Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 
ヒッチコックが恐怖にひきつる女優の顔のアップなどというある種の過剰演出によってインパクトを作ったようにアルドリッチもベティ・デイビスの醜悪な顔のアップによって強烈な印象を残すことに成功している。それどころか醜悪な顔自体が過剰な演出であり、過剰に過剰がプラスされてひたすら「怖さ」「グロテスクさ」ばかりが強調されてゆき、サスペンス以上にホラー色を帯びてゆく。このミスリードが活きて、ラストシーンで自分は「姉を殺したいほど憎んでいた」のではなかったのだと知った後の美しく可愛らしい顔が心に刻まれるのだろう。それにしてもそれまでの顔のインパクトが凄まじすぎる。この後にアルドリッチとベティ・デイビスのコンビで作られた似たような構成と似たような雰囲気の『ふるえて眠れ』と合わせて見ると面白いですよ。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-22 16:18:47)
2.  渚にて
映画製作時から見た近未来SFだが、映画がスター俳優たちのものだった頃のハリウッド映画らしく人物メインで映しているせいもあってロマンスものにしか見えない。エヴァ・ガードナーとグレゴリー・ペックがバルコニーで語らうシーンが最も力の入ったシーンで、それ自体はいいのだが「核の恐怖」の最中という設定を無視した演出はどうかと。切羽詰った感でも無常感でもなんでもいいけど、普通じゃないってところが全く描かれていない。無人のマンハッタンとかレースシーンの迫力とか随所にいい画はあるが、やはりスターの顔を引き立てるハリウッドスタイル、しかもオールキャストの弊害は否めない。
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-02 14:08:02)
3.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
疾走する車のボンネットの上に落ちてきたトム・クルーズが笑顔で挨拶する。最高だ。トムが終始ハードなアクションには似つかわしくない笑顔を貼り付けているのは、常にパニくってるキャメロン・ディアスを落ち着かせるためであると同時にその似つかわしくないからこそ生まれる可笑しさを生むためだ。かなりあり得ない笑顔を振りまき続けるトム・クルーズ。それだけでも可笑しいってのにその顔のまんまアクションをこなしちゃう。『ソルト』が個人的にOKなのはアンジーが体を張ってアクションしているのがよくわかるから。同じようにまぎれもないトムの満面の笑みと共にあるアクションは面白いに決まってる。めちゃくちゃに強いトムは当然ながら不死身なんだけど、ヒーローに弾が当たらない娯楽映画をあえて強調するように敵に囲まれたシリアスなシーンでキャメロンの愛の告白への返答として悠々と抱きしめてキスするシーンがまた最高だ。キャメロンが眠らされるごとに一気に場所が移動している省略の妙といい、それをオチにつなげるしゃれっ気といい、実に実に楽しかった。
[映画館(字幕)] 7点(2010-11-08 14:02:17)(良:5票)
4.  なまいきシャルロット
子供なのに体が先に大人へと向かう年頃の女の子の話。もちろんその年頃の女の子に備わるエロチックさを狙っているはず。監督は『死への逃避行』でイザベル・アジャーニに妖艶なコスプレをさせたクロード・ミレールだ。案の定、べつになくてもいいスクール水着のシャルロットから映画は始まる。しかしシャルロット・ゲンズブール。お色気プンプンとは対極のどこか中性的な魅力を発散させていたジェーン・バーキンの娘だ。そのモデル体形と共に間違いなく引き継いだその中性的魅力は、大人と子供の、女と女の子の中間に在る特別な魅力となって我々を魅了する。無性に腹が立ったり過剰に怒ってみせたり自分本位が露骨になったり、こういった「若気の至り」ってやつには男女問わず郷愁を含んだ共感を得ることができるんじゃないだろうか。この映画のシャルロットは笑顔も泣き顔もとにかくキラッキラッしてる。13歳という設定が持つ色々が凝縮されている。その時のシャルロット・ゲンズブールというこれ以上ないタイミングと素材によってそれは成されたのだから奇跡という言葉を使ってもいいかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-04 15:46:58)(良:1票)
5.  嘆きの天使(1930)
ディートリッヒの映画デビュー作。正直なところここでのディートリッヒはそれほど美人とは思えないんだけど、スタンバーグが多くの有名女優をけって引っぱってきたぐらいだし、すぐ後には既存の映画女優像を塗り替えてしまうくらいなのだからやはり類を見ない輝きを持っていたのだろう。その若く妖艶な美貌に人生を狂わせる初老の男にサイレント映画の大俳優エミール・ヤニングス。人生を楽しまずに生きてきた男が突如人生の甘い蜜を知ってしまう。そこからが映画の見せ場。人生の頂点から奈落へと落ちてゆくその過程の見せ方が強烈なのだ。新妻のセクシーな写真に激怒して夫としての威厳を見せたカットのあとにその写真を配り歩くカットをもってくるという残酷な繋ぎ。ニワトリの鳴きまねを頂点と奈落で見せるという恐るべき構成。間違いなくサイレントでも楽しめる映画。そこにディートリッヒの美声が加わるのだからこりゃたまらん。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-08 14:24:07)
6.  ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー
『マルホランド・ドライブ』で共演したスコット・コフィと共同で製作した低予算映画でスコットが監督も兼ねている。「マルホ」のオーデションシーンで類稀なる演技力と魅力を見せつけたナオミ・ワッツが「現状はもっとセカセカしてるのよ!」とでも言うようにオーデションに駆けずり回る女優の卵を生々しく演じている。「マルホ」でブレイクしたナオミではあるが、この作品制作時はブレイク前である。同僚俳優がデジタルビデオで撮影しているから、という以上にこの「ナオミのブレイク前」であることが女優の卵の生々しさを助長しているように思う。バスタブでのセックスシーンがまた生々しい。これもブレイク前だからこその映像かもしれない。作品自体は退屈なものだが、現実の世界で見事にハリウッドでの成功を成し得たナオミ・ワッツがこの作品制作時におそらくは現在のポジションを想像だにしていなかっただろうことを想像しながら見るとまた違った味わいがあって面白い。
[DVD(字幕)] 5点(2009-12-03 14:22:41)
7.  夏時間の庭
私の知るかぎりのアサイヤスはここにはおらず、日常の美しい風景が淡々と映し出されてゆく。前知識なく鑑賞しているとビノシュが出ているからというわけでもないだろうに『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』を思いおこしたのだが、どうやらどちらもオルセー美術館20周年企画作品なのだそうだ。美術館と美術品の露出ははるかにこの『夏時間の庭』のほうが大きく、日用品として使用されるマジョレルの机なんて見ると、本当に美しい美術品の本当に美しい姿というのは生活に溶け込んでいる状態なのかもしれないと思った。ああ、あの机、うちの書斎に欲しい・・・書斎が無いけど・・。長兄が毎年家族が集まる場所、自分たちの思い出の品々、これからも子供たちが思い出を作ってゆくだろう品々がただ鑑賞されるだけのモノになってゆくことを嘆く(美術館が全面協力してるのに・・)。でもラストシーンがいいんだ。いないと思ってたアサイヤスが顔を覗かせるシーンでもある。モノはなくてもハートは受け継がれる。少女は亡きおばあちゃんとの思い出を胸に塀を乗り越え前進する。
[映画館(字幕)] 7点(2009-09-07 13:50:32)(良:1票)
8.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
世間が言うほどつまらなくはなく、むしろ面白かったのだが何か物足りない気もしてしまうのは「悪魔崇拝」が描かれたポランスキーのオカルト映画というところでどうしても『ローズマリーの赤ちゃん』を想起してしまうからだけではなさそうだ。主人公は本に携わった仕事をしているが本を愛しているわけではなさそうで(貴重な古書をタバコを吸いながら触りまくる)、金で動くいわゆる商売優先の人。こう書くと悪魔に魅入られる人間という気もしないでもないが、正義の人ではないけどどこか憎めないキャラは彼が演じた某海賊映画の船長をこじんまりとした感じに似ていなくもなく、だからこそ面白かったわけでもあるが、結末がああなるとちょっと愛嬌がありすぎるような気もしないでもない。『ローズマリーの赤ちゃん』や『テナント』や『反撥』のような妄想がなく、オカルトを現実の世界のものとして描く。だからあの女はバイクにも乗り怪我もしセックスもする。何度も言うがだから面白い。でもやっぱり何か足りない。何かはたぶん「狂気」。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-17 14:15:55)
9.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 
博物館内世界中の混乱を偽者アメリカ大統領じゃなくて本物のアメリカ人がなんとか平和的にまとめようと孤軍奮闘するもなかなかうまくいかず、でも共通の敵の出現によって一致団結を鼓舞し大団円の一件落着って、こんなうがった見方もどうかと思うんだけどあいかわらずなアメリカ映画だなと。動くはずのないものが動くというのも『トイ・ストーリー』があるじゃん。まあ、人間がそれを目撃するというシチュエーションだとホラー映画くらいしかないかもだけど。驚くほどのVFXでもないと思うし、画的に面白かったのはレクシー(ティラノザウルス)の遊んで遊んでポーズくらい。今やアニメなみに何でも出来ちゃうんだからもっとこういう面白い動きをわんさか見せてほしかった。あと、歴史上の人物の逸話にまつわるギャグなんかほしいな。この夏、パート2があるらしいので今度こそはじけきってほしい。
[DVD(字幕)] 5点(2009-03-03 18:04:36)
10.  涙そうそう
公開時の新聞に載った土井監督の言葉によると、テレビとは違って暗い館内でスクリーンに集中する映画の観客に説明しすぎないことに気をつけたとあって、それはおそらく前作『いま、会いにゆきます』があまりに説明しすぎたところの反省も含んでいるのだろうと思われるが、たしかにこの『涙そうそう』には説明をわざと抜いてるなと思わせる場所が多々見受けられる。とくに妹が登場するまでの兄の生活ぶりとか妹と兄のカノジョの初対面(観客にとっても初対面)で説明を排除したことはそれなりに映画を停滞させずに見せることに貢献しているとは思う。でも矛盾を起こしてはいけないとか意味を持たせなきゃいけないというところからは開放されていないので結局そこで説明じみたものが入っちゃう。例えば嵐の再会シーンに意味を持たせる為の子供時代の嵐のシーンは全編説明で成り立っている。例えば兄の過労を納得させるための詐欺事件はこの映画からえらく浮いている。見せたいものだけ自由に見せても観る者は勝手に想像力をもって理解してくれるものなのだ。そしてその想像をリードしてくれたら面白いものがきっと出来上がる。長澤まさみに、にーにーと呼ばれる。萌え萌えな想像を喚起するこの響きを利用しない手はないではないか。ああ、もったいない。
[DVD(字幕)] 4点(2009-02-16 18:46:46)
11.  夏の夜は三たび微笑む 《ネタバレ》 
映画会社からの要望に沿って意に反するものを作っては興行的に失敗することを繰り返し、崖っぷちで作らされたのが本作。喜劇であることを条件につきつけられたベルイマンがやけっぱちで作ったとか。それでも男と女の間に生まれる複雑な感情と、その感情ゆえの行動と感情に反した行動とが描かれるという「神の沈黙」以上のベルイマンの終生のテーマがはっきりくっきり描かれているんだから、これもまたいかにもなベルイマン映画だともいえる。私の大好きな『愛のレッスン』同様に愛の交錯が面白おかしく語られてゆくうえに主演女優も同じなんだけど、一組の夫婦がベースとしてあった『愛のレッスン』に対しこちらはベースのカップルが途中から入れ替わっちゃうせいで若干シニカルさを含んでしまっている。それもまた一癖あっていいのだが。関係だけがやたらこんがらがっていて、展開はお気楽そのもの。あまりにお気楽すぎてかえって皮肉めいて見えるのはベルイマンだからだろうか。スウェーデンの夏の夜(白夜)は一度目の微笑で若いカップルを旅立たせ、二度目の微笑で4人の男女の本意を目覚めさせ、三度目の微笑で恋愛とは縁のなかったメイドと運転手を結ばせて終わる。洒落ている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-22 18:32:13)
12.  夏休みのレモネード
少年の母親が冒頭でインパクトのある登場をしてくれるも、いまいち物語に絡まず残念。体力的時間的に実質子育てに関与しない夫、それゆえの苛立ちや慌しさが実に自然に表現されていて作中で最も魅力的な人物造形ができていた。一方の父親も、けして好き勝手遊び歩くような人物ではなく、むしろアメリカの良き父親像ともいえる、子供を愛し家族を守る強き父でありながら、コンプレックスを抱え、誰もが持ち得る弱さを抱え、誰もが持ち得る不寛容さを抱えるといったリアルな人物像を見せる。この両親の造形の人間臭さからしてみれば、子供も含めた他の登場人物がどうにも出来すぎ感が否めない。宗教の矛盾という一部からはタブー視されそうな問題を子供の無邪気な疑問という受け入れやすい方法で提示しているため、作品全体は常にアットホームな雰囲気を維持するのだが、宗教の矛盾を提示しているフリをして実は大人の言い分の矛盾を指摘する映画なんだと思う。ただ、それにしては宗教が絡みすぎ、もし宗教の矛盾をを前面に出したいのならもっと奥のほうに踏み込んだものにしてほしい気がする。
[DVD(字幕)] 5点(2007-12-12 14:33:36)
13.  ナイスの森 The First Contact
映画じゃないです。ショートコント集です。ショートコント集として見れば、それなりに楽しめる。たしかに全然面白くないのもあるけど、例えばテレビコマーシャルに、声に出してまで笑わないけど、単純にこれ面白いなあと思うのってあるでしょ。コマーシャルだから当然何度も見るわけだけど、その度につい目がいっちゃうみたいな。そんな感じの面白さ。シュールでクオリティの高いショートコント集。でもショートコント集だから面白いのであって、いや面白くなくたって許せるのだが、これを映画だと言われれば腹もたつ。この監督の『茶の味』も私はダメ。同じ意味合いにおいて。でも西門えりかが可愛い。で、ラストで加瀬亮と踊るのね。ウッソー、ウソソって。これがまた可愛いんだ。ちょっと恥ずかしそうに踊るんだけど、ふと横を見ると加瀬亮めちゃテンション高!このラストダンスに免じて3点。 
[DVD(邦画)] 3点(2007-10-09 17:57:59)
14.  夏の遊び 《ネタバレ》 
「初めて何から何まで自分のもの、という感じの映画が撮れた」とベルイマンが言うところの本作は、神の不在だとか性の問題だとかという難しいテーマが一切無い、実に甘酸っぱい悲恋の物語である。回想で綴られるひと夏が瑞々しく描かれ、またその回想が作品の大半を占めるのですが、青春時代のキラキラ感というかその一瞬にしか出せない陽気さというものが見事なまでに再現されています。その中で『歓喜に向って』でも主演したマイ・ブリット・ニルソンが眩しいくらいに青春の陽気を発散する。ベルイマンの多くの作品に見られる鏡を使った演出も、本作が最も意味深く、最も印象深く効果を発揮している。鏡に映ったバレリーナは涙を拭いて新しい自分を見つける。そうやって大人へと成長する。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-15 17:13:04)
15.  夏物語(1996) 《ネタバレ》 
ロメール・四季の物語の中ではやっぱこれが一番好きかな。唯一男が主人公の物語。けっこう男前なんだけどキープ君タイプ。バカンスとして割り切っちゃえばいいところを割り切れない。正直なんだけど信念が無い。3人の女に振り回されているようで結局振り回されているのは女のほう。器用で不器用。なんやかんやがあって、そのオチかよ!ってなオチも納得の人間描写。海で始まり海で終わる。けっきょく何も起こらない夏。ロメールのいつもの映画のように何も起こらない。でもちょっとうらやましい夏。若い人の感性をここまで繊細に描ききれるロメールっていったい何歳?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-12 15:07:41)
16.  ナイト・オン・ザ・プラネット
ジャームッシュの手にかかれば誰だって映画の主人公になれる。人が人に出会う、その前もその後もおそらく他人のままの二人の一回だけの出会い。その一回きりの出会いさえあれば映画ができる。世界中の中から5つの都市が選ばれ、それぞれの場所で、タクシー運転手と客のひとときを切り取る。5つの都市といっても登場する人たちのバックボーンはもっと複雑で、様々な人種が交錯する様はいかにもジャームッシュ映画。ジャームッシュは常に映画の中で様々な国の文化に触れ、文化と文化が自然に、あるいは不自然に溶け合う様を好んで取り入れている。そういう意味ではこの作品は最もジャームッシュらしいと言える。その一方でジャームッシュらしくない部分もある。それは一つ一つのエピソードがひとつのストーリーとして洗練されすぎている点。どのエピソードにもささやかな伏線がありささやかな起承転結がある。脚本が出来すぎなのだ。ここまで完成された5つのショートストーリーを見せられたら、いくらそれが「らしくない」といっても満足度のほうが大きいので個人的にはOKなんですが。彼の作品の中では、映像よりも脚本のうまさというか、話の構成のうまさというのが印象に残る作品。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-12 16:09:35)
17.  殴られる男
その時代の最も立場の弱い人間たちがボクサーという職業で身を削る。アイルランド移民であったり、イタリア系であったり、黒人であったり、、。強い人間たちはボクサーを食い物にして私腹を肥やす。この作品では南米から連れて来られた大男が餌食となる。そんな内幕を暴露した社会派の色を持つ映画ですが、同時にボガート主演によるところのハードボイルドの臭いも漂わす。これが遺作となったボガートの役どころは、時代に取り残され落ちぶれようとした記者。その記者がさらに男としても落ちぶれようとしたとき、騙され続けたボクサーの見せる男気が記者の眠っていた男気を引き出してゆく。花は無いけど味のある作品。ハンフリー・ボガートの最後の男気をじっくりと味わって下さい。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 14:15:37)(良:1票)
18.  波の数だけ抱きしめて
「彼女が水着に着替えたら」よりまだ見れた。現実的度合いが「私をスキーに連れてって」に戻った。でもしかし、三上を大きく上回る織田の優柔不断ぶりにはかなりイライラさせられるし、出てくる連中はみんなくさすぎるし、三角関係だか四角関係だかって展開もベタベタでこれもイライラする。織田裕二のファンか中山美穂のファンならOKなんだろうが..。
3点(2004-01-21 18:15:37)
19.  ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々
おばあちゃんの暴れるタレ乳に笑ってしまった。プール(お風呂?)でのパックンは...オエッ!!でも9役に免じて6点。SFXやメイクのおかげのようにも見えるがちゃんと演じ分けてたのは凄いと思います。
6点(2003-12-15 14:53:40)
20.  南京の基督
芥川龍之介の「南京の基督」と監督のオリジナルを合わせたものらしいが、なかなかいい。いいというよりせつない。せつないというよりせつな過ぎる。富田靖子がひたすら純真無垢な娼婦を見事に演じきっていることで輪をかけてせつなさを強調している。
7点(2003-10-27 17:50:10)
010.05%
1140.65%
2301.39%
3743.42%
41687.77%
535416.37%
663629.42%
762929.09%
81999.20%
9411.90%
10160.74%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS