4. ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路
モーツァルトのファンである私にとって見逃せない映画であり、大きな期待を持って臨んだが、甚だ空振りに終わった。 音楽ものでありながら、映画での音楽の扱いがかなり控えめである。それにもまして、物語が平坦、どこでどう感動すればよいのかわからないくらい。大甘の私が思うくらいだから、他の人が見たらどうだろうか、きっと退屈するのではなかろうか。 この映画の主役ナンネルを演じるのは監督ルネ・フェレの娘であるが(もう一人の娘も国王の末娘として出演していた)、主役はナンネルであっても、もっとモーツァルトに神童ぶりを発揮してほしかった。 [映画館(字幕)] 4点(2011-11-08 22:34:14) |