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ノブさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  日曜日は別れの時
あまりにほろ苦い大人の映画。バイセクシャルのマレイ・ヘッドに翻弄される、男と女。とくに名優グレンダ・ジャクソンとピーター・フィンチの演技が渋い。この頃、秀作を多数世に送り出していたシュレシンジャーの、社会や人間をシニカルに捉えた作風はこの映画でも見受けられます。ラストシーン、フィンチの「心が風邪をひいただけだ」という台詞に思わず胸が締め付けられ、泣いてしまった。
8点(2003-02-01 15:07:03)
2.  ニューヨークの恋人(2001)
メグ・ライアンの「ロマンティック・コメディの女王」という座はもはや過去のものになってしまった。彼女は早急に、女優としての新しい方向性を模索すべきだろう。彼女は決して悪い女優じゃない。好感の持てる女優だ。しかし、これまで幾度かイメージチェンジを試みてきたが(男が女を愛する時、戦火の勇気、恋の闇愛の光、プルーフ・オブ・ライフ等)いずれも成功はしていないように思う。キュートでセンスもあるが、それだけで幅のある女優ではないのだ。この作品に期待してみたものの、見事に裏切られた。この映画での彼女演じるケイトは、魅力的でも何でもない。キャラクターに何の説得力も無い。これは脚本の想像力の無さ、オリジナリティの無さ、テンポの悪さなどが原因だろうが、それにしても、この手の映画は過去にいくつも作られてきた。この映画の唯一の救いは、タイムスリップしてきた英国貴族レオポルドを演じた、ハンサムでロマンティックなヒュー・ジャックマンの存在。優雅であり、品もあり、クウィーンズ・イングリッシュもそつなくこなしている。あれほど白馬が似合う男が一体どこにいるだろう。白馬の王子様、そのものである。彼がいなければ、この映画は散々なものになっていただろう。ということで、3点。これはひとえに、彼の魅力に対してのみの点数。オチも強引すぎる。かなり痛い映画だ。
3点(2003-02-02 12:51:39)(良:1票)
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9610.17%
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