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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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1.  エスター 《ネタバレ》 
これも「エクソシスト」みたいな悪霊系かと思いきや、まさかのオチ。ただネタバレが早いので、正体が分かってからは返ってエスターの恐怖感は半減。エスター本人は静かに暮らしたいのか、新しい家族をめちゃくちゃにしたいのか、何がやりたいのかいまいち伝わらなかった。ラストも生死は不明にして、また別の施設で絵を描いている「エスターっぽい少女の後ろ姿」を映してエンドにした方が良かったのでは。エスターとマックスを演じたふたりの女の子の演技力には脱帽。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-12-30 01:54:32)(良:2票)
2.  エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 
エルフやドワーフがいる世界で、魔法があって、悪い王様が世界征服しようと企んでいて、平凡な少年が実は選ばれた勇者で、結果的に悪者を倒して世界を救う、みたいな。別に王道が悪いとは言わないけど、ここまで「ファンタジーの基本設定」だけで、他に何の工夫も無い作品を堂々と世に出せる図太い神経には感心。  今どきゲームのRPGでもストーリーや世界観にはもっと工夫があるぞ。  ストーリー展開のテンポが速いのは良いけど、その分、ドラゴンや他の登場人物との交流も少ないから、エラゴンの成長にまったく説得力が無い(エラゴンって名前もドラゴンと被ってる意味が分からないし)。まさに「主人公特権」というご都合主義的成長。特に「エルフ語」を覚えるだけで魔法が使えるという展開は適当すぎ(まあ主人公が伝説のドラゴンライダーの生まれ変わりだからとか、そういう後付け設定はいくらでも考えられるけどw)。  映像も今さら驚かされるようなものは無いし、何よりドラゴンや敵キャラに魅力が無い。ドラゴンは「空飛ぶ火炎放射器」という程度の扱いだし、あれだけ頭が良くて念話が出来るなら地上から指示した方がいいだろ。伝説の生物という威厳や迫力に欠けている。敵キャラの描き方もヘタ。「下っ端には横柄で上司にはビビりまくってる」ところを見せてしまっている地点で、その後どんなにエラそうにされても無駄。実際、未熟な主人公にすら「期待ハズレ」と言われてしまうヘタれキャラにしかなってない。  そのくせラスボスとの戦いは無く、次回作がありそうな幕引き。シリーズ化するなら、もっと今作では主人公とドラゴンの成長をしっかり描いて欲しかった。   まあこれで次回以降は、各地に出現したドラゴンライダーたちが敵味方に分かれて死闘を繰り広げる、みたいな少年漫画的な展開を期待する(笑)。
[DVD(吹替)] 4点(2007-06-13 17:22:08)(良:1票)
3.  X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 
基本的なストーリーやキャラ造形は大雑把な部分が多い。結局、三作も続けた割りに、「人類とミュータントの対立や共存の模索」という肝心のテーマがあまり深く追求されず仕舞いだったように思う。「迫害を受けるマイノリティ」と言っても、作中ではそれほど深刻な迫害を受けているようには見えないし、どの程度の割合でミュータントがいて、それが既存の人類にとってどれほど不利益や不安を与えているのかも作中からはよく分からなかった。  ミュータントの力を象徴するジーンと、その力を消去する少年の対立構造も作中で上手く活かされていない。本来は強大な「力」を持つ事の意味や、それを制御する心や「力」を失う苦悩などを、この二人を通して描くべきだった。  特にポイントとなるべきジーンの人物描写がいい加減。ラスト以外、それほど暴走しているようにも見えないし、かと言って元の人格が必死に抑えて葛藤しているような描写も無し。マグニートも自分ですら抑えられない彼女を連れて来て何をやらせたかったのか、イマイチ不明。  ラストも研究施設を潰しただけで何も進展してないし、まして相互理解にも至っていないのに、何故か問題解決したような強引な結末。  また他の人も書いているように、アクション面を見ても、ミュータントたちの「能力」の使い方(演出)が下手すぎる。外見は人間と変わらないんだから、やろうと思えば旅客機や原子力発電所の占拠、要人の暗殺といったテロ活動だって簡単に出来るはずなのに、そういう能力描写が無い。  研究施設の襲撃にしても気づかれちゃダメなのに、「吊り橋を破壊して橋を架ける」なんてハデな事をやるから、当然のように迎撃準備を取られるし、市民の生活にとって重要な橋を壊すから、「やっぱりミュータントは迷惑だ」とか「怖い」という偏見を助長するだけで何もメリットが無い。  やはり色々な能力を適材適所として狡猾に活かすような「頭脳戦」や「心理戦」がほとんど無いのが物足りない。漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンド戦の奥深さを見習って欲しい。
[DVD(吹替)] 6点(2007-04-28 23:39:59)(良:3票)
4.  エコーズ 《ネタバレ》 
良くも悪くも、実にシンプルな作品だが、ホラーとミステリーのバランスは良い。  催眠術をきっかけに霊が見えるようになってしまった主人公。その変化に戸惑い、すれ違う夫婦ふたりの苦悩もよく描けている。  ただ問題は、「オカルトだからダメ」という事ではなく、「殺された人間が霊となって救いを求めていた」というストーリー展開や事件の真相にオリジナリティや意外性がまったく無いという点。  序盤の幻覚のシーンで「まさか家のどこかに死体が埋まっていて、その霊が出てきているだけじゃないよな」、と思っていたらそのまんまのオチ(笑)。さすがにこれではストレート過ぎるでしょ。恐怖演出も淡白で物足りない。  また、主人公の「平凡な日常を過ごす不満」に対比する、「霊が見えるようになった事の混乱」や「非日常を享受する喜び」といった精神的葛藤の心理描写なども中途半端。  それに加え、「息子が強い霊能力を持っている」という設定もストーリー展開上ほとんど無関係で、その能力が全然活かされていない。催眠術をかける女性や、怪しげな黒人もいてもいなくてもいい中途半端な存在。  ラスト間際の展開もちょっと都合が良すぎる感じ。普通はあのふたりの親父が共謀して再び隠蔽しようとするでしょ。今さら潔く諦めるってのもなあ…。  基本的にハッピーエンドで、全体的に無難にまとまっているので安心して見られる作品ではあるが、あまりにもありがちなストーリーにはガッカリ。もう少し工夫が欲しいところ。 
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-09 02:56:11)
5.  エントラップメント
まあ、ドロボーエンターティメント(?)映画としてはギリギリ及第点はあるんじゃないかなと。近年のルパン三世のテレビ映画シリーズのショボさに比べたら、こっちの方がまだマシ。  この手のドロボー映画に付き物の荒唐無稽さやご都合主義は許容範囲だし、展開のテンポの良さと、盗み出す際の適度なドキドキ感で何とかカバー出来ている。  レーザーをエロいケツで避けるというのもアリ。同じ避けるにしても、某「オーシャンズ12」みたいに、むさ苦しいオッサンのカポエラを見せられるよりは女のケツを見せられた方が良い。   ラストもちょっとしたドンデン返しに加え、変にシリアスにせず、単純にハッピーエンドで終わるというのも良し。ケツに+1点。
[地上波(吹替)] 5点(2006-04-23 16:24:09)
6.  エイリアン4 《ネタバレ》 
予想よりは悪くなかったけど、やっぱり「無理やり作った感」は拭えない。結局、いつものようなパターンになっちゃうだけで、基本的なストーリー展開に意外性がない。  どうせやるなら、いつものような「宇宙船内でのエイリアンとの戦い」は今までのシリーズに任せて、もっと「生物進化の可能性」なんてテーマを突っ込んでくれたら、違うテイストになったんじゃないかなと。
[地上波(吹替)] 4点(2006-03-03 18:19:13)
7.  えじき 《ネタバレ》 
序盤、盗賊の一味が廃屋に逃げ込むまでは期待させるが、その後が陳腐で、後半に行くに従って底の浅さが露呈する。  家人に取り付く死霊のデザインはなかなかインパクトがあるし、服装や小道具なども丁寧に作りこんであって、全体の雰囲気は悪くないだけに、「家主が禁断の儀式でもって、地獄(魔界?)の扉を開いてしまった」という設定がありがちすぎて、ホラーとしての意外性や面白味に欠けている。  殺されていく人間も、強盗殺人を平気でやる悪人なので、たいして感情移入もできない。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-29 17:13:56)
8.  エクソシスト ビギニング 《ネタバレ》 
これも「ビギニング」なんて言う割には、別に神父の過去にも、埋もれた教会にも、「始まり」と言うほどの出来事も無く、これを見たからと言って、特に新たな発見があるような内容ではない。  相変わらず悪魔(サタン?)には迫力や凄みが無く、人間に取り付いて何がやりたいのか分からないし、「とんでもないものが解き放たれた」と言うような恐怖感や絶望感も感じない。  結局、このシリーズはキリスト教の宗教観ありきの恐怖であって、よほど熱心なクリスチャンでもない限り、怖さは感じない。もっと狡猾に人心に忍び込もうとする悪魔の姦計をこそ見せて欲しい。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-06 00:21:10)
9.  エボリューション
これが21世紀に作られた映画だと言うのだから、まさにタイトルとは裏腹に、映画としては退化しているとしか言い様が無い。適当な科学考証によるSF要素に、まるで緊迫感の無いストーリー展開、下ネタ頼りの下品なギャグセンス、インパクトに欠けるモンスターデザイン等、どれもこれも中途半端で、少なくともCG以外の進化がまるで見られない。  『宇宙からの生命体』が地球で大暴れ、こりゃ大変と言うだけの、あまりにもありがちと言うのも憚られるほどありきたりなSFモンスターパニック映画。  ※『 』内の単語はお好きに変えて下さい。いくらでもパニック映画が作れます。 
[地上波(吹替)] 2点(2005-06-30 18:02:30)
10.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
「フレディVSジェイソン」で免疫が出来たから、それほど落胆する事はなかったけど、思っていた通りの中途半端な内容だった。  結局、こういう「夢の共演」に対して見る人は何を期待しているかと言えば、共演者同士の、今作の場合はプレデターとエイリアンの純粋な「異質と異質のぶつかり合い」を見たい訳で。これが異種格闘技なら、ボクサーは相手が誰であれ、あくまで「ボクサー」として戦って欲しいというのがファンの気持ちでしょ。ボクサーが関節技に付き合ったり、ボクシングのテクニックを華麗に駆使する事なく試合が終わったら、やっぱりつまんない。それはもはや「ボクサー」ではない訳で、そうなると「異種格闘」という大前提が崩れてしまう。  今作は、そういう意味で両者の「良い所」を出し切れずに終わっちゃった感じ。戦闘シーンの演出も迫力不足。あんな怪物同士の死闘にしては、まるで凄絶さに欠けている。  また、どうせなら誰が誰の味方とかじゃなくて、人間、プレデター、エイリアンの三つ巴の攻防が見たかったなあ。人間は知恵で、プレデターは機械で、エイリアンは体力でw。  それはそうと長老プレデターさん、どうせならリプリーにも戦士の槍をあげて下さい。その資格ありすぎるでしょ。   さ~て、お次は「ターミネーターVSエイリアンVSプレデターVSジェイソンVSフレディ」か~。夢は膨らむなあ(*´д`*) 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-04 20:32:50)
11.  エレファント 《ネタバレ》 
生徒たちの背後から、淡々と彼らの日常を追うことで、「誰もがこの事件の主役になり得る危険性を内包している」とか、「傍観者の罪」とでも言いたいのか。  そういう捉え方も分かるけど、こうした凶悪事件の特殊性を相対化しているようにも見えてしまう。思想的メッセージを押し付けることなく見る者に解釈を任せるのも良いが、無責任な撮り方とも言える。「少年犯罪の考察」に一石を投じたいなら、今回の「事件の背景」をきちんと作中で説明しなくては意味が無いだろう。もし情報の無い人が見れば「最近の少年犯罪は不可解だな~」で終わってしまうからだ。  結局、どんな異常な事件にも原因となる「背景」はあるし、人を犯罪に駆り立てる要素はひとつやふたつではなく、多くの因子が有機的に関連しているものだ。  今回の事件に関して言えば、アメリカでは平等とは名ばかりで、歴然とした階級・学歴差別が存在していて、その本音と建て前のギャップに少年たちが強烈なストレスを感じていたという背景がメインにあると思われる。  「ここで落ちこぼれたら先が無い」と思い込んで、投げやりになってしまうような閉塞感と絶望感。仮に落ちこぼれなくても、先が知れている無味乾燥な将来への諦観と無気力感。また、差別意識から来るいじめ、銃が簡単に手に入る社会の構造など、考えるべき問題は山ほどある。それは日本の現状にも言える事だが、少し冷静に分析すれば、「原因」自体にはそれほどの異常性も特殊性も無いのが分かるはず。  案外、一番の問題は、こういう事件が起きると、すぐに狼狽して「真の犯人探し」を始めて、やれ「暴力的なゲームが悪い」だの、「ホラー映画が悪い」だのと狼狽している洞察力や想像力の無い大人の存在こそが、いつまでも現代社会の閉塞状況が改善されない最大の要因かも知れない。   社会問題を考えるきっかけとするには適度な「教材」ではあるので、点数は真ん中の5点ということで。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-26 04:37:17)(良:1票)
12.  H[エイチ] 《ネタバレ》 
最近の韓国映画はジャンルを問わず、概ね好評みたいだけど、個人的にはどれもピンと来る作品がない。特にサスペンスやホラーのジャンルがひどく、日本や海外の作品のパクリが多すぎる。この作品も、『羊』『セブン』『CURE』等の既存サスペンスの劣化コピーで、まるでオリジナリティなし。もうこの手の「連続殺人鬼とそれを追う刑事」という設定にはウンザリ。同じような作品を何本作りゃ気が済むんだろ。もう少し、違うシチュエーションを考えようよ。  同じ「催眠術ネタ」でも、『CURE』は、あくまでホラーとして「殺意の伝染」こそを恐怖のメインに据えていたのに対し、この作品は単に「刑務所にいる連続殺人鬼が他人に殺人をやらせるために催眠術を使っていた」と言うだけのことで、そもそも目的とテーマが違う。  連続殺人鬼ものは、犯人との知的な駆け引きこそが見せ場だけど、今作にはほとんどそういう要素がない。展開もダラダラしているし、韓国人特有の「感情的」な捜査にも感情移入ができない。連続殺人鬼が催眠術を使う必然性を無視している地点で、作品としてのエレガントさにも欠けるのは当然のこと。
3点(2004-11-14 00:15:00)
13.  エイリアンX<TVM>
バカ映画ではなく、ただのカス映画。色々な意味で、金を取っていいレベルじゃない。  こういう映画って何のために作るのか、まったく理解不能。B級ファンのため?しかしこの作品はB級らしい矜持も開き直りも無いまま、大真面目にやっているから始末が悪い。  「エイリアン」のパクリと言うのも憚られるオリジナリティの無さ。ありがちな事を当たり前にやり過ぎているので、パロディにすらなっていない。そしてその恥ずかしさに製作者がまったく気付いていないのが痛い。  金をかけていないから、セットや小道具もチープだし、だからと言って、脚本や演出に工夫やヒネリがある訳でもない。また工夫しようと努力した形跡も見られない。  B級映画が悪いとは言わない。ニーズもあるだろうし、誰もが大金を投入したハリウッド大作のような映画を作れるわけでもない。しかし、B級にはB級なりの「プライド」や「存在理由」があるはずだ。同じ開き直るにしても「開き直り方」というものがあるはずだ。監督を始め、関係者は、「何のために映画を作っているのか」という事を、頭を丸めてもう一度よく考え直せ。こんなカス映画に金をかけるくらいなら、そのまま制作費を恵まれない人のために寄付して欲しかった。
[ビデオ(字幕)] 0点(2004-11-13 23:39:34)(良:1票)
14.  エンゼル・ハート 《ネタバレ》 
有名作品ながら見る機会がなく、最近になってようやく見ました。  ミステリーとオカルト的要素をうまく融合させた作品。光と闇の象徴的なコントラストが自己内他者(狂気)の存在を示唆している。真相に至るまでに否応無く認識してしまう、精神の檻というべき「自我」。その逃げ様の無い閉塞感が恐ろしい。  それにしても、この光と闇を使った独特な映像演出は素晴らしい。光を明滅させるように静かに回転する換気扇、闇を映す鏡のように石畳を濡らす雨、逆光の中に浮かぶ人影、そしてラストのエレベーターのシーンなど、随所に不吉な予兆を孕んだまま、見ている者に得体の知れない恐怖の胎動を感じさせる。  ただ、惜しむらくは、謎を追って行く過程にあまり面白味が無く、少しダラダラとしてしまっている点。あの依頼人である悪魔も露骨すぎる。ああいう存在は匂わす程度に止めておいて欲しい。  PS.ゲームの「サイレント・ヒル」シリーズは、ほとんどこの作品から演出をパクってますね(笑)。
7点(2004-08-13 17:49:48)
15.  エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア
作品が現実化してしまうという自己パロディの形式で撮っている割には、結局、展開がいつものパターンと一緒で、わざわざ番外編(?)として作っている意味が無い。見ている観客からすれば、作品内現実も結局は「虚構」でしかなく、作中人物がどんなに「これは現実なんだ」と強調したところで、夢の世界からフレディが現われてしまう地点で、他のシリーズと何も変わらなくなってしまう訳で。  やはり「作品内現実」という設定を活かすには、あくまでフレディは「現実の存在」という前提で作る必要があったはずだ。つまり、誰か現実の人間(スタッフ関係者やファン)が、何かの思惑のために、「フレディを演じて」殺人を犯している、というミステリー的設定にした方が面白くなったはずだし、他のシリーズとの差別化もはかれたはずである。  で、ラストだけ、「実は…」みたいに、夢と現実を曖昧にするという終わり方でよかったのではないだろうか。  
4点(2004-07-14 23:23:34)
16.  エイリアン3 《ネタバレ》 
「エイリアン」シリーズの事実上最後の作品という事に加え、脚本家とのトラブルもあったようで、かなり難産だったであろう今作。しかしプロにそれを言っても始まらないし、そんなことが言い訳になるはずもない。どちらにせよ、その分を割り引いて見ても、今作はかなり低レベルと言わざるを得ない。  まず、他の方も指摘されているように、素人目に見てもカメラワークが単調すぎる。ほとんど「同じ距離」、「位置(視点)」からの撮影で、著しくメリハリに欠ける。この単調さは、「画面上の色彩の単調さ」に加え、エイリアンの出現タイミングや襲撃シーンなどにも悪影響を及ぼしている。「いかにも出そうなところで出る」の繰り返しで、あまりにもサプライズ演出が単調に感じられる。  さらに、登場人物の没個性的なキャラ描写、中途半端な活躍と死に方等、全体的にマイナス要因のほうが多い。閉塞感やエイリアンの恐怖感では「1」の足元にも及ばず、ホラーよりアクションに特化した「2」ほどの潔さも無し。  ただラストシーンは少し感動。憎むべき宿敵であろうと、ここまで運命を共にすると、ある意味、奇妙な繋がりを感じるという気持ちは理解できる。
[ビデオ(字幕)] 5点(2004-04-26 03:48:13)
17.  エイリアン2
続編の方向性として、エイリアンの数や大きさがエスカレートしていくのはやむを得ないとは言え、ほとんどアクション映画になってしまったのは残念。前作にあったような、まるで自分も船内に閉じ込められたような閉塞感や絶望感は感じられない。PS.マザーエイリアンの皮膚(?)は黒いビニールのゴミ袋で作られているとか。
5点(2004-02-15 02:01:58)
18.  エイリアン
宇宙船という完全な密室空間における、地球外生物との壮絶な生き残り戦。恐怖演出のセンスが良いので、単なるビックリ箱にならず、最後まで心地良い(心地悪い?)緊張感に満ちている。もちろん、ギーガー氏デザインによるエイリアンとの相乗効果あってこその名作。
9点(2004-01-22 10:39:49)
19.  X-MEN2
「X-MEN」と言えば、カプコンの対戦格闘ゲームの「VSシリーズ」でしか見たことがなく、キャラやストーリーの基本設定すら、ほとんど知らない状態で見ました(しかも、前作も見ていない)。その割には十分に楽しめる内容でした。特にアクションシーンにおける演出センスは、「マトリックス」よりも上に思います。ただ惜しいのは、各キャラの「見せ場」が少なく、中途半端な印象で、ファンでなくとも歯がゆく感じます。例えば、ラストのダム決壊のシーンでは、最終的には決壊するとしても、アイスマン(で、いいんですよね)の青年が、ダムのヒビ割れを凍らせて時間稼ぎをするとか、色々できたのにと思います(作中では冷蔵庫くらいの役にしか立ってない)。サイクロップスに至っては何もしてないし。話がいきなり、「ミュータント全滅」or「人類全滅」という大仰で極端なところに飛ぶのも、逆にシラけてしまいます。全体的にまとまってはいますが、イマイチ弾け切れていないもどかしさを感じました。
6点(2003-12-13 13:48:16)(良:2票)
20.  永遠の1/2
うーん、残念ながら私にはイマイチ意味不明な映画だった。どうも何が言いたいのか、伝わって来ない。  「自分とよく似た人間に迷惑を被るが、それによって自分の人生を考え直すきっかけになる」ということ?それにしては、「似ている」という設定が曖昧で、上手くストーリー上で機能していないので、何に焦点を絞って見るべきなのかはっきりしないもどかしさがある。  それに加え、全体的にダラダラとしていて緩急が無く、ストーリー展開の面白さや意外性にも欠けている気がする。タイトルもどういう意味なのか分からない。「2分の1」はまだしも、何が「永遠」なのか?言葉のイメージが優先していて、サスペンスなのかドラマなのか分からない中途半端な作品。
[ビデオ(字幕)] 3点(2003-11-14 21:05:17)
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