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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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21.  ねじ式
タイトルは『ねじ式』だけど、見始めて気づくのは、コレ、つげ義春のマンガのいくつかを原作にした、オムニバスだったのね。まず最初、国子さんが出てきたもんで、ああこれは確か、「別離」だっけ。タイトルがなかなか思い出せなくって。 猫の足を瞼に乗せる話って、何だっけ? ともかく、最後にようやく、ねじ式。一番ぶっ飛んでる内容、のはず、なんですが、原作に妙に忠実なもんで、このパートが一番マトモでおとなしくて地味であるように思えてしまいました。 こんな「マジメ」で、本当によかったんだろうか。 冒頭とラストの謎の舞踏が、アブな過ぎ。映画本編が、このアブなさに負けた感あり。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-27 22:38:16)
22.  ネットワーク
ごめんなさい、正直ピンとこないのです。番組を下ろされることになったキャスターが、精神に異常をきたし、常軌を逸した言動を繰り返して、逆に出演番組の視聴率がウナギ登りになっていく・・・、というオハナシなのですが。しかしこの番組、ちっとも面白そうじゃないんだけどなあ。この辺りからしてどうも誇大妄想的に感じられちゃう。もっとも、作品の主眼はこの番組を描くことではなく、その背後にうごめく人々の姿を描くことの方に置かれている訳ですが。いやどうせテレビの裏側なんてそんなもんだよね、と誰しもが訳知り顔に言いたくなる、でも結局はテレビに乗せられてしまう。そう言えばこの映画自体も、“惨劇を報道するニュースショー”で締めくくってみせるあたり、「この作品だって“ショー”なんだよ、見世物なんだよ、作りものなんだよ、“裏側を描いた”この作品を観たからといって真実を見抜いた気になっちゃいけないよ」と警告しているかのような。 ところでこの作品で「時の人」となるキャスターは、ファナティックなキャラで、そういう人がカリスマになるってことがピンとこない点でもあるのだけど、妙な人物がカリスマとなって社会に君臨しちゃう、ということ自体の恐怖というのは、むしろ今の方がずっと大きくなっている。それは多分、カリスマ本人よりも、その信者の発言力が、このネット時代において極めて強いものになってしまっているから。野沢尚の『砦なき者』なんて結構リアルに感じてしまう。この『ネットワーク』という作品は、仕掛け人たちが、自身が振り回されつつも事態を何とかコントロールしちゃうオハナシだったけど(ブラックなオチが待ってるんだけれど)、これからは、もう真にコントロール不可能な時代が待ち受けている。のかも知れない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-17 00:32:19)
23.  眠狂四郎 悪女狩り
雷蔵晩年ということもあってか、殺陣が少ない、いやそもそも狂四郎の出番自体が少なく、なんとも物足りないのであります。それを埋め合わせるため、完全にエログロに走っちゃってます。これは、好感が持てますね、うひょうひょ。モーリス・ベジャールも真っ青のヘンテコ舞踏集団の舞など、ただでも短い映画なのに間を持たせようと一生懸命、このサイケ調のノリは、狂四郎版『ゴジラ対ヘドラ』とでも言えましょうか。雷蔵の代わりに映画を盛り上げようと一生懸命奔走するニセ狂四郎、バレバレの仮面姿が不気味だが、これがまたホンモノ狂四郎よりもしっかりとエロく、いやこちらの方が余程狂四郎らしい。しかし結局、本作の結論は、「狂四郎はふたりは要らない」という、非常にまっとうなものでした。確かにこんなヒトが二人もいたら、大変ですね。でもそのせいで、雷蔵が他界したら、シリーズおしまい。寂しいですね。寂しいと言えば、最終作が「円月vs円月」という、シリーズ別作品の蒸し返しだったのも、寂しいなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-18 22:01:23)(良:1票)
24.  眠狂四郎 殺法帖
あははは、↓「気さくで明るすぎる狂四郎」、そうですね。口数がやたら多いし、笑顔は冷たく無いし、化粧(?)も薄いし、髪型もわりとマトモ、円月殺法では刀の残像も出ない。エキセントリックなところが少なく、なーんや、市川雷蔵ってけっこう男前やんか、と気づかせてくれます(何を今さら。でも後のシリーズを見ると、キツいのありますからねえ)。しかし、やたら大声の独り言、やたらキザなセリフなどは、すでに健在。いやあ、楽しいなあ。ストーリーの方は、癖のある人物を何人も配置して変化をつけ、先を読ませません。だが、残念ながら、先が読めないのも道理、さっぱりまとまりがなくバラバラのまま終わっちゃった感じ。クライマックスもあまり盛り上がらず(バックには謎のような風の音が!)、変なカンフー坊主との一騎討ちも冴えないなあ。映画の軸になるのは、玉緒ちゃんとのロマンスなんでしょうが、映画のラストがコレでは、『女王陛下の狂四郎』とでも呼びたくもなり、あわや、1作のみで降板、なんてことにもなりかねない? まあ、まだハメのハズしかたを模索中の映画、ってな感じですかね。 ところで、音楽の一部が、どうもストラヴィンスキー『春の祭典』にソックリに聴こえるのですが????
6点(2005-01-05 22:42:04)(良:2票)
25.  眠狂四郎 人肌蜘蛛
プロレス中継で、一方の選手が攻め込まれグロッキーになっている時、解説者が必ず言うセリフ「いや、でもまだ目は死んでませんよ!」。この後の反撃を期待している訳ですね。しかしこれにまったく当てはまらないのが眠狂四郎、なにしろ彼の目はサカナの目、最初っから死んだ目をしております(生気が無い!)。しかしそれこそがまさに狂四郎の魅力、雷蔵の研ぎ澄まされた棒読みセリフともあいまって、まさに生ける死神。さて今度の敵は・・・エロ将軍家斉の子、土門家武と、双子の妹・紫だっ!紫を演じる緑魔子が良い(個人的に)。部屋まで紫色という、安直にして不気味な設定、まさにアブノーマル度も急上昇。うん、緑魔子になら殺されてもいいかな。とは思わんけど。さて、狂四郎が出会った寺田農演じる薬師寺兵吾、実は狂四郎と同じ「黒ミサの子」なのだが、なぜか土門家に目をつけられており、今にも連行されそうに!しかしこれまた何故か、身代わりに狂四郎が連行されてしまう!「十九の若造よりはオレの方がイジメ殺すにしても手間がかかって面白かろう」なかなか言えるセリフじゃないよ。しかし、だからと言って土門家の手下も何故狂四郎を連行するんだろうね、意味不明。まあいいんですけどね。空には不気味な鳴き声を上げるカラスが飛び交い・・・って言っても何故か合成映像。着いた先の土門屋敷もなんかヘン。いきなり色仕掛けの紫、これは当然効果なし。続いて登場する、紫の手下のクモデとかいうタコ入道、棍棒振り回し威勢はよいが、あんまし強そうじゃないなあ。土門家の裏には何故か決闘場のごとき気の効いたスペースが!? 狂四郎VSタコ入道! ええと、まだ映画の半分も語ってませんが、まあ、全編こんな感じです。雷蔵ならではの「無駄のないチャンバラ」が堪能できます。マカロニ時代劇です。ハイ。
6点(2004-07-17 00:23:02)(笑:1票)
26.  ねらわれた学園(1981) 《ネタバレ》 
大林監督が亡くなったということで、追悼企画として何ぞテレビ放送があるだろうと思ったら、いやはや、よりによって『ねらわれた学園』を放送してくるとは、何というチョイス・・・しかし、では大林作品の中で代わりに何を放送したらよかったのか、と言われても、正直、心当たりは無いんですけどね。 アイドル映画は安っぽくてよい、というより、アイドル映画たるもの安っぽくなければならぬ、という流れを作った、ある種エポックメイキングな作品ではあります。アイドル映画の魂は非日常感・非現実感にあり、ってことなんでしょうが、しかし見ている側としては、このムチャクチャな特殊効果と素っ頓狂なカメラワーク(冒頭のコマ落としだとか、剣道場の地べたを走りまわるカメラだとか)を、「非現実感覚」と捉えてよいのか、単なる「激安風味」と捉えてよいのか。まさに両者紙一重。ヘンテコなカーチェイスもどき&クラッシュシーンが唐突に挿入されるあたりにも、夢と安さが炸裂しています。 公園で主人公たちが会話する場面、カメラは彼らそっちのけで、公園につどう若者たちやジャズバンド(何でこんなところで演奏してるの?)ばかりを追いかけて、おいおい、撮っている側が全然会話に興味ないんじゃないの、と。作り手は撮るのを楽しんでるけど、その分、ストーリーがそっちのけ。そっちのけというより適当。というより迷走。 物語は原作のジュブナイル小説からだいぶ改変されていて、「主人公の関クンが準主役にまわって、薬師丸演じる女子学生が物語の中心」なんてのは序の口中の序の口。高見沢みちるが転校生という設定に変えられたのは悪くないけれど、彼女をクラスに紹介する際の教師のセリフが「突然、我が校に転校することになった」ってもヘン。だけどこれも序の口。敵の総帥・京極クンの代わりに登場する峰岸徹、これがもう、目も当てられないナゾの銀ラメ男。こんなムチャクチャやって、原作者に怒られても知らないぞ、と言いたいところだけど、肝心のマユタク先生自身が作品に出演されているので、完全にお墨付きなワケです。大らかというか、何というか。 で、何だかワケのわからないこの峰岸星人、いったい何者かと思ったら、「はるかかなたの金星からやってきた」だってさ。まさかそんなご近所さんだったとは。ここまで姿かたちが浮世離れしてるんだったら、いっそガミラス星かどこかもっと遠くの星から来てて欲しかったぞ。 映画後半、峰岸星人が上半身裸になると、お腹には巨大な眼が描かれていて、さらには画面にさまざまな色彩の光があふれる。どうやらコレ、要するに、大林版「2001年宇宙の旅」なんだなあ、と。 そういう理解でよいのかどうか。 あと、どうでもいいですけど、出演者の中に、大林監督の娘さんもいましたね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-04-29 20:48:21)
27.  ネバーエンディング・ストーリー
この映画、いかにも子供に媚びた感じがして、昔から好きになれないのですが、まあそれを言っちゃ身も蓋もない。しかし、自分の子供たちにこの作品を見せるとなると、「ああ、子供を喜ばせるために本当に頑張ってるよなあ」としみじみ思ってしまう。この手作り感のある特殊効果が、つくづくそう思わせるのです。でもやっぱり、予想通りと言いますか、子供たちの食い付きがあまりよろしくない(『タワーリング・インフェルノ』なんてもう食いつきまくり、もう一度見せろと何度言われたか)。親の立場からすれば、「大人がせっかく楽しい映画作ってるんだから、もっと喜んであげればいいのに」とか思っちゃうのですが。まあ、冒険モノではあるのですが、エピソードの羅列みたいな面があり、その場その場を楽しく見せようとする半面、映画全体を通して引っ張っていく力は、やはり乏しいかな。あと、自分が大人になってから見ると・・・「夢を忘れちゃいけない」みたいな事言われてもさ、結局のところ、「夢を見ること」と「現実を見ること」では、子供には勿論のこと大人にとっても「現実を見ること」の方が実は難しい。まともに「現実を見る」ことができずに、夢にばかり流されている人がたくさんいる訳です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-12 11:14:52)
28.  ネメシス/S.T.X
『ギャラクシー・クエスト』“以降”、ということをシミジミ感じてしまう訳で、変なメーキャップの変な宇宙人が出てくるのを見ると、どうにも哀愁を感じてしまう。誰もすき好んでこんなメークしてる訳じゃなかろうに、とか。とは言えワタシ、そもそもこの『新スタートレック』とやら、全然知らないもんで、“以前”も“以降”もないんですけどね、あははは。ついでに言うと旧シリーズとかその他一切合財、すべて知らないんですけどね、えへへへ。熱狂的なファンが身の回りに結構居たりして、閉口するのです。と言う訳で、本作、「いきなり何でこんなオッサンとオバハンの結婚なんか見せられなきゃならんのよ~」とか思ってしまうのですが、きっと、ファンにはたまらないエピソードなのでしょう。船長が若い頃から禿げてたとか、アンドロイド少佐に兄弟がいたとか、この辺りもきっと、ファンにはたまらないネタなのでしょう。きっとこの映画が楽しめるのでしょう。ああうらやましい(笑)。ワタシは、そういうファンの気持ちを想像して楽しむことにいたします、はい。・・・それにしても、宇宙船ってのは、敵の攻撃を受けたとたん、コックピットにやたらと火花が飛び散りまくるのだけど、これだけの科学力があるのならもう少し安全対策を施しておけないないもんですかねえ。面白いからいいけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-13 22:10:07)
29.  眠狂四郎 多情剣
すんません、どうもこの映画は何が言いたいのやら(って、別に何かが言いたくて本シリーズを作ってるとは思いませんけどね)。菊姫との再対決がテーマなので、細かい設定やら何やらすっとばしてテンポよく進みます。とにかく、「犬も歩けば棒にあたる」式に、狂四郎が歩けばとりあえず刺客が襲ってくる。だもんで、全体を通して振り返ると、何だか襲われ襲われの繰り返しで映画がいつの間にやら始まっていつの間にやら終わってしまった印象。う~、も少しメリハリが欲しい。ところで超プレイボーイの狂四郎だが、意外な弱点が。いやあ、まさかあんなブサイクな少女に弱かったとは。意外意外。冒頭、風俗店の呼び込みに敢え無く引っかかる狂四郎(たまたまその風俗店が目的地だったから良かったが)。そこで出会った少女を助け出すこの優しさ。なんでこの娘にはこんなに優しいのか。解せん。中盤のシーンのところどころでは、いつもの「狂四郎メイク」をし忘れてるんじゃなかろうか、と思えてしまうほど、優しい表情が垣間見える。そこに狂四郎の深い人間性を認めることができるのである(←大袈裟だっての)。いやあ、それにしてもこんなハッピーエンドでいいのだろうか? 素直にハッピーエンドを喜べない自分が、そこにいる。
5点(2004-09-12 00:28:21)
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