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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  二十四の瞳(1954)
以前勤めていた会社に小豆島出身のとんでもない性悪な女性がいて、以来小豆島と聞くだけで反射的な嫌悪感に捉われていた私を見事に解放してくれたのがこの映画。“1リットルの涙”はこの作品にこそ捧げたい。大石先生が初めて教壇で名前を呼び上げた時の子どもたち一人ひとりのクローズアップ、射抜くようなまっすぐで純な瞳が後々の画面を最後まで射抜いているようで、記念写真の子どもたちを一人ずつカメラが移動していくその瞳と重なり、タイトルに相応しい映画へと昇華しています。盲目となってしまうも、心の瞳で記念写真が見える。二十四の瞳はいつまでも大石先生の、そして子どもたちの人生に輝き続けているんですね~。また演じる役者が変わっても、本当にその子が成長したかのようなキャスティングにも驚かされます。日本シリーズのロッテに合わせたわけではありませんが、ど~んと10点。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-10-26 13:06:03)(良:2票)
2.  にあんちゃん
こ、これも今村昌平作品か~!涙がジワジワ・・・。貧しい炭鉱をロケーションにキャスティングされた垢抜けない末娘はとりわけ溶け込み、何度も離れ離れになってしまう兄弟姉妹が別れる場ごとに手を振る、けっして大仰にではないその手の振リ方に滲む寂寥感は音楽も控えめでしみじみ。冒頭シーンで北林谷栄ががめつくお金を懐に入れながら、出てきた棺に「アイゴ~」と何度もつぶやく在日朝鮮人の姿、そこへ労働争議の結果がスピーカーから流れることでリードインされた炭鉱町の表情は、その後も労働現場の雑踏や祭の喧騒に彩られ、ラストの手を繋ぎ炭鉱山を登る幼い兄妹の力強い足取りによりリードアウトされるまでピチピチしておりますね~。貧しさの中をけなげに明るく・・・といういかにもな作品を敬遠したくなるのも事実ですが、見ることでちょっぴり元気をもらうこともまた事実なのであります。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-04-08 12:05:04)
3.  日本誕生
途中休憩が入る3時間の超大作。東宝製作1000本目を記念して作られた映画で、まさにオールスターキャストの有馬記念的な作品といえましょうか。えてして有馬記念は凡レースになるもので、その論法でいけばこの作品も大作ゆえの凡作と断罪したくもなりますが、そこはぐっとこらえましょう。この映画の楽しみ方は、出走馬(キャスト)の戦歴(芸歴)を振り返り、過去とその後のレース(映画)を思い浮かべ、その馬(キャスト)の走り(演技)に夢を馳せる空間だと思えばいいのです、たぶん。訥々と高天原の神話を語る杉村春子、アマテラスの原節子、ヤマト姫の田中絹代・・・、三船敏郎は二役ですが相変わらず同じ調子でヤマトタケルとスサノオを演じ、神々にエノケン、有島一郎・・・、そして横綱朝汐太郎も現役でドスコイと登場。ドリームレースのオープニングで手拍子を打ち、物語に身を委ね、ゴール板を過ぎた後に残された外れ馬券にロマンを感じる・・・だから映画はやめられない。
7点(2004-12-05 17:18:54)
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