって来た女性が恋人に手を振って抱擁するということが目の前で行われていたりといったワザとらしさ全開の演出なども出てきたりして、いろいろなところで無駄に誇張された箇所が見受けられたと思います。 また、音の話に戻りますが、扉がバタンと閉まった瞬間にジャジャ~ンと鳴ったりする演出も古臭い感じがしました。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-01 01:28:11)
3.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 
もう、タイトルからして駄作臭がプンプンとしていたのですが、この映画コメディーとして見ればなかなか面白い(と言うか、原題も素っ気無さすぎて、こちらもかなり微妙)。劇中でブリジットとかミシェル・ルグランという名前が出てきたり、終盤で見せる全くリアリティのないくしゃみなど色々と遊び心が感じられる作品で、中でも面白いのが、冒頭で乱暴な運転で警察に職務質問されるシーンでの一幕。「好きな人を追いかけているの。」に対し「追われれば逃げる。男とはそういうものだ。」と、違反を追及されるどころか愛の指南を受けるところなんかはいかにもフランスらしくて好き。 他にも、首相が撃ち落した鴨が二人の頭上に落ちてきたり、パーティー会場のウエイターの曲芸、殿下が人違いされて乱闘騒ぎになったシーンでのBBのアクションなど、コメディーとしての出来が良いので、BBを見るためだけの映画と位置づけるにはちょっと勿体無い気がします。 と言いつつも、この映画のBBのベストショットは背中のペンを取ってもらうシーンかな? 6点→7点に変更。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-30 13:42:55)
4.  東京物語 《ネタバレ》 
普段、洋画しか観ない自分が何故この映画を観たかというと、マイページの「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」で1位にランキングされていたからなのですが、結論から言ってしまうと、想像以上に面白かった。 映画全体を考えると、さすがに老夫婦を中心に描いているだけあって、なかなかゆったりとしたテンポで物語が進んでいくのですが、ただ単にそれだけで終わる映画ではなく、終始に渡ってローアングルで尚且つ固定されたカメラでどっしりと構えて撮られているのがストーリーを落ち着きのあるものにし、映画全体に安定感をもたらしているのだと思います。 映画の途中で熱海のシーンがあり、そこで海を眺めていて立ち上がろうとした時に立ちくらみがするシーンがあるのですが、防波堤の上というちょっと危ない場所に立っているにもかかわらず、それでも防波堤から足を踏み外したりということは絶対に起こり得ないだろうと安心して見ていられるのは、やはり前述した安定感ゆえのものだと思います。 最後、原節子が号泣するシーンは、義理の父からの「お前さんにゃ本当~に幸せになってもらいたいんだよ」という台詞に感極まってしまうわけですが、義理の母が自分のアパートに1人で来た時に言われたのと全く同じ台詞だったのが、亡くなった義理の母の記憶を呼び起こさせ、そして二人揃って同じ気持ちで自分の事を大切に思っていてくれているんだなという思いが改めて伝わってきて泣いてしまったのだと思います。 蛇足ですが、屋内の撮影で空間の奥行きを感じさせる人物配置での撮影や、会話時の人物を喋り始まった1秒後くらいに顔を正面に向けさせて撮る特徴的な構図、観光バスの車内撮影など、興味を引かれる映像がいろいろあって面白かったです。 バスに乗って東京見物をしている時、みんなで同じタイミングで顔を動かしたり、振動に合わせて皆揃って揺れる様はいとをかし、といったところでしょうか。(久々の邦画なので、ちょっと和風な表現をしてみました笑)
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-09 00:41:54)
5.  賭博師ボブ 《ネタバレ》 
「賭博師ボブ」とは、なかなかに面白いタイトル・・・って先に【彦馬】さんに書かれてるじゃないですか(T_T) けど、真の賭博師ってのは、どんなに勝ち続けてても常に冷静で周りが見えているもの。眼前のルーレットに目を回されているようでは、ギャンブラーとしては二流以下。 まぁそれには目を瞑るとして、何が面白いかって、冒頭から如何にもメルヴィルらしいノワールの雰囲気が画面中に漂い、終盤近くまではコメディのコの字も感じさせない完全なフィルムノワールかと思いきや、賭博師ボブの本領発揮で一気にコメディ映画に様変わりしてしまうという、ビッグなオチがついてくるところでしょう。 非常に残念なのが、その後での車の中の(有能な弁護士だったら刑が軽くなるとかいう)会話。あれは完全に蛇足。 また、朝日が出る時間帯の街の息吹とか、逆光で顔に影を作ったりといった画面の演出は相変わらず格好良いとしか言えず、モノクロならではの画面の美しさはここでも健在でしょう。 ところで、こういう風にギャンブルでヘマをしてしまうような人間ってのは、大抵どこか阿呆面をしているものですが、子分を従えたヤクザのボスが大真面目に計画を練って、万全の準備でミッションを遂行しようとしたところで大真面目な顔してギャンブルにハマってしまうというギャップが面白い。 ・・・っていうか、後から考えると「ボブ」って実は結構マヌケな名前だよなぁ~(笑)
[映画館(字幕)] 7点(2008-05-18 22:55:27)(良:1票)
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