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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  夏物語(1996) 《ネタバレ》 
これぞロメール翁の真骨頂と言いましょうか、よくこんな‶何も起こらないひと月”の話を‶人間を描く”それだけで引っ張って描けるなあ。 ロメール映画はいつでもどの作品でも画が素晴らしく美しい。本作は南仏の碧と紺の二層に分かれた海を背景に、陽射しと容姿端麗な若い男女ですもん。ああ眩しい。 画ヅラは美しいけれど展開している人間模様は少しばかりこじれた(こじれそうな)男女関係。撮り方を間違えたら安っぽい寸劇に堕ちそうな題材です。ロメールはいつもそうだけどさ。 優柔不断な男と彼を振り回す3人の女の子たち。彼女らは皆強気で積極的。フランスの女子ってあんなにガンガン行くのかしら。ガスパールときたらまあ、「どれも選べないわ」とばかり気弱っぽく体の前で腕を組んでああだこうだと理屈を並べる。マルゴにも言われてたけど、恵まれすぎじゃないですかお兄さん。 ロメールの凄いところは若い未熟な恋愛の模様を、今掬い取ってきたばかりのように新鮮な感性で見せること。迷っていじけてこだわって、自意識も強烈。ガスパールのような経験は実際にはなくとも、「たしかにあの頃はこんな感じ」と思い起こさせる力があります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-06-03 00:17:39)(良:1票)
2.  ナイト・オン・ザ・プラネット
人間てのは日々他愛のない時を過ごしているもので、誰にでも覚えのある‶さして意味のない”でも”確かに生きてた”瞬間を刻むのがジャームッシュ。ツボるかツボらないかはほんと人によりけり。そんな彼の映画がこんなに高得点とはちょっと驚きです。 わたしが好きなのはロスとニューヨークかな。ドライバーさんたちの中では一番ウィノナがキュートでよかったな。
[DVD(字幕)] 6点(2022-02-02 16:58:05)
3.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
私は西洋人ではないのでピンと来ないが、悪魔つうのはどうやら日常にいつのまにか潜んでいるものらしい。頭にローソクをいくつも付けて呪文で呼び起こすたぐいのモノではないのね。ポランスキーの筆致においても、災いはごく普通の行いのさなかに訪れる。道を歩いてたら工事の足場がふいに崩れてきたり、昼間の明るいマンションの一室からごうごうと火の手が上がったり。J・デップもあまり深刻な顔をせずにのらりくらりと追撃をかわす。まあでも最終的には彼らの手に絡め取られるんだけども。 おどろおどろしたオカルトを期待していると、いろいろとスカされてそこが逆に印象的だったりする。蜘蛛女レナ・オリンがデップに迫る!どんなえげつない攻撃をするかと思えばボトルでヒステリックに殴るだけだったり、男爵秘書のイカついおばさんがオレンジの硬い皮を手でむいてたり。(でこの人、次にジョニデが来たとき、昼休みにオレンジ買って帰ってきましたね。ここ笑って良いんだよね?) わざとやってんのか何なのか、ちょっと抜いたこういう演出のせいで、私にはオカルトというよりシュールなイメージを濃く残す映画でありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-26 21:48:58)
4.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ハロウィンのプリンスが、なにやら思い立って張り切って配るクリスマスプレゼントが愛と平和感ぶち壊しテイストなのが可笑しい。ああいうのでもいいけどな、私は。あ でも正直に言うと、住むならクリスマスタウンの方がいいです やっぱり。
[DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 17:37:45)
5.  ナチュラル・ボーン・キラーズ
良く分からなかった。DVD特典の「監督による解説」も見たけど、やっぱりよく分かんなかった。というか解説といっても、O・ストーンが滑らかに語るのはフィルムの種類だのやれ光源がどうだのといった技術的なことが多くて、肝心の殺人者二人の心理にはあまり触れてない。あのさ、O・ストーン自身がタランティーノの原案を咀嚼し切れてないんじゃないのかな。この映画はストーン曰く「私のこの二年間の幻滅だ」らしい。暴力が止まずそれを称賛すらする一部の社会、そんな90年代を指すらしい。タランティーノの世界は暴力を前面に展開しながら、核のところは暴力行為を超えた向こう側を描く。暴力の持つ凶悪性にパワー負けしない作家性が特徴なわけで、とすれば暴力社会に倦んでいたストーンが彼の脚本に強く魅かれたのは無理も無いのかなあと思う。でもやはりタランティーノの脚本は彼の感性で映像化しないと。結局のところは“暴力ビビリ”のストーンが変な手を加えて、挙句タランティーノが袂を分かってしまってこんな意味不明な作品に。出演者の熱演といい、熱心に割って割りまくるチカチカカットといい、なんかすごく残念な映画。タランティーノがメガホンをとってたら、どんなのになっていただろう。
[DVD(字幕)] 3点(2013-10-11 01:27:35)
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