1. ナチュラル・ボーン・キラーズ
《ネタバレ》 シリアスな内容かと思ったら冒頭のダイナーの演出で「なんか違う」と思いました。 途中までこのポップで薄っぺらい?演出についていけるか不安でしたが、見てるうちにだんだんと凶行を犯す犯人をメディアによってスターの如く祭り上げられる滑稽だと皮肉さを感じ取ってから不思議と見入ってしまいました。 ストーン監督とタランティーノが脚本をめぐって対立したようで、純粋なタランティーノ脚本版がどのような仕上がりになったのかちょっと気になる作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-01 23:37:43) |
2. 夏物語(1996)
《ネタバレ》 最初はちょっとすかしてるくらいで珍しくちょっと「好青年」してるなーとか思ってたらとんでもない、後半にいくにつれてどんどんボロが出て挙句トリプルブッキング!男の目線から見ても「お前なんなんんだよ!」とか言いたくなりますが、とにかくマルゴのキュートさと自然の美しさで夏の暑さあに浮かされたような、なんか帳消しになる感じの映画でした(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-29 00:07:35) |
3. ナイト・オン・ザ・プラネット
話的にはどーってことないものが多いけれども、それでも飽きさせないのは全て同じ宅シーン出来事ではなく、世界中の5つの都市のタクシーの中で話が展開されていく、っていう設定だからだと思う。普段はタクシーなんて乗らないけど、こういうタクシーなら乗ってもいいかも(笑)。 8点(2005-02-23 22:46:53) |
4. ナイトウォッチ(1997)
《ネタバレ》 オリジナルの方(モルグ/死体消失)も、ホラー慣れした人にはそれほど衝撃を受けるようなものでもなかったんで、それのリメイクであるこの作品が普通の作品になってしまっているのも半ば仕方の無い事。まあ、オリジナルに物凄く忠実ってのは評価できるが、あまりにも忠実すぎってか全く同じ展開(細部まで殆ど同じ…)なのは、既にオリジナルを見てるものにとっては物凄くかったるい。同じ監督のセルフ・リメイクなんだから仕方ないといえば仕方ないのかも知れないが、せめてリメイクなりの味付けを加えるとか、そう云うことをして欲しかった。そして、オリジナルにあった“イカしてるラスト”、あれをすっぱ切ったのが一番の痛手… 5点(2004-06-15 03:30:41) |
5. ナインスゲート
その昔、悪魔の手によって書かれたとする禁断の異端書を模写したと伝えられる“9つの扉”をめぐる、その本に取り付かれた男女たちの身に起こる奇怪な出来事を描き出したのが本作。さすがにスプラッタ等の類と違って派手なシーンは出てきませんが、カメレオン俳優、ジョニー・デップの熱演や蔵書庫の醸し出す静寂ながらどこか不気味な雰囲気などが合わさってなかなか見ごたえのある作品になっていると思います。 6点(2004-02-28 20:08:54) |
6. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版
ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。 3点(2003-10-06 01:42:18) |
7. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
《ネタバレ》 初見時は、サヴィーニ兄貴が監督って言うんでどんな地獄絵図が繰り広げられてるんだろう?という方に興味が入っていたので、オーソドックスなストーリーと特殊効果にはちょっとがっかりしました。 ただ、それを踏まえて観返すと、結構オリジナルに忠実に映像化されており、数あるリメイクの中では佳作の部類に入るのではと思います。 主人公はオリジナル版でなんにも役に立たなかったバーバラ。 ですが本作はショットガン片手に男どもを一喝する役回り。 一方の男衆はオリジナル以上に、勝手にいがみあって勝手なことして自滅していく有様。この辺りの設定変更は、90年代以降の社会情勢を反映していていいと思いいます。 ラストもオリジナルとの差別化が図れていてよかったでです。 ただ、個人的には、せっかくサヴィーニ兄貴が関与しているのだから、もう少しインパクトのある映像があれば尚よかったな、といった感じです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2003-03-13 02:45:13) |