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1.  二重生活(1947) 《ネタバレ》 
『オセロ』の舞台劇が題材となる。上演シーンは壇上側からの臨場感を意識したショットで構成され、また各ショットは長めで 役者の芝居のテンションも途切れる事がない。主人公ロナルド・コールマンが次第に役柄に憑りつかれていく幻聴の音響が凝っている。  ミルトン・クラスナーのカメラも彼の徐々に狂気を湛えていく表情を陰影豊かに捉えて、素晴らしい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2017-03-30 23:51:54)
2.  二百萬人還る
第二次大戦後、祖国フランスへ帰還した人々の悲喜交々を題材にしたオムニバス五話。  歓喜に沸く人々を映し出す晴れやかな実録映像に続き、各挿話は「5人の場合」を描き出すが、日常生活への回帰はそれぞれままならない。遺産問題、男女問題、旧敵国への憎悪。 錚々たる4監督がそれぞれの題材に見合った作風でユーモアとペーソスとサスペンスを醸し出している。  監督の個性もさることながら、ルイ・パージュと、ニコラ・エイエの陰影豊かな撮影がそれぞれの作品に一貫した哀感を滲ませていて素晴らしい。  第一話(エマの場合)でカーテンが引かれるラストショットの孤独な暗闇。  第二話(アントワーヌの場合)で暗い廊下に幻想的に浮かび上がる、女性士官の白いドレス姿。  第三話(ジャンの場合)の薄暗いアパート室内での息詰まるような葛藤の劇は、まさにクルーゾーの真骨頂といった感じ。  そして第四話(ルネの場合)、第五話(ルイの場合)のジャン・ドレヴィル篇の幸福感あふれるエンディングは実に素敵だ。  田園のロケーションの見事さ(ドイツの娘が身を投げる池の厳かな風情と波紋)と、可愛らしい子供達や魅力的な動物たちの配置(馬、アヒル、喜ぶ犬、)。適切な移動ショットと、間接的な視線、感動的な水音の演出で映画のラストを粋に飾っている。 
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-08-18 23:12:18)
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