1. F1/エフワン
「セブン」を見て以来、トム・クルーズよりブラピ派なので公開初日に鑑賞。 ブラピはフューリーでの戦車も似合うが、哀愁のある表情での自動車でもサマになっていいですね。 とにかくカッコいい。 私自身実際のF1は好きで、よく見てますが、ポール・トゥ・ウインの退屈なレースが多く、チームも 資金力があるとこしか勝てないので、映画ではどうかなと思いました。 しかし、同じような内容のシルベスタ・ススタローンの「ドリブン」よりは格段にましでした。 特に気になったのは、ブラピ扮するソニーがF1で実際これやると出場停止だと思うシーンが結構あったかな。 ブラピは相棒の若手ドライバーを勝たせるために ルノーのネルソン・ピケ・ジュニアのクラッシュゲート事件のようなことを何回もします。 まあ現実離れは、映画なので仕方ない事ですが。 60歳近いドライバーと言うのもね、リアリティに欠けるかな 広い視覚や反射神経を要求されるモータースポーツだけに なんだかと言った感じです。 若きブラピのキャメルロータス時代、伝説のドライバー・アイルトン・セナと接触して大事故があり、 F1界からいったん身を引いたという設定です。 実際あったマーティン・ドネリーの事故をモチーフにして、F1ファン好みです。 また、メルセデスのトト・ウルフやアロンソとか実際のF1界の人達も演技しています。 あと、デイトナ24時間とかバハ1000も出てくるので、アメリカ、ハリウッドテイストで ヨーロッパばかりではないですし、ノーカントリーの殺人鬼役の方がチーム代表をやってます。 ブラピといい、演技はすごいです。さすがハリウッド。 レースシーンなどの映像は、高度のCGを使っていて本物のようでした。 練れた脚本といい音楽といい さすがトップガンチームといったところ。 観て損はないかなと思いますが、現在のF1では最下位チームが 優勝することはほぼないですが、モータースポーツ映画の定番だから仕方がないか…。 [映画館(吹替)] 8点(2025-06-27 19:22:33)《更新》 |