1. 南極料理人
《ネタバレ》 冒頭の「お前が強くなるしかないんだよ!→麻雀」のくだりで掴みは完璧。それからも南極観測所という極寒の地ならではのギャグが大変面白かった。あと職場の描き方が素晴らしい。普通に考えたら男だけの職場で、家族にも恋人にも会えずに1年以上を過ごすのは本当に過酷と思います。しかもやっぱり職場だから色んな人間がいる訳で、ズル休みする奴もいれば、折角忙しい中で手伝ってるのに悪態つく人もいる。でもそんな生活の中で「なにか面白いことを詰まらない生活から探そう!」という姿勢を忘れない主人公たちが本当に魅力的でした。節分したり、かき氷したり、野球したりね。多分こういう姿勢がないと職場ってのは本当に詰まらない場所になってしまいますから。 家族との話もベタながら、主人公の嫁さんが実は主人公が南極に行ってから元気がないのが娘によって語られるのには、ちょっとホッコリ。ラストで人ごみの中で抱き合う一家の姿は印象的でした。生瀬勝久演じるちょっと気難しい技師のおじさんが関係が拗れていた筈の奥さんと最後に抱き合うシーンも良かったです。 あと何より日々の食事が本当に美味しそう!映画の後半では、劇場内で何度か「グ~~」という腹の虫がどこからか聴こえてきた。 [映画館(邦画)] 7点(2014-07-01 08:04:02) |
2. ナポレオン・ダイナマイト
《ネタバレ》 ダメ人間の巣窟の様な映画、しかし良いんですこれが。主人公サイドは主人公、親友、兄、叔父、更にはヒロインに至るまでダメ(というか情けない)人間ばっかり。もうそのダメっ振りは度を越していて薄ら笑うしかありません。その何とも情けない人間の情けない生活にツボれる人には良い映画だろうし、このオフビートな笑いに付いていけず憤慨してしまう人(そういう人がいるのも分かる)にはサッパリ面白さが理解できない映画でしょう。しかしまあそのダメ人間達の各々のエンディングが良いんです。ご都合主義と言われようがなんだろうがこのラストにはYES!と言ってしまうぜ!! [DVD(字幕)] 6点(2012-06-05 01:03:37) |
3. ナイト ミュージアム
アイデア一本で撮ったような映画ですね。確かに展示物が動き出すっていうのは夢があって観ていて面白いけれど、お話の部分が薄っぺら過ぎるのでは?一応、父親の威厳を取り戻す話ではありますが、冒頭と最後を見比べてもベン・スティラー演じるラリーが大きく成長した様には思えない。 [地上波(吹替)] 5点(2009-08-10 10:01:12) |
4. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 展開の要所要所は押さえているのでしょうが、それでも全体的の間延び感が凄いです。しかも大して面白い見せ場も無いし、折角の合戦シーンもディズニーの規制が掛かっているのか、血が写らず、戦士達が死ぬシーンも殆ど無い。 一つだけ心より感じました。「指輪物語をディズニーが製作しなくてよかった」と。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-29 00:22:51) |
5. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
《ネタバレ》 適当に時間を潰す時などには、丁度いいかなぁと思える映画です。 何だか観客に謎解きを見せたいのか、アメリカの観光スポットを見せたいのか良く分かりません。しかもエド・ハリスが最後にいちいちカッコよく死んでいくのも理由がいまいち分りません。 あと、ゲイツの彼女性格悪すぎません?ゲイツは早くこんな女とは別れなさいと言いたかった。 [映画館(字幕)] 4点(2008-07-29 00:13:19) |