1. 越境者
《ネタバレ》 炭鉱閉山に伴いブローカー(悪徳)にそそのかされてシチリアから働き口を求めてフランスへ向かう群像受難ロードムービー。 酷い目に遭いながら不思議とカラリとした味わいがあるのが印象深い。 越境=密入国=不法移民 古今東西、洋の東西を問わないお話で「国境とは」という監督の思いが伝わる良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-11 21:23:50) |
2. エネミー・ライン4 ネイビーシールズ最前線
レンタルしたので一応観ましたが。皆無だった期待を上回る事も下回る事も無く、ガンバレットが浮かんだドンパチ模様を淡々と眺めてました。スケールの小さい話にも盛り上がり皆無。中佐がどこかで見た人と思ったら「あらまあ,Heatのトム・サイズモアやないの、懐かしいわ」 更に2年前に亡くなられてのを知り「知らなかったわ・・・」 彼に点数の全てを。 [DVD(字幕)] 3点(2025-03-31 16:47:38) |
3. エネミー・ライン3 激戦コロンビア<OV>
《ネタバレ》 2に続いての鑑賞で「あら~お久しぶりっ」スティーヴン・バウアー。即退場ってそんなアホな・・・と思ったらさにあらず。まぁまぁ美味しい役どころだったのに点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:32:27) |
4. エネミーライン2 -北朝鮮への潜入-
ハックマンが出演していないせいなのか重厚感に欠ける作品でした。 韓国大使の置かれた状況の生々しさと、「あら~お久しぶりっ」なピーター・コヨーテに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:18:58) |
5. エネミー・ライン
ハックマンが演じてきた数々の権力者の中で本作は実直で野武士のような佇まいが絵になっています。流石としか。 「逃走中」のような展開は派手なドンパチ模様でしたが、絶対に被弾しないのを始めとした都合よさにハラハラのハの字もなく。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-29 22:54:16)(良:1票) |
6. エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
悪玉3人組がありとあらゆるインチキを駆使して~千万ドル、~億ドルの私腹を肥やし、捕まっても「私は悪くない」(死んでも謝るものか) 銀行も証券会社も監査法人もマスコミもブッシュ親子を始めとする政治家も旨い汁吸ってるのだから、まぁこんなものかな。 ただ、当時チラッと耳にした事があるカリフォルニア州大規模停電のカラクリには腸煮えくり返る。公共インフラを担う企業として恥知らずにも程がある。 何もかもが初耳な後味悪すぎる酷い話にグッタリです。 [DVD(字幕)] 7点(2024-09-02 01:42:09) |
7. L.A. ギャング ストーリー
《ネタバレ》 なかなかに豪華なキャストに惹かれてのレンタル。ギャング VS ギャングまがいの警察官チーム。各キャラ人となり部分の描き込みが浅く、残虐で派手な立ちまわりにも今一つな感が。死亡フラグたちまくりなカップルの最後にちょっぴり白けたり。 脚本もう少し頑張ってくれてたら。 ただ、父を亡くした子と「我慢しなくていい」と抱きしめるジョンのシーンには涙腺崩壊 +1点 そしてエマ・ストーンの赤いドレス姿のウットリ見惚れる美しさときたら、ローレン・バコール、リタ・ヘイワース再来のよう +1点 まずまず楽しめた作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2024-04-16 15:17:54)(良:1票) |
8. エルマー・ガントリー/魅せられた男
バート・ランカスターがオスカー受賞に釣られての鑑賞。 ルルが登場するまで寝落ち寸前。中身の無い者が喋り散らかすのと聴衆の過剰な反応に、あんたらの姿が神様に見られてるでと言いたいところです。やっつけ仕事のような結末に唖然呆然。観終わってグッタリです。 [DVD(字幕)] 3点(2023-08-31 15:45:43) |
9. エマの秘密に恋したら
原作がベストセラーというのに「ヘぇ、どんなものかな」・・・「はぁ、こんなのがベストセラーって、無いわ~」「きょうび、若者、いや小中高生でもこれ見てときめく子はいてないはず、年寄りの繰り言ではないはず」「ホンマになんやねんこれは一体・・・自粛・・」 探したけれど何一つとして良いところが見つからなかった悶絶駄作。残念。 秘密にしたければ死ぬまで家族をはじめ誰一人にも話さない事、話した途端に秘密じゃ無くなります。幾つか思い浮かんで苦笑いしたところに点数を。 [インターネット(字幕)] 3点(2022-05-31 02:22:22)(良:1票) |
10. 永遠の門 ゴッホの見た未来
凝ったカメラワークでの映像美に魅入っただけで終わってしまった作品。37歳ゴッホを違和感無く演ずる63歳ウィレム・デフォーには大拍手。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-06 23:22:21) |
11. エースの中のエース
二日間に亘って劇場鑑賞した5作品の中でピカイチ。良く練られた脚本での奇想天外に過ぎる展開でジャン=ポール・ベルモンドは言うに及ばず登場人物&小熊が味わい深くスクリーンに釘付け。中でも音楽が特筆ものの素晴らしさで少年救出に空路かけつけるシーンに鳥肌がたち酔いしれました。鑑賞後にウラディミール・コスマによるものと知り納得脱帽。ジェラール・ウーリー監督快心の傑作に大満足であります。 [映画館(字幕)] 8点(2021-12-27 23:57:44) |
12. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 「錆びた黄金」でのお懐かしや!なミッキー・ローク当時の話題作と言うことで初鑑賞。デ・ニーロ、シャーロット・ランプリング出演に、ガリガリ君当たりで貰ったのがまた当たりだった、やった!ラッキーが浮かぶホクホクする瞬間です。 惹かれるサスペンス色をかき消す過剰な映像によるオカルト臭にゲンナリ。登場時から怪しさ100%のデ・ニーロ、よくこんなの引き受けたと感心する強烈屍ショットのランプリング。風格ある二人に比べてロークの奥行きの無さに「う~ん・・・」そういうキャラなのかもしれませんが腹回りの締まりの無さに「う~ん」いい感じの結末なのに「う~ん」興に乗りきれないもどかしさがある作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2021-08-11 14:39:27) |
13. エンド・オブ・ステイツ
《ネタバレ》 エンド・オブ・キングダムに続いての鑑賞。体にガタがきているマイク・バニング、濡れ衣を着せられる、父子の絆、ベタながらも「脳筋フェスティバルにはしない」意思を感じる脚本の頑張りが微笑ましい。この親にしてこの子ありのクレイ・バニングを演じていたのがニック・ノルティだったとは分からなかった。健在ぶりが嬉しいところです。今作の大統領はモーガン・フリーマンで守り甲斐のある人物。ドンパチ模様に魅入るところがありました。努力作です。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-03 01:05:12) |
14. エンド・オブ・キングダム
ロンドンを舞台にマイク・バニング、アッシャー大統領コンビの大立ち回り一大絵巻。リアリティのカケラもないストーリーでの害虫駆除のように殺しまくる姿はサイコパスそのもの。守られるべき大統領も逞しい身体能力で乱射するのが何ともはや。絶対安全緊迫感ゼロの二人を半笑いで眺めていました。何一つ考えないぶんにはストレス発散になるかも。トランプ前大統領がお好きそうな作品ですかね。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-08-02 12:03:22) |
15. 円卓の騎士
当初の剣劇及び展開のキレが無いのにリタイアの予感でしたが、尻上がりに面白くなっていき完走できました。アーサー王(メル・ファーラー)、ランスロット(ロバート・テイラー)、王妃(エヴァ・ガードナー)、描かれる友情と不倫模様は王妃の脇の甘さに白けつつも見るに堪えるものでした。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-07 00:46:05) |
16. エリザベス
ヘンリー8世とアン・ブーリンの遺伝子を受け継いでいるというのが並の人間ではないところが表れているエリザベス。こじんまりとした歴史もので全編を覆う辛気臭さに興に乗れず期待外れ。MIPはジェフリー・ラッシュ、まさにはまり役でお見事。宗教って神って何なのか、本作でも思わされました。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-06 04:02:08) |
17. エクソシスト2
《ネタバレ》 「映画を作る狂人」フリードキンの手による前作に比べると硬直する怖さはありませんが、そこそこに見応えある展開でした。もっとも最後の対決がベッド上でマウントからのパンチ、チョーク、仕事人のような心臓掴みという神も仏もあったもんじゃないのはいけませんが。52歳リチャード・バートンを相手にする18歳リンダ・ブレアーにはキツイシーンだったと想像します。ポール・ヘンリード出演が「へぇ」「何で?」であり嬉しい。そして特筆すべきがルイーズ・フレッチャー。看護師役でも medication time に殺意が湧いた傑作に於ける婦長役とはまるで別人の洗練された美しさに釘付けでした。諸々引っくるめて7点です。 [DVD(字幕)] 7点(2021-06-16 23:29:30) |
18. エアポート’80
一人の人物を抹殺するために飛行機もろとも撃墜しようとするのは映画の絵空事では無いように思えました。(+1点) 「コックピットに座れて嬉しい!」感がするジョージ・ケネディの生き生きとした熱演が微笑ましいのですが、脚本・演出共に絵空事の極みで全く手に汗握れません。そつなく淡々と役をこなしているだけのアラン・ドロンも残念。シリーズ打ち切りもやむなし、コンコルドの終焉を暗示するかのような作品です。 [DVD(字幕)] 5点(2021-06-11 12:21:51) |
19. 永遠に貴方を
《ネタバレ》 29歳デヴィット・ニーヴンは既に落ち着きのある語り口で上品な雰囲気を醸し出しているのは流石でマジシャン役も似合っています。26歳ロレッタ・ヤングはお顔もそこそこ、語り口もそこそこですが、突き抜けたものが無く物足りません。ストーリーはステレオタイプで盛り上がらず、結末もドンが可愛そうとしか思えず二人からは喜怒哀楽を感じず。こじんまりとした凡作です。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-18 01:55:09) |
20. エアポート’77/バミューダからの脱出
《ネタバレ》 手際良すぎる乗っ取り、海面不時着しての損傷具合、海底の浅さ、バルーンで機体が持ち上がるなんて、一切合切スルーして観るぶんには見応えあった救出劇でした。たまたま29歳、50歳、69歳のジェームズ・スチュアートを続けての鑑賞でその息の長い活躍に感じ入ります。オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョセフ・コットン、クリストファー・リー、リー・グラントの顔ぶれで生死は予感通りで後者2人に大泣きさせられるとは思いもよりませんでした。ジャック・レモンも併せて大スター華のある存在感が楽しめた良作です。余談ながら「水難の名女優」シェリー・ウィンタースもキャスティングして欲しかったところです。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-04 01:55:09) |