1. 東京戦争戦後秘話
ネタバレ 日本アートシアターギルド配給 と、画面いっぱいに特有の字体で文字が現れた時、やはり特有のワクワク感を生じた。 その昔、ATGは青臭いと言った人がいたけど、その青臭さがいいんだよ。 この作品はそのATG特有の青臭さが特別濃厚に表出された作品だ。 ところどころ不快なシーンがあって嫌気がさすも、それでも特有の魅力を帳消しにはできない。 革マルなんて知らない、そんなレベルの青臭い私だけど、青臭いからこそ青臭いATG映画に惹かれるんだよ。 战←しかし、この字はいったい何なんだ?見たことないぞ。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-06-12 21:33:46) |
2. トゥルボウ
ネタバレ 木村知貴が30歳に見えないのはさておき、彼の佇まいや生活の様子がいかにも無職って感じがして、この部分だけでも日本映画を見てるという気持ちになれてワクワクする。 肝心のトゥルボウについてはCGなのは残念ではあったが、トゥル狩りに真剣に臨む二人の姿には何故だか心打たれるものがあった。 無職で今までうだつの上がらなかった木村知貴に「トゥル狩で手に職」という一筋の光明が見えた瞬間だった。 あんな気持ちの悪いトゥルボウがまさかの高級食材ってのも、皮肉が効いていて面白い(高貴なお食事で有り難がられているアレソレは、実はこんな代物であんな人達が捕獲しているんだよ的な意味で)。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-06-11 14:18:12)(良:1票) |
3. トンネル(2001)
ネタバレ どんな映画でも絶対に最後まで見る、途中で見るのを決して止めない、その信念で今まで沢山の映画を見てきたが、この作品は一度見るのを止めた。 奮起してもう一度画面に向かい、なんとか気合いで最後まで見たが、まったく自分に合わない作品だった。 東ドイツを悪者と決めつけ設定しているのが非常に気に食わない。 「人それぞれ言い分があるのです」と誰かが言っていたがまさにその通りだし、東ドイツが完全に悪いはずがない。 実話なのは結構だし、娯楽作品として手に汗握る分にはよろしいが、わたしにはまったくもってよろしくない作品だった。 [DVD(字幕)] 0点(2025-05-25 20:34:36) |
4. 翔んだカップル オリジナル版
ネタバレ 思ったよりまともだった、案外普通に楽しめたという違和感、相米監督の作品なのにこれは意外。 わたしは薬師丸ひろ子より、ふくらはぎの綺麗なワンピース姿の石原真理子が好き。 この究極なまでの昭和感、そして相米監督の作り出す独特な気怠い雰囲気が、この作品の最大の魅力。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-05-17 23:23:02) |
5. トータル・バラライカ・ショー
ネタバレ これを見て子どもの頃を思い出した。 母親に連れられ、母親の知り合いの個人的な音楽会を見に行った。 何ら興味のわかないジャンルの音楽で、小一時間だまって見てた。 そこまで退屈な訳ではないが、早く終わらないかなぁと少し思いながら聴いていた。 それと同じ状態かな。 退役軍人がそれは沢山出ていて、老人の趣味に付き合わされた感もあった。 ちなみに良かったと思えた曲はほぼなかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-04-14 21:50:11) |
6. 東京のバスガール
ネタバレ 主演の女優さんは知らない人だけど、バスガール役を演じるだけあって美声の持ち主だ。 おまけにスレンダー。 そこにまとわりつくオッサンどもが対比的に汚らしい。 というより単なる強制わいせつジジイだ。 バスガールがバスガイドをしているシーンはとてもいいんだけど、ギャグシーンが壊滅的につまらない。 これは時代のせいではないと思う。 ギャグセンスの問題だ。 個人的に二重橋のほど近くで働く身としては、序盤の大手町から日比谷に抜ける辺りのバスガイドはとても楽しいものだった。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-03-18 22:45:18) |
7. 友達の家
ネタバレ 苦手なホラーだけど、短編だからまあいいっかって舐めた気持ちで鑑賞。 見事なジャパニーズホラーで一番苦手なヤツだった。 作品の出来不出来と無関係な点数の付け方で申し訳ないのだが、気分最悪なのでこの点数でお許しを。 [インターネット(邦画)] 0点(2025-01-13 16:11:48)(良:1票) |
8. 盗馬賊
ネタバレ チベットの風景はまさに圧巻! そこに流れる音楽や効果音も雰囲気を盛り立てる。 しかし肝心の内容があまりに暗過ぎる。 子どもが死ぬ映画は好かん。 あと、家畜の生き埋めとか許されん。 もし家畜の生き埋めが宗教的なものに起因しているとしたら、そんな残酷な宗教はろくなもんじゃないね。 宗教ではなく単なる土俗的な風習である場合には、その民族を全員生き埋めの刑に処す。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-11 21:32:11) |
9. とっくんでカンペキ
ネタバレ すごく良かった。 ディープキスで練習しておきながらも、本番はほっぺにチュー。 それでも女のコは嬉しそうにした。 男のコの方も満足げ。 あの頃を想い出す、とっても良い映画。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-25 19:42:36) |
10. ドラえもん アニバーサリー25
ネタバレ 確かにおっしゃる通りYouTubeで見ることができた。 今までのドラえもん映画総集編的な内容で、一時代の終わりを感じる内容。 小さい頃親に連れられて、今は亡き新宿歌舞伎町コマ劇広場の一角にある映画館で、『のび太の恐竜』とか『のび太の海底鬼岩城』とか見たなあ。 あの頃の記憶がよみがえる。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-10-14 09:01:41) |
11. 道化師の夜
ネタバレ 屈辱的なことや嫌なことがあっても生きていかなければならない。 この世は上手くいかないことも多いし生きてるのが嫌になることも多いが、それでもなお人生は続いていく。 大変な人生だけど、決して自死などは選ばず、タフに生きていけ。 イングマール・ベルイマンからのそんなメッセージを感じる作品。 言ってみれば本作は人生の応援歌そのものだ。 ハリエット・アンデルセンの弾ける健康美がモノクロの映像世界で躍動していた。 目に焼きついて離れない。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-06 13:41:47) |
12. Daughters
ネタバレ デザインと音楽センスは上々で、舞台も中目黒と嫌味なくらいにオシャレな映画。 でも描かれていることはとても現実的な内容で、女性の社会的自立をテーマに扱っている。 なのでアート系みたいなビジュアルなのに、中身はやたらと生々しいみたいなチグハグさはある。 それにしても、友達の子どもを一緒に育てるってどんな人生なんだろか。 その内、自分の子どもに思えてきて面白そうではあるけども。 しかし父親以外でまともに男性が出てこない。 これは男性に頼らずに、自立した女性として生きていくというテーマだからこそなのだろう。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-08-03 23:24:47)(良:1票) |
13. とらわれて夏
ネタバレ ボニーとクライドのように過激な展開はなく、ゆったりゆっくりまったりと進み、そして終わった。 物足りなさや刺激の少なさは感じるものの、平和な話で疲れや虚しさを感じないのは良い点。 きっとこれ以外の結末だと社会的にマズいのでしょう。 仕方ないのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-30 14:23:18) |
14. ドーナツもり
ネタバレ アート系の人がいかにもオサレっぽく撮りました的な映画。 センスが良ければそれでも全く問題ないんだけど、この映画はわざとらしさが気になるレベル。 つまりは、ケレン味がある。 主演の女性は声がキツイかな。 笑顔は素敵だけどね。 他、出演者たちもどこか魅力に欠ける面々。 ドーナツ屋の店員が逆にあそこまで絡んでくる不思議。 ほんまかいな。 ドーナツ屋の店員はドーナツだけ売ってりゃ…(以下、自主規制) [インターネット(邦画)] 4点(2024-06-08 23:40:00) |
15. 逃避
ネタバレ 「彼はいったい何をやらかしたのか?」 の一点だけで1時間ひっぱるサスペンス。 似たようなネタの日本映画を見たばかりだが、一つのネタだけで1時間引っ張られるのはもう勘弁かな。 彼は何を隠しているのか?しか見ているこっちは興味がないわけで、種明かしされるまでのダラダラとした展開が我慢ならない。 しかも本作では種明かしが明確ではない。 人を殺したのか、それともひき逃げでもしたのか、せめてそこだけはハッキリと教えてほしかった。 だって1時間も待たされたんだぞ? [インターネット(邦画)] 3点(2024-05-21 21:06:11) |
16. 特急二十世紀
ネタバレ 切れそうで切れない人と人とのつながり。 腐れ縁とでも言おうか、それを描いた内容。 がしかし、終始うるさ過ぎる! しゃべりがうるさい。 頭痛がする。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-04-06 16:32:33) |
17. 東京の恋人(2019)
ネタバレ これは好きなタイプの日本映画だなあ。 なんというか日本映画ならではの魅力。 全編にどこか儚げな雰囲気が漂っているのもまた良い。 川上奈々美という女優さんがとっても魅力的だ。 元AV女優とのことだが、そんなキャリアがあるとは信じられないほどの透明感。 スカジャンが似合いすぎだし、車を運転する姿がとってもキュート。 惜しむべくは彼女のそんなキャリアの影響か、AVまがいのラブシーンがあること。 こんな過激なエロシーンは要らない。 ストレンジャー・ザン・パラダイスを思わせるようなこの映画の世界観に、過激なラブシーンは不似合いだ。 それにしても森岡龍はおっさんになったな。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-01-18 22:25:51) |
18. トゥモロー・ワールド
ネタバレ 敵も味方も関係なく、赤ちゃんはみんなの救世主!って感じで、誰もが銃を撃つのを止めるラストシーンが素晴らしい! あとジュリアン・ムーアが襲われて死ぬシーンは、リアルで息を呑む臨場感だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-04 15:57:32) |
19. トキワ荘の青春
ネタバレ やさしい空気に包まれてるし、郷愁を誘ういい映画なんだけど、さすがに起伏や見どころが無さすぎる。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-11 23:40:03) |
20. ドリーの冒険
ネタバレ 冒険というよりちょっとしたホラー。 偶然、両親のところに流れ着いたからよいものの、あのままどこかへ流されていたら死んでるだろ! 怖いよ、これ! [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 21:40:57) |