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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
性別 男性

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21.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
偶然にも昨日同じエジプトが舞台にもなっている「アラビアのロレンス」を見た後の今日、観ていたらやたらとエジプトに旅行しに行きたくなってしまった。ミステリー映画としてというよりも観光気分で映画を楽しんでいるような自分がいる。勿論、ミステリーとしてもなかなか面白く観られたし、それはそれで良いのだが、全てが解決し、船から下りようとするベティ・デイヴィスが「葬儀屋みたいで嫌だったわ」みたいな事を言う彼女に向ってマギー・スミスが放った台詞「どうせもうすぐなんだから良いでしょ」には笑ってしまった。ところであんなけばい女からどうやったらオリビア・ハッセーのような可愛い女の子が生まれてくるのか?不思議で仕方なく、色んな意味で突っ込みたくなる映画としてもある意味、楽しむことが出来た点を一応、評価しての点数ということで、こんなにも騒々しい船になど絶対に乗りたくない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-28 11:56:59)
22.  夏の庭 The Friends 《ネタバレ》 
子供の頃、この映画の三人の少年と同じような事を考えたりした。大人になってしまったら想像も付かないこと、人は何故死ぬんだろう?死んだらどうなるんだろう?なんて気持ちは子供の頃に考えるけど、大人になってしまったら考えないし、思いもしない。この映画は子供の視線で子供だからこそ思いつくこと、それは三國連太郎のじいちゃんの住む家、お化け屋敷と噂のあの家に行って、じいちゃんの秘密、人には言えない過去を知ろうとする。全てがあの三人の少年の気持ちになって監督自身が見ているのがよく解る。夏の庭というタイトルにあるようにあの美しい緑、緑、緑色の庭、少年達とじいちゃんが一緒に西瓜を食べていると突如と振り出す雨、夏の匂い、夏の雨の音、この映画は匂いと音の映画と言えるかもしれない。それは雨の音だけでなく、蝉の鳴き声、夏を感じさせる花火を少年達が観ているシーンやプールでのシーンにおいても夏を感じさせる。相米慎二監督が描く夏の世界、夏の風景って、どこをどう切り取っても日本の夏を思わせる。正しく夏の映画であるのだ。CGなんて無くても夏を描かせたらこの監督は本当に上手い。そんな相米慎二監督がただ者でない凄さを思わせるシーンがあの葬儀屋での淡島千景の三國連太郎に対する一言「お帰りなさい」ここなんて本来なら思い切り泣かせて見せようという狙いが感じられても不思議でないのに、それをしない凄さ、ただ一言「お帰りなさい」と淡島千景を泣かせない。映画をよく理解しているからこそなせる技であると言えよう。個人的にはあの少年達があまりにも普通過ぎるのと、やたら質問ばかりするのがしつこく思えてマイナスであるのと同じ子供を扱った「お引越し」程の力強さが感じられないのでこの点数であるが、それでも夏を感じさせる心憎い上手さの前には流石であると、とにかくこの監督さんの良さを知るのがあまりにも遅すぎた私、監督が健在だった頃にもっと他の相米作品も観ておけば良かったと後悔している。未だ観てない相米映画が幾つかある。それらも全て観たい。そして、この映画の原作も読んでみたくなりました。最後に観ていたら「となりのトトロ」が観たくなってしまった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-31 21:11:52)(良:1票)
23.  なみだ川 《ネタバレ》 
山本周五郎原作の話らしく人情味溢れるなかなかの作品になっている。妹思いの心優しき姉と妹の姉妹の物語に重点が置かれている。いかにも山本周五郎が書きそうな題材である。藤村志保って今まであまり目立たない感じの役柄しか知らない。見たことがなかった中でのこの姉の優しさと駄目な兄を持つことの苦しさ、好きな男とそうでない男に対しての心の揺れ具合を演じていてとても印象的である。後半の泣かせてやろうとばかりの演出や言葉というかことわざと言う方が正しいような気がするけどを間違えてばかりのあれは笑わせようという狙いなのか知らないけど、ちょっとしつこい。しつこすぎるのが難点ではあるが、三隅研次監督らしい美しさ映像美、ラストのひまわりの美しさなどなかなかの出来栄えではある。ところでやっぱり安部徹はここでも悪い奴だなあ!
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-06-24 20:08:39)
24.  嘆きのテレーズ 《ネタバレ》 
シモーヌ・シニョレていうと「悪魔のような女」でのあの本当にぞっとするような正しく悪魔のような女があまりにも強烈すぎて、最初のうちは何だか違和感を感じてしまったものの、そこは流石はフランスを代表する名女優!観ているうちに彼女のあの苦悩する演技にどんどん惹き付けられていく。夫がいながらも別の男に愛されると同時に愛してしまったというその苦しみ、愛人と共謀して夫を殺す。いや、彼女の場合は相手の男がやっただけで、本当は殺してはいないのだが、罪の意識の深さに苦しむ姿が何とも哀しい。恋愛映画ではあるけど、男と女の特に女の心理状態の不安さがテーマとも言えるような内容で、本当は8点にしようかで迷うものの、私にはシモーネ・シニョレという女優の持っている本来の悪魔的女の恐さというものにおいて考えるとどうしてもこういう役より「悪魔のような女」で見せた彼女の方が持ち味があるような気がしてならないので1点マイナスの7点てことにしたいと思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-07 11:03:03)
25.  中山七里(1962)
市川雷蔵主演の股旅物で原作は長谷川伸!股旅姿の市川雷蔵も悪くはない。しかし、何だか市川雷蔵という俳優の持っているニヒルさが足りない気がして物足りない感じがする。モノクロの映像の美しさ、市川雷蔵が想いを寄せる中村玉緒の可愛さなど見所であるが、やっぱり何か物足りない。殺陣のシーンの迫力もいまひとつなのと、それとあの橋幸夫の歌が突然、入ってくるのは違和感を覚える。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-06-07 16:05:24)
26.  何故彼女等はそうなったか
清水宏監督の作品を観るのは「有りがたうさん」に次いでこれが2作目だが、これはもう、話そのものよりも香川京子、香川京子あってこその作品です。小津映画でもなく、溝口映画でもなく、成瀬映画でもなく、黒澤映画でもない、なかなか観ることの出来ない姿がここに映されているだけでも観て良かったと思える。話としての面白さや会話、フレーズとでも言うべき方が良いかもしれない言葉による可笑しさ、楽しさはあまり感じられなかったし、同じ清水宏監督の「有りがたうさん」のような滲み出る笑いと皮肉のようなものもないし、作品としての完成度もそれほど感じない。それでも良いのだ!ただただ香川京子の美しさ、それが観れればファンとしてはこんなにも嬉しいことはない。そういう作品だというのが、この作品に対する感想です。それにしても、にじばぶさんの香川京子への想い、ふくらはぎとかかとに対する執着心とでも言うべきか?足フェチぶりとでも言うべきか?同じ香川京子ファンとして、尊敬する以外、ございません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-07-20 23:37:51)(良:1票)
27.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》 
木下恵介監督の撮った「楢山節考」との違い、二つの作品を比べてみたいと思って借りてきました。う~ん?相変わらず今村昌平監督の撮る映画は生々しい。まずはこの映画を観て今村昌平監督はやはり人間とはいかに愚かであるかというものを蛇だの、蛙だの、蛾だのと色々、昆虫を使って見せる。同じような作風に「にっぽん昆虫記」というものがある。あの映画でも左幸子演じる主人公である女性を生々しく描きながらもリアルに描いている。ただこの作品の場合はその生々しさが良い方に行ってるとは思えないのである。姨捨山でのこの勇ましい事件を描くであるならば、何も態々、昆虫の性行為など描かなくても出来るはずだと私は思う。今村昌平監督らしいリアルな映像美、そして、力強さはここでも健在ではあるが、今村昌平監督ほどの腕のある監督、才能の持ち主なら、それは師匠である川島雄三監督の幾つもの作品のシナリオを書くほどの才能を持つのであればこそ、私がこの監督に求めているものとは少し違って見える。もっともっと面白くて誰も真似の出来ない凄い脚本を書けるばすのこの監督、何も別の監督の撮っているものをこのような形で再現しようとしなくても良いのではないだろうか?凄い作品であるということは認める。しかし、違う。私の好きな今村昌平作品とはどこか違う。よって凄い映画であることは認めるが高い点数を付けることはためらってしまう。
[DVD(邦画)] 6点(2008-02-26 20:55:11)
28.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 
今まで観た映画の中で大嫌いな映画を三つ挙げろと言われたら必ず最初にこの映画の名前を挙げる。今までに観た全ての映画、洋画も含めての中で大嫌いな映画三つの中に必ず入る。特に邦画の中では一番大嫌いな映画です。自分たちで連れてきた大勢の犬が邪魔だからといって南極に置き去りにして(捨ててきて)おいて、その中から二匹の犬が生き残って、もう一度、戻ると感動の再会が待っていた!ふざけんな!こんな自分勝手な人間のエゴイズムにいったい、どう感動しろと言うんだ?単なる大人達の勝手なやり方によって、何の罪もない大勢の犬達が犠牲になって死んで行く。そんな姿のどこに感動があるのか?この作品、私は子供の頃に一度、映画館で母親と二人で観に行き、劇場を出てくる時、あの大勢の犠牲となった犬達が可哀想で涙しました。しかし、だからといって、その涙は人間の都合だけで全くもって罪のない犬が死んでいく。それを態々、映画として公開させるそのやり方に何とも腹が立っての涙だったことは今も忘れたくとも忘れられません。犬も人間も同じ生きものなのに、何て惨い。犬にとってはこんなにも酷い話はないです。人間の都合だけで撮られた何とも許しがたい作品!当然のことながらこんなものに1点たりとも与える気にはなれません。よって当然の如く0点です。
[映画館(邦画)] 0点(2008-05-06 18:36:30)(良:3票)
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