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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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21.  眠狂四郎 悪女狩り
雷蔵晩年ということもあってか、殺陣が少ない、いやそもそも狂四郎の出番自体が少なく、なんとも物足りないのであります。それを埋め合わせるため、完全にエログロに走っちゃってます。これは、好感が持てますね、うひょうひょ。モーリス・ベジャールも真っ青のヘンテコ舞踏集団の舞など、ただでも短い映画なのに間を持たせようと一生懸命、このサイケ調のノリは、狂四郎版『ゴジラ対ヘドラ』とでも言えましょうか。雷蔵の代わりに映画を盛り上げようと一生懸命奔走するニセ狂四郎、バレバレの仮面姿が不気味だが、これがまたホンモノ狂四郎よりもしっかりとエロく、いやこちらの方が余程狂四郎らしい。しかし結局、本作の結論は、「狂四郎はふたりは要らない」という、非常にまっとうなものでした。確かにこんなヒトが二人もいたら、大変ですね。でもそのせいで、雷蔵が他界したら、シリーズおしまい。寂しいですね。寂しいと言えば、最終作が「円月vs円月」という、シリーズ別作品の蒸し返しだったのも、寂しいなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-18 22:01:23)(良:1票)
22.  眠狂四郎 無頼剣
いやはや、実にハードボイルドなる一本。「断っておくがワシはマトモな人間ではない」とのたまう狂四郎様。なーにをおっしゃるんですか、シリーズ他作品に比べりゃ相当マトモでっせ。何しろ、全然スケベじゃない。まさか別人、このヒト本当に大塩格之助だったりして、ウヒョヒョ。←というわけで、狂四郎の人違いに始まり、裏には裏のある、なかなかに奥の深いストーリーが、紙芝居のごとき場面転換、モンタージュ風のカット挿入によって、実に小気味よく進められていきます。一方、じっくり見せるところはじっくりと。この緩急の心地よさ、まさに快作と言ってよいでしょう。さて今回の敵は、天知茂演じるところの明智小五郎、じゃなかった、ニヒルなテロリスト・愛染。ちなみにワタシの知り合いで、「眠狂四郎シリーズってたしか、敵役は毎回、天知茂が演じてたんじゃなかったっけ?」などというワケの解らない勘違いをしている人がおりました。こんな勘違いが生じるくらいだから、まさに本作の天知茂はシリーズ屈指の印象深い敵役と言ってよい、のかどうか(???)。円月vs円月という、何かヘンテコな儀式のようなクライマックスに続く、どこか悲しさと虚しさが漂うラスト、脱帽であります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-28 23:41:13)(良:2票)
23.  眠狂四郎無頼控 魔性の肌
ウヒャー成田三樹夫がエライことになってるぅ~。必見です。さて本作、もしも濡れ場をイチイチ丁寧に描いていたらほとんどポルノになってしまいそうな、アヤしい展開。そしてアブノーマルな雰囲気。狂四郎の出生の秘密が描かれる冒頭の黒ミサ儀式からすでに、ショッカーの秘密基地かなにかのよう。ストーリーは、金のマリア像を狙う黒指党と、彼らの襲撃から像を守る狂四郎の活躍!のハズだけど、実際にはマリア像なんかそっちのけで狂四郎は単独行動、そしてバレバレの罠を狂四郎にかけてくる黒指党。狂四郎がマリア像を持ってないことは知ってるくせになぜ狂四郎を斬ろうとするのか?この中盤が、ほとんどショートコント集にしか思えませんでした、ははは。この映画、狂四郎の「心の成長」を描いているのがヘンと言えばヘン、見所と言えば見所。最初は(というか前々から?)女性をまるでモノのように扱う狂四郎。そのくせイジメの仲裁に入ったりするのがまたまたヘン。いいところだったのに止めるなっての(←アホか)。その、まるで女性の敵であった狂四郎が、後半、意外な(?)優しさに目覚めて行く。そしてラストの怒りの表情。しびれる~。映画全体に惜しげもなくちりばめられた名セリフ&迷セリフの数々も聞き逃せない。「血を流すには美しすぎる・・・」などなど、これまたシビレまくり~。狂四郎の宗教観も聞かせてもらえます。
[地上波(字幕)] 8点(2005-09-06 22:38:54)
24.  眠狂四郎 円月斬り
雷蔵の狂四郎メイクには正直、絶句してしまうこともあるのですが、この映画の雷蔵、ホントにカッチョいい。セクシー! しかし、この映画の見所はむしろ、狂四郎を取り巻く人たちの人間模様。そう、これは、各々が暗い背景を持ち、各々が狂四郎に複雑な想いを抱く人々の、壮大かつ重厚な人間ドラマである。と、そこまで言うとウソになるが、しかし実際、この映画にはそういう、本来感じてはイケナイ「厚み」を感じましたよ、いひひひ。そしてストーリー進行の合間に一応挟まるアクションが映画をビミョーに引き締める。石階段での死闘は必見です。何しろ、ワケがワカラン(あはは)。ラストは、むさ苦しい男に「おら、おめえさんのことが好きダ」と告白され、少し焦りの表情を見せつつも、死地に赴く雷蔵の姿、実にシビレました。ちびっこハウスを後にする伊達直人をつい思い出しちゃいましたよ。そうか、狂四郎はタイガーマスクだったのか。これでエロくなければいい人なんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-27 01:20:36)(笑:1票)
25.  猫の恩返し
ハイ、先程の金ロー、ワタシもつい観ちゃいました。いや~いいじゃないですか。イマドキの女子高生なんて、もし猫がしゃべるのを目撃したら、「なにこれ~超キモーイ」とか言ってオシマイでしょう。しかしそんな事は言わないハルちゃん。実に爽やか。おいおい、もっと驚けよ、とは思うけど、これはこれで話が早くてよいです、うふふ。ストーリーは、特に後半、シッチャカメッチャカでしたが、不思議で楽しい世界でありました。最後の落下シーンなんて、本家宮崎アニメに負けないほどの鮮やかさ、まことに天晴れ。あと、丹波哲郎は、明らかに地で演じてましたね。
[地上波(字幕)] 7点(2005-08-27 00:50:17)(良:1票)
26.  眠狂四郎 殺法帖
あははは、↓「気さくで明るすぎる狂四郎」、そうですね。口数がやたら多いし、笑顔は冷たく無いし、化粧(?)も薄いし、髪型もわりとマトモ、円月殺法では刀の残像も出ない。エキセントリックなところが少なく、なーんや、市川雷蔵ってけっこう男前やんか、と気づかせてくれます(何を今さら。でも後のシリーズを見ると、キツいのありますからねえ)。しかし、やたら大声の独り言、やたらキザなセリフなどは、すでに健在。いやあ、楽しいなあ。ストーリーの方は、癖のある人物を何人も配置して変化をつけ、先を読ませません。だが、残念ながら、先が読めないのも道理、さっぱりまとまりがなくバラバラのまま終わっちゃった感じ。クライマックスもあまり盛り上がらず(バックには謎のような風の音が!)、変なカンフー坊主との一騎討ちも冴えないなあ。映画の軸になるのは、玉緒ちゃんとのロマンスなんでしょうが、映画のラストがコレでは、『女王陛下の狂四郎』とでも呼びたくもなり、あわや、1作のみで降板、なんてことにもなりかねない? まあ、まだハメのハズしかたを模索中の映画、ってな感じですかね。 ところで、音楽の一部が、どうもストラヴィンスキー『春の祭典』にソックリに聴こえるのですが????
6点(2005-01-05 22:44:21)(良:2票)
27.  眠狂四郎 多情剣
すんません、どうもこの映画は何が言いたいのやら(って、別に何かが言いたくて本シリーズを作ってるとは思いませんけどね)。菊姫との再対決がテーマなので、細かい設定やら何やらすっとばしてテンポよく進みます。とにかく、「犬も歩けば棒にあたる」式に、狂四郎が歩けばとりあえず刺客が襲ってくる。だもんで、全体を通して振り返ると、何だか襲われ襲われの繰り返しで映画がいつの間にやら始まっていつの間にやら終わってしまった印象。う~、も少しメリハリが欲しい。ところで超プレイボーイの狂四郎だが、意外な弱点が。いやあ、まさかあんなブサイクな少女に弱かったとは。意外意外。冒頭、風俗店の呼び込みに敢え無く引っかかる狂四郎(たまたまその風俗店が目的地だったから良かったが)。そこで出会った少女を助け出すこの優しさ。なんでこの娘にはこんなに優しいのか。解せん。中盤のシーンのところどころでは、いつもの「狂四郎メイク」をし忘れてるんじゃなかろうか、と思えてしまうほど、優しい表情が垣間見える。そこに狂四郎の深い人間性を認めることができるのである(←大袈裟だっての)。いやあ、それにしてもこんなハッピーエンドでいいのだろうか? 素直にハッピーエンドを喜べない自分が、そこにいる。
5点(2004-09-12 00:28:21)
28.  眠狂四郎 人肌蜘蛛
プロレス中継で、一方の選手が攻め込まれグロッキーになっている時、解説者が必ず言うセリフ「いや、でもまだ目は死んでませんよ!」。この後の反撃を期待している訳ですね。しかしこれにまったく当てはまらないのが眠狂四郎、なにしろ彼の目はサカナの目、最初っから死んだ目をしております(生気が無い!)。しかしそれこそがまさに狂四郎の魅力、雷蔵の研ぎ澄まされた棒読みセリフともあいまって、まさに生ける死神。さて今度の敵は・・・エロ将軍家斉の子、土門家武と、双子の妹・紫だっ!紫を演じる緑魔子が良い(個人的に)。部屋まで紫色という、安直にして不気味な設定、まさにアブノーマル度も急上昇。うん、緑魔子になら殺されてもいいかな。とは思わんけど。さて、狂四郎が出会った寺田農演じる薬師寺兵吾、実は狂四郎と同じ「黒ミサの子」なのだが、なぜか土門家に目をつけられており、今にも連行されそうに!しかしこれまた何故か、身代わりに狂四郎が連行されてしまう!「十九の若造よりはオレの方がイジメ殺すにしても手間がかかって面白かろう」なかなか言えるセリフじゃないよ。しかし、だからと言って土門家の手下も何故狂四郎を連行するんだろうね、意味不明。まあいいんですけどね。空には不気味な鳴き声を上げるカラスが飛び交い・・・って言っても何故か合成映像。着いた先の土門屋敷もなんかヘン。いきなり色仕掛けの紫、これは当然効果なし。続いて登場する、紫の手下のクモデとかいうタコ入道、棍棒振り回し威勢はよいが、あんまし強そうじゃないなあ。土門家の裏には何故か決闘場のごとき気の効いたスペースが!? 狂四郎VSタコ入道! ええと、まだ映画の半分も語ってませんが、まあ、全編こんな感じです。雷蔵ならではの「無駄のないチャンバラ」が堪能できます。マカロニ時代劇です。ハイ。
6点(2004-07-17 00:23:02)(笑:1票)
29.  ネバーセイ・ネバーアゲイン
晩年の馬場プロレスみたいなもんで、コネリー=ボンドが観られる事自体がまず幸せではあるのですが中身もなかなかのもんです。米映画ですが、アクション、ユーモア、キャスティング、すべて本家に負けてません。バーバラ・カレラが殺し屋。怖い。ところで、この映画のタイトルは、S.コネリーの奥さんの言葉だとか(「もうやらへん、なんて言わんといて!」)。
7点(2003-07-06 13:08:07)
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