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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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1.  エスター ファースト・キル 《ネタバレ》 
前日譚の『ファースト・キル』なので、あの狡猾で残虐なサイコパスがどのように形成されていったのか描かれると思っていたら、すでにキラーっぷりが炸裂したのか精神科療養所に隔離された状態。ザルな警備のそこを難なく脱出し、良家の娘で失踪している『エスター』に成りすましてからの『ファースト・キル』だったので拍子抜けしましたね。その失踪の理由は「おー」とは思いましたし、あの母親が本性を現した辺りは盛り上がったんですが、ここから旦那に悟られないよう腹の探り合い騙し合いの知能戦になるのかなと期待しましたが、展開が雑でありきたりだったでイマイチだった。オチは分かりきってますしね。エスター役のイザベル・ファーマンは1997年生まれらしいですが、すっかり貫禄が出ていてオバサンにしか見えなかったし(まあ正体はオバサンの役だけど)、やるのであれば10年遅かったなこの企画という感じ。前作は良く出来てたなと改めて思った。
[映画館(字幕)] 4点(2023-04-12 19:20:21)
2.  X エックス(2022) 《ネタバレ》 
一攫千金を狙ったポルノ映画を撮るためにテキサスの人里離れた農場を借りたら、そこは殺人鬼老夫婦の棲家だった、というベタベタな70年代スラッシャームービーのようなお話。登場人物はキャラが立っていて世界観はまさにあの時代のようだし雰囲気抜群でとても良かったです。『悪魔のいけにえ』『悪魔の沼』の合わせ技のような映画だったかな。 が、舞台は整っているのに殺人老夫婦には異常性も狂気も信念も感じなかったな。老婆パールは主役の若く女性としての魅力があるマキシーン(演じたミア・ゴスはパールと二役)を若い頃の自分と重ねたりスイッチが入ったようにも見せてたけど普段から殺しまくっているようですし、その殺人衝動のあるパールを隠し守るためにだけ生きているんでしょうかねハワード。もうひと押しふた押しなんか欲しかったしカメラワークも演出も中途半端でテンポも悪く感じましたが、ハワードとパールの老人らしいフリの回収のトコだけは大笑いしました。あと、腰をやっちゃったのにわざわざ轢かれるために車の動線に入るパールも良かったです。トップロープからのフィニッシュ・ホールドへ繋げるためのセッティング位置が悪く「ここじゃ届かねえだろ」と相手を気遣い、「ダメージありますよ」という体を装いフラつきながら近寄って倒れてあげる負け役レスラーのような暖かさを感じました。 最後に流れる前日譚の予告編を見た感じ、次の方がずっと面白そうだし老夫婦がなぜこうなったかというのを描いてるようですし、全景がわからない状態でチラ見せされたせいで余計考えちゃいました。上映時間が伸びるけど前日譚は組み込むなり二部構成なりでイッキ見させた方が良かった気がしますね。
[映画館(字幕)] 4点(2022-07-13 23:10:56)
3.  エターナルズ 《ネタバレ》 
原作未読。Disney+の配信ドラマも一切見ていません。 アイアン・ジャイアントとエヴァ弐号機を合わせたような見た目で『パシフィック・リム』に出て来そうな宇宙や生命の創造主であるセレスティアルズ。惑星を苗床にして人類からエネルギーを得て新たなセレスティアルを誕生させるため、星の頂点捕食者を駆逐するディヴィアンツ作りを送り込む。しかし、思惑と違い人類を襲うようになりエターナルズを作り討伐に派遣。討伐に成功した彼らは人類に知恵を授け導くも必要以上に介入せず進化の過程を見守った。そんな彼らを人類は神と考えた。 それが7000年前の地球での出来事とのコトですが、次元が違いすぎるこういう存在を知ってしまうと他のヒーローの存在が陳腐に見えてしまう可能性もあるのでさじ加減が難しいですね。最後に帰ってくると出てましたが今後どうするんだろう。 メンバーの能力はよく見る系だったのでワクワク感はほぼありませんでしたし、ディヴィアンツが強靭すぎてイマイチ強いのか弱いのか分かりづらいかなと思います。エイジャックとギルガメッシュを吸収したクロがあっさりヤラれたのももったいなかったな。人間臭く仲違いや恋愛をしたり嫉妬したりしてましたが、さんざん見聞きした神話の世界の神々もそんなドロドロをやってたので違和感はなかったです。多様性を考えたであろうメンバーもキャラが立ってるし、アレだけの人数がいながらそれぞれに満遍なくドラマがありなかなか面白かったです。「濃いのがいるなあ」と思ったらインドのスターでインド映画オマージュのミュージカルが始まったトコは笑いました。さすがMCU。ただまあ、ブッこんで来たなと思う場面もあったので賛否両論だろうな。
[映画館(字幕)] 7点(2021-11-06 13:37:16)
4.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 
「エイリアン」の前日譚である「プロメテウス」から10年後の話。謎の電波の発信源を調査するため未知の惑星に降り立ち不用意な行動で胞子を取り込み空気感染してたり新しい要素もあるものの「あー、エイリアンだね」という無難で先の読める展開が続く。その惑星で前作の生き残りアンドロイドのデヴィッドが罠を張っていたという流れだったけど、エイリアンの出生が創造主に憧れたアンドロイドによる実験と研究の成果の人造生命体だったってのは賛否両論あるだろうな。人知を超えた超生物であるエイリアンの神秘性が壊れた気がするし何でもかんでも前日譚を作れば良いってもんじゃないな、と。ネッシーや多くのUMAと同様にそっとしておいた方が良かったかもしれませんね。 そもそも「プロメテウス」の最後ではエンジニアの母星に向かっていたけどエンジニアとはだいぶ見た目が違っていた皆殺しにされた人たちを見ると今回の舞台は母星なのだろうか?エンジニアが作った種族の一つなのか?前作が失敗と考え軌道修正したのが今回なのかな?とか色々考えちゃいましたね。スペースジョッキーも出てないし「エイリアン」に繋ぐにはもう1本くらいは必要だけどどうなることやら。 生首が水たまりにプカプカと浮いてるカットを何度も入れたり、シャワー室でラブシーン中のカップルを殺害などベタなホラーのような演出が多くて安っぽくなった気がしますが雰囲気はSFホラーらしくて良かったです。「エイリアン」要素を修正して単独オリジナル作品だったら評価もだいぶ変わる気もします。
[映画館(字幕)] 6点(2017-09-16 21:36:33)
5.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 
世界一のネット検索企業に勤める主人公が巨万の富を得たCEOの人里離れた邸宅へ訪問する権利に当選する。しかしそれはCEOがひっそりと作り上げてきたAIを搭載された女性型ロボットのチューリング・テスト(機械が知的かどうか会話をして診断する)に選ばれたためだった、というお話。 舞台はほぼ世捨て人並みの山奥にあるCEO邸。余分なものをカットした作りで映像も音楽も洗練されていてクール。なによりも女性型ロボットのエヴァ(AVA)の造形やビジュアルが良い。「メトロポリス」のマリアから時代に合わせて続いてきた女性型ロボット。アンドロイド、レプリカント、アーマロイド、ファティマなど呼び名も様々で数々の映画や漫画でも描かれてきましたが、今回は愁いを帯びた瞳の美女型で所作振る舞いも可憐な女性そのものとなっていてコミュニケーション能力も高く会話も自由自在。つい同情してしまったり恋心を抱くのも頷けますね。飲み屋のおネーちゃんに騙された苦い思い出を浮かべた人もいるんじゃないでしょうか?惑わされない精神力を持ちたいモノですな。 その彼女と会話をしてテストをしているつもりが自分を見失い惑わされ翻弄されてしまうワケですが、人間とロボットの主従関係が入れ替わるのも頷ける優秀さでなかなかの落ちでした。まあ冒頭のセキュリティカードを使って出入りするってトコで予想は出来たけど、アナログ的なカードというのは物語を動かすうえでは成功してるな。 CEOが劇中でも言ってますが政府がデータ収集してると暴露したスノーデン文書ネタも入れてて、PCやケータイの検索情報、カメラ映像、通話などすべて通信傍受してデータを集めている。その膨大なデータを得ているAIは見た目さえ人間的であればもう怖いモン無しですね。人間と遜色ない人工皮膚すら開発していたCEOのマッドぶりも凄いな。テクノロジーの脅威もあるしいつかスカイネットも出来そうだなとも思いますが、彼女の場合は隔絶された部屋から広い世界へ出て社会を見るという好奇心という欲が出たワケでもあり、あの後にどう転ぶか想像するのも面白い。主人公とCEOはご愁傷さま。
[映画館(字幕)] 8点(2016-06-21 23:52:05)(良:1票)
6.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
優しいけれど葉っぱが大好きでボンクラの冴えないコンビニアルバイトが、実はマインドコントロールされていた凄腕殺人マシンだった。という設定はよくある系ですが、シリアスなのかコメディなのか安定せず全てにおいて中途半端な出来だった。わざわざ寝た子を処分しに行くのも意味不明だったし、その顛末のお偉いさんの行動も意味不明。盛大に話を大きくして田舎町の地元警官を殺しまくるCIAってのも解せないし色々と非効率的かつ頭が悪い。「どうだ?クールだろ?」とでも言いたげなシーンが多いだけ。面白く出来そうだっただけにもったいないなという作りとストーリーだったな。最後はCIAエージェントの彼女とともにエージェントとして行動しているのは自分が思い描いていた強いアポロになったって事なんだろけど、結局はCIAの操り人形になっただけなんだよね。CIA内のゴタゴタの迷惑賃として全てが免除され、行けなかったハワイで彼女とラブラブな最後の方がよかった。
[映画館(字幕)] 3点(2016-02-04 23:31:54)(良:1票)
7.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 
スター総登場お祭り映画第三弾。今回はついにウェズリー・スナイプスがファンの思惑通りの脱獄囚(脱税して収監された本人はちゃんと刑期を全うして出所)という設定で登場。思わずニヤニヤしていたところ、「なにしたんだ?」の仲間の問いに「脱税だ」の返しには大笑いしました。脚本担当のスタローンのセンスも良いですが、ネタにするあたり大人の余裕が感じられます。さらに、出演料でトラブって降板したウィリスに代わってまさかのハリソン・フォードが参戦。役どころでも「あいつの出番はなくなった」とブラックな事を言い放った当たりもウケました。「俺たちにはこれしか出来ねーんだよ」とばかりに熱血真っ向勝負型の古参連中と、時代に合わせテクノロジーを駆使する若手のチームも対照的だったし、新キャラとしてもそれぞれキャラも立ってたので良かったです。個人的にはスナイプスにはもうちょっとマーシャル・アーツの蹴りやソード系の見せ場が欲しかった気もしますけどね。アントニオ・バンデラスの軽妙なキャラも良いアクセントになってるし、メル・ギブソンがまた悪そうで悪役にハマってて迫力あって、これだけの面子を上手く使えてましたし面白かったです。 それにしても絵面がいちいちワクワクさせるんですよね。スタローンとハリソンが顔を合わせて喋ってるだけでスゲー!って感じだし、各所でいろんな組み合わせが見られファンもおおむね満足ではないでしょうか。突っ込みどころもありますが、このメンバーの迫力の押されて気になりませんね。
[映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 00:23:32)(良:1票)
8.  エリジウム 《ネタバレ》 
SFでよくある富裕層と貧困層の図式で、まんま今の世界の至る所で見られる格差社会。そこら辺をググっと盛り込んだ社会派なのかな?と思いつつ観てましたが、アパルトヘイトを皮肉って傑作だった第9地区ほどのインパクトは無かったです。マット・デイモンは好きな俳優ですが、彼クラスを主役に配してしまうとハリウッド大作で無敵のヒーロー然としたモノと捉えられててしまうかな。ジョディ・フォスターの悪役も様になってたけど、あの末路ではイマイチで、結局ドンパチばかりが目立ってしまってやってるコトも凡庸だったのが残念。世界観は面白く、エリジウムなどの映像も凄かったのでもっと内情を観てみたかったですね。まぁなんにせよ、なんであそこまでセキュリティが緩々なんだろう。「セ○ムしてますか?」とセキュリティ会社のCMに出ていた長嶋が空き巣被害にあっていたのを思い出しました。あと、第9地区で主役を演じたシャールト・コプリーがエリジウムに近づく未確認船を地球からロケットランチャーをブッ放し撃沈して守っているという無理のある設定のエージェントで出演してますが、クルーガーという怖そうな名前と見た目で颯爽と出てくる割に、いきなり撃墜し損なったり、主人公を何度も逃したり、挙句には顔面吹っ飛んで死にかけたりでズッコケ担当かと思いました。背中には日本刀を背負って手裏剣も投げたりで中二病?という風情で魅力がなかったな。
[映画館(字幕)] 6点(2013-09-28 21:22:23)
9.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 
ホワイトハウス上空まで、あんなに安々と突入を許すとは思えないし色々とツッコミどころはあるものの、序盤のホワイトハウス襲撃から陥落までの流れは迫力あったし、カット割りの上手さやテンポの良さで、そんなのはどうでもいいな、と思えるくらい面白かったですね。『備えあれば患いなし』と言いますが、日本はどうなんでしょうね。お化けが出ると噂の首相官邸や国会議事堂が占拠される可能性は考えてるのかな? 銃撃やナイフによる容赦のない描写が多いので苦手な人は注意が必要。北朝鮮の驚異のお話で日本が絡んでもおかしくないのに完全スルーなのは苦笑いでした。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-10 22:46:28)
10.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 
前作『破』でミサトは「行きなさい!シンジ君!」と背中を押したくせに14年後の世界では新スタッフと一緒にシンジに嫌悪の目を向け拒絶気味。『破』のラストから14年間の経過描写や説明が少なく現状を把握できず、ゲンドウ=ネルフとミサト=ヴィレの善悪の立ち位置も判別しづらいな。実行側と阻止側ってのは分かりますけどね。前作『破』で覚醒してやる気になったシンジが無力化というか無意味な状態になったのが一番ガッカリ。「自分も世界もどうなってもいい!せめて綾波だけは!」とレイのために行ったシンジがレイすらも救えなかったという現実から絶望感でまたダメな子に戻っちゃったのがなんとも。また欝な展開になっちゃうんですかね。今度こそシンジだけは幸せにしてくれるんじゃなかったの?今度はエンターテインメントを目指すって話は?また病んじゃったの庵野?って思いました。完結へ向けて1度絶望感を漂わせるにしても、欝な展開を見せオタ歓喜の「これがエヴァだ!」みたいなのはもう止めていいと思うけどね。結局は何をやっても何度繰り返してもメビウスの輪からは抜けられないのかねぇ。不況と不幸な出来事の連鎖の日本に活力を与える内容が観たかったな。 ただ、希望はラストのあの三人。絶望から立ち上がり歩き出したあの三人に一縷の望みを託したいトコですね。
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-17 18:52:10)(良:2票)
11.  エクスペンダブルズ2
スタローンの人徳なのか歴戦の勇者が集う作品となりましたな。1作目のオファーを蹴ったくせに作品のヒットを聞き付けると「出せ」と言ってきたヴァンダムには、第一回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加した選手をせせら笑っていたくせに、優勝し日本での大反響を見てコロッと言うコトが変わった人たちを思い起こさせてくれました。 前作では顔見せ程度だったシュワとウイリスも本格参戦し大幅パワーアップした今作は見所も満載で大いに楽しめました。それぞれの作品のセルフパロディ的な会話にもニヤニヤしましたね。しかしまさかチャック・ノリスまで担ぎ出すとは恐ろしい手腕だわスタローン。次作はぜひ2013年夏にはムショから帰還するウェズリー・スナイプスを参戦させてください。脱獄囚って設定ならバッチリでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2012-10-25 23:11:19)(笑:1票)
12.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
これだけ主役を張れる面子を揃えたら割りを食う人もいそうだなと思ったんですが杞憂に終わりました。当たり前のように全員キャラが立っていて見せ場がしっかりとあって得意技を繰り出しまくり。カット割りと編集が速いのでよく見てないと見逃すかも知れませんが、それぞれのファンも納得できると思いますね。そんな中でもドルフ・ラングレンは相変わらず狂気を潜ませたキャラが似合いすぎだった。その濃い面子を仕切るスタローンは終盤でペイン(スティーブ・オースチン)に敗北し、「後でやり返すだろうな」と思わせるも、その役目は影が薄目だったトール(ランディ・クートゥアー)に任せるなど、映画の中でも一歩引いた面も見せていて晩年のジャイアント・馬場を見る思いでした。でも「俺にはこれしかない!」とでも言いたげにCG全盛の世に無骨なまでに己の身体を張る肉体アクションは観ていて気持ちが良かったな。後進に道を譲る時期が来た気もしますが、まだトップを張って貰いたいモンですけどね。ぜひ続編をお願いします。 【余談】スタッフ・ロールで日本版限定とし、長渕剛の曲が本来の曲を無くしてまで本編にねじ込まれてますが、歌い出しの「我慢がならねえ~!」ってトコで「お前の歌がかかるのが我慢ならねえよ!」と思った人も多いでしょうな。長渕はとんぼくらいまでは役者としても歌手としても好きだったし、この歌の曲調も思いっきりどこかで聞いた事があるようなアメリカンなロックンロールで悪くはない。だが、わざわざ入れるセンスが理解できない。一般層を引き込みたいのはわかるけど、ここ数年のこの手の手法は一番の理解者である映画ファンを蔑ろにしてると思います。まぁ版権の関係でDVDやBDには収録されないと思うけどね。やってしまったモンは仕方が無いので、DVD化する場合は吹替えにスタローン=佐々木功、ジェイソン=山路和弘、ジェット=池田秀一、ウィリス=野沢那智、シュワ=玄田哲章くらいは見返りとしてキッチリやって下さい。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-18 21:51:51)
13.  エアベンダー
原作のアニメは見た事ありません。アジア風味全開ですが、あいかわらず向こうの人はこの手の雰囲気が好きなんだなぁ、と。 この作品は尺が短めでつねに駆け足。人気の無い作品がTV放送の際、カットされまくった状態で放送されるような端折り具合が気になりました。世界観も悪くないしネタが無いという中で映画化しているんだから、シリーズ化を目指してもっとジックリと作りこめばいいのに。 主役を演じたノア君は少林寺から引き抜いてきたのかと思うくらい殺陣や演武が綺麗でしたが、テコンドーの黒帯保持者とは恐れ入りますね。続編を作るようなら急がないと急に大きくなりそうなので急いだ方が良いのかも。 4大エレメントを「気・水・土・火」と言ってますが、全ての根源は気であり、気によって操るモノが「風・水・土・火」な気がしますけどどうなんでしょ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-07-20 22:22:31)
14.  エルム街の悪夢(2010) 《ネタバレ》 
放火により焼けただれた皮膚をリアルに表現したかったのか、フレディは無駄にメイクが凝っていて、そのせいで表情が乏しい。その顔は即身仏のミイラ?どっかの宇宙人?と思うほどのブ男ぶり。セリフ回しもオリジナルのフレディを演じたロバート・イングランドのような「粋さ」が全く無く、ボソボソ喋るだけでただただ陰気。オリジナルでは怯えるティナの「Please God!」に対し「This!Is God!(ニヤニヤ)」って言い回しはシビレたんですがね。今作はオリジナルのシーンを劣化コピーしまくったようで、観賞中は「なんだかなぁ」ばかりでした。まぁこの人は背も小さいしフレディ役には向いてないと思うな。 オリジナルでは回を重ねる度にコミカルでブラックユーモアを交えた変態ドSキャラになっていきましたが、1作目は変態+冷徹な怖さを漂わせていた不気味でカッコイイ(?)凶悪殺人鬼だった。そのフレディが、ただの変態ペドになっているのには言葉を失います。こんなトコだけ現代風にしなくていいっての。ホラー界のスターを何だと思ってるんだろう。 ナンシーも暗くて華がないし、知恵も勇気も感じなかった。 ホラー作品のリメイクがメインのマイケル・ベイの会社であるプラチナム・デューンズが製作ですが、ここはお金はあるけどアイデアやセンスは微妙って印象しかないな。なんでこう名作ホラーをことごとく蹂躙するんだろうか。
[映画館(字幕)] 2点(2010-06-30 00:42:31)(良:1票)
15.  エクトプラズム 怨霊の棲む家 《ネタバレ》 
小児癌の長男の治療のため、病院近くの格安物件に越してくる一家。治療費の捻出などで経済的余裕も無くなってきた上、長男は薬の副作用なのか幻覚を見るようになってしまう。日増しに激しくなっていく長男の幻覚への反応、それを見たアルコール依存症の親父が再びアルコールに手を出し大暴れ、更に家に棲む何かが家族にも手を出し始め一家はますます困窮状態。 もう絵に描いたような転落ぶりでお先真っ暗状態というのが巧く描かれていますね。当たり前のように生活してますが、普通でいられる事がいかに幸せか?と考えてしまう。 舞台が整ったところで肝心の家に棲む悪霊ですが、こちらもツボを抑えた見せ方で家に棲む理由づけも悪くない。まぁ地下室はもっと良く調べとけと思いましたけど、普通にアメリカではありえそうな話なトコが怖い。 「どうせ死ぬんだ」と一人で悪霊に向かっていく長男。その長男を救おうと心が離れた家族が再び結束するラストは素直に良かったです。オマケに末期の癌細胞すら蹴散らすとは恐れ入るハッピーエンドでした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-03 22:25:37)
16.  エスター 《ネタバレ》 
10年前に浮気をした夫、元アルコール依存症でそのせいで聴覚障害のある娘を池で溺れさせてしまった妻、凡庸な長男、聴覚障害のある娘の一家に引き取られる、一見愛らしい少女のエスター。古風な服装とヘアスタイルを好み、見た目の愛らしさの裏で時折見せる邪悪な顔つきと子供離れした知識と行動力。眼力のある子でダミアン系なのかと思いましたが、きちんと説明できる現代風なオチで納得できましたね。説明できてしまうから逆に怖さ倍増かな。妻が付けていた日記を利用し、自分に害を及ぼす人間を排除する行動を起こすワケですが、狡猾で計算高いエスターにより家庭が崩壊していく様は怖かったですね。もっと家族を信用しよう!と思いましたが、普段の行いも大事だし見た目がアレの子がまさか…って話だからしょうがないか。 やっぱ人は見かけじゃ判断できないね。それが子供にも適用されてしまうとは恐ろしい世の中だわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-10 18:34:29)
17.  永遠のこどもたち 《ネタバレ》 
色々と伏線が張られてますがちゃんと回収できてるし物語が収束していく感じは良かったです。「だるまさんが転んだ」やピーターパンの振りも上手かった。唯一生き残っていたラウラとシモンによって子供たちの魂も再び一つにまとまる事が出来、ラウラをウエンディとして子供たちは永遠の時の中で生きるんだろうな。 原題に比べると邦題の方がセンスが良いと思いますね。それにしてもトマスのマスクは怖すぎでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-30 23:22:45)
18.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 
新劇場版の2本目ですが、かなりストーリーを変えてきましたね。ビジュアルやストーリーは濃厚だし、感情表現が豊かになりつつあるレイや協調性のあるアスカとか上手く絡めてて、TVや旧映画版よりエンターテインメントに振ってきてるので楽しめました。 新映画はレイ好きは大喜びでアスカ好きはガックリくるかもなぁ(次回の予告で再起不能かと思ったアスカはハーロック状態で出てたけど)。新キャラのマリ登場時の性格がわかるような「365歩のマーチ」、アスカの場面の「今日の日はさようなら」は選曲が抜群で効果的だったけど、初号機覚醒の「翼をください」は同じ系統だったのでくどさを感じた。ゼルエルが零号機を「バクッ」「ペッ」からレイ救出までの展開はシビレましたよ(旧作を観てるからだろうなぁ)。諦めないシンジは男らしくなってて台詞も行動もカッコ良かった。 このまま「万人が望んだエヴァ」でラストまで行って欲しいわ。ラストのカヲルの「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」は監督からファンへのメッセージと取りました。IFの世界なのか2週目なのか気になるところですがどうでもイイです。きっちり〆てくれ庵野。大ドンデンは勘弁してね。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-30 21:08:58)(良:1票)
19.  X-ファイル:真実を求めて 《ネタバレ》 
テレビシリーズはちょこちょこ見た程度。地味目で悪くはないけど、せっかく復活したのにこれを映画にするのか?って内容でしたかね。臓器移植と延命するため、まるまる身体を交換するマッドぶりに対しスカリーは子供に脳手術。諦めないってのは大事だが対照的だったな。 個人的にはやはりUFOやUMAなどを絡めた政府陰謀説系が観たかったんですけどね。最近は海外ドラマのテレビシリーズが大人気でレンタルするのが大変らしいですが、それの走りだったX-ファイルの復活は今時の人にはどう映るんだろうな。
[映画館(字幕)] 6点(2008-11-17 22:46:16)
20.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
前作の直後あたりからストーリーは始まり、あれよあれよと展開し戦闘の場が構築されていく様はテンポが良く期待感もあったんですがね。血沸き肉踊る壮絶バトルを期待したんですがエイリアンもプレデターもお互い貧弱なうえ、頭の方も弱いので爽快感無し。特にプレデター、クリーナーならもっと手際よく片付けていって欲しいんだけどね。 エイリアンの産卵は妊婦さんの腹を突き破って出てくるシーンなんか、何故わざわざ妊婦さんにする必要が?と思いましたね。B級作なら別に気にもしないけど、ビッグタイトルで娯楽大作に仕上げるんならもうちょっと人道的な面を考えてくれと。 人間達の中途半端な背景もほとんど意味ないし、そもそもエイリアンとプレデターである必要性も感じない話。ハリウッドもネタが枯渇って言ってるけど練る頭がないだけじゃないの?
[映画館(字幕)] 4点(2008-01-09 19:36:53)(良:1票)
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31268.38%
415810.51%
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